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《海うみ岛算经 - Hai Dao Suan Jing》

 [Three Kingdoms] 263
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1 海うみ岛算经:
今こん有望ゆうぼう海うみ岛，立たて两表，齐高三さん丈たけ，前ぜん后きさき相去あいさり千せん步ほ，令れい后きさき表ひょう与あずか前ぜん表ひょう参さん相しょう直じき。从前表ひょう却行一いち百ひゃく二に十じゅう三さん步ほ，人にん目め著ちょ地ち取と望もち岛峯，与あずか表ひょう末まつ参さん合あい。从后表ひょう却行一いち百ひゃく二に十じゅう七なな步ほ，人にん目め著ちょ地ち取と望もち岛峯，亦また与あずか表ひょう末まつ参さん合あい。问岛高だか及去表ひょう各かく几何？
答こたえ曰：岛高四よん里さと五ご十じゅう五ご步ほ；去さ表おもて一いち百ひゃく二に里さと一いち百ひゃく五ご十じゅう步ほ。
术曰：以表高だか乘じょう表ひょう间为实；相しょう多た为法，除じょ之の。所得しょとく加か表高おもてだか，即そく得とく岛高。求もとめ前ぜん表ひょう去さ岛远近ちか者しゃ：以前いぜん表ひょう却行乘じょう表ひょう间为实；相しょう多た为法。除じょ之の，得とく岛去表ひょう数すう。

2 海うみ岛算经:
今こん有望ゆうぼう松生まつおい山上さんじょう，不知ふち高下こうげ。立たて两表齐，高こう二に丈たけ，前ぜん后きさき相去あいさり五ご十じゅう步ほ，令れい后きさき表ひょう与あずか前ぜん表ひょう参さん相しょう直じき。从前表ひょう却行七なな步ほ四よん尺しゃく，薄地うすじ遥はるか望のぞむ松末ますえ，与あずか表おもて端はし参さん合あい。又また望もち松本まつもと，入いれ表ひょう二に尺しゃく八はち寸すん。复从后きさき表ひょう却行八はち步ほ五ご尺しゃく，薄地うすじ遥はるか望のぞむ松末ますえ，亦また与あずか表おもて端はし参さん合あい。问松高だか及山去さ表おもて各かく几何？
答こたえ曰：松まつ高だか一いち十じゅう二に丈たけ二に尺しゃく八はち寸すん；山さん去さ表おもて一いち里さと二に十じゅう八はち步ほ、七なな分ふん步ふ之の四よん。
术曰：以入表ひょう乘じょう表ひょう间为实。相あい多た为法，除じょ之の。加入かにゅう表ひょう，即そく得とく松まつ高だか。求もとめ表ひょう去さ山やま远近者しゃ：置おけ表ひょう间，以前いぜん表ひょう却行乘じょう之の为实。相あい多た为法，除じょ之の，得とく山やま去さ表ひょう。

3 海うみ岛算经:
今こん有ゆう南みなみ望もち方かた邑，不知ふち大小だいしょう。立たて两表东、西にし去さ六ろく丈たけ，齐人目め，以索连之。令れい东表与あずか邑东南みなみ隅すみ及东北きた隅すみ参さん相しょう直じき。当とう东表之の北きた却行五ご步ほ，遥はるか望のぞむ邑西北きた隅すみ，入にゅう索さく东端二に丈たけ二に尺しゃく六ろく寸すん半はん。又また却北行ぎょう去さ表おもて一いち十じゅう三さん步ほ二に尺しゃく，遥はるか望のぞむ邑西北きた隅すみ，适与西表いりおもて相しょう参さん合あい。问邑方かた及邑去表ひょう各かく几何？
答こたえ曰：邑方三さん里さと四よん十じゅう三さん步ほ、四よん分ふん步ふ之の三さん；邑去表ひょう四よん里さと四よん十じゅう五ご步ほ。
术曰：以入索さく乘じょう后きさき去さ表ひょう，以两表ひょう相去あいさり除じょ之の，所得しょとく为景差さ；以前いぜん去さ表おもて减之，不尽ふじん以为法ほう。置おけ后きさき去さ表ひょう，以前いぜん去さ表おもて减之，馀以乘入のりいれ索さく为实。实如法ほう而一，得とく邑方。求もとめ去ざ表おもて远近者しゃ：置おけ后きさき去さ表ひょう，以景差さ减之，馀以乘じょう前まえ去さ表おもて为实。实如法ほう而一，得とく邑去表ひょう。

4 海うみ岛算经:
今こん有望ゆうぼう深谷ふかや，偃矩岸上きしかみ，令れい句く高だか六ろく尺しゃく。从句端はし望もち谷たに底そこ，入下にゅうした股また九きゅう尺しゃく一いち寸すん。又また设重矩のり于上，其矩间相去あいさり三さん丈たけ。更さら从句端はし望もち谷たに底そこ，入いれ上じょう股また八はち尺しゃく五ご寸すん。问谷深ふか几何？
答こたえ曰：四よん十じゅう一いち丈たけ九きゅう尺しゃく。
术曰：置おけ矩のり间，以上いじょう股また乘じょう之の，为实。上うえ、下しも股また相しょう减，馀为法ほう，除じょ之の。所得しょとく以句高だか减之，即そく得とく谷たに深ふか。

5 海うみ岛算经:
今こん有ゆう登山とざん望楼ぼうろう，楼ろう在ざい平地ひらち。偃矩山上さんじょう，令れい句く高だか六ろく尺しゃく。从句端はし斜はす望楼ぼうろう足あし，入下にゅうした股また一いち丈たけ二に尺しゃく。又また设重矩のり于上，令れい其间相去あいさり三さん丈たけ。更さら从句端はし斜はす望楼ぼうろう足あし，入いれ上じょう股また一いち丈たけ一いち尺しゃく四よん寸すん。又また立たて小しょう表ひょう于入股また之の会かい，复从句く端はし斜はす望楼ぼうろう岑端，入いれ小しょう表ひょう八はち寸すん。问楼高だか几何？
答こたえ曰：八丈はちじょう。
术曰：上下じょうげ股また相しょう减，馀为法ほう；置おけ矩のり闲，以下いか股また乘じょう之の，如句高だか而一。所得しょとく，以入小しょう表ひょう乘じょう之の，为实。实如法ほう而一，即そく是ぜ楼ろう高だか。

6 海うみ岛算经:
今こん有ゆう东南望もち波なみ口こう，立たて两表南みなみ、北きた相去あいさり九きゅう丈たけ，以索薄地うすじ连之。当とう北表きたおもて之の西にし却行去さ表おもて六ろく丈たけ，薄地うすじ遥はるか望のぞむ波なみ口こう南岸なんがん，入にゅう索さく北端ほくたん四よん丈たけ二に寸すん。以望北岸ほくがん，入にゅう前ぜん所望しょもう表ひょう里さと一いち丈たけ二に尺しゃく。又また却后行ぎょう1去さ表おもて一いち十じゅう三さん丈たけ五ご尺しゃく。薄地うすじ遥はるか望のぞむ波なみ口こう南岸なんがん，与あずか南みなみ表ひょう参さん合あい。问波口こう广几何なに？
答こたえ曰：一いち里さと二に百ひゃく步ほ。
术曰：以后去さ表おもて乘入のりいれ索さく，如表相去あいさり而一。所得しょとく，以前いぜん去さ表おもて减之，馀以为法；复以前まえ去さ表おもて减后去さ表ひょう，馀以乘入のりいれ所望しょもう表ひょう里さと为实，实如法ほう而一，得とく波なみ口こう广。

1. 后きさき行ぎょう : Originally read: "行ぎょう后きさき". Corrected by 李り淳あつし风注。

7 海うみ岛算经:
今こん有望ゆうぼう清きよし渊，渊下有ゆう白石しろいし。偃矩岸上きしかみ，令れい句く高だか三さん尺しゃく。斜はす望もち水すい岸がん，入下にゅうした股また四よん尺しゃく五ご寸すん。望もち白石しらいし，入下にゅうした股また二に尺しゃく四よん寸すん。又また设重矩のり于上，其间相去あいさり四よん尺しゃく。更さら从句端はし斜はす望もち水すい岸がん，入いれ上じょう股また四よん尺しゃく。以望白石しらいし，入いれ上じょう股また二に尺しゃく二に寸すん。问水深すいしん几何？
答こたえ曰：一いち丈たけ二に尺しゃく。
术曰：置おけ望もち水上すいじょう下か股また相しょう减，馀以乘じょう望もち石上いしがみ股また为上率りつ。又また以望石せき上下じょうげ股また相しょう减，馀以乘じょう望もち水上すいじょう股また为下率りつ。两率相しょう减，馀以乘じょう矩のり间为实；以二に差さ相乘そうじょう为法。实如法ほう而一，得とく水深すいしん。
又また术：列れつ望もち水上すいじょう下か股また及望石せき上下じょうげ股また，相そう减，馀幷为法。以望石下いしげ股また减望水下みぞおち股また，馀以乘じょう矩のり间为实，实如法ほう而一，得とく水深すいしん。

8 海うみ岛算经:
今こん有ゆう登山とざん望もち津つ，津つ在ざい山南さんなん。偃矩山上さんじょう，令れい句く高だか一いち丈たけ二に尺しゃく。从句端はし斜はす望もち津つ南岸なんがん，入下にゅうした股また二に丈たけ三さん尺しゃく一いち寸すん。又また望もち津つ北岸ほくがん，入にゅう前ぜん望もち股また里さと一いち丈たけ八はち寸すん。更さら登高とうこう岩北いわきた，却行二に十じゅう二に步ほ，上うえ登とう五ご十じゅう一いち步ほ，偃矩山上さんじょう。更さら从句端はし斜はす望もち津つ南岸なんがん，入いれ上じょう股また二に丈たけ二に尺しゃく。问津广几何なに？
答こたえ曰：二に里さと一いち百ひゃく二に步ほ。
术曰：以句高だか乘じょう下か股また，如上じょじょう股また而一。所得しょとく以句高だか减之，馀为法ほう；置おけ北きた行ぎょう，以句高だか乘じょう之の，如上じょじょう股また而一。所得しょとく以减上じょう登とう，馀以乘入のりいれ股また里さと为实。实如法ほう而一，即そく得津とくつ广。

9 海うみ岛算经:
今こん有ゆう登山とざん临邑，邑在山南さんなん。偃矩山上さんじょう，令れい句く高だか三さん尺しゃく五ご寸すん。令れい句く端はし与あずか邑东南みなみ隅すみ及东北きた隅すみ参さん相しょう直じき。从句端はし遥はるか望のぞむ东北隅すみ，入下にゅうした股また一いち丈たけ二に尺しゃく。又また施ほどこせ横よこ句く于入股また之の会かい，从立句く端はし望もち西北せいほく隅すみ，入にゅう横よこ句く五ご尺しゃく。望もち东南隅すみ，入下にゅうした股また一いち丈たけ八はち尺しゃく。又また设重矩のり于上，令れい矩のり间相去あいさり四よん丈たけ。更さら从立句く端はし望もち东南隅すみ，入いれ上じょう股また一いち丈たけ七なな尺しゃく五ご寸すん。问邑广长各かく几何？
答こたえ曰：南北なんぼく长一里さと一いち百ひゃく步ほ；东西广一里さと三さん十じゅう三さん步ほ、少しょう半はん步ほ。
术曰：以句高だか乘じょう东南隅すみ入下にゅうした股また，如上じょじょう股また而一，所得しょとく减句高だか，馀为法ほう；以东北きた隅すみ下か股また减东南みなみ隅すみ下か股また，馀以乘じょう矩のり间为实。实如法ほう而一，得とく邑南北きた长也。求もとめ邑广：以入横よこ句く乘じょう矩のり间为实。实如法ほう而一，即そく得とく邑东西にし广。

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