貯金ちょきんできない人ひとに朗報ろうほう!?　だらしなくても身みにつけられる貯金ちょきん習慣しゅうかん

※画像がぞう:『専業せんぎょう主婦しゅふが5年ねんで3000万まん円えん貯ためたお金かねのルール』（山本やまもと有ゆう花はな著ちょ、成美せいび堂どう出版しゅっぱん刊かん）

　外食がいしょくもしたいし、趣味しゅみも続つづけたいし、たまには旅行りょこうにも行いきたい。そんなことをしていると、当然とうぜんお金かねは貯たまらない。しかし、細こまかく細こまかく節約せつやくしようとしても長続ながつづきせず、結局けっきょくに使つかってしまう……。

　そんなズボラな人ひとでもお金かねを貯ためられるスキルを教おしえてくれるのが、『専業せんぎょう主婦しゅふが5年ねんで3000万まん円えん貯ためたお金かねのルール』（山本やまもと有ゆう花はな著ちょ、成美せいび堂どう出版しゅっぱん刊かん）だ。

　本書ほんしょでは、「貯金ちょきんゼロ」「計画けいかく性せいゼロ」「収入しゅうにゅうゼロ」だった著者ちょしゃの山本やまもと有ゆう花はな氏しが実践じっせんしたお金かねの使つかい方かた、貯ため方かた、増ふやし方かたを紹介しょうかいしている。

■まずは貯金ちょきん箱ばこを活用かつようして、貯金ちょきんに慣なれよう

　よくありがちな、「給料きゅうりょうから生活せいかつ費ひを出だしていって、その月つき残のこったお金かねを貯金ちょきんする」という方法ほうほうは意外いがいと貯たまらない。そもそも、お金かねを余あまらせることを考かんがえて、お金かねを使つかうことができる人ひとであれば、とっくに貯金ちょきんができているはずだ。

　なので、最初さいしょから貯金ちょきん分ぶんを抜ぬき取とって、そのお金かねはもともとなかったものとするのは一ひとつの手てだ。手取てどり20万まん円えんとすると、最初さいしょから2万まん円えんを定期ていき預金よきんに入いれてしまう。しかし、普段ふだんから収入しゅうにゅうを1カ月かげつで使つかい切きってしまう人ひとがそれをするのは無謀むぼうだろう。月末げつまつに足たりなくなってカードを使つかったりしたら本末転倒ほんまつてんとうだ。

　そこで、山本やまもと氏しがおすすめするのは「貯金ちょきん箱ばこ」。慣なれたら定期ていき預金よきんに切きり替かえるのもいいが、第だい一いち段階だんかいとしては、いざとなっても引ひき出だしやすい方法ほうほうで貯金ちょきんしていくのが賢明けんめいだろう。

　最初さいしょから抜ぬき取とる額がくは1割わりをめどに考かんがえる。手取てどり20万まん円えんなら2万まん円えん。その1週間しゅうかん分ぶんである5,000円えんを先さきに抜ぬき取とってしまい、毎週まいしゅう5,000円えんずつ貯金ちょきん箱ばこに入いれる。そして、本書ほんしょで紹介しょうかいされている山本やまもと氏しオリジナルのマネーシートに記入きにゅうするのだ。

■貯金ちょきんしたいなら食費しょくひのコンビニ率りつを下さげろ！

　最初さいしょに貯金ちょきん分ぶんを抜ぬき取とる方法ほうほうの他ほかの作戦さくせんとしては、エンゲル係数けいすうを減へらす方法ほうほうがある。エンゲル係数けいすうとは、家計かけいの消費しょうひに占しめる飲食いんしょく費ひの割合わりあいのことだ。

　家族かぞくの人数にんずうや世代せだいによっても異ことなるが、だいたい20～25％が適当てきとうだといわれている。エンゲル係数けいすうは「食費しょくひ÷消費しょうひ額がく×100」で求もとめる。25％以下いかならば、無理むりしてそれ以上いじょう減へらす必要ひつようはないが、超こえていれば25％以下いかに減へらす努力どりょくが必要ひつよう。

　ただ、エンゲル係数けいすうを25％以下いかになるように予算よさんを組くんでも、実際じっさいにやってみるとできない、続つづかない人ひとも少すくなくない。実際じっさいに山本やまもと氏し自身じしんがそうだった。そこで、食費しょくひに占しめるコンビニで使つかう金額きんがく（コンビニ係数けいすう）を20％以下いかにしたら、グンと食費しょくひが減へったという。

　飲のみ物ものやコンビニ弁当べんとうをコンビニで買かうのをやめて、自炊じすいに変かえるだけでも大おおきく削減さくげんできるのだ。

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　細こまかな家計かけい簿ぼをつけずに、ただ使つかった額がくや貯金ちょきん額がくだけを気きにしていればよい、という山本やまもと氏しの貯金ちょきん方法ほうほう。山本やまもと氏し自身じしんが細こまかいことが大嫌だいきらいだったからこそ、考かんがえついた方法ほうほうだという。

　ズボラな人ひとでも挑戦ちょうせんできるお金かねの貯ため方かただ。

（新刊しんかんJP編集へんしゅう部ぶ）

※本ほん記事きじは、「新刊しんかんJP」より提供ていきょうされたものです。