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2007年5-6月号

東京とうきょう都内とないのほとんどの最高さいこう24あいだ保障ほしょう  全国ぜんこく展開てんかいくにかんがかた

市町村しちょうそんにも勘違かんちがいがおお国庫こっこ負担ふたん基準きじゅんさい説明せつめい

5・6がつごう
2007.6.30

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2007ねん5-6がつごう    目次もくじ

   

4・・・・東京とうきょう都内とないのほとんどの最高さいこう24あいだ保障ほしょう
5・・・・うん動体どうたいうごきと全国ぜんこく展開てんかい
6・・・・くにうごき(ヘルパー制度せいど上限じょうげん撤廃てっぱい
7・・・・24あいだ利用りようしゃのサービス利用りようれい(15年度ねんど厚生こうせい労働省ろうどうしょう作成さくせい資料しりょう
9・・・・国庫こっこ負担ふたん基準きじゅん市町村しちょうそんでの計算けいさん方法ほうほう
10・・・移動いどう支援しえん事業じぎょう通年つうねん長期ちょうき通学つうがく通所つうしょ可能かのう市町村しちょうそん
11・・・精神せいしん障害しょうがいしゃ移動いどう支援しえん各地かくち利用りようすす
11・・・厚生こうせい労働省ろうどうしょう障害しょうがい程度ていど区分くぶん勉強べんきょうかい
12・・・不服ふふく審査しんさ使つかった交渉こうしょう各地かくち状況じょうきょう
14・・・介護かいご保険ほけん制度せいど保険ほけんしゃ受給じゅきゅうしゃ範囲はんいかんする有識者ゆうしきしゃ会議かいぎ報告ほうこく
16・・・CIL(自立じりつ生活せいかつセンター)をつくりたいほう
18・・・全国ぜんこくホームヘルパー広域こういき自薦じせん登録とうろく協会きょうかいのご案内あんない



東京とうきょう都内とないのほとんどの最高さいこう24あいだ保障ほしょう

 くに障害しょうがいケアマネジメント理念りねん自治体じちたい

 東京とうきょうには23の特別とくべつ福祉ふくし分野ぶんやおな基礎きそ自治体じちたい)と26のがあります(町村ちょうそん山間さんかん離島りとうのみに存在そんざい)。2003ねん支援しえん制度せいどはじまるまえにはさい重度じゅうど全身ぜんしんせい障害しょうがいしゃ1人ひとりらしがなかったが4わりほどあり、それらの自治体じちたいでは最高さいこう24あいだのヘルパー制度せいど存在そんざいしませんでした。現在げんざいでは、2326のほとんどで最高さいこう24あいだ365にち滞在たいざいがたヘルパー制度せいど実施じっしされています。
 自治体じちたいに24あいだ365にちのサービスをける障害しょうがいしゃが1めいいるだけで、市区しく町村ちょうそん障害しょうがい福祉ふくし担当たんとう職員しょくいんも、くに障害しょうがいヘルパー制度せいど理念りねん個々ここ障害しょうがいしゃわせて自立じりつした生活せいかつができるように支給しきゅう決定けっていおこなう。時間じかんすう上限じょうげんはない)を理解りかいして、さい重度じゅうど以外いがいのさまざまな障害しょうがいしゃにも、障害しょうがいヘルパー制度せいど理念りねんにのっとり、個々人ここじん自立じりつして生活せいかつできるような時間じかんすう決定けっていおこなうようになっています。
 たとえば、健常けんじょうしゃ家族かぞく同居どうきょ場合ばあいであっても、個々ここ家族かぞく状態じょうたいなどを自治体じちたい職員しょくいんがきちんと出向でむいていて、どのようなプランであれば生活せいかつができるか、適切てきせつ判断はんだんして支給しきゅう決定けっていおこなっています。さい重度じゅうど障害しょうがいしゃ健常けんじょうしゃ同居どうきょ家族かぞくが1めいだけの場合ばあい家族かぞく疾病しっぺい障害しょうがいっている場合ばあいなど、かなり長時間ちょうじかんのサービスをみとめる事例じれいてきています。
 自治体じちたい職員しょくいん平均へいきんねん異動いどうします。とくに、24あいだ滞在たいざいがたサービスを使つか障害しょうがいしゃてから3ねん以上いじょうたつと、障害しょうがい福祉ふくし担当たんとう職員しょくいんは、着任ちゃくにんしたときから「ヘルパー制度せいど上限じょうげんはない」「個々人ここじん状況じょうきょうおうじて支給しきゅう決定けっていできる」「自立じりつした生活せいかつができるように支給しきゅう決定けってい」の原則げんそく実務じつむなか日々ひびにすることになりますから、全員ぜんいん障害しょうがいケアマネジメントの理念りねん理解りかいするようになります。それによって、さい重度じゅうど以外いがいのすべての障害しょうがいしゃたいしても、おな原則げんそく適切てきせつ支給しきゅう決定けっていおこな自治体じちたいになっています。(ちゅう1)
 このような自治体じちたい変化へんかは、90年代ねんだいちゅうごろから東京とうきょうの24あいだ介護かいご保障ほしょう確立かくりつした一部いちぶ市部しぶ中心ちゅうしんられました。厚生省こうせいしょう障害しょうがいケアマネジメントをつくるにあたり、モデル市町村しちょうそんひとつに東京とうきょうの24あいだ介護かいご保障ほしょう確立かくりつしているえらんでつくっています。

うん動体どうたいうごきと全国ぜんこく展開てんかい

 当会とうかいでは、この実績じっせきもとに、東京とうきょう以外いがい全国ぜんこく各地かくちで、さい重度じゅうど全身ぜんしんせい障害しょうがいしゃ1人ひとりらしのヘルパー制度せいど交渉こうしょうのノウハウ支援しえんおこない、現在げんざいでは北海道ほっかいどうから九州きゅうしゅうまですべての地方ちほうで24あいだ365にち介護かいご保障ほしょうおこな市町村しちょうそん点在てんざいするようになりました。これらの市町村しちょうそんなかでも、ふるくから24あいだ保障ほしょうおこなっている市町村しちょうそんでは、さい重度じゅうど1人ひとりらしの障害しょうがいしゃ以外いがいにも、個々人ここじんおうじて適切てきせつなヘルパー時間じかんすう決定けっていしていく自治体じちたいになってきています。
 現在げんざい全国ぜんこく市町村しちょうそんすう平成へいせいだい合併がっぺいにより、1800市町村しちょうそんほどになっていますが、このすべての市町村しちょうそんさい重度じゅうど1人ひとりらしの障害しょうがいしゃ自立じりつ支援しえんおこない、24あいだ365にちのヘルパー制度せいどつくることで、日本にっぽん全国ぜんこくで、障害しょうがい重度じゅうど軽度けいど関係かんけいなく、家族かぞく状況じょうきょうにも関係かんけいなく、自立じりつした生活せいかつができるような支給しきゅう決定けっていおこなわれる自治体じちたいになるとおもいます。

ちゅう1)
 東京とうきょう都内とないでは障害しょうがいヘルパー制度せいど記事きじのとおりですが、介護かいご保険ほけん担当たんとうでは、「介護かいご保険ほけんはニーズのすべてをまかなうものではありません」「りないサービスは役所やくしょたよらず自己じこ責任せきにんで」といったかんがかた運営うんえいされており、ヘルパー制度せいどこまかい運用うんよう方法ほうほうについても、介護かいご保険ほけん障害しょうがい格差かくさしょうじています。そのなかでも、一部いちぶでは、介護かいご保険ほけん対象たいしょう年齢ねんれいになってから障害しょうがいった高齢こうれい障害しょうがいしゃでも、さい重度じゅうどで、健常けんじょうしゃ家族かぞくがいない場合ばあいや1めいしかいない場合ばあいなどは、障害しょうがいヘルパーの上乗うわのせで最高さいこう24あいだ365にちちかいサービスを決定けっていしているれいもあります。

くにうごき(ヘルパー制度せいど上限じょうげん撤廃てっぱい

 厚生省こうせいしょうは90ねんからヘルパー制度せいど上限じょうげん撤廃てっぱいし、94年度ねんどから2002年度ねんどまでは主管しゅかん課長かちょう会議かいぎで、毎年まいとしきびしい口調くちょう都道府県とどうふけんたいして、「障害しょうがいヘルパー制度せいどにいまだに上限じょうげんもうけている市町村しちょうそんがあるが、ただちに撤廃てっぱいさせること」などと指示しじしています。現在げんざいも、もちろんわらず、ヘルパー制度せいどには上限じょうげんがないことを毎年まいとしなんらかの方法ほうほう自治体じちたいたいして周知しゅうちしています。
 2003年度ねんどからは支援しえん制度せいどわり、ヘルパー制度せいど国庫こっこ補助ほじょ基準きじゅん導入どうにゅうされました(自立じりつ支援しえんほうでは国庫こっこ負担ふたん基準きじゅん)が、これは、個々人ここじん上限じょうげん規定きていしたものではなく、市町村しちょうそん全体ぜんたい国庫こっこ補助ほじょ上限じょうげんめるものです。厚生こうせい労働省ろうどうしょう自治体じちたいたいして、なん個々人ここじんのサービスに上限じょうげんはないし、国庫こっこ補助ほじょもつくと説明せつめいしています。(国庫こっこ補助ほじょ基準きじゅん個人こじん上限じょうげんがく勘違かんちがいして、それ以上いじょうのサービスをおこなうと市町村しちょうそん全額ぜんがく負担ふたんになると勘違かんちがいする市町村しちょうそん支援しえん制度せいどスタートの2003年度ねんどはたくさんあった)。
 ヘルパー利用りよう時間じかんおお障害しょうがいしゃのみにサービス提供ていきょうしていると、市町村しちょうそん全体ぜんたい国庫こっこ補助ほじょ基準きじゅん事業じぎょうがオーバーしますが、短時間たんじかんニーズの障害しょうがいしゃにも満遍まんべんなくサービスをしていれば、市町村しちょうそん全体ぜんたい国庫こっこ補助ほじょ基準きじゅん事業じぎょうがオーバーすることはありません(24あいだ365にちのサービス利用りようしゃがいても、市町村しちょうそんのヘルパー事業じぎょう全額ぜんがく国庫こっこ補助ほじょ対象たいしょうになる)。
 事実じじつ最高さいこう24あいだ365にちのサービスをおこなっている全国ぜんこく各地かくち市町村しちょうそんでは、東京とうきょう以外いがいでは1箇所かしょ国庫こっこ補助ほじょ基準きじゅん事業じぎょうがオーバーする事態じたいにはなっていません。(東京とうきょう都内とないでは4市区しくがオーバーしたが、これは東京とうきょうがいからさい重度じゅうど1人ひとりらしの障害しょうがいしゃ多数たすう転居てんきょしてきている地域ちいきのため。このような問題もんだいはあるので、つづこく国庫こっこ負担ふたん基準きじゅん改善かいぜん要望ようぼうちゅう)。
 厚生こうせい労働省ろうどうしょう支援しえん制度せいどスタートととも国庫こっこ補助ほじょ基準きじゅん導入どうにゅうしたのちでも、ヘルパー制度せいど上限じょうげんはないことや、障害しょうがいケアマネジメントの理念りねん周知しゅうちはかっています。つぎページの資料しりょうくに検討けんとうかい厚生こうせい労働省ろうどうしょう作成さくせい資料しりょう)では24あいだのサービス利用りよう事例じれい掲載けいさいしています。   (2ページさきつづく)

厚生こうせい労働省ろうどうしょう作成さくせい資料しりょう

  障害しょうがいしゃ)の地域ちいき生活せいかつ支援しえんかたかんする検討けんとうかいだいかい平成へいせい15ねんがつにち平日へいじつ大学だいがくとそのあとの3あいだ学生がくせいボランティアに、それ以外いがいは24あいだヘルパー制度せいど利用りよう事例じれい http://www.mhlw.go.jp/shingi/2003/09/s0908-6b.html#3 )

(ケース2)  全身ぜんしんせい障害しょうがいしゃ(20さい学生がくせいすじジス 家族かぞく:なし(単身たんしん
 1.  サービスの利用りよう
(1)支援しえん制度せいどにおけるサービス

(2)そののサービス
装具そうぐ日常にちじょう生活せいかつ用具ようぐ特別とくべつ障害しょうがいしゃ手当てあて障害しょうがい年金ねんきん 各種かくしゅ相談そうだん事業じぎょう

(つづき)
 自立じりつ支援しえんほうになっても、国庫こっこ負担ふたん基準きじゅん仕組しくみの基本きほんおなじで、
国庫こっこ補助ほじょ基準きじゅん名称めいしょう国庫こっこ負担ふたん基準きじゅんになった(50%が確実かくじつくに負担ふたんになり、くに予算よさん不足ふそくで48%補助ほじょになるということはなくなった)。
国庫こっこ補助ほじょ基準きじゅん計算けいさん根拠こんきょが、一般いっぱん移動いどう利用りようしゃ全身ぜんしんせいの3ランクだったのが、自立じりつ支援しえんほう国庫こっこ負担ふたん基準きじゅんでは16ランクになった。
の2てんしかありません。(くわしくは2006ねん2・3がつ合併がっぺいごうを)

 なお、自立じりつ支援しえんほう施行しこうねんには障害しょうがい程度ていど区分くぶん区分くぶん1〜6)ごと、サービス種類しゅるいごとにべつ計算けいさんにするという当初とうしょあんもありましたが、現在げんざいでは、政治せいじ状況じょうきょうわり、3ねんいまのやりかたえたいとかんがえている与党よとう議員ぎいん厚生こうせい労働省ろうどうしょう職員しょくいんもいませんので、区分くぶんごとのべつ計算けいさんになることはない見込みこみです。

   自立じりつ支援しえんほうになっても、いまだに国庫こっこ負担ふたん基準きじゅん個々人ここじんのサービスの上限じょうげん勘違かんちがいしている市町村しちょうそんがあります。また、国庫こっこ負担ふたん基準きじゅん市町村しちょうそんごとの合算がっさん計算けいさんということを理解りかいできずに、個々人ここじん国庫こっこ負担ふたん上限じょうげん勘違かんちがいして、この基準きじゅんえたサービスは全額ぜんがく市町村しちょうそん負担ふたんかんがえている市町村しちょうそんもあります。
 厚生こうせい労働省ろうどうしょうも、都道府県とどうふけんなどを課長かちょう会議かいぎとうで、なん説明せつめいしていますが、自立じりつ支援しえんほうになっても、市町村しちょうそん全体ぜんたい国庫こっこ負担ふたん基準きじゅん総額そうがくよりもヘルパー事業じぎょうすくなければ、全額ぜんがく国庫こっこ負担ふたん対象たいしょうで、その50%が確実かくじつくに負担ふたんになります。全国ぜんこくてきには、ヘルパー事業じぎょう全額ぜんがく国庫こっこ負担ふたん対象たいしょうになる市町村しちょうそんがほとんどです。この場合ばあい、その市町村しちょうそんなか毎日まいにち24あいだのヘルパーを使つかっている障害しょうがいしゃがいたとしても、そのサービスの全額ぜんがく国庫こっこ負担ふたん対象たいしょうです。
 国庫こっこ負担ふたん基準きじゅんがあるからといって、サービス水準すいじゅん一律いちりつ上限じょうげんなどをもうけることはほう趣旨しゅしはんすることです。(自立じりつ支援しえんほうでは「自立じりつした社会しゃかい生活せいかつができるような援助えんじょおこな責務せきむ」が市町村しちょうそんせられている)



国庫こっこ負担ふたん基準きじゅん市町村しちょうそんでの計算けいさん方法ほうほう

 いまだに国庫こっこ負担ふたん基準きじゅん計算けいさん方法ほうほう理解りかいしない市町村しちょうそんがあり、「個々人ここじん国庫こっこ負担ふたん基準きじゅんえると全額ぜんがく市町村しちょうそん負担ふたんとなると勘違かんちがいしている」というはなしをよくきます。国庫こっこ負担ふたん基準きじゅん個々人ここじんものでも権利けんりでもありません。たん市町村しちょうそん全体ぜんたい国庫こっこ負担ふたんがくめるための計算けいさんしきで、数字すうじ平均へいきん利用りよう実績じっせきもとつくられたものです。平均へいきんえる利用りようしゃもいれば下回したまわ利用りようしゃ(こちらのほうおおい)もいます。障害しょうがいしゃ団体だんたいは、このページを理解りかいしていない市町村しちょうそんせて、けんとおしてくに確認かくにんしてもらうようにしてください。

まちれい ヘルパー利用りようしゃ13にん場合ばあい

利用りようしゃ  区分くぶん  サービス 利用りようしたヘルパー事業じぎょう  国庫こっこ負担ふたん基準きじゅん
A1さん 区分くぶん6 居宅きょたく介護かいご    5まんえん      18まん6800えん
A2さん 区分くぶん6 重度じゅうど訪問ほうもん   10まんえん      29まん5900えん
A3さん 区分くぶん6 重度じゅうど訪問ほうもん   90まんえん      29まん5900えん
A4さん 区分くぶん6 居宅きょたく介護かいご    5まんえん      18まん6800えん
A5さん 区分くぶん6 居宅きょたく介護かいご    6まんえん      18まん6800えん
A6さん 区分くぶん6 居宅きょたく介護かいご    7まんえん      18まん6800えん
A7さん 区分くぶん6 重度じゅうど訪問ほうもん   12まんえん      29まん5900えん
A8さん 区分くぶん6 重度じゅうど訪問ほうもん   10まんえん      29まん5900えん
A9さん 区分くぶん6 重度じゅうど訪問ほうもん    8まんえん      29まん5900えん
区分くぶん6の小計しょうけい 153まんえん   222まん6700えん
A10さん 区分くぶん5 重度じゅうど訪問ほうもん   10まんえん      23まん8500えん
A11さん 区分くぶん5 重度じゅうど訪問ほうもん   25まんえん      23まん8500えん
A12さん 区分くぶん5 居宅きょたく介護かいご    3まんえん      12まん9400えん
A13さん 区分くぶん4 居宅きょたく介護かいご    4まんえん       8まん1100えん
市町村しちょうそん合計ごうけい 195まんえん     279まん7740えん

 
 Aまち場合ばあい利用りようしたヘルパー事業じぎょう合計ごうけいがくより国庫こっこ負担ふたん基準きじゅん合計ごうけいおおきいため、ヘルパー事業じぎょう全額ぜんがく国庫こっこ負担ふたん対象たいしょうとなる(195まんえんの50%がくに負担ふたんとなる)。また、区分くぶんあいだ流用りゅうようがなくなり、区分くぶんごとのべつ計算けいさん制度せいど改正かいせいされたとしても、かく区分くぶんないでヘルパー事業じぎょう合計ごうけいよりも国庫こっこ負担ふたん基準きじゅん合計ごうけいおおきいため、ヘルパー事業じぎょう全額ぜんがく国庫こっこ負担ふたん対象たいしょうとなる。
 Aまち場合ばあい個々人ここじんごとでると、国庫こっこ負担ふたん基準きじゅんえている利用りようしゃ下線かせん)が2めいいるが、これらのサービスも全額ぜんがく国庫こっこ負担ふたん対象たいしょうになる。

国庫こっこ負担ふたん基準きじゅんについてくわしくは、2006ねん2・3がつ合併がっぺいごうをごらんください。

国庫こっこ負担ふたん基準きじゅん自治体じちたい欠損けっそんないようにする方法ほうほう

国庫こっこ負担ふたん基準きじゅん財務省ざいむしょう要求ようきゅう仕方しかたなく導入どうにゅうしたものです。障害しょうがいしゃ団体だんたい地方自治体ちほうじちたい国庫こっこ負担ふたん基準きじゅん廃止はいし(2002年度ねんど以前いぜんのように、ヘルパー事業じぎょう全額ぜんがく国庫こっこ補助ほじょ対象たいしょうにすること)を目指めざしています。

国庫こっこ負担ふたん基準きじゅんは、1つの市町村しちょうそんにヘルパーを平均へいきんよりもおお使つかひとも、平均へいきんよりもすくなく使つかひと満遍まんべんなくいると、事業じぎょう国庫こっこ負担ふたん基準きじゅんをオーバーすることがありません。
 市町村しちょうそんは、長時間ちょうじかんニーズの利用りようしゃにだけサービス提供ていきょうするのではなく、つき数時間すうじかんだけのヘルパー利用りようのニーズのある障害しょうがいしゃにもヘルパー制度せいど周知しゅうちして、ひろ利用りようしてもらうことで、国庫こっこ負担ふたん基準きじゅんオーバーすることはなくなります。

たとえば、ヘルパー制度せいど使つかっていない障害しょうがいしゃが、つきに1かい通院つういんするのに通院つういん介助かいじょつきに1あいだだけ使つか場合ばあい、このような区分くぶん6の障害しょうがいしゃが10にんいれば、国庫こっこ負担ふたん基準きじゅん市町村しちょうそん全体ぜんたいつき182まんえんアップします。
市町村しちょうそん国庫こっこ負担ふたん基準きじゅんぎりぎりまで事業じぎょうたっしそうな場合ばあいは、短時間たんじかんしかニーズのない障害しょうがいしゃにもヘルパー制度せいど利用りよう市町村しちょうそん積極せっきょくてきすすめるなど、いろいろな対策たいさくがあります。
すべての障害しょうがいしゃに、病気びょうきなどのときに使つかえるように、あらかじめ1人ひとりすうあいだ支給しきゅう決定けっていおこなっておき、緊急きんきゅうにすぐにヘルパー制度せいど短時間たんじかん)が使つかえるようにしている市町村しちょうそんもあります。
障害しょうがいしゃ団体だんたいも、このような方法ほうほう市町村しちょうそん情報じょうほう提供ていきょうすることにより、事業じぎょう国庫こっこ負担ふたん基準きじゅんをオーバーする市町村しちょうそんないように注意ちゅういしてください。

 なお、小規模しょうきぼ市町村しちょうそん事業じぎょう国庫こっこ負担ふたん基準きじゅんオーバーして、国庫こっこ負担ふたん欠損けっそんした場合ばあい都道府県とどうふけん地域ちいき生活せいかつ支援しえん事業じぎょうで、欠損けっそん全額ぜんがく補填ほてんする制度せいどおこなうことが可能かのうです。ただし、予算よさん規模きぼがもともとちいさいので、東京とうきょう一部いちぶ自治体じちたいのような1自治体じちたいすうせんまんえんえるような欠損けっそんても、補助ほじょ不可能ふかのうです。かずじゅうまんえんまでの補填ほてん可能かのうせいのあるラインです。いずれにしても、けんにこの補填ほてん実施じっしするようにかくけん障害しょうがいしゃ団体だんたい事前じぜんけん交渉こうしょうをすることが必要ひつようです。



移動いどう支援しえん事業じぎょう通年つうねん長期ちょうき通学つうがく通所つうしょ対象たいしょうになっている市町村しちょうそん情報じょうほう

 東日本ひがしにっぽん過疎かそ地域ちいきのAでは、通年つうねん長期ちょうき通学つうがく移動いどう支援しえん(ガイドヘルプ)の対象たいしょうにしています。

移動いどう支援しえん制度せいど概要がいよう通学つうがく部分ぶぶん抜粋ばっすい

通学つうがくについて(通年つうねんかつ長期ちょうきふくむ))
障害しょうがいしゃ独居どっきょ
家族かぞく就労しゅうろうやその家族かぞく支援しえんできない社会しゃかいてき理由りゆうがある
これらの場合ばあい利用りよう可能かのう

また、西日本にしにほん過疎かそ地域ちいきのBまちでも通年つうねん長期ちょうき通学つうがく通所つうしょ対象たいしょうにしています。ただし、家族かぞく就労しゅうろうしていることを理由りゆう利用りようする場合ばあいは、50%の自己じこ負担ふたん発生はっせいします。

まち移動いどう支援しえん制度せいど概要がいよう通学つうがく通所つうしょ部分ぶぶん抜粋ばっすい

対象たいしょう
1 障害しょうがいしゃとう外出がいしゅつにおける個別こべつ移動いどう支援しえん
2 通所つうしょ通学つうがく支援しえん

個人こじん負担ふたんきん
 通所つうしょ通学つうがく支援しえんについては、家族かぞく就労しゅうろうとう保護ほごしゃ都合つごうによるものにかぎりサービス単価たんかの2ぶんの1に相当そうとうするがくとする。

 移動いどう支援しえん地域ちいき生活せいかつ支援しえん事業じぎょう市町村しちょうそん自由じゆう制度せいど設計せっけいできる)になるまえは、くに移動いどう介護かいご制度せいどさだめていたために、通学つうがく通所つうしょ自体じたい対象たいしょうがいではありませんでしたが、通年つうねん長期ちょうきにわたる通学つうがく通所つうしょ制度せいど対象たいしょうがいになっていました。(予算よさん不足ふそく理由りゆうむかしから対象たいしょうがいになっていた)。
 現在げんざいでは、かく市町村しちょうそん独自どくじにニーズを検討けんとうし、制度せいど改善かいぜんしています。
 このほか、地域ちいき生活せいかつ支援しえん事業じぎょうができたことで、独居どっきょさい重度じゅうど障害しょうがいしゃ短期たんき入院にゅういんちゅう介護かいご制度せいどをコミュニケーション支援しえんとして制度せいどするうごきもかく市町村しちょうそんまれはじめています。



精神せいしん障害しょうがいしゃ移動いどう支援しえん各地かくち利用りようすす

 障害しょうがいしゃ自立じりつ支援しえんほうにより、精神せいしん障害しょうがいしゃ民間みんかん指定してい事業じぎょうしょでホームヘルプを利用りようできるようになりました。市町村しちょうそん事業じぎょう地域ちいき生活せいかつ支援しえん事業じぎょう移動いどう支援しえんにおいても、民間みんかん指定してい事業じぎょうしょ自由じゆう契約けいやくできる方式ほうしきがほとんどの市町村しちょうそんでとられています。精神せいしん障害しょうがいしゃのヘルパーや移動いどう支援しえんまわってくる予算よさん確実かくじつえてきています。支給しきゅう決定けっていにおいても、かく市町村しちょうそん支給しきゅう決定けってい基準きじゅん一般いっぱんてき時間じかんすうとしてさだめられた時間じかんすうまでは、精神せいしん障害しょうがいしゃならだれでも申請しんせいすれば交渉こうしょうなしに利用りようできる市町村しちょうそんえています。精神せいしん障害しょうがいしゃ自薦じせんヘルパーを使つかひとてきています。



厚生こうせい労働省ろうどうしょう障害しょうがい程度ていど区分くぶん勉強べんきょうかい

 自民党じみんとう障害しょうがい福祉ふくし議連ぎれんづる一声いっせいで、障害しょうがい程度ていど区分くぶん見直みなお作業さぎょう知的ちてき精神せいしんだけでなく身体しんたい障害しょうがいふくむ)が厚生こうせい労働ろうどうしょうおこなわれています。2がつより毎月まいつき非公開ひこうかいの「障害しょうがい程度ていど区分くぶん勉強べんきょうかい」が(6がつまでに5かいおこなわれており、おも施設しせつけいのいくつかの団体だんたい学識がくしき経験けいけんしゃによって議論ぎろんすすめられています。にちれんなど障害しょうがいしゃ団体だんたいすう団体だんたいもオブザーバー参加さんかしています。  現在げんざいまでは、かく団体だんたい問題もんだいてん議論ぎろん方向ほうこうがばらばらで、あまりまとまってはいません。今後こんご見直みなおしのおおきな方向ほうこうせいかたまってきた段階だんかいで、公開こうかい会議かいぎえていくこととおもわれます。



不服ふふく審査しんさ請求せいきゅう使つかった交渉こうしょう各地かくち状況じょうきょう

 自立じりつ支援しえんほうでは、市町村しちょうそん支給しきゅう決定けってい不服ふふくがある場合ばあいは、都道府県とどうふけん不服ふふく審査しんさ請求せいきゅうすことができます。しかし、ヘルパー制度せいど長時間ちょうじかん必要ひつよう障害しょうがいしゃ定型ていけいサービス利用りようしゃ)が、ヘルパー時間じかん不足ふそく理由りゆう不服ふふく審査しんさ請求せいきゅうすと、ほとんどの都道府県とどうふけんでは、市町村しちょうそん支給しきゅう決定けってい基準きじゅん沿っているかどうかしか審査しんさしませんので、支給しきゅう決定けってい基準きじゅんえる定型ていけい利用りようしゃ場合ばあい、「市町村しちょうそん決定けってい問題もんだいなし」という決定けっていてしまいます。このため、交渉こうしょう手段しゅだんとしては、通常つうじょう不服ふふく審査しんさ請求せいきゅうすことはかえってマイナスになります。(決定けっていした内容ないようにお墨付すみつきをあたえてしまう)。
 このようななか東日本ひがしにっぽんの2箇所かしょけんで、長時間ちょうじかんサービス利用りようしゃからの不服ふふく審査しんさ請求せいきゅうたいして、けん決定けっていした事例じれいました。
 Xけんでは、社会しゃかい参加さんか活動かつどう活発かっぱつっている全身ぜんしんせい障害しょうがいしゃたいして、重度じゅうど訪問ほうもん介護かいご外出がいしゅつ介護かいご部分ぶぶんについて、決定けっていした時間じかんすうりないので見直みなおすようにというけん決定けっていました。  Yけんでは、24あいだ介護かいご必要ひつようさい重度じゅうど障害しょうがいたいする支給しきゅう決定けっていがあまりにもお粗末そまつなものであったため、けん決定けっていしました。  くわしくはおって掲載けいさいします。ほかのけんでも、このような情報じょうほうがあれば、おせください。なお、けん事前じぜんはないを障害しょうがいしゃおこなうなどをしないで、いきなり不服ふふく審査しんさ請求せいきゅうすのは、現状げんじょうでは危険きけんなので、不服ふふく審査しんさ請求せいきゅうかんがえている長時間ちょうじかんヘルパー利用りようしゃは、具体ぐたいてき方法ほうほう制度せいどがかり電話でんわでご相談そうだんください。



だいかい介護かいご保険ほけん制度せいど保険ほけんしゃ受給じゅきゅうしゃ範囲はんいかんする有識者ゆうしきしゃ会議かいぎ報告ほうこく

自薦じせんヘルパー推進すいしん協会きょうかい本部ほんぶ事務じむきょく

 5がつ21にちだいかい介護かいご保険ほけん制度せいど保険ほけんしゃ受給じゅきゅうしゃ範囲はんいかんする有識者ゆうしきしゃ会議かいぎ開催かいさいされました。今回こんかい冒頭ぼうとう座長ざちょう事務じむきょくより中間ちゅうかんとりまとめあん提出ていしゅつされ、全文ぜんぶんげられました。いで2めい委員いいんから資料しりょう説明せつめいがあり、そのかく委員いいんからこの中間ちゅうかんまとめにかんする意見いけんされ、議論ぎろんされました。 中間ちゅうかん報告ほうこく内容ないよう要約ようやくすると
1.これまでの議論ぎろん経緯けいいと、この会議かいぎ議論ぎろん経過けいか
2.「介護かいご保険ほけん制度せいど普遍ふへん」を介護かいご必要ひつようとするすべてのひとが、年齢ねんれいよう介護かいごとなった理由りゆう障害しょうがい種別しゅべつ如何いかとうわず、公平こうへい介護かいごサービスを利用りようできるような制度せいど発展はってんさせること」と定義ていぎ
3.普遍ふへんする場合ばあい選択肢せんたくし大別たいべつして、A類型るいけい(=負担ふたんのみげ)、B類型るいけい(=ぜん年齢ねんれい適応てきおう)とする。
4.会議かいぎでは基本きほんてき目指めざすべきはB類型るいけい一致いっちしたが、これについての国民こくみん理解りかいはまだられていないため制度せいど設計せっけいへの検討けんとう国民こくみん合意ごうい形成けいせい努力どりょくするべきである。
 といったものでした。
 議論ぎろんなかでは、経済けいざいかい経団連けいだんれん)、市長しちょうかいから出席しゅっせきしている委員いいんから、「介護かいご保険ほけん制度せいど普遍ふへんについて、この会議かいぎなかかならずしもイメージが一致いっちしていない」「将来しょうらいてき方向ほうこうせいについてメンバーすべてが一致いっちではない」といった意見いけんがありました。これをけて、会議かいぎ途中とちゅう25ふんほど中断ちゅうだん休憩きゅうけい)にはいり、座長ざちょう座長ざちょう代理だいり事務じむきょく別室べっしつ修正しゅうせい文案ぶんあん急遽きゅうきょ作成さくせい上記じょうきりょう委員いいん意見いけんしょ提出ていしゅつした委員いいん提案ていあんれ、表現ひょうげんをよりよわめたかたち最終さいしゅうあんがとりまとめられました。05ねん介護かいご保険ほけんほう改正かいせい附則ふそくにより、昨年さくねんがつ設置せっちされたこの会議かいぎですが、厚生こうせい労働省ろうどうしょう介護かいご保険ほけん拡大かくだい委員いいんをそろえ、拡大かくだいにむけた議論ぎろんすすめていくよ うにおもわれましたが、経済けいざいかい地方自治体ちほうじちたい反対はんたい依然いぜん根強ねづよく、有識者ゆうしきしゃ調査ちょうさ障害しょうがいしゃ団体だんたいのヒアリングの結果けっか慎重しんちょうろん大方おおかためたため、拡大かくだい方向ほうこう色濃いろこしめすことができない結果けっかになりました。
 04ねん社会しゃかい保障ほしょう審議しんぎかい介護かいご保険ほけん部会ぶかい意見いけんしょくらべても、おおきな進捗しんちょくはなく、依然いぜん両論りょうろん併記へいき」になっています。今回こんかいなかあいだ報告ほうこくたことにより、2009ねん介護かいご保険ほけん障害しょうがいしゃ施策しさく統合とうごう見送みおくられることがほぼ確実視かくじつしされています。しかし、介護かいご保険ほけん障害しょうがいしゃ施策しさく統合とうごう問題もんだいは、「普遍ふへん」という耳障みみざわりの言葉ことば姿すがたえて、今後こんごつづ検討けんとうされていきます(具体ぐたいてきには2012ねんつぎ改正かいせい時期じきとされており、この改正かいせいにあわせてうごいていくことになります)。
 この会議かいぎはこの中間ちゅうかん報告ほうこくしたことで、ひと区切くぎりとなり、次回じかい開催かいさい再開さいかい予定よていなどはいまのところないようです。

当日とうじつ資料しりょうはホームページに掲載けいさいしています。



CIL(自立じりつ生活せいかつセンター)をつくりたいほう

自薦じせんヘルパー(パーソナルアシスタント制度せいど推進すいしん協会きょうかい

通信つうしん研修けんしゅう参加さんか希望きぼうしゃ募集ぼしゅうちゅう受講じゅこうりょう無料むりょうです)

 障害しょうがい当事とうじしゃ主体しゅたいてきにCIL(事業じぎょう運動うんどう)をおこなうための研修けんしゅうシステムとして、通信つうしん研修けんしゅう宿泊しゅくはく研修けんしゅうわせた研修けんしゅう準備じゅんびしています。エンパワメント方式ほうしき自立じりつ支援しえんサービスをおこないながら地域ちいき制度せいどえる運動うんどうおこなうという理念りねんにそった当事とうじしゃ団体だんたいつくるというほう受講じゅこうりょう無料むりょうです。内容ないようは、団体だんたい設立せつりつ方法ほうほう、24あいだ介助かいじょサービスと個別こべつ自立じりつプログラム、介護かいご制度せいど交渉こうしょう施設しせつとうからの自立じりつ支援しえん団体だんたい資金しきん計画けいかく経理けいり人事じんじ指定してい事業じぎょう運動うんどう理念りねんなどなど。現在げんざい通信つうしん研修けんしゅう参加さんかしゃ募集ぼしゅうしています。(通常つうじょう、CILのげには、古参こさんのCILでのすうねん研修けんしゅう勤務きんむ)が必要ひつようで、運動うんどう経験けいけん社会しゃかい経験けいけんがあるひとでも2ねん2000あいだほどの研修けんしゅう時間じかんすう必要ひつようです。しかし、大都市だいとしからはなれた地域ちいきでCILをつくるためには、すう年間ねんかん勤務きんむ研修けんしゅうむずかしいため、地元じもと生活せいかつしつつ、通信つうしん研修けんしゅう合宿がっしゅく研修けんしゅう基礎きそまなんだのち実地じっちすこしずつちいさなCILをはじめながら、毎週まいしゅう連絡れんらくりつつ5〜10ねんほどかけてノウハウをおぼえて成長せいちょうしていく育成いくせい方法ほうほうおこなっています)。
くわしくはお問合といあわください。フリーダイヤル0120−66−0009(推進すいしん協会きょうかい団体だんたい支援しえん10〜22)へ。

 

通信つうしん研修けんしゅう参加さんか申込もうしこみしょ参加さんかには簡単かんたん審査しんさがあります)

団体だんたいめい(            )

郵便ゆうびん番号ばんごう住所じゅうしょ 名前なまえ 障害しょうがいしゃ/健常けんじょうしゃべつ職名しょくめい Tel Fax メール
           
           
           
           
           
           

推進すいしん協会きょうかい団体だんたい支援しえん FAX 042-452-8029まで (つぎページも参照さんしょうしてください)

かく団体だんたいからの研修けんしゅう参加さんかしゃ人数にんずうについて

 通常つうじょう推進すいしん協会きょうかい主催しゅさいする合宿がっしゅく研修けんしゅうには、障害しょうがいしゃ役員やくいん中心ちゅうしんてき職員しょくいん長時間ちょうじかんよう介助かいじょほうと、健常けんじょうしゃ介護かいごコーディネーターの両方りょうほう参加さんか希望きぼうです。団体だんたいごとに2〜5にん参加さんかしてほしいとかんがえています。

参考さんこう資料しりょう推進すいしん協会きょうかい通信つうしん研修けんしゅうおこな団体だんたい個人こじん理念りねん条件じょうけんです
いますぐできなくても、ちからがついてきたら、かならずやるという理念りねんっていただけるのでしたら対象たいしょうになります。研修けんしゅうおこない、出来できるようになるまでバックアップします。)

推進すいしん協会きょうかい支援しえん団体だんたい基準きじゅんについて

(1) 運営うんえい委員いいんかい委員いいん過半数かはんすう障害しょうがいしゃであり、代表だいひょうおよ運営うんえい実施じっし責任せきにんしゃ障害しょうがいしゃであること。
 介助かいじょ保障ほしょう当事とうじしゃ団体だんたい介助かいじょ必要ひつようとするほう自身じしん運営うんえいする団体だんたい)ですから、なるだけ介助かいじょニーズのたかほう運営うんえい委員いいんかいにいれていくようにしてください。団体だんたい設立せつりつすうねんたち、より重度じゅうどほう自立じりつした場合ばあいなどは、なるだけ運営うんえい委員いいんかいくわえてください。
(2) 代表だいひょうおよ運営うんえい実施じっし責任せきにんしゃのいずれかが原則げんそくとして長時間ちょうじかんよう介助かいじょ障害しょうがいしゃであること。
 代表だいひょうしゃおよ運営うんえい実施じっし責任せきにんしゃ事務じむ局長きょくちょう)は、なるだけ、介護かいごニーズのたかほうがなり、介護かいごニーズのひくほうたとえば事務じむきょく次長じちょうとしてバックアップするひとし人事じんじ可能かのうかぎ検討けんとうしてください。また、団体だんたい設立せつりつすうねんち、より重度じゅうどほう自立じりつした場合ばあいなどは、可能かのうかぎ役員やくいん登用とうようして役職やくしょくとしてエンパワメントしていってください。
(3) 24あいだ介助かいじょ保障ほしょうはもとより、地域ちいきにいる障害しょうがいしゃのうち、もっと重度じゅうどひとのニーズにあう介助かいじょ制度せいどつくることを目的もくてきとする組織そしきである。
 たとえば、24あいだ人工じんこう呼吸こきゅう使つかって一人ひとりらししているほう、24あいだ介助かいじょようする知的ちてき障害しょうがいしゃ単身たんしんしゃ重度じゅうど精神せいしん障害しょうがいしゃほう重複じゅうふく障害しょうがいしゃさい重度じゅうど難病なんびょうほうめくらろうしゃなど、もっと重度じゅうどほう対応たいおうしていくことで、それ以外いがいすべての障害しょうがいしゃにも対応たいおうできる組織そしきになります。
(4) 当事とうじしゃ主体しゅたいの24あいだ介助かいじょサービス、セルフマネジドケアを支援しえんし、行政ぎょうせい交渉こうしょうする組織そしきである、もしくはそれを目指めざ団体だんたいである。
 24あいだ介助かいじょサービスをおこなうには、市町村しちょうそんのホームヘルプサービスの利用りよう可能かのう時間じかんすう上限じょうげん交渉こうしょうして毎日まいにち24あいだにする必要ひつようがあります。交渉こうしょうおこなうには一人暮ひとりぐらしで24あいだつきっきりの介助かいじょようする障害しょうがいしゃがいること条件じょうけんとなります。このプロジェクトではホームヘルプ指定してい事業じぎょう収益しゅうえき使つかい、24あいだよう介助かいじょ障害しょうがいしゃ一人暮ひとりぐらしを支援しえん実現じつげんし、市町村しちょうそん交渉こうしょうすることを義務ぎむづけています。ただし、その力量りきりょうのない団体だんたいには時間じかんてき猶予ゆうよみとめられています。この猶予ゆうよ期間きかん相談そうだんうえ全国ぜんこく事務じむきょく個別こべつ判断はんだんします。
(5) 自立じりつ生活せいかつ運動うんどうおよびエンパワメントの理念りねんち、ILプログラム、ピアカウンセリングを今後こんご実施じっしすること。
 介助かいじょサービスは利用りようしゃ自身じしんちからをつけていくというエンパワメントが基本きほんです。具体ぐたいてきには介助かいじょサービス利用りようしゃつね個別こべつILプログラム+個別こべつピアカウンセリングをおこないます。
(6)

身体しんたい障害しょうがいかぎらず、今後こんご研修けんしゅうみ、障害しょうがいしゃにもエンパワメント方式ほうしきのサービスを提供ていきょうすることを目標もくひょうにしていること。

ちゅう:個別こべつILプログラムとうのエンパワメント方式ほうしきのサポートや研修けんしゅうおこなわずに、たんにヘルパー派遣はけんのみを知的ちてき児童じどう身体しんたい精神せいしんかく障害しょうがいけにすることは推進すいしん協会きょうかいとしては禁止きんししています。誤解ごかいがおきやすいのでとく注意ちゅうい

 



全国ぜんこくホームヘルパー広域こういき自薦じせん登録とうろく協会きょうかいのご案内あんない

介護かいご保険ほけんヘルパー広域こういき自薦じせん登録とうろく保障ほしょう協会きょうかいから名称めいしょう変更へんこうしました)略称りゃくしょう広域こういき協会きょうかい
フリーダイヤル  0120−66−0009
フリーダイヤル 

自分じぶん介助かいじょしゃ登録とうろくヘルパーにでき自分じぶん介助かいじょ専用せんよう使つかえます
対象たいしょう地域ちいき:47都道府県とどうふけん全域ぜんいき

介助かいじょしゃ登録とうろくさき事業じぎょうしょのみつからないほう相談そうだんください。いろいろな問題もんだい解決かいけつします。

 全身ぜんしんせい障害しょうがいしゃ介護かいごじん派遣はけん事業じぎょう自薦じせん登録とうろくヘルパーとおなじような登録とうろくのみのシステムを支援しえんヘルパー利用りようしゃ介護かいご保険ほけんヘルパー利用りようしゃむけに提供ていきょうしています。自分じぶん確保かくほした介助かいじょしゃ自分じぶん専用せんよう制度せいどじょうのヘルパー(自薦じせん登録とうろくヘルパー)として利用りようできます。介助かいじょしゃ人選じんせん介助かいじょ時間じかんたい自分じぶんめることができます。全国ぜんこくのホームヘルプ指定してい事業じぎょうしゃ運営うんえいする障害しょうがいしゃ団体だんたい提携ていけいし、全国ぜんこくでヘルパーの登録とうろくができるシステムを整備せいびしました。介助かいじょしゃ時給じきゅういままでの制度せいどより介助かいじょしゃ給与きゅうよちない個別こべつ相談そうだんシステムです。

利用りよう方法ほうほう
  広域こういき協会きょうかい 東京とうきょう本部ほんぶFAXふぁっくす郵送ゆうそう介助かいじょしゃ利用りようしゃ登録とうろくをすれば、翌日よくじつから支援しえん介護かいご保険ほけん自薦じせん介助かいじょサービスが利用りよう可能かのうです。東京とうきょう本部ほんぶからかくけん指定してい事業じぎょうしゃ業務ぎょうむ委託いたくおこな支援しえん手続てつづきをります。各地かくち団体だんたいまりや給与きゅうよ体系たいけいとは関係かんけいなしに、広域こういき協会きょうかいせんもん条件じょうけんでまとめて委託いたくするかたちになりますので、すべての契約けいやく条件じょうけん広域こういき協会きょうかい本部ほんぶ利用りようしゃあいだ利用りようしゃこまらないようにはなってめます。ですから、わせ・もうみは東京とうきょう本部ほんぶ0120−66−0009におかけください。
 介助かいじょしゃへの給与きゅうよ介護かいごがた時給じきゅう1500えん家事かじがた1000えん日常にちじょう生活せいかつ支援しえん時給じきゅう1300〜1420えん基本きほんですがいままでの制度せいど時給じきゅうがもっとたか場合ばあいにはいままでの時給じきゅうになるようにします。また、夜間やかん利用りようほう時給じきゅうアップの相談そうだんにのります。介助かいじょしゃは1〜3きゅうヘルパー、介護かいご福祉ふくし看護かんご日常にちじょう生活せいかつ支援しえん研修けんしゅう修了しゅうりょうしゃなどのいずれかのほうである必要ひつようがあります。ただし、支援しえん制度せいどのほうは、14ねんがつまで自薦じせんヘルパーや全身ぜんしんせい障害しょうがいしゃ介護かいごじん派遣はけん事業じぎょう登録とうろく介護かいごじんとしてはたらいている場合ばあい県知事けんちじから証明しょうめい永久えいきゅうにヘルパーとしてはたらけます。2003ねんがつ以降いこう新規しんき介護かいごはい場合ばあいも、日常にちじょう生活せいかつ支援しえん移動いどう介護かいごであれば、20あいだ研修けんしゅうれます。

くわしくはホームページもごらんください http://www.kaigoseido.net/2.htm

東京とうきょう地区ちく身体しんたい介護かいご時給じきゅうが1900えんにアップ

身体しんたい介護かいごともな移動いどう介護かいごどう単価たんか詳細しょうさいはおわせください)

自薦じせん介助かいじょしゃにヘルパー研修けんしゅう実質じっしつ無料むりょうけていただけます

 広域こういき協会きょうかいでは、障害しょうがい当事とうじしゃ主体しゅたい理念りねんの3きゅうヘルパー通信つうしん研修けんしゅうおこなっております。通信つうしん部分ぶぶん自宅じたく受講じゅこうでき、通学つうがく部分ぶぶん東京とうきょうなで3日間にちかん受講じゅこう可能かのうです。3きゅう受講じゅこう身体しんたい介護かいごはいることができます。
 日常にちじょう生活せいかつ支援しえん研修けんしゅうは、東京とうきょう会場かいじょうでは、緊急きんきゅうには希望きぼうわせて365にち毎日まいにち開催かいさい可能かのうです。2日間にちかん受講じゅこうできます。東京とうきょう隣接りんせつけん利用りようしゃは1にちのみの受講じゅこうでかまいません(のこりは利用りよう障害しょうがいしゃ自身じしん自宅じたく研修けんしゅう可能かのうのため)。日常にちじょう生活せいかつ支援しえん研修けんしゅう受講じゅこうしゃ全身ぜんしんせい移動いどう介護かいごにもれます。3きゅう日常にちじょう生活せいかつ支援しえん研修けんしゅう受講じゅこう一定いってい時間じかん規定きていによる時間じかんすう介護かいごはいったのち参加さんか交通こうつう宿泊しゅくはく全額ぜんがく助成じょせいします。

このような仕組しくみをつく運営うんえいしています
仕組み図

問合といあわせは TEL 0120−66−0009(通話つうわりょう無料むりょう)へ。受付うけつけ10〜22 
みなさんへおねがい:この資料しりょうおおくのほうにおらせください。 介護かいご保険ほけんヘルパー広域こういき自薦じせん

登録とうろく保障ほしょう協会きょうかい 発起人ほっきにん都道府県とどうふけんじゅん敬称けいしょうりゃく、2000ねん4がつ時点じてん

名前なまえ 所属しょぞく団体だんたいとう
花田はなた貴博たかひろ (ベンチレーター使用しようしゃネットワーク)
篠田しのだ たかし 自立じりつ生活せいかつ支援しえんセンター新潟にいがた
三澤みさわ りょう (DPI日本にっぽん会議かいぎ
中西なかにし正司せいじ  (DPIアジア評議ひょうぎ委員いいん/全国ぜんこく自立じりつ生活せいかつセンター協議きょうぎかい
八柳やつやなぎ卓史たかし  ぜんさわ連関れんかんひがしブロック)
樋口ひぐち恵子けいこ  全国ぜんこく自立じりつ生活せいかつセンター協議きょうぎかい
佐々木ささき信行のぶゆき (ピープルファースト東京とうきょう
加藤かとうしん規子のりこ 精神せいしん障害しょうがいしゃピアサポートセンターこらーる・たいとう)
横山よこやま晃久あきひさ  全国ぜんこく障害しょうがいしゃ介護かいご保障ほしょう協議きょうぎかい/HANDS世田谷せたがや
えきとめ俊樹としき  (NPO自立じりつ生活せいかつ企画きかく/NPO自立じりつ福祉ふくしかい
川元かわもと恭子きょうこ  全国ぜんこく障害しょうがいしゃ介護かいご保障ほしょう協議きょうぎかい/CIL小平こだいら
渡辺わたなべ正直まさなお  静岡しずおか市議しぎ)
名前なまえ 所属しょぞく団体だんたいとう
山田やまだ昭義あきよし  (DPI日本にっぽん会議かいぎ社会しゃかい福祉ふくし法人ほうじんAJU自立じりついえ
斎藤さいとうまこと 名古屋なごや市議しぎ共同きょうどうれん社会しゃかい福祉ふくしほうわっぱのかい
尾上おがみ浩二こうじ  障害しょうがいしゃ総合そうごう情報じょうほうネットワーク)
森本もりもと秀治しゅうじ  共同きょうどうれん
村田むらた敬吾けいご  自立じりつ生活せいかつセンターほくせつ24)
光岡みつおかかおるあきら  特定とくてい営利えいり活動かつどう法人ほうじんすてっぷ)
栗栖くりす豊樹とよき  (CILてごーす)
佐々ささ和信かずのぶ  香川かがわけんすじ萎縮いしゅくせい患者かんじゃすくかい)
藤田ふじためぐみこう  土佐とさ在宅ざいたく重度じゅうど障害しょうがいしゃ介護かいご保障ほしょうかんがえるかい
田上たうえささえろう  (NPO重度じゅうど障害しょうがいしゃ介護かいご保障ほしょう協会きょうかい

全国ぜんこくホームヘルパー広域こういき自薦じせん登録とうろく協会きょうかい理念りねん

47都道府県とどうふけん介助かいじょしゃ自薦じせん登録とうろく可能かのう障害しょうがい施策しさく自薦じせん登録とうろくヘルパーの全国ぜんこくネットワークをつくろう

 2003年度ねんどから全国ぜんこく障害しょうがいしゃ団体だんたい共同きょうどうして47都道府県とどうふけんのほぼ全域ぜんいき離島りとうなどをのぞく)で介助かいじょしゃ自薦じせん登録とうろく可能かのうになりました。

 自薦じせん登録とうろくヘルパーは、さい重度じゅうど障害しょうがいしゃ自立じりつ生活せいかつする基本きほんの「社会しゃかい基盤きばん」です。重度じゅうど障害しょうがいしゃとう自分じぶん求人きゅうじん広告こうこくをしたり知人ちじんくちコミで、自分じぶん介助かいじょしゃ確保かくほすれば、自由じゆう体制たいせい介助かいじょ体制たいせいつくれます。自立じりつ生活せいかつできる重度じゅうど障害しょうがいしゃえます。(とくにCILとうのない空白くうはく市町村しちょうそんで)。

 小規模しょうきぼ障害しょうがいしゃ団体だんたい構成こうせいする障害しょうがいしゃ障害しょうがい種別しゅべつ以外いがい介護かいごサービスノウハウをたないことがおおいです。たとえば、脳性のうせいまひやけいそんなどの団体だんたいは、ALSなど難病なんびょうのノウハウや視覚しかく障害しょうがい知的ちてき障害しょうがいのノウハウをたないことがほとんどです。

 このような場合ばあいでも、まず過疎かそなどでも、だれもが自薦じせん登録とうろくをできる環境かんきょうつくっておけば、解決かいけつ道筋みちすじができます。地域ちいき自分じぶん障害しょうがい種別しゅべつ自立じりつ支援しえん介護かいごノウハウを障害しょうがいしゃ団体だんたいがない場合ばあい自分じぶん障害しょうがいしゃ)の周辺しゅうへんひと協力きょうりょくだけで介護かいご体制たいせいつくれば、かくけん最低さいてい団体だんたいある自薦じせん登録とうろく団体だんたい介助かいじょしゃ登録とうろくすれば、自立じりつ生活せいかつつくってこと可能かのうです。一般いっぱん介護かいごサービス事業じぎょうしゃでは対応たいおうできないさい重度じゅうど障害しょうがいしゃ特殊とくしゅ介護かいごニーズのある障害しょうがいしゃも、自分じぶん介護かいご体制たいせいつくり、自立じりつ生活せいかつ可能かのうになります。

 このように様々さまざま障害しょうがい種別しゅべつひと自分じぶん介護かいご体制たいせいてていくことができることで、そのなかから、グループができ、障害しょうがいしゃ団体だんたい発展はってんするかずえていきます。

 また、自立じりつ生活せいかつをしたり、自薦じせんヘルパーを利用りようするひとえることで、ヘルパー時間じかんすうのアップの交渉こうしょう各地かくちおこなわれ、全国ぜんこく47都道府県とどうふけんでヘルパー制度せいど改善かいぜんしていきます。

 2003年度ねんど支援しえん制度せいど導入どうにゅうされることにあわせ、47都道府県とどうふけんでCILとう自立じりつ生活せいかつけい障害しょうがい当事とうじしゃ団体だんたいなどのNPO法人ほうじん全国ぜんこく47都道府県とどうふけん居宅きょたく介護かいご(ヘルパー)指定してい事業じぎょうしゃになりました。全国ぜんこく障害しょうがいしゃ団体だんたい共同きょうどうすれば、全国ぜんこく47都道府県とどうふけんでくまなく自薦じせん登録とうろくヘルパーを利用りようできるようになりました。これにより、全国ぜんこく重度じゅうど障害しょうがいしゃ自立じりつすすみ、ヘルパー制度せいど時間じかんすうアップの交渉こうしょうすすむとかんがえられます。47都道府県とどうふけんぜんけんで、けん最低さいてい箇所かしょ、CILや障害しょうがいしゃ団体だんたいのヘルパー指定してい事業じぎょうしょ自薦じせん登録とうろくれをおこない、全国ぜんこく47都道府県とどうふけんのどこにすんでいる障害しょうがいしゃも、自薦じせんヘルパーを登録とうろくできるようになりました。(支援しえん制度せいどのヘルパー指定してい事業じぎょうしゃは、交通こうつう2〜3あいだ圏内けんないであれば県境けんきょう市町村しちょうそんさかいえて利用りようできます)。

全国ぜんこく交渉こうしょうによって介護かいご制度せいどびているすべての地域ちいきは、まず、自薦じせん登録とうろくヘルパーができてから、それから24あいだよう介護かいご1人ひとりらしの障害しょうがいしゃがヘルパー時間じかんすうアップの交渉こうしょうをして制度せいどをのばしています。

自薦じせんヘルパーを利用りようすることで、自分じぶん介助かいじょしゃやとい、トラブルにも自分じぶん対応たいおうして、自分じぶん自分じぶん生活せいかつ責任せきにんっていくということ経験けいけんしていくことで、ほかの障害しょうがいしゃ自立じりつ支援しえんもできるようになり、あらたなCIL設立せつりつにつながりがります。(現在げんざいでは、やとかたやトラブル対応たいおう雇用こよう責任せきにんなどは、「介助かいじょしゃとの関係かんけいのILP」実施じっしCILで勉強べんきょう可能かのう

たとえば、札幌さっぽろのCILで自薦じせん登録とうろくれをおこなって、旭川あさひかわ障害しょうがいしゃ自分じぶん介助かいじょしゃ確保かくほ自薦じせん登録とうろく利用りようした場合ばあい。それが旭川あさひかわ障害しょうがいしゃ自立じりつや、旭川あさひかわでのヘルパー制度せいど時間じかんすう交渉こうしょうや、すうねんのCIL設立せつりつにつながる可能かのうせいがあります。これとおなじことが全国ぜんこくこります。(すでに介護かいご保険ほけん対象たいしょうしゃ自薦じせん登録とうろく取組とりくみでは、市町村しちょうそん自立じりつ開始かいし交渉こうしょう開始かいしやCIL設立せつりつにつながった実例じつれいがいくつかあります)

自薦じせん登録とうろく受付うけつけは全国ぜんこく共通きょうつうフリーダイヤルで全国ぜんこく広域こういき協会きょうかい受付うけつけます。全国ぜんこく広報こうほうおこない、おおくの障害しょうがいしゃ情報じょうほうつたわるようにします。

自薦じせん登録とうろくによる事業じぎょうしょはい資金しきんは、まず経費けいひとしてかく団体だんたい支払しはらい(かく団体だんたい自薦じせん登録とうろく利用りようしゃえた場合ばあいには、常勤じょうきん介護かいご福祉ふくしとう専従せんじゅう事務じむいんとしてやとえる費用ひよう事業じぎょうなどを支払しはらいます)、のこった資金しきんがある場合ばあいは、全国ぜんこく空白くうはく地域ちいきでのCIL支援しえん、24あいだ介護かいご制度せいど交渉こうしょうおこなうための24あいだよう介護かいご障害しょうがいしゃ自立じりつ支援しえん&CILげ、海外かいがい途上とじょうこくのCIL支援しえんなど、公益こうえき活動かつどう全額ぜんがく使つかわれます。全国ぜんこく団体だんたいなかから理事りじ評議ひょうぎいん選出せんしゅつして方針ほうしん決定けっていおこなっていきます。

 これにより、将来しょうらいは2000市町村しちょうそんぜん障害しょうがいにサービス提供ていきょうできる1000のCILをつくり、24あいだ介護かいご保障ほしょう全国ぜんこく実現じつげんおこない、くに制度せいど全国ぜんこくいちりつで24あいだ保障ほしょうのパーソナルアシスタント制度せいどえることを目標もくひょうにしています。

全国ぜんこくホームヘルパー広域こういき自薦じせん登録とうろく協会きょうかい利用りようしゃこえ

★(関西かんさい) 24あいだ介護かいご必要ひつよう人工じんこう呼吸こきゅう利用りようしゃですが一般いっぱん事業じぎょうしょはどこも人工じんこう呼吸こきゅう利用りようしゃへヘルパー派遣はけんをしてくれないので、広告こうこく募集ぼしゅうした介助かいじょしゃ全国ぜんこく広域こういき協会きょうかい紹介しょうかいでヘルパー研修けんしゅう受講じゅこうしてもらい、全国ぜんこく広域こういき協会きょうかい利用りようしています。求人きゅうじんでの求人きゅうじん募集ぼしゅう方法ほうほうのアドバイスもけました。介助かいじょしゃへの介助かいじょ方法ほうほうおしえるのは家族かぞく支援しえんしています。

★(東日本ひがしにっぽん過疎かそまち) 1人ひとりらしで24あいだ介護かいご必要ひつようですが、介護かいご保障ほしょう交渉こうしょうをするために、身体しんたい介護かいごにちあいだ全国ぜんこく広域こういき協会きょうかい契約けいやくして、のこり19あいだ全国ぜんこく広域こういき協会きょうかいから助成じょせいけ、24あいだ介助かいじょしゃをつけてまち交渉こうしょうしています。

★(東北とうほくのA) 市内しない移動いどう介護かいご実施じっしする事業じぎょうしょが1かしょもなく、自薦じせん登録とうろく移動いどう介護かいご使つかいたいのですがが「事業じぎょうしょつからないと移動いどう介護かいご決定けっていせない」とっていました。知人ちじん介護かいごしてもいいというひとつかり、東京とうきょう移動いどう介護かいご研修けんしゅうけてもらい全国ぜんこく広域こういき協会きょうかい登録とうろくし、から全国ぜんこく広域こういき協会きょうかい提携ていけい事業じぎょうしょ連絡れんらくしてもらい、移動いどう介護かいご決定けっていがおり、利用りようできるようになりました。

★(西日本にしにほんのBむら) むらひとつしかヘルパー事業じぎょうしょがなくサービスがわるいので、近所きんじょ知人ちじんにヘルパー研修けんしゅうけてもらい全国ぜんこく広域こういき協会きょうかい登録とうろく自薦じせんヘルパーになってもらいました。

★(北海道ほっかいどう) 視覚しかく障害しょうがいですが、いままでで1箇所かしょ事業じぎょうしょだけが視覚しかく障害しょうがいのガイドヘルパーをおこなっており、いま休日きゅうじつ夕方ゆうがた以降いこう利用りようできません。よる視覚しかく障害しょうがいのサークルにくときこまっていましたら、ほかの参加さんかしゃ全国ぜんこく広域こういき協会きょうかい使つかっており、介助かいじょしゃ紹介しょうかいしてくれたので自分じぶんよる休日きゅうじつものにもつかえるようになりました。

★(東北とうほくのC) 24あいだ呼吸こきゅう利用りようのALSで介護かいご保険ほけん使つかっています。吸引きゅういんしてくれる介助かいじょしゃ自費じひやとっていましたが、介護かいご保険ほけん事業じぎょうしょ吸引きゅういんをしてくれないので介護かいご保険ほけん家事かじ援助えんじょをわずかしか使つかっていませんでした。自薦じせん介助かいじょしゃがヘルパー資格しかくをとったので全国ぜんこく広域こういき協会きょうかい登録とうろくして介護かいご保険ほけん使つかえるようになり、自己じこ負担ふたんも1わり負担ふたんだけになりました。さらに、今年ことしの4がつからは支援しえん制度せいどはじまり、介護かいご保険ほけんいっぱい使つかっているということで支援しえんのヘルパーも毎日まいにち時間じかん使つかえるようになり、これも全国ぜんこく広域こういき協会きょうかい登録とうろくしています。求人きゅうじん広告こうこくして自薦じせん介助かいじょしゃいまにんになり、あわせて毎日まいにち10あいだ吸引きゅういんのできる介護かいご自薦じせん介助かいじょしゃまるようになりました。求人きゅうじん広告こうこく費用ひよう全国ぜんこく広域こういき協会きょうかい負担ふたんしてくれました。介助かいじょしゃ時給じきゅうも「求人きゅうじんして介助かいじょしゃがきちんと確保かくほできる時給じきゅうにしましょう」ということで相談そうだんのうえ、この地域ちいきではたかめの時給じきゅう設定せっていしてくれ、介助かいじょしゃ安定あんていしてきました。

 
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