春風しゅんぷうが吹ふく街まち

秋あき来らいたり、とは言いえ、夏なつ来らいたりと
言いいたいほどの暑あつさにはまいる。
秋空あきぞらとはうらはらに秋風あきかぜはふかず。
不思議ふしぎな現象げんしょうでならない。
今年ことしも運動会うんどうかいはしない学校がっこうが多おおいとの
こと。子供こども達たちの思おもい出での場ばがまた
一ひとつ去さっていく。私わたしは夕方ゆうがた、海岸かいがん沿ぞいを
歩あるきながらそう考かんがえた。

仲秋ちゅうしゅうの名月めいげつ
　名月めいげつや、名月めいげつや、ああ、名月めいげつや

月つきは不思議ふしぎな気きにさせてくれます。
どんな時ときにも、どんな所ところでも
心しんを和なごませてくれる。
月つきありて、生いきる喜よろこびがあるような
気きがしてならないのである。
私わたしは、科学かがく者しゃに言いいたい。もう月つきを
そっとしてもらいたい。そして、月つきには
うさぎが餅もちをついているともう一いち度どだけ
でも思おもわせて欲ほしい。私わたしにとっては
もう十分じゅうぶん便利べんりな世よの中なかになったような
気きがしてならないのである。
名月めいげつよ、本当ほんとうにありがとう。

ちぎれ雲ぐも

生活せいかつに歌うた。学習院大学がくしゅういんだいがくの同窓会どうそうかいでも歌うたわれて
いるそうです。
歌詞かしの一郎いちろうですが

ちぎれ雲ぐもを見上みあげながら
君きみだけが好すきだよー

また、三さん橋きょう三さん智也ともやの
　　たった一人ひとりの人ひとでした
も、いい歌うたですね。
青春せいしゅん時代じだいにかえって歌うたいたいですね。

携帯けいたいの
絵文字えもじが
読よめず
電話でんわする


会議かいぎ中ちゅう
着ちゃくめろ鳴なって
目めが覚さめた

今日きょうという日ひは、再ふたたび、きたらず。
小ちいさな花はなも、精一杯せいいっぱい生いきている。
青あおい空そら、あかね雲くもを見上みあげながら、
もっと、もっと一いち日にちを大事だいじに過すごそうと
思おもった。　ちぎれ雲ぐもという歌うたがある。
青春せいしゅん時代じだいの甘あまい歌うたである。なかなかいい歌うたである。