(Translated by https://www.hiragana.jp/)
山本晋輔

山本やまもと晋すすむ輔

やまもと・しんすけ
[English] / [Korean]

last update: 20170508

・立命館大学りつめいかんだいがく大学院だいがくいん先端せんたん総合そうごう学術がくじゅつ研究けんきゅう科か

■学歴がくれき・職歴しょくれき
2002年ねん4月がつ　京都工芸繊維大学きょうとこうげいせんいだいがく工芸こうげい学部がくぶ造形ぞうけい工学科こうがっか　入学にゅうがく
2006年ねん3月がつ　京都工芸繊維大学きょうとこうげいせんいだいがく工芸こうげい学部がくぶ造形ぞうけい工学科こうがっか　卒業そつぎょう
2008年ねん4月がつ　京都工芸繊維大学きょうとこうげいせんいだいがく大学院だいがくいん造形ぞうけい工学こうがく研究けんきゅう科か造形ぞうけい工学こうがく専攻せんこう博士はかせ前期ぜんき課程かてい　入学にゅうがく
2008年ねん3月がつ　京都工芸繊維大学きょうとこうげいせんいだいがく大学院だいがくいん造形ぞうけい工学こうがく研究けんきゅう科か造形ぞうけい工学こうがく専攻せんこう博士はかせ前期ぜんき課程かてい　修了しゅうりょう　【建築けんちく計画けいかく】
2008年ねん4月がつ　立命館大学りつめいかんだいがく大学院だいがくいん先端せんたん総合そうごう学術がくじゅつ研究けんきゅう科か先端せんたん総合そうごう学術がくじゅつ専攻せんこう一貫いっかん制せい博士はかせ課程かてい　3年ねん次じ転入てんにゅう学がく
2012年ねん3月がつ　立命館大学りつめいかんだいがく大学院だいがくいん先端せんたん総合そうごう学術がくじゅつ研究けんきゅう科か先端せんたん総合そうごう学術がくじゅつ専攻せんこう一貫いっかん制せい博士はかせ課程かてい　修了しゅうりょう　【社会しゃかい学がく】
2012年ねん8月がつ　建築けんちく設計せっけい事務所じむしょ
2017年ねん5月がつ　立命館大学りつめいかんだいがく衣笠きぬがさ総合そうごう研究けんきゅう機構きこう客員きゃくいん協力きょうりょく研究けんきゅう員いん

■学位がくい・資格しかく
修士しゅうし(工学こうがく)・博士はかせ(学術がくじゅつ)
一級いっきゅう建築けんちく士し

■受賞じゅしょう
◆チームALS-D　2009年度ねんどグッドデザイン賞しょう「ダンススタジオ兼けんALS患者かんじゃ独居どっきょ住宅じゅうたく [スペースALS-D]」
（領域りょういき／分類ぶんるい：ネットワーク領域りょういき　パブリックコミュニケーション）

■論文ろんぶん
◆2012/03/31　山本やまもと晋すすむ輔　「医療いりょう的てきケアを要ようする重度じゅうど身体しんたい障害しょうがい者しゃの住じゅう生活せいかつ実態じったい――家族かぞくの支援しえんがない独居どっきょALS患者かんじゃの事例じれいを対象たいしょうとして――」　『Core Ethics』8,　p.397　PDF
◆2011/03/31　山本やまもと晋すすむ輔　「独居どっきょALS患者かんじゃの病状びょうじょう進行しんこう過程かていにおける住じゅう生活せいかつ実態じったいと諸しょ課題かだい」
　『Core Ethics』vol.7:311-321 [PDF]
◆2010/03/31　山本やまもと晋すすむ輔　「重度じゅうど身体しんたい障害しょうがい者しゃの居住きょじゅう支援しえん――単身たんしんALS 罹病りびょう者しゃの転居てんきょ事例じれいを通とおして」
　『Core Ethics』vol.6:451-460 [PDF]
◆2009　阪田さかた弘一こういち・山本やまもと晋すすむ輔・中院なかのいん麻央まお　「重度じゅうどALS患者かんじゃの在宅ざいたく独居どっきょ空間くうかんの整備せいび手法しゅほうに関かんする研究けんきゅう――自主じしゅ工事こうじによる改修かいしゅう住宅じゅうたく2事例じれいでの住すみ替かえ実態じったいを通とおして」
『住宅じゅうたく総合そうごう研究けんきゅう財団ざいだん研究けんきゅう論ろん文集ぶんしゅう』36:237-246
◆2009/02/25　山本やまもと晋すすむ輔　「独居どっきょALS患者かんじゃの在宅ざいたく移行いこう支援しえん（３）――二に〇〇八はち年ねん七なな月がつ」
　『生存せいぞん学がく』1:201-217
◆2008/05/23　山本やまもと晋すすむ輔・森田もりた孝夫たかお・阪田さかた弘一こういち・高木たかぎ真人まさと　「5047 在宅ざいたくALS患者かんじゃおよび介助かいじょ者しゃの生活せいかつ実態じったいと住じゅう要求ようきゅう : 重度じゅうどALS患者かんじゃのための在宅ざいたく独居どっきょ空間くうかん整備せいびに関かんする研究けんきゅうその1(建築けんちく計画けいかく)」
『日本にっぽん建築けんちく学会がっかい近畿きんき支部しぶ研究けんきゅう報告ほうこく集しゅう　計画けいかく系けい』48:185-188
◆2007/05/22　山本やまもと晋すすむ輔・森田もりた孝夫たかお・阪田さかた弘一こういち・高木たかぎ真人まさと　「5043 コンバージョンによる市民しみん劇場げきじょうの計画けいかく上じょうの留意りゅうい点てんについて : 京都きょうと芸術げいじゅつセンターと金沢かなざわ市民しみん芸術げいじゅつ村むらにおける劇団げきだんの利用りよう実態じったいをもとに(建築けんちく計画けいかく)」
『日本にっぽん建築けんちく学会がっかい近畿きんき支部しぶ研究けんきゅう報告ほうこく集しゅう　計画けいかく系けい』47:169-172
⇒掲載けいさい：京都きょうと芸術げいじゅつセンターHP内うちコンテンツ【視察しさつ・見学けんがく】

■学会がっかい報告ほうこく／その他た報告ほうこく・講演こうえんなど

□2016

◆2016/10/1,15　山本やまもと晋すすむ輔　「街まち中ちゅうの戸建こだてに――家いえの中なかにイエをつくる――　ヘルパーの支援しえんを受うけながら一人ひとりですむKさんの家いえの改修かいしゅう計画けいかく、建築けんちくで考かんがえる様々さまざまな『個別こべつ支援しえん』を3Dモデルでわかりやすく解説かいせつ」
知的ちてき障害しょうがい者しゃの住すまいを考かんがえる　於：AP大阪おおさか駅前えきまえ梅田うめだ1丁目ちょうめAPホールII（10月がつ1日にち）、於：AP東京とうきょう八重洲やえす通どおりAホール（10月がつ15日にち）(⇒ ＨＰ)

□2011

◆2011/11/26　山本やまもと晋すすむ輔　「独居どっきょALS 患者かんじゃの病状びょうじょう進行しんこう過程かていにおける住じゅう生活せいかつ実態じったいと諸しょ課題かだい」第だい16回かい難病なんびょう看護かんご学会がっかい学術がくじゅつ集会しゅうかい, 昭和大学しょうわだいがく医学部いがくぶ附属ふぞく看護かんご専門せんもん学校がっこう. （ポスター発表はっぴょう）
◆2011/06/05　山本やまもと晋すすむ輔　「独居どっきょALS患者かんじゃの病状びょうじょう進行しんこう過程かていにおける住じゅう生活せいかつ実態じったいと諸しょ課題かだい」
　第だい25回かい日本にっぽん地域ちいき福祉ふくし学会がっかい大会たいかい　於：東洋大学とうようだいがく白山はくさんキャンパス
◆2011/06/05　堀田ほった義太郎よしたろう・山本やまもと晋すすむ輔・長谷川はせがわ唯ゆい
　「情報じょうほうコミュニケーション技術ぎじゅつ（ICT）支援しえんの諸しょ特徴とくちょうと制度せいど化かの課題かだい」
　第だい25回かい日本にっぽん地域ちいき福祉ふくし学会がっかい大会たいかい　於：東洋大学とうようだいがく白山はくさんキャンパス

□2010

◆2010/08/28　山本やまもと晋すすむ輔・長谷川はせがわ唯ゆい・堀田ほった義太郎よしたろう　「重度じゅうど身体しんたい障害しょうがい者しゃのITコミュニケーション支援しえん」
　第だい15回かい難病なんびょう看護かんご学会がっかい学術がくじゅつ集会しゅうかい　於：山形やまがた県立けんりつ保健ほけん医療いりょう大学だいがく

□2009

◆2009/10/11 山本やまもと晋すすむ輔　「重度じゅうど障害しょうがい者しゃの自立じりつ生活せいかつの支援しえん」地域ちいき生活せいかつを考かんがえるⅠ　於：京都きょうと永原ながはら診療しんりょう所しょ
◆2009/09/26-27　山本やまもと晋すすむ輔　「重度じゅうど障害しょうがい者しゃの単身たんしん在宅ざいたく生活せいかつにおける住すまいの実態じったいと課題かだい」
　障害しょうがい学会がっかい第だい6回かい大会たいかい・報告ほうこく要旨ようし　於：立命館大学りつめいかんだいがく
◆2009/03/01　阪田さかた弘一こういち・山本やまもと晋すすむ輔　「スペースALS-D――介護かいご×ダンス×建築けんちく」
　国際こくさい研究けんきゅうフォーラム「ライフデザインと福祉ふくし(Well-being)の人類じんるい学がく」　於：立命館大学りつめいかんだいがく衣笠きぬがさキャンパス

□2008

◆2008/06/1　山本やまもと晋すすむ輔・仲なか口こう路子みちこ・長谷川はせがわ唯ゆい・北村きたむら健太郎けんたろう・堀田ほった義太郎よしたろう
　「ALS患者かんじゃの在宅ざいたく独居どっきょ移行いこう支援しえんに関かんする調査ちょうさ研究けんきゅう（1）――重度じゅうどALS患者かんじゃのための在宅ざいたく独居どっきょ空間くうかん整備せいびに関かんする研究けんきゅう」
　第だい22回かい日本にっぽん地域ちいき福祉ふくし学会がっかい大会たいかい　於：同志社大学どうししゃだいがく
◆2008/06/1　堀田ほった義太郎よしたろう・渡邉わたなべあい子こ・仲なか口こう路子みちこ・長谷川はせがわ唯ゆい・山本やまもと晋すすむ輔・北村きたむら健太郎けんたろう
　「ALS患者かんじゃの在宅ざいたく独居どっきょ移行いこう支援しえんに関かんする調査ちょうさ研究けんきゅう（2）――1分間ふんかん×24時じ間あいだタイムスタディに基もとづくケアニーズの把握はあく」
　第だい22回かい日本にっぽん地域ちいき福祉ふくし学会がっかい大会たいかい　於：同志社大学どうししゃだいがく
◆2008/06/1　仲なか口こう路子みちこ・長谷川はせがわ唯ゆい・山本やまもと晋すすむ輔・北村きたむら健太郎けんたろう・堀田ほった義太郎よしたろう
　「ALS患者かんじゃの在宅ざいたく独居どっきょ移行いこう支援しえんに関かんする調査ちょうさ研究けんきゅう（3）――在宅ざいたく移行いこうの困難こんなん」
　第だい22回かい日本にっぽん地域ちいき福祉ふくし学会がっかい大会たいかい　於：同志社大学どうししゃだいがく
◆2008/06/1　長谷川はせがわ唯ゆい・仲なか口こう路子みちこ・山本やまもと晋すすむ輔・北村きたむら健太郎けんたろう・堀田ほった義太郎よしたろう
　「ALS患者かんじゃの在宅ざいたく独居どっきょ移行いこう支援しえんに関かんする調査ちょうさ研究けんきゅう（4）――制度せいど的てき諸しょ問題もんだい」
　第だい22回かい日本にっぽん地域ちいき福祉ふくし学会がっかい大会たいかい　於：同志社大学どうししゃだいがく
◆2008/11/17　山本やまもと晋すすむ輔（代表だいひょう）・長谷川はせがわ唯ゆい
　「独居どっきょALS患者かんじゃの住環境じゅうかんきょう整備せいびにおける現状げんじょうと課題かだい」(ポスター発表はっぴょう)　
　第だい8回かい日にち韓かん中ちゅう住居じゅうきょ問題もんだい国際こくさい会議かいぎ・プレシンポジウム　於：立命館大学りつめいかんだいがく

■フィールドワーク
◇地域ちいき生活せいかつを考かんがえる会かい　（2007年ねん4月がつ～2009年ねん8月がつ）

■参加さんかしているプロジェクト

◆ＩＴ事業じぎょう部ぶ「スイッチ研けん」　2008年度ねんどから2012年度ねんど
◆グローバルCOEプログラム「生存せいぞん学がく」創成そうせい拠点きょてん院生いんせいプロジェクト
「難病なんびょうの生存せいぞん学がく研究けんきゅう会かい」　研究けんきゅうメンバー 2008年度ねんど

■作品さくひん
◆2008/6　スペースＡＬＳ－Ｄ
（参考さんこう）甲きのえ谷たに匡ただし賛さん（生存せいぞん学がくＨＰ内ない・人ひと）
◆2007/5　伊丹いたみの長屋ながや
（参考さんこう）佐藤さとうミチヒロ（ＨＰ）

>TOP

■研究けんきゅう計画けいかくの評価ひょうか書しょより（2008.5 立岩たていわ）

　　「私わたしは社会しゃかい学者がくしゃをしており、建築けんちく家かはおおむね尊敬そんけいしてしまうという以外いがい、建築けんちくのことは知しらない。ただ、申請しんせい者しゃがこの１年ねん余あまり集中しゅうちゅう的てきに関かかわってきた人ひとたちの関かかわりは、私わたしにもいくらかある。『ＡＬＳ――不動ふどうの身体しんたいと息いきする機械きかい』（医学書院いがくしょいん、2004）という本ほんを書かいたことがあり、そんなこともあって、京都きょうとでも市内しない在住ざいじゅうのＡＬＳの人ひとが病院びょういんから出でて、その後ごの生活せいかつを営いとなんでいくのをいろいろな人ひとが手伝てつだうというできごとにすこし関かかわることになったのだ。その中なかに町家まちやを改築かいちくしてそこに住すんでしまおうという話はなしが持もち上あがり、京都工芸繊維大学きょうとこうげいせんいだいがくの阪田さかた弘一こういちさんが設計せっけい・施工しこうを担当たんとうし、手弁当てべんとうで尽力じんりょくしてきた。
　　申請しんせい者しゃは阪田さかた研究けんきゅう室しつの院生いんせいとしてその企画きかくの最初さいしょから関かかわり、そして現在げんざいもこの応募おうぼ書類しょるいよりも改築かいちく工事こうじをはるかに優先ゆうせんするといった姿勢しせいで熱心ねっしんに取とり組くんでいる。さらに申請しんせい者しゃは、その場ばを一ひとつの調査ちょうさ地ちとして展開てんかいされた居住きょじゅう環境かんきょうや介護かいご・医療いりょう等とうの制度せいど・実際じっさいを巡めぐる調査ちょうさ研究けんきゅう――それに私わたしたちの研究けんきゅう科か・ＣＯＥ生存せいぞん学がく創成そうせい拠点きょてんの院生いんせい・ＰＤが加くわわった――に参加さんかし、各地かくちのＡＬＳの人ひとの居宅きょたくを見みてまわりもした。調査ちょうさ報告ほうこくも行おこなっている。こんなことあって申請しんせい者しゃは、雑多ざったな出自しゅつじの院生いんせいが集あつまる――しかし人文じんぶん社会しゃかい医療いりょう看護かんご福祉ふくし系けいの人ひとが多おおく、工学こうがく建築けんちく系けいは申請しんせい者しゃが初はじめての――研究けんきゅう科かに３年ねん次じ入学にゅうがくし、さらに研究けんきゅう活動かつどうを展開てんかいしようということになった。
　　私わたしたちの研究けんきゅう科か・ＣＯＥ拠点きょてんは申請しんせい者しゃの研究けんきゅうにとって適てきした環境かんきょうである。雑多ざったな研究けんきゅう者しゃと院生いんせいがいるのだが、その相当そうとう部分ぶぶんが、当事とうじ者しゃ・関係かんけい者しゃ・研究けんきゅう者しゃとして直接ちょくせつに関係かんけいしたり人脈じんみゃくをもっていたりする。既すでに本ほん研究けんきゅう科かの院生いんせいとの共同きょうどうの学会がっかい報告ほうこくがいくつかある。そしてＣＯＥの企画きかくの一部いちぶに組くみ込こんである。なにより私わたしたちが申請しんせい者しゃの研究けんきゅうを楽たのしみにしている。
　　そしてこのテーマのおもしろさは、おおむね固定こてい的てきな物体ぶったい・建造けんぞう物ぶつを、刻々こくこくと変かわる身体しんたいにどのように応おうじさせるかということだと考かんがえる。それは世代せだいの交代こうたいとかそんなゆっくりした期間きかんのことではない。半年はんとし、１月がつの間あいだに身体しんたいは変かわっていく。どうするか。たんに一番いちばん重おもくなった場合ばあいを想定そうていして、ということではないはずだ。どんなことが必要ひつようであり可能かのうであるのか。そして身体しんたいの変容へんようはなにも神経しんけい難病なんびょうの人ひとたちに限かぎらない。年としをとっていく人ひとたちの多おおくもそんな経験けいけんをする。申請しんせい者しゃの研究けんきゅうは特別とくべつの対応たいおうに応おうじようとするとともに、汎用はんようの可能かのう性せいに開ひらかれている。申請しんせい者しゃの研究けんきゅうにおおいに期待きたいしている。［…］」

　＊阪田さかた弘一こういち：http://www.sangakuplaza.jp/page/163711

UP:20080425　REV:20080528, 1105, 20090211, 25, 0728, 20100409SW, 20130521, 20150526, 20161115, 20170503

◇Yamamoto, Shinsuke (English)　 ◇バリアフリー／ユニバーサルデザイン／アクセス／まちづくり　 ◇WHO　

TOP　HOME (http://www.arsvi.com)◇

山本やまもと 晋すすむ輔

山本やまもと晋すすむ輔