家事や仕事って、完全に自分の思い通りにすることは難しく、楽しいことばかりとは限らないのですが、どうしても苦しくなったときには1人で抱え込まず、解決に向けて変化を起こすことが大切です。
「このままではストレスが溜まる一方だ……」と感じたら、次のような行動を起こしてみてはいかがでしょうか。
■原因をみつける
「なんとなく、ぜーんぶ嫌!」なときは、家事や仕事を休んでゆっくり過ごすことで解決できるかもしれません。しかし、明確な理由が存在するなら、その理由に対して何かアクションを起こさなければ事態を変えることはできません。
嫌な気持ちになるのは何をしているときか、誰からどんなことを言われたときかなどを書き出して、まずは原因を探りましょう。
■相談してみる
もしかしたら、嫌だと感じているのは自分1人ではないかもしれません。みんな同じように感じながら我慢し合っているのかもしれませんし、気付かないことで対処ができていないだけかもしれません。
一緒に暮らしている家族や職場の上司・同僚とコミュニケーションを取り、お互いに助け合えることはないか、状況を変えられないか、まずは確認してみることが大切です。
■路線変更を検討する
家庭での役割分担の変更・調整やキャリア変更など、生き方や環境を変えることが必要なケースもあります。信頼できるメンバーでしっかりと話し合ったうえで、よりよい方法を選びましょう。挑戦してみたい道に進むことで周りの人に協力してもらう必要がある場合は、それについても話し合いや相談が必要かもしれません。
自分だけに都合がよい方法を選んではうまくいかないかもしれませんし、理解や協力を得られなければ思うように進まないかもしれません。嫌な気持ちを押し殺すのではなく、建設的に考えてコミュニケーションを取り、お互いによりよい方法を選べるようにしてください。
まずは、素直な気持ちを吐露して自分を知り、お互いに気持ちを伝え合うことから始めてみてくださいね。
(Nao Kiyota)