高円宮たかまどのみや杯はい JFA U-18サッカープレミアリーグ 2024WESTは6月がつ29日にち(土)どと30日にち(日)にちに第だい10節せつを実施じっし。トヨタスポーツセンター第だい2グラウンド（天然てんねん芝しば）では名古屋なごやグランパスU-18（愛知あいち）とサガン鳥栖とすU-18（佐賀さが）が対戦たいせんしました。

ピックアップマッチ

名古屋なごやグランパスU-18 1-3（前半ぜんはん0-2、後半こうはん1-1） サガン鳥栖とすU-18

前節ぜんせつを終おえた時点じてんで、3位いの名古屋なごやと2位いのサンフレッチェ広島さんふれっちぇひろしまF.Cユース（広島ひろしま）の勝かち点差てんさは「3」。DF青木あおき正宗まさむね選手せんしゅ（#4）が「勝かつか負まけるかによって、優勝ゆうしょう争あらそいに絡からめるか停滞ていたいするかの大事だいじな試合しあい」と口くちにする通とおり、名古屋なごやは今回こんかいの一いち戦せんの結果けっか次第しだいでは順位じゅんいが上昇じょうしょうする可能かのう性せいがありました。

先手せんてを取とって試合しあいを優位ゆういに進すすめたい名古屋なごやですが、先さきにスコアを動うごかしたのはアウェイの鳥栖とすでした。「日本にっぽんクラブユースサッカー選手権せんしゅけん （U-18）大会たいかいの予選よせんでさまざまなチャレンジをして大敗たいはいした。ゴールを奪うばう、ゴールを守まもるというところからリスタートした」と田中たなか智さとし宗むね監督かんとくが話はなすように、ボールを奪うばうと名古屋なごや守備しゅび陣じんの裏うらを狙ねらいます。すると、6分ふんにはMF山やま﨑遥稀まれ選手せんしゅ（#6）のフィードからFW新川しんかわ志こころざし音おん選手せんしゅ（#15）がゴールネットを揺ゆらしました。

この後のち、名古屋なごやが主導しゅどう権けんを握にぎる展開てんかいが続つづきましたが、鳥栖とすもプレミアリーグ初はつ出場しゅつじょうのGKエジケ唯ただ吹ヴィンセントジュニア選手せんしゅ（#41）が好こうセーブを見みせるなど、慌あわてずに対応たいおう。鳥栖とすは押おし込こまれながらも守備しゅび陣じんが粘ねばり強づよく体からだを張はると、37分ふんにはDF柿本かきもと優ゆう空そら選手せんしゅ（#13）が上あげたクロスボールのこぼれ球だまをFW谷たに大地だいち選手せんしゅ（#29）が押おし込こみ、リードを2点てんに広ひろげて試合しあいを折おり返かえします。

一方いっぽう、ホームで2点てんのビハインドを負おった名古屋なごやは、後半こうはんから反撃はんげきに出でます。47分ふん、グラウンダーのCKをDF伊澤いさわ翔しょう登とう選手せんしゅ（#2）が決きめて1点てん差さとし、なおも攻勢こうせいを強つよめようと試こころみます。対たいする鳥栖とすも受うけには回まわりません。後半こうはん途中とちゅうからFW鈴木すずき大だい馳はせ選手せんしゅ（#10）やMF森もり夲勢那な選手せんしゅ（#8）を投入とうにゅう。再ふたたび攻撃こうげきのギアを入いれ、追加ついか点てんを狙ねらいます。

迎むかえた80分ふん、鳥栖とすはMF池田いけだ季き礼れい選手せんしゅ（#24）がタメをつくってからDF岩村いわむら淳之介じゅんのすけ選手せんしゅ（#27）がクロスボールを送おくると、ゴール前まえにこぼれたボールに新川しんかわ選手せんしゅが詰つめ、チームにとって貴重きちょうな3点てん目めをマーク。名古屋なごやの隙すきを突ついた鳥栖とすがこのまま3-1で試合しあいを進すすめ、リーグ4勝しょう目めをつかみました。

監督かんとく・選手せんしゅコメント

三木みき隆司たかし 監督かんとく（名古屋なごやグランパスU-18）
力不足ちからぶそくでした。1失点しってん目めと2失点しってん目めは、危機きき察知さっちや予測よそくなど、個人こじんとして身みにつけるべき部分ぶぶんが足たりないと感かんじさせられる失点しってんでした。もったいないように見みえるかもしれませんが、練習れんしゅうへの取とり組くみが表あらわれたと捉とらえています。攻撃こうげきはテンポが少すこし遅おそかったように感かんじました。判断はんだんが遅おそく、判断はんだんを伴ともなわないプレーが多おおくてボールがスムーズにつながらない。特とくに前半ぜんはん、ゴールを意識いしきした中なかでの速はやい判断はんだんが少すくなかった点てんは課題かだいです。

DF #4 青木あおき正宗まさむね 選手せんしゅ（名古屋なごやグランパスU-18）
これまでは、良よい形かたちで試合しあいに入いれず、先制せんせいされることが多おおい中なか、最後さいごは勝かつことができていました。今日きょう、序盤じょばんに失点しってんしたときも、チーム全体ぜんたいに「大丈夫だいじょうぶだろう」という雰囲気ふんいきがありましたが、そこまで甘あまくありません。自分じぶんたちが集中しゅうちゅうを欠かいた瞬間しゅんかんを突つかれての失点しってんは反省はんせいすべきです。後半こうはん、1点てんを返かえせたことはプラスですが、自分じぶんたちは2点てん、3点てんを奪うばう力ちからがあります。今日きょうの反省はんせいを生いかし、次つぎの試合しあいに悔くやしさをぶつけます。

田中たなか智さとし宗むね 監督かんとく（サガン鳥栖とすU-18）
開始かいし早々そうそうに先制せんせい点てんが取とれたので、良よい流ながれで試合しあいに入いれました。追加ついか点てんも取とって良よい展開てんかいだったのですが、後半こうはんはもう少すこし2-0の時間じかんを長ながくしたかった。セットプレーから失点しってんし、苦くるしくなるかなと思おもっていたのですが、選手せんしゅたちが本当ほんとうに粘ねばり強づよく戦たたかってくれました。本当ほんとうに良よいゲームができました。ずっと失点しってんが多おおかった中なか、今こん節ふしも1失点しってんしたけれど、選手せんしゅが良よく頑張がんばってくれていたので成長せいちょうを感かんじました。

MF #6 山やま﨑遥稀まれ 選手せんしゅ（サガン鳥栖とすU-18）
この試合しあいから5バックを用もちいました。後うしろの人数にんずうはいるので、ボールを持もたれたらゴールを守まもりながら戦たたかおうと意思いし統一とういつしており、それが良よい守備しゅびにつながりました。高たかい位置いちでプレッシャーをかけて（相手あいてを）潰つぶせたので、ピンチも少すくなかったと思おもいます。名古屋なごやに押おし込こまれても崩くずされてはいなかったので、焦あせりも全まったくありませんでした。これまでの試合しあいは試合しあいの終盤しゅうばんに何なん度ども失点しってんしていたのですが、そこを修正しゅうせいできた点てんも収穫しゅうかくです。

その他たの試合しあい結果けっか

EAST
前橋まえばし育英いくえい高校こうこう 4-0（前半ぜんはん3-0、後半こうはん1-0） 鹿島かしまアントラーズユース
流通経済大学りゅうつうけいざいだいがく付属ふぞく柏かしわ高校こうこう 3-1（前半ぜんはん1-1、後半こうはん2-0） 昌平しょうへい高校こうこう
市立しりつ船橋ふなばし高校こうこう 0-3（前半ぜんはん0-0、後半こうはん0-3） 横浜よこはまFCユース
柏かしわレイソルU-18 0-1（前半ぜんはん0-0、後半こうはん0-1） 尚なお志こころざし高校こうこう
川崎かわさきフロンターレU-18 2-1（前半ぜんはん0-0、後半こうはん2-1） 青森あおもり山田やまだ高校こうこう
FC東京とうきょうU-18 2-1（前半ぜんはん1-1、後半こうはん1-0） 大宮おおみやアルディージャU18

WEST
神村学園かみむらがくえん高等こうとう部ぶ 5-1（前半ぜんはん3-1、後半こうはん2-0） 鹿児島かごしま城西じょうさい高校こうこう
ヴィッセル神戸こうべU-18 1-1（前半ぜんはん0-0、後半こうはん1-1） 帝京ていきょう長岡ながおか高校こうこう
静岡しずおか学園がくえん高校こうこう 1-8（前半ぜんはん0-4、後半こうはん1-4） 大津おおつ高校こうこう
サンフレッチェ広島さんふれっちぇひろしまF.Cユース 2-0（前半ぜんはん1-0、後半こうはん1-0） 米子よなご北きた高校こうこう
東ひがし福岡ふくおか高校こうこう 0-1（前半ぜんはん0-0、後半こうはん0-1） ファジアーノ岡山おかやまU-18

高円宮たかまどのみや杯はい プレミアリーグ 大会たいかい公式こうしきX

大会たいかい期間きかん：2024年ねん4月がつ6日にち(土)ど～2024年ねん12月8日にち(日)にち
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