「日本にっぽんに電柱でんちゅうは何なん本ほんある？」コンサル流りゅう「謎なぞかけ面接めんせつ」で頭あたまのいい人じんを採用さいようできなくなったワケ

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コンサル転職てんしょくの定番ていばん
「フェルミ推定すいてい」のデメリットとは？

　中途ちゅうと採用さいようの面接めんせつで出題しゅつだいされる「フェルミ推定すいてい」をご存ぞんじでしょうか。

「日本にっぽん国内こくないに電柱でんちゅうは何なん本ほんありますか？」
「東京とうきょう都内とないにマンホールは何なん個こありますか？」

　転職てんしょく希望きぼう者しゃにこんな質問しつもんを投なげかけ、「論理ろんり的てきに物事ものごとを推定すいていする力ちから」を見定みさだめる手法しゅほうがフェルミ推定すいていです。

　この手法しゅほうは、戦略せんりゃくコンサルティング会社かいしゃをはじめとするコンサル業界ぎょうかいの面接めんせつで多おおく使つかわれてきました。コンサルタントに求もとめられる「限かぎられた情報じょうほうをもとに、顧客こきゃく企業きぎょうの戦略せんりゃくの全体ぜんたい像ぞうをつかむ力ちから」「限かぎられた時間じかん内ないに、顧客こきゃく企業きぎょうの問題もんだい点てんを推定すいていする力ちから」のレベルが分わかるためです。

　ですが近年きんねんは、異い業種ぎょうしゅの会社かいしゃが「大手おおてコンサルがやっているから、うちも使つかってみよう」とフェルミ推定すいていを導入どうにゅうするケースが増ふえました。その結果けっか、従来じゅうらいは目立めだたなかった「思おもわぬデメリット」が表面ひょうめん化かしてきました。

　コンサル流りゅう「謎なぞかけ面接めんせつ」の知しられざる課題かだいとは、一体いったいどのようなものでしょうか。転職てんしょくコンサルタントがプロの目線めせんで解説かいせつしていきます。