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聖剣伝説3ToM (せいけんでんせつすりーとらいあるずおぶまな)とは【ピクシブ百科事典】

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せいけん伝説でんせつ3ToM

せいけんでんせつすりーとらいあるずおぶまな

せいけん伝説でんせつ3』のフルリメイク作品さくひん。2020ねん4がつ24にち発売はつばい
目次もくじ [表示ひょうじ]
  • 解説かいせつ
  • おも変更へんこうてん追加ついか要素ようそ
  • 3 バトルシステムの変更へんこう
  • 3.1 フィールドの設定せってい逃走とうそう
  • 3.2 アクション要素ようそ
  • 3.2.1 ジャンプ・移動いどう・ローリング回避かいひ
  • 3.2.2 攻撃こうげきモーションとコンボ
  • 3.3 ダメージ計算けいさんしき
  • 3.4 属性ぞくせい仕様しよう
  • 3.5 補助ほじょ魔法まほう特技とくぎなどの効果こうか
  • 3.6 リングコマンド(特技とくぎ魔法まほうとアイテム使用しよう
  • 3.7 必殺ひっさつわざとSPゲージの仕様しよう変更へんこう
  • 3.8 クリティカルの実装じっそう
  • 3.9 てき行動こうどうなどの設定せってい
  • 3.10 ボスの仕様しよう
  • 3.11 操作そうさキャラのえと味方みかたAIの特徴とくちょう
  • 3.12 ドロップアイテム
  • 3.13 まとめ:バトルシステムのパワーアップ
  • 育成いくせいシステム
  • 4.1 レベルと経験けいけんのバランス
  • 4.2 育成いくせいポイントシステム
  • 4.2.1 クラスチェンジと育成いくせいポイント・習得しゅうとくスキル
  • 4.2.2 育成いくせいポイントのリセット機能きのう
  • 4.3 クラスチェンジ
  • 4.3.1 クラス1
  • 4.3.2 クラス2
  • 4.3.3 クラス3
  • 4.3.4 クラス4
  • 4.3.5 リメイクばんクラスチェンジまとめ
  • 4.4 アビリティ
  • 4.4.1 通常つうじょうアビリティ
  • 4.4.2 専用せんようアビリティ
  • 4.4.3 キャラが習得しゅうとくするリンクアビリティ
  • 4.4.4 ストーリーちゅう獲得かくとくするリンクアビリティ
  • 4.4.5 ちからのアビリティ
  • 4.4.6 まもりのアビリティ
  • 4.4.7 知性ちせいのアビリティ
  • 4.4.8 精神せいしんのアビリティ
  • 4.4.9 うんのアビリティ
  • 追加ついかエピソードとクラス4
  • 5.1 グラン・クロワ
  • 5.2 だい魔女まじょアニス
  • 周回しゅうかい要素ようそ新設しんせつ
  • 難易なんい
  • 7.1 ベリーイージー
  • 7.2 イージー
  • 7.3 ノーマル
  • 7.4 ハード
  • 7.5 ベリーハード
  • 7.6 ノーフューチャー
  • 7.6.1 代表だいひょうてき戦略せんりゃく戦術せんじゅつ
  • しょうネタ
  • 9 バグ
  • 10 その
  • 11 関連かんれんイラスト
  • 12 関連かんれんタグ
  • 12.1 個別こべつ
  • 12.2 関連かんれん作品さくひん
  • 13 関連かんれん動画どうが
  • 14 外部がいぶリンク
  • ストーリーとうについては旧作きゅうさく記事きじ参照さんしょうせいけん伝説でんせつ3


    解説かいせつ編集

    1995ねんスクウェアげんスクウェア・エニックス)より発売はつばいされたせいけん伝説でんせつ3のフルリメイク作品さくひん。2020ねん4がつ24にち発売はつばい開発かいはつ株式会社かぶしきがいしゃジーン担当たんとう

    正式せいしき名称めいしょうは『せいけん伝説でんせつ3 TRIALS of MANA』であるが、記事きじ作成さくせい時点じてんでは「せいけん伝説でんせつ3ToM」の略称りゃくしょうタグが圧倒的あっとうてきおおい。

    対応たいおう機種きしゅはSWITCH、PS4STEAM。キャラクターデザインはコレクションからの続投ぞくとうHACCAN


    おも変更へんこうてん追加ついか要素ようそ編集

    • 一人ひとりプレイ専用せんようになった。これはフィールドがフル3Dになったこと三人称さんにんしょう視点してんになったことによるもの。
    • キャラクターボイス実装じっそう
      • キャラクターめいしゃべってくれるが、えに名前なまえ変更へんこうはできなくなった。
    • BGMは菊田きくた監修かんしゅうしも全曲ぜんきょくアレンジ。
      • オプションで「アレンジ」と「オリジナル」の可能かのう。SFCの音源おんげん馴染なじふかひとでも「オリジナル」に設定せっていすることでプレイ可能かのう
    • グラフィックが2Dからフル3Dにあらためられた。
      • これにより、フィールドマップは最大さいだい5つ(本編ほんぺんのみ)のエリアにまとめられた。ワールドマップはSFCばん疑似ぎじ3Dから完全かんぜんに3Dされたこと、マップ確認かくにんはいるようになった以外いがいはほぼ従前じゅうぜんどおりの仕様しよう
    • バトルめんおおきく改変かいへんべつ項目こうもくにて記載きさい
    • 育成いくせいシステム自体じたいおおきく変更へんこうされた。これも項目こうもくけて記載きさい
      • クラスチェンジしたのちもクラス1にもどすことが可能かのうとなった。これも育成いくせい項目こうもく記載きさい
    • つよくてニューゲーム実装じっそうされた。後述こうじゅつ
    • 難易なんい変更へんこうのシステムが実装じっそう後述こうじゅつ
    • ドラゴンズホール以外いがいのルートでもブラックラビたたかえるじょうなんでも再戦さいせん可能かのうになった。
    • セーブスロットが12+オートセーブ1個いっこけい13になった。
    • 戦闘せんとう移動いどうちゅう仲間なかま同士どうしいするようになった。だれ主人公しゅじんこうにして、だれなん番目ばんめ仲間なかまにしているかで内容ないよう変化へんかする。
      • 主人公しゅじんこう仲間なかま因縁いんねんのある人物じんぶつとのたたかいでもいが発生はっせいする。ただし「デュランとアンジェラをれた状態じょうたいにするとデュランと相手あいて台詞せりふ優先ゆうせんされ、アンジェラのいがけなくなる」などのケースがある。
    • 武器ぶき個別こべつにグラフィックが用意よういされ、周回しゅうかいあつめた武器ぶきのビジュアルをメニュー画面がめん閲覧えつらんできる。
    • たねえる植木鉢うえきばちにLvが設定せっていされた。たねえてLvががればがるほどてきたねのドロップりつたねえたさいいものがみのかくりつがアップする。
      • たね種類しゅるい統一とういつされており、基本きほんてきには「アイテムのたね」と「???のたね」。アイテムのたねから武器ぶき防具ぼうぐ魔法まほうアイテムもるようになっている。アイテムのたねは「(ただの)アイテムのたね」⇒「銀色ぎんいろ~」⇒「金色きんいろ~」⇒「虹色にじいろ~」とランクがあり、後者こうしゃほどレアなアイテムがるようになっている。
    • サボテンくんさがしが実装じっそうされた。世界中せかいじゅうに50ヶ所かしょにいるサボテンくんつけると5かいつけるごとに便利べんり特典とくてんをつけてくれる(宿屋やどや無料むりょう経験けいけんがたまに2ばい、3ばいなど)。サボテンくんのコンプ状況じょうきょうつよくてニューゲームにもげる。

    バトルシステムの変更へんこう編集

    バトルめん原作げんさくのプレイフィールを尊重そんちょうしつつも、非常ひじょうおおきな改変かいへんはいった。


    フィールドの設定せってい逃走とうそう編集

     シームレスに戦闘せんとう移行いこうすることは一緒いっしょだが、フィールド移動いどうちゅうでも戦闘せんとうちゅうでもおなじアクションをおこなえるようになった。移動いどう速度そくど同一どういつで、まちちゅうでも武器ぶきまわせる(どこかの勇者ゆうしゃよう他人たにんさまいえつぼはたったりはしないが)。

    • マップの仕様しよう変更へんこうともからむが、てき集団しゅうだんごとにバトルフィールドが設定せっていされるようになった。
    • さらにこの影響えいきょうかんがえられるが、雑魚ざこてき配置はいちもほぼ固定こていされ、エンカウントのランダム要素ようそくなった。戦闘せんとう開始かいし不意ふいくこともなくなり、ねむっているラビなぐ非道ひどう主人公しゅじんこう過去かこのもの。一方いっぽうかく戦闘せんとうごとてきかず種類しゅるい固定こていなので、あらかじ有利ゆうりなアビリティやアイテムを装備そうびしてのぞむことすら可能かのうになった。
    • 逃走とうそうはフィールドの境界きょうかいかって一定いってい時間じかんダッシュするように変更へんこう

    アクション要素ようそ編集

     おそらくほんリメイク最大さいだい変更へんこうてんたかさの概念がいねん導入どうにゅうされたためジャンプが追加ついかされただけでなく、コンボやダッシュ、ローリング回避かいひ実装じっそうされ、全体ぜんたいとしてアクションゲーム要素ようそつよくなった。そして回避かいひ不能ふのう攻撃こうげき存在そんざいしなくなり物理ぶつりてき回避かいひする、詠唱えいしょう妨害ぼうがいして攻撃こうげき阻止そしするなどのアクションせいをよりたかめたバトルデザインとなった。

    • この影響えいきょう命中めいちゅうりつ回避かいひりつ概念がいねんくなっている(ステータスから「すばやさ」が削除さくじょされており、該当がいとうする特技とくぎ追加ついか効果こうか削除さくじょ調整ちょうせいもされている)。
    • 防御ぼうぎょ」というアクションはい。
    • てき味方みかたとも「き」の概念がいねん導入どうにゅうされ、キー入力にゅうりょくで「特定とくていてきねらい、それをじく移動いどうする」ことも可能かのうとなった。背面はいめん攻撃こうげきするとクリティカルがやすくなったり、ねらっているてきからの攻撃こうげきには防御ぼうぎょボーナスがつくといった「位置いちやターゲッティングが戦況せんきょう影響えいきょうする」要素ようそ強化きょうかされた。

    ジャンプ・移動いどう・ローリング回避かいひ編集

    • ジャンプのたかさや移動いどう速度そくど歩行ほこうとダッシュ)は操作そうさ任意にんい調整ちょうせいできるが、ローリング回避かいひ性能せいのうふくめてキャラごと差異さいい。装備そうびによる影響えいきょうなどもない。
    • ローリング回避かいひ発動はつどう直後ちょくごのみだが無敵むてき時間じかんがある。ローリングしているあいだすべてが無敵むてきではてん注意ちゅうい
    • ジャンプなどで空中くうちゅうにいる場合ばあい空中くうちゅうじゃく攻撃こうげき空中くうちゅう強攻きょうこうげき空中くうちゅうローリング回避かいひ可能かのう
    • ダッシュちゅうじゃく攻撃こうげきでダッシュ攻撃こうげきとなる。

    攻撃こうげきモーションとコンボ編集

    攻撃こうげきモーションはぜんキャラ個別こべつちがいがあり、クラス1は3れん入力にゅうりょくまで、クラス2で4れん、クラス3-4では5れんまで、じゃく攻撃こうげき強攻きょうこうげきわせてコンボがめる。ダッシュ攻撃こうげき空中くうちゅう攻撃こうげきもあり、モーションのいで間断かんだんなくコンボに移行いこうできるキャラもるが、原則げんそくコンボとは別枠べつわく攻撃こうげきである。

    • 必殺ひっさつわざのSPゲージ回復かいふくのかけら(ジェム)は基本きほんてきには強攻きょうこうげきHit発生はっせいほかにもSP回収かいしゅう手段しゅだん多数たすうだが、かけらはパーティ全員ぜんいんのSPを回復かいふくさせる効果こうかがある。
    • 雑魚ざこてきふく被弾ひだんしてもひるんだりダウンするのはてきHP低下ていか一部いちぶ強攻きょうこうげき必殺ひっさつわざのみ。アビリティでダウンをりやすくなるものもあるが、先制せんせい攻撃こうげきしてもてきとくひるむことが皆無かいむ大型おおがたのボス)はおかましに反撃はんげきしてくる可能かのうせいがあるため注意ちゅうい。ただしてき回避かいひもしないが。
    • じゃく攻撃こうげきのみ(1-5れんげき

     基本きほんてき攻撃こうげきモーション。クラスによるが最大さいだい3れんげきから5れんげき原作げんさくで1入力にゅうりょく2かい攻撃こうげきだったケヴィンやホークアイもじゃく攻撃こうげきは1入力にゅうりょく1かい攻撃こうげきとなった。

    • チャージ攻撃こうげき

     強攻きょうこうげき単独たんどく入力にゅうりょくするとチャージがはじまり、ボタンをはなすとチャージ攻撃こうげき発動はつどう。リメイクばんでは一部いちぶボスふくめアーマーちのてきるが、アーマーには守備しゅびりょくとはべつけず存在そんざいする。チャージ攻撃こうげきはアーマーのけずおおきく、最大さいだいタメならおおくのてきのアーマーを一発いっぱつ破壊はかいできる。

    • じゃく強攻きょうこうげきばし攻撃こうげき

     てきばし、ダウンもりやすい攻撃こうげき通常つうじょう戦闘せんとうようだが全般ぜんぱんてき発動はつどうおそくリーチも範囲はんいせまいことと、ボスとなるとひとがたでもまずひるまず足止あしど不可能ふかのうてん注意ちゅういひとがたボスならば、必殺ひっさつわざくらいなら比較的ひかくてきたか割合わりあいひるんでくれるが)。

    • じゃくじゃく強攻きょうこうげき広範囲こうはんい攻撃こうげき

     広範囲こうはんい強攻きょうこうげき。デュランやリースのよこぎがいかにもひろい。ケヴィンだと強攻きょうこうげき独特どくとくのモーションで2れんげき合計ごうけい4れんげき、ホークアイならスピンしながら3れんげき合計ごうけい5れんげきで、キャラごと差異さいおおきいコンボ。

    • じゃくじゃくじゃく強攻きょうこうげき(クラス2コンボ、突進とっしん攻撃こうげき

     クラス2以上いじょう使用しよう可能かのうなコンボで、強攻きょうこうげきさい正面しょうめん高速こうそく突進とっしんする。てき配置はいちによっては多数たすうえにしたり、高速こうそく移動いどう回避かいひてきぐんからの離脱りだつにも使つかえる。

    • じゃくじゃくじゃくじゃく強攻きょうこうげき(クラス3コンボ、こう倍率ばいりつ攻撃こうげき最終さいしゅうコンボ)

     クラス3以上いじょう使用しよう可能かのうなコンボで、キャラごとのモーション非常ひじょうおおきいが、全般ぜんぱん攻撃こうげき倍率ばいりつ非常ひじょうたかい。攻撃こうげき計算けいさんしきもあり一概いちがいにはえないが、この強攻きょうこうげきだけでクラス1必殺ひっさつわざえる破壊はかいりょく場合ばあいもあるほど。リースは3Hit、ケヴィンとホークアイは5Hitでは1Hitである。


    ダメージ計算けいさんしき編集

     公開こうかいされているわけではないがオリジナルばんでは「攻撃こうげきりょく-防御ぼうぎょりょく」だったが、リメイクばんでは「(攻撃こうげきりょく×レベルによる係数けいすう)÷防御ぼうぎょりょくとなり計算けいさんしき根本こんぽんてき変化へんかし、その影響えいきょうかステータスの数値すうちおおきく変化へんかした。なお、魔法まほう忍術にんじゅつ召喚しょうかんなどは「(魔法まほう攻撃こうげきりょく×レベルによる係数けいすう)÷魔法まほう防御ぼうぎょりょく」となっている。

     なお、一撃いちげきあたりの最大さいだいダメージは5けたまで、味方みかた最大さいだいHPも4けたにまでびた。

    • 攻撃こうげきりょくは「ちから」と「武器ぶき攻撃こうげきりょく」の合算がっさんで、旧作きゅうさくのように武器ぶき攻撃こうげきりょく係数けいすうちから乗算じょうざんするものではなくなった。
    • 防御ぼうぎょりょくは「まもり」と「防具ぼうぐ防御ぼうぎょりょく」の合算がっさんで、こちらも身体しんたい防具ぼうぐ係数けいすうはなくなった。
    • 魔法まほう攻撃こうげきりょくは「知性ちせい」と「武器ぶき魔法まほう攻撃こうげきりょく」と「魔法まほう自体じたい攻撃こうげきりょく」の合算がっさんとなり、アンジェラなど魔法使まほうつかけいでも武器ぶき強化きょうかする重要じゅうようせいした。また、ひかり属性ぞくせい魔法まほう計算けいさんしき知性ちせい依存いぞん統一とういつされた。
    • 魔法まほう防御ぼうぎょりょくは「精神せいしん」と「防具ぼうぐ魔法まほう防御ぼうぎょりょく」の合算がっさんとなった。
    • 攻撃こうげきりょくにかかる係数けいすうは(当然とうぜんだが)じゃく攻撃こうげきより強攻きょうこうげきほうおおきい。とくにクラス2コンボやクラス3コンボはダメージ倍率ばいりつおおきく設定せっていされている。なお、クラス3コンボがさんれんげきのリースよりいちげきのデュランのほう一発いっぱつあたりの倍率ばいりつおおきいものの、ぜんたまたためばリースのほう最終さいしゅうてき倍率ばいりつ上回うわまわるようになっている。れんげきするキャラクターのほうがダメージ効率こうりつ有利ゆうりだが、そのぶん攻撃こうげきフレームがびてしまい反撃はんげきもらいやすいてんには注意ちゅうい必要ひつよう
    • 『パワーアップ』etcでられる攻撃こうげきりょくバフは120%で、ダメージは素直すなおに120%となる。一方いっぽうで『プロテクトダウン』etcをてき付与ふよした場合ばあい防御ぼうぎょりょく80%となり、ダメージは125%となる。ちなみに同種どうしゅのバフやデバフはかさけはできないが、自身じしんに『パワーアップ』とてきに『プロテクトダウン』を併用へいようすれば相乗そうじょう効果こうかられダメージは150%となる。
    • 必殺ひっさつわざすこ特殊とくしゅで「[{(攻撃こうげきりょく+魔法まほう攻撃こうげきりょく)÷2}×レベル係数けいすう]÷防御ぼうぎょりょく」であり、アンジェラやシャルロットでも魔法まほう攻撃こうげきりょく影響えいきょうわざ威力いりょくられる仕様しようとなった。一方いっぽうで『パワーアップ』のバフによる必殺ひっさつわざのダメージ向上こうじょうは「攻撃こうげきりょくぶんしか120%とはならず、『パワーアップ』と『マインドアップ』を両方りょうほうかけてはじめて必殺ひっさつわざ威力いりょくが120%となる(数値すうちだけかんがえればてきに『プロテクトダウン』かけてしまったほうはやいともえる)。
    • 魔法まほうアイテムは魔法まほう同一どういつ使用しようしゃ魔法まほう攻撃こうげきりょくてき魔法まほう防御ぼうぎょりょくがダメージ計算けいさん参照さんしょうされる。一方いっぽう投擲とうてきアイテムは計算けいさんしきうんてき防御ぼうぎょりょく参照さんしょうされ、ホークアイだとダメージががりやすい。なお、ホークアイの一部いちぶクラスのトラップ攻撃こうげきなどもうん参照さんしょうしている。
    • 広範囲こうはんい魔法まほう必殺ひっさつわざ全体ぜんたい忍術にんじゅつでどれだけ多数たすうてきんでもてき単体たんたいあたりのダメージは減衰げんすいしない。
    • 回復かいふく魔法まほうと『ポトのあぶら』の回復かいふくりょうじゅつしゃ精神せいしんとレベルのみが参照さんしょうされる。こちらも全体ぜんたいしても減衰げんすいしない。

    属性ぞくせい仕様しよう編集

    • 弱点じゃくてんはダメージ150%、半減はんげんは50%で無効むこう吸収きゅうしゅう原作げんさくおなじ。属性ぞくせいの「反射はんしゃ」はくなった。また、一部いちぶてき弱点じゃくてん属性ぞくせいなどに変更へんこうがある。
    • リングコマンドで属性ぞくせい攻撃こうげきしようとすると、対象たいしょうてきの「弱点じゃくてん半減はんげん無効むこう吸収きゅうしゅう」が表示ひょうじされる親切しんせつ設計せっけいとなった。
    • 忍術にんじゅつのように「属性ぞくせいダメージ+ステータスダウン付与ふよ」の攻撃こうげきには、属性ぞくせい無効むこう吸収きゅうしゅうがあるとダウン付与ふよもされない。
    • 『アンティマジック』でてき吸収きゅうしゅう属性ぞくせいくなるなぞ現象げんしょうくなった(どう魔法まほう価値かちがってしまったが…)。
    • 曜日ようび一致いっち魔法まほうで+4%の、セイバー魔法まほうで+8%のダメージ倍率ばいりつになる。ひかり属性ぞくせいやみ属性ぞくせい曜日ようび昼夜ちゅうや影響えいきょうい。
    • セイバー魔法まほうでは弱点じゃくてんくと、じゃく攻撃こうげき必殺ひっさつわざのHitでも本来ほんらい発生はっせいしない「SPのかけら」が1Hitあたり1%ぶん(『オーラウェイヴ』ありだと四捨五入ししゃごにゅうで2%ぶん)発生はっせいするようになる。



    補助ほじょ魔法まほう特技とくぎなどの効果こうか編集

     『パワーアップ』や『エナジーボール』などのバフ、『プロテクトダウン』などのデバフ、セイバー魔法まほうどくだるまなどの状態じょうたい異常いじょう原則げんそく1ふん効果こうかれるようになった。例外れいがいは『ライフブースター』など最大さいだいHPに影響えいきょうするものと状態じょうたい異常いじょういし基本きほん永続えいぞくし、『カウンタマジック』『トランスシェイプ』などは被弾ひだんするまで効果こうかつづく。

     戦闘せんとう不能ふのう回復かいふく手段しゅだんはシャルロットの専用せんようアビリティをのぞき『天使てんしひじりはい』のみ。

     なお『パワーアップ』『プロテクトアップ』『マインドアップ』のさんだいバフは、デバフにたいして段階だんかいてき作用さようし、かりに『パワーダウン』になっている場合ばあいには『パワーアップ』をかけても「正常せいじょうもどる」だけとなる。

     ちなみにリメイクにおいては、特技とくぎやアイテム以外いがいさんだいバフ・さんだいデバフを付与ふよするアビリティが多数たすう新設しんせつされた。リースの役割やくわりうばわれているが、一応いちおうのアビリティでリースがバフやく・デバフやく専門せんもんたる地位ちいたもたれている。

    • 『パワーアップ』や『プロテクトダウン』などバフ・デバフは同種どうしゅかさねがけは出来できない。火力かりょくげたいなら「味方みかたに『パワーアップ』+てきに『プロテクトダウン』+弱点じゃくてんセイバーや曜日ようびセイバー+アビリティによるダメージ強化きょうか+クリティカルによる強化きょうか」など、べつカテゴリのダメージアップが必要ひつようになる。
    • 1ふんれるいから、デバフや状態じょうたい異常いじょうはクリティカルや強攻きょうこうげき付与ふよできるアビリティのほう維持いじしやすい。
    • 戦闘せんとう不能ふのうになるとすべてのバフ・デバフはリセットされる。しかしアビリティ『憤怒ふんぬ』によるダメからの攻撃こうげきりょく強化きょうかはリセットされず保持ほじされるなど、例外れいがいてきなものもある。

    リングコマンド(特技とくぎ魔法まほうとアイテム使用しよう編集

     リングコマンドは健在けんざいながらアイテムらんは12え、習得しゅうとく特技とくぎ種類しゅるい変更へんこういが特技とくぎ魔法まほう関連かんれんもアクション要素ようそ強化きょうかなずらえって大幅おおはば変更へんこうくわえられた。具体ぐたいてきには全体ぜんたい攻撃こうげき」はほぼ廃止はいしされ、特技とくぎ魔法まほう(と、必殺ひっさつわざ)はそれぞれ効果こうか範囲はんい設定せっていされた。AIのキャラふくめリングコマンドでえらぶだけで特技とくぎやアイテムを発動はつどうできるてん旧作きゅうさく一緒いっしょなので、ポーズ状態じょうたいでもあるので効果こうか範囲はんい見定みさだめて入力にゅうりょくすればいだろう。

    ちなみにバトルが制止せいしして演出えんしゅつはいるのは召喚しょうかん魔法まほうのみとなった。アンジェラの魔法まほう発動はつどうちゅうらったてきかまわずうごくなりダメージモーションとなり、のメンバーはてき味方みかたとも普通ふつう戦闘せんとうつづける。

    • 対象たいしょう位置いち関係かんけいかかわらず「全体ぜんたい」できるのは回復かいふく・バフ・デバフけいのみ。例外れいがいてきにニンジャマスターのホークアイが習得しゅうとくできる全体ぜんたい忍術にんじゅつだけは直接ちょくせつダメージをあたえる特技とくぎだが全体ぜんたいかつ必中ひっちゅう
    • 補助ほじょ回復かいふく魔法まほうおおくの攻撃こうげき魔法まほう忍術にんじゅつなど大半たいはん特技とくぎ待機たいき/詠唱えいしょう時間じかんは2びょうで、上級じょうきゅう魔法まほう召喚しょうかんでは4びょうあたりに設定せっていされている。このあいだ被弾ひだんすると特技とくぎ阻止そしされてしまう。リングコマンド表示ひょうじちゅうはポーズ状態じょうたいなのでAIの位置いち硬直こうちょくさせてしまうのは危険きけんだとおもえば見送みおくることもできる。
    • 回復かいふくアイテムや投擲とうてきアイテムも基本きほん2びょう待機たいきだが、魔法まほうアイテムやクラスチェンジアイテムは4びょう待機たいきおな効果こうか特技とくぎより待機たいきなが場合ばあいがあるてん注意ちゅうい

    必殺ひっさつわざとSPゲージの仕様しよう変更へんこう編集

     ゲージ回収かいしゅうわざ発動はつどう効果こうかおおきく変化へんかした。旧作きゅうさくことなりカウンターをもらうこともなくなり、リメイクでは「まさしく必殺ひっさつわざ」とえるまでに地位ちい向上こうじょうしている。

    • SPゲージはてき強攻きょうこうげきてると発生はっせいする「かけら(ジェム)」の回収かいしゅう回復かいふくほかにもアビリティなどで回復かいふく手段しゅだん多数たすうだが、基本きほんてきなぐ必要ひつようがある。「かけら」を回収かいしゅうするとパーティ全員ぜんいんのゲージが回復かいふく
    • ゲージ1つでSPは100%で、クラス1なら最大さいだい200%、クラス2なら300%、クラス3-4なら400%までめられる。クラス1必殺ひっさつわざででゲージ1つ消費しょうひ、クラス2で2つ、クラス3で3つとなり、このてん旧作きゅうさく一緒いっしょあらたに設定せっていされたクラス4必殺ひっさつわざは4つ消費しょうひする。
    • 旧作きゅうさくではゲージがまんタンだとそれをすべ消費しょうひする最強さいきょう必殺ひっさつわざしかせなかったが、リメイクでは任意にんいのクラスの必殺ひっさつわざてるようになった。このためクラス1必殺ひっさつわざ4連発れんぱつという運用うんよう可能かのうになった。
    • ダメージ計算けいさんしきは「[{(攻撃こうげきりょく+魔法まほう攻撃こうげきりょく)÷2}×レベル係数けいすう]÷防御ぼうぎょりょく」、魔法まほう攻撃こうげきりょく参照さんしょうされるわざ変更へんこうされ、アンジェラでも火力かりょく発揮はっきできる仕様しようとなった。係数けいすうはかなりおおきいようで、まさしく必殺ひっさつえる程度ていどには威力いりょくがある。
    • 上記じょうき計算けいさんしきのため『パワーアップ』によるダメージ向上こうじょうは「攻撃こうげきりょくぶんしか120%とはならず、『パワーアップ』と『マインドアップ』の併用へいよう必殺ひっさつわざ威力いりょくが120%となる(数値すうちだけかんがえればてきに『プロテクトダウン』かけて125%にしたほうはやいが、ほんさくはデバフよりバフのほうがリソースが潤沢じゅんたくなバランスであるてん注意ちゅうい)。
    • 原作げんさくではクラス1必殺ひっさつわざにしかセイバー魔法まほう効果こうかなかったが、リメイクでクラス2以降いこうすべての必殺ひっさつわざにセイバー魔法まほう効果こうか反映はんえいされるようになった。弱点じゃくてんセイバーなら150%のダメージ倍率ばいりつうえにSPのかけらまで発生はっせいさせ、曜日ようびセイバーや『アタックセイバー』けいアビリティの恩恵おんけいられるため、元々もともとこう威力いりょく必殺ひっさつわざをさらに底上そこあげできる手段しゅだん重要じゅうようがさらにした。ちなみに朱雀すざく飛天ひてんまい』にみず属性ぞくせい付与ふよするetc、どうてもわざ自体じたい属性ぞくせいがあるようにしかえない必殺ひっさつわざとの無理むりのあるセイバーを併用へいようという場面ばめん発生はっせいするが、そこはツッコんではいけない。
    • 操作そうさキャラが必殺ひっさつわざはなつと1びょうくらいキャラがアップととも台詞ぜりふ演出えんしゅつはいる。この演出えんしゅつはoffにもできる。
    • 必殺ひっさつわざ発動はつどうちゅう無敵むてきとなる。このためてき攻撃こうげき無敵むてきけが可能かのうだが、てき必殺ひっさつわざ範囲はんいないない場合ばあいには発動はつどう不可能ふかのうであるてん注意ちゅうい
    • クラス1必殺ひっさつわざ武器ぶき直接ちょくせつ2-3Hitするもので、エフェクトもひかえめ。例外れいがいてきにリースの『旋風せんぷうやり』のみ竜巻たつまき発生はっせいさせ最大さいだい5Hitする。なお、どのわざ画面がめんじょう武器ぶきのリーチをえて空中くうちゅうてきかならめる仕様しようとなっている。
    • クラス2以降いこう全体ぜんたい必殺ひっさつわざというものがくなり、それぞれ特定とくてい効果こうか範囲はんいゆうするわざ変更へんこうされた。
      • 特定とくてい効果こうか範囲はんい場合ばあいぜん方円ほうえん範囲はんい周囲しゅういえん範囲はんい前方ぜんぽう直線ちょくせんじょうのいずれかが大半たいはん。ボスがひるまないため、必殺ひっさつわざびながらボスが普通ふつうげてしまうという事態じたいもあり基本きほん雑魚ざこせんきだが、ダメージをあたえる部位ぶい複数ふくすううごきがにぶいor固定こていされているボスであればだいダメージをねらえる。
      • 原作げんさく単体たんたい攻撃こうげきだったわざおおくはHitするとわざのエフェクトちゅうてき拘束こうそく(ロック)するものになった。原則げんそく単体たんたいのみ拘束こうそく単体たんたいダメージだが、ロックちゅうキャラからの打撃だげき魔法まほうのダメージがはいるため上手うま利用りようすればかなりの火力かりょくになる。その性質せいしつからうごまわったりワープするボスに効果こうかてき。ちなみにロックは単体たんたいでも余波よは多少たしょう周囲しゅういてきにもダメージがはいわざもある。

    クリティカルの実装じっそう編集

     原作げんさくでは設定せっていだったクリティカルがきちんと発動はつどうするようになった。かくりつは5%でダメージ倍率ばいりつは120%(期待きたいだと101%になってしまうが…)。

    • きのあるてき場合ばあい背中せなかがわから攻撃こうげきするとクリティカルりつがる。上昇じょうしょうりつ不明ふめい
    • 魔法まほう必殺ひっさつわざにもクリティカル判定はんてい実装じっそう多段ただんHitする魔法まほう必殺ひっさつわざは1Hitごとにクリティカルがるか判定はんていされる。
    • 『エナジーボール』でクリティカルりつが20%がるほか一部いちぶアビリティによってもかくりつげられる。最大さいだいは80%。
    • このほかにもアビリティ『クリティカルアップ』けいや『集中しゅうちゅう』でかくりつ上昇じょうしょう、『クリティカルダメージ』けいや『一閃いっせんけいにてクリティカルのダメージ倍率ばいりつげられる。かくりつとダメージ倍率ばいりつ両方りょうほうげるとダメージ期待きたいおおきく向上こうじょうする。
    • クリティカル発生はっせいにデバフ付与ふよができるアビリティを習得しゅうとくできるようになった。

    てき行動こうどうなどの設定せってい編集

    • カウンターはごく一部いちぶのボスのみとなり回避かいひ可能かのうで、魔法まほう必殺ひっさつわざたいするカウンターは廃止はいしされた。アンジェラ本領ほんりょう発揮はっきである。このポロンの開幕かいまくダーツのような理不尽りふじん必中ひっちゅう攻撃こうげきくなり、すべ回避かいひ方法ほうほう存在そんざいする攻撃こうげきばかりになった。
    • てきからの道具どうぐ広範囲こうはんい攻撃こうげき攻撃こうげき魔法まほう発生はっせいには、事前じぜんにフィールドじょう攻撃こうげき範囲はんいあか表示ひょうじされるようになった(あか範囲はんい)。このため完全かんぜん死角しかくから不意打ふいうちされるようなこともなくなった(ただし難易なんいがるとあか範囲はんい表示ひょうじから攻撃こうげき発動はつどうまでの時間じかんみじかくなる)。
    • てき基本きほんてきにこちらの攻撃こうげき回避かいひ防御ぼうぎょしない。無駄むだ行動こうどうもあるが、原則げんそく攻撃こうげき動作どうさばかりである。
    • ほとんどの攻撃こうげきさいねらっている味方みかたキャラクターのほうく。これを予兆よちょうとして回避かいひしたり、背面はいめんから攻撃こうげきするチャンスにかすことができる。
    • てき耐久たいきゅうりょくやサイズによるが、特定とくてい強攻きょうこうげき必殺ひっさつわざ、HP減少げんしょうなどでないとんだりよろめいたりしない。一部いちぶのアビリティでよろめきやすくはできる。先手せんてってもてき攻撃こうげきけやすいため、てき動作どうさのちすきねらうのがbetter。
    • てきによりアーマーちの場合ばあいがあり、アーマーを破壊はかいしないとまともにダメージがはいらない。アーマー破壊はかいけず攻撃こうげきりょくとはべつ設定せっていされ、チャージ攻撃こうげき必殺ひっさつわざけずとくおおきい。

    ボスの仕様しよう編集

    • ほとんどの全体ぜんたい攻撃こうげき廃止はいし影響えいきょうか、おおくのボスの必殺ひっさつわざにはあらたに「あおゲージわざ」と通称つうしょうされるシステムが実装じっそうされた。わざ自体じたいはフィールド全体ぜんたいかつだいダメージな「いかにもボスのおく」ものがおおい。発動はつどうしたら原則げんそく回避かいひ不可能ふかのうちかいものがおおいが、出現しゅつげんしたあおゲージをパーティで攻撃こうげきしてけずると発動はつどう阻止そしあるいは途中とちゅう中断ちゅうだんできる仕様しようである。かみじゅうせん以降いこうほとんどのボスが実装じっそうしている。
    • 大型おおがたのボスは原則げんそくとして必殺ひっさつわざでもフラついて足止あしどめできたりはしない。そもそもひとがたでも必殺ひっさつわざくらいでしか足止あしど不能ふのうで、ばし攻撃こうげき距離きょりることはまず不可能ふかのうである。ただしHPが一定いっていまでったりあおゲージわざ阻止そし成功せいこうするとスタンする場合ばあいがあり、そのさいには大量たいりょうのSPのかけらをとし一定いってい時間じかん無防備むぼうびになる。
    • 大型おおがたのボスの場合ばあい攻撃こうげきてられる部位ぶい複数ふくすうゆうしている場合ばあいがある。たとえばフルメタルハガーなら「頭部とうぶ」「身体しんたい」「みぎあし」「ひだりあし」の4ヶ所かしょ攻撃こうげき可能かのうで、どこを攻撃こうげきしてもフルメタルハガーのHPをらせる。部位ぶいにより多少たしょう守備しゅびりょくちがうボスがおおいが、広範囲こうはんい魔法まほう必殺ひっさつわざだと複数ふくすう部位ぶい同時どうじ攻撃こうげきできるためダメージががる仕様しようとなっている。ちなみに『プロテクトダウン』など守備しゅびりょく関連かんれんしたデバフは1ヶ所かしょにかければぜん部位ぶい効果こうか適用てきようされる。
    • あおゲージわざ」のけず攻撃こうげきりょく無関係むかんけいで、アーマーけずともことなる「モーション」が設定せっていされている。通常つうじょうはクラス2以上いじょう強攻きょうこうげき必殺ひっさつわざけずはばおおきいが、一部いちぶわざには特定とくていのモーションに特効とっこうがある場合ばあいまである。独特どくとくなシステムだが、おおくのボスで「発動はつどう=全滅ぜんめつ」くらいの火力かりょくがある奥義おうぎでもあり、味方みかた火力かりょくげるだけでボスが攻略こうりゃくできるわけでもない仕様しようから、ほんさくのゲームせい向上こうじょう貢献こうけんしているシステムとえよう。

    操作そうさキャラのえと味方みかたAIの特徴とくちょう編集

    • 操作そうさキャラのえはボタンひとつで可能かのう。コンボちゅう可能かのうだが、操作そうさキャラが必殺ひっさつわざ魔法まほう発動はつどうちゅうだと不可能ふかのうである。
    • 操作そうさしていないパーティメンバーはAIが操作そうさする。バトルまえにメニュー画面がめんにて攻撃こうげき頻度ひんど援護えんご、MPやSPゲージをどの程度ていどまで消費しょうひしていかなどはめておける。ただし戦闘せんとうちゅうには変更へんこうできないため、ボスせんなど戦局せんきょくわる長期ちょうきせんでは小回こまわりがきかない(たとえばあらかじめ「援護えんごのみ」と設定せっていすると、あおゲージ発動はつどうやボスのスタンかぎってAIも全力ぜんりょく攻撃こうげき、という指示しじえはできない)。また、特定とくてい特技とくぎやアイテムだけ使つかうような指示しじせないため、シャルロット『ビショップ』の場合ばあい『ヒールライト+』と『ティンクルレイン+』だけ使つかってしくても『マジックシールド』をバカスカ使つかってMPを枯渇こかつさせがちとなってしまう(ちなみにセイバー魔法まほうけいはAIは使つかわない設定せってい模様もよう)。
    • AIは攻撃こうげき頻度ひんどそうじてひかえめで、てきちが攻撃こうげき回避かいひおこなうが精度せいどはイマイチである。援護えんごのみと指示しじしても上記じょうきとお無用むよう補助ほじょ魔法まほう連発れんぱつしMPを浪費ろうひしたり、魔法まほう使つかかた融通ゆうずうかない。
    • 以上いじょうより、難易なんいにもよるが戦局せんきょく変化へんか対応たいおうできず、直接ちょくせつ操作そうさしないと火力かりょくせず、ケアしないとすぐ戦闘せんとう不能ふのうおちいため、バーターにしても気配きくばりがるあたり運用うんようにはなんおおい。ポンコツAIとばれる所以ゆえんである。ソロでたたかうとてき攻撃こうげきがプレイヤーばかりにんで流石さすがなんたかく、って無視むしというのも少々しょうしょうきびしい。
    • 操作そうさキャラをえなくてもリングコマンドで特技とくぎやアイテムを使つかわせることは可能かのう。ただし回復かいふくやくまで手動しゅどう操作そうさしているとプレイヤーがいそがしくてアクションに集中しゅうちゅうがたいバランスにはなっている。ポンコツばわりされるAIだが行動こうどうを「援護えんご優先ゆうせん」「援護えんごのみ」で余計よけい補助ほじょ魔法まほう習得しゅうとくさせないかMPが潤沢じゅんたくならわり的確てきかくに『ヒールライト』は使つかってくれるため、回復かいふくやくはある程度ていどまかせできる。

    ドロップアイテム編集

     たからばこシステムおよびルーレットシステムは廃止はいしされ、かくモンスターごとにドロップ判定はんていされる形式けいしきとなった。このため原作げんさくのようにモンスターをたお順番じゅんばんにする必要ひつようく、いち戦闘せんとう複数ふくすうアイテムがはいることもきるようになった。


    まとめ:バトルシステムのパワーアップ編集

     旧作きゅうさくでは理不尽りふじんともえるてき必中ひっちゅう特技とくぎ、あるいは全体ぜんたい必中ひっちゅう排除はいじょされ、プレイヤーのうで次第しだいすべ打開だかい可能かのうとなり、アクションゲームめんとしてのゲームせい非常ひじょうおおきく向上こうじょうした。

     一方いっぽうでリングコマンドの特技とくぎ必殺ひっさつわざはじめ、全体ぜんたい必中ひっちゅう攻撃こうげきはほぼくなり効果こうか範囲はんいかたちでアクションゲームりにかたちえた。一方いっぽう魔法まほうカウンター・必殺ひっさつわざカウンターの廃止はいしともない、アクション以外いがい有効ゆうこう戦術せんじゅつとなる魔法まほう、あるいはふだてき運用うんよう可能かのう必殺ひっさつわざとしてかつかせるかたちになった。

     そして計算けいさんしきおよびパラメータの見直みなおし、育成いくせい要素ようそ大幅おおはば強化きょうかくわわり、様々さまざま戦略せんりゃく戦術せんじゅつることで、アクションが苦手にがてでも、育成いくせいをそんなに頑張がんばらなくても、たのしんでクリアできるバランスに調整ちょうせいされた。ボイス実装じっそうやリファインされたビジュアルもおおきい。


     なお、全体ぜんたい必中ひっちゅう・カウンター廃止はいし影響えいきょうもあり雑魚ざこせんそうじててい難易なんいした。一方いっぽうあおゲージわざ攻略こうりゃくなど特殊とくしゅ局面きょくめんからむことがおおく、総合そうごうてきにはほとんどが強化きょうかされたとえるボスせんはストーリー攻略こうりゃく重要じゅうようせい大幅おおはばした。ボス自体じたいわざのグラフィック強化きょうか影響えいきょうはしているだろうが、ボスバトルにさらに感情かんじょう移入いにゅうしやすくもなった。


     理不尽りふじん攻撃こうげき簡単かんたん全滅ぜんめつする当時とうじのゲームの独特どくとくあじわいはくなってしまったが、非常ひじょうにバランス改良かいりょうされパワーアップした賞賛しょうさんあたいするリメイクばんバトルシステムえるだろう。


     ただまぁなによりパワーアップしているのはリースとアンジェラのビジュアルというがしなくもない。


    育成いくせいシステム編集

     クラスチェンジと育成いくせいポイントけをふくめたシステムも抜本ばっぽんてき改訂かいていがなされた。「せいけん伝説でんせつ3」がながきにわたり人気にんきはく要因よういんであろうクラスチェンジシステムだが、リメイクではかくクラスのつテイストや志向しこうせいたもちつつ、よりスタイルを洗練せんれんさせたかたち発展はってんさせた。具体ぐたいてきには「アビリティシステム新設しんせつ」と「あらたな育成いくせいポイントシステム」になる。

     このほか、クラス4の増設ぞうせつとその追加ついかストーリーに付随ふずいする周回しゅうかい要素ようそにもしん要素ようそふくまれるが、この項目こうもくではクラス4の特性とくせい周回しゅうかいからむの要素ようそれる。


    レベルと経験けいけんのバランス編集

     「積極せっきょくてき経験けいけんかせぐプレイをしなくても順当じゅんとうにストーリーを進行しんこうさせるだけでふうのマナストーン到達とうたつにLv18、かみじゅういどむ(≒???のたね入手にゅうしゅできるようになる)あたりでLv38に到達とうたつする」ようになっている。

    • 周回しゅうかいではレベルのしやリンクアビリティ『マナのあい(パーティ全員ぜんいん経験けいけん+300%)』の存在そんざいにより、ふうのマナストーン段階だんかいでもLv38に到達とうたつしやすくなった。くわえてクラスチェンジアイテムも周回しゅうかい可能かのうであるため、ツェンカーせんからクラス3でのぞむことができる。

    育成いくせいポイントシステム編集

     レベルアップごと育成いくせいポイントを獲得かくとく、そのポイントを「つとむもり知性ちせい精神せいしんうん」の5つのカテゴリにプレイヤー自身じしん任意にんいることで、ステータスアップやアビリティ、特技とくぎ習得しゅうとくする。のゲームで「スキルポイントシステム」とばれるタイプものとなった。

    • レベルごと獲得かくとくするポイントは固定こていされている。Lv20までは1ポイントずつだが、その徐々じょじょしてLv96からは10ポイントずつとなる。Lv99てん累計るいけい315ポイントに到達とうたつし、「つとむもり知性ちせい精神せいしんうん」のかくカテゴリにける育成いくせいポイントは最大さいだい63ポイントであるため、ぴったりすべてのスキル(アビリティ・ステータスアップ・リングコマンドの特技とくぎ)を習得しゅうとくできる。

    クラスチェンジと育成いくせいポイント・習得しゅうとくスキル編集

     育成いくせいポイントをけることでアビリティ・ステータスアップ・リングコマンドの特技とくぎなどのスキルを習得しゅうとくできる。ちからもり知性ちせい精神せいしんうんいずれもスキル習得しゅうとくタイミングは

    • クラス1なら「2」「4」「6」の2ポイントきざ
    • クラス2なら「9」「12」「15」の3ポイントきざ
    • クラス3なら「21」「27」「33」の6ポイントきざ
    • クラス4なら「43」「53」「63」の10ポイントきざ

    という配分はいぶんになっている。レベルが上昇じょうしょうすればレベルアップ獲得かくとくする育成いくせいポイントはえるが、たかいクラスのスキル習得しゅうとくコストは相応そうおうおもい。

     クラス2にチェンジできるLv18だと育成いくせいポイントは累計るいけい18になる。当然とうぜんこの時点じてんでクラス1のスキルはコンプリート出来できず(30ポイント必要ひつよう)、クラス2で開放かいほうされたスキルでしいものがあれば1つでも最低さいてい9ポイント必要ひつようとし、もし15ポイントのスキルがしいならクラス1でのプレイちゅうふくのカテゴリは当面とうめんてるしかない。クラス3にチェンジできるLv38では47ポイントだが、上記じょうきポイントコストとクラス3到達とうたつに6スロットにえるアビリティらん育成いくせい画面がめんなら多彩たさいなアビリティ一覧いちらんにしてしまうと、絶妙ぜつみょうなやましい数字すうじになっている。

     ただ、ある意味いみではこの育成いくせいのややこしさがほんリメイクの戦略せんりゃくせいおおきく向上こうじょうさせ、アクション一辺倒いっぺんとうでなくRPGてきあるいはSLGてき側面そくめん強化きょうかされたえ、作品さくひん魅力みりょくたかめた要素ようそともえる。

     一方いっぽうほんリメイクは比較的ひかくてき容易よういにレベルをげられる。レベルをげて育成いくせいポイントをめればえて戦略せんりゃくはばひろがり、レベルアップのテンポもわるくない。育成いくせいたのしみにも貢献こうけんしているシステム設計せっけいとなっている。


    育成いくせいポイントのリセット機能きのう編集

     バイゼルのブラックマーケットに「ったポイントをルクを支払しはらってリセットできる(あやしい)うらな」が追加ついかされた。育成いくせいポイントリセットの施設しせつだが、1ポイントにつき150ルクとはつしゅうにはやや高額こうがく。だがサボテンくんさがしで半額はんがくになるほか周回しゅうかい資金しきんもアイテムもせるため、進捗しんちょくすればなおしは気軽きがるおこなえる。


    クラスチェンジ編集

     クラス1-3のクラスと分岐ぶんき習得しゅうとくするリングコマンドの特技とくぎ必殺ひっさつわざ(の名称めいしょう基本きほんてきなエフェクト)には変更へんこうはない。かくクラスの志向しこうせいやイメージも原作げんさくのものが尊重そんちょうされているが、育成いくせいポイントシステムとアビリティが実装じっそうされたことにより、ゲームせい向上こうじょうともにクラスの特性とくせいあじ原作げんさくより明確めいかくなものとなった。同時どうじにアビリティの存在そんざいとステータスの見直みなおしでクラスごととくにクラス3)の使つか勝手がって優劣ゆうれつかんじないように調整ちょうせいされた。

    • アクションに大幅おおはば変更へんこうのあるリメイクだが、クラスチェンジによって変化へんかするのは最大さいだいコンボすうだけである。移動いどう速度そくど・ジャンプりょく・ローリング回避かいひ・リーチ・詠唱えいしょう・アイテム待機たいき被弾ひだんりなど一切いっさい変化へんかしない。また、どのクラスをえらんでもコンボのモーションは同一どういつ
    • 『???のたね』はかみじゅうせんからドロップするモンスターがるようになり、道中どうちゅうのダンジョンでもひろって入手にゅうしゅ可能かのうとなった。くわえてクラスチェンジアイテムも『???のたね』も周回しゅうかい可能かのうである。
    • クラス2やリースのドラゴンマスターなど、旧作きゅうさくでドットのみではっきりしなかったクラスの公式こうしきビジュアルが設定せっていされた。周回しゅうかい衣装いしょうのコレクションも出来できる。これらのビジュアルだけでもこのリメイクは傑作けっさくである。
    • エンディング追加ついかエピソードない限定げんていされるが、ひかりルートとやみルートにかく1しゅずつ「クラス4」が新設しんせつされた。
    • 女神めがみ天秤てんびん』というアイテムを使用しようすることで初期しょきクラスにリセットが可能かのうとなった。エンディングくわえて1周回しゅうかい6までで、それなりにかずはある。周回しゅうかいしも可能かのうなのである程度ていど量産りょうさんもできる。

    クラス1編集

    • コンボはさんれんまで。
    • SPゲージは200%(2ゲージ)。クラス1必殺ひっさつわざは1ゲージ消費しょうひ
    • 育成いくせいポイントは「2」「4」「6」の2ポイントきざみにスキル獲得かくとく、カテゴリ5わくで15スキル、最大さいだい30ポイントまで利用りよう可能かのう
    • アビリティわくは2わく

    クラス2編集

    • Lv18以上いじょう各地かくちのマナストーンもしくはマナの聖域せいいき女神めがみぞうでチェンジ可能かのうとなる。最速さいそくでローラントのふうのマナストーン(ツェンカー戦前せんぜん)でクラスチェンジ可能かのう一方いっぽうつよくてニューゲームでもクラスはリセットされるため、たと周回しゅうかいでLv99だろうとふうのマナストーンまではクラス1である。
    • この段階だんかいひかりクラスかやみクラスを選択せんたくする。
    • コンボはよんれんまで。ひかりクラスでもやみクラスでもモーションは同一どういつ
    • SPゲージは300%(3ゲージ)。クラス1必殺ひっさつわざとクラス2必殺ひっさつわざの2しゅ任意にんい使つかけできる。クラス2必殺ひっさつわざは2ゲージ消費しょうひひかりクラスとやみクラスでちがったわざ習得しゅうとく
    • 育成いくせいポイントはあらたに「9」「12」「15」の3ポイントきざみのスキルテーブルが解放かいほうされ、当然とうぜんながらひかりクラスとやみクラスでアビリティなどの内容ないようことなる。クラス1のものもふくめカテゴリ5わく合計ごうけい30スキル、最大さいだい75ポイントまで利用りよう可能かのう
    • アビリティわくは4わくえる。
    • このほかに「専用せんようアビリティ」という、わく消費しょうひせず常設じょうせつのアビリティを獲得かくとくする。こちらも当然とうぜんながらひかりクラスとやみクラスでことなるアビリティを習得しゅうとく

    クラス3編集

    • Lv38以上いじょうかつ必要ひつようなクラスチェンジアイテムを消費しょうひすることで、各地かくちのマナストーンもしくはマナの聖域せいいき女神めがみぞうでチェンジ可能かのうとなる。クラスチェンジアイテムは『???のたね』から植木鉢うえきばちにて入手にゅうしゅするてん原作げんさく一緒いっしょ。ただし『???のたね』のストーリーちゅう入手にゅうしゅ可能かのう時期じきはやくなり、かみじゅうせんでチェンジ可能かのうとなった。周回しゅうかいでクラスチェンジアイテムをせばローラントのふうのマナストーンでクラスチェンジ可能かのう
    • ひかりクラスはひかりこうクラスもしくはひかりやみクラスに、やみクラスはやみこうクラスか闇闇あんあんクラスを選択せんたくする。
    • コンボはれんまで。どのクラスでもキャラごとにモーションは同一どういつ
    • SPゲージは400%(4ゲージ)。クラス1必殺ひっさつわざ、クラス2必殺ひっさつわざくわえクラス3必殺ひっさつわざ習得しゅうとくし、任意にんい使つか可能かのう。クラス3必殺ひっさつわざは3ゲージ消費しょうひかくクラスでちがったわざ習得しゅうとく
    • 育成いくせいポイントはあらたに「21」「27」「33」の6ポイントきざみのスキルテーブルが解放かいほうされ、かくクラスを特徴付とくちょうづけるアビリティがならぶ。クラス1からの累積るいせき合計ごうけい45スキル、最大さいだい165ポイントまで利用りよう可能かのう
    • アビリティわくは6わくえる。6わくもあると習得しゅうとくコストのおもいアビリティにどこまでばすか、かなりなやましい状況じょうきょうとなる。
    • 専用せんようアビリティ」はクラス2のものをつづ常設じょうせつされつつ、あらたなものを習得しゅうとくしこちらも常時じょうじ効果こうか発揮はっきする。

    クラス4編集

    • レベルに関係かんけいなくクラス3にチェンジずみで、追加ついかエピソードのかくキャラの試練しれん(クラス4の試練しれん、オーブの試練しれん)をクリアしてられるオーブをった状態じょうたいで、マナの聖域せいいき女神めがみぞうにてチェンジ可能かのうとなる。オーブは消費しょうひされず、クラスリセットしてもなんかいもクラス4にはなれる。一方いっぽうでオーブの周回しゅうかいしはできないため、クラス4は実質じっしつてきにはアニスせんとブラックラビせん活躍かつやく限定げんていされる(さいわいどちらも再戦さいせん可能かのうでタイムアタック要素ようそもあるが)。例外れいがいとしては、運用うんよう限定げんていてきだが強力きょうりょくなクラス4でのリンクアビリティの周回しゅうかいしになるか。
    • ひかりこうクラスとひかりやみクラスはひかりクラス4に、やみこうクラスと闇闇あんあんクラスはやみクラス4となり、むしろ分岐ぶんき収束しゅうそくされるかたちとなる。そしてえらばなかったクラス3のアビリティや特技とくぎ習得しゅうとくしたりはしない(デュランのデュエリスト→クラス4のルートで、ソードマスターの全体ぜんたいセイバーなどをクラス4であらためて習得しゅうとくするようにはならない)。ただしステータス数値すうちはどちらを経由けいゆしてもクラス4になると同一どういつになる。
    • コンボはれんまでで変化へんかなし。
    • SPゲージは400%(4ゲージ)で変化へんかなし。一方いっぽうでクラス4必殺ひっさつわざ習得しゅうとくし、いちに4ゲージ消費しょうひ
    • 育成いくせいポイントはあらたに「43」「53」「63」の10ポイントきざみの、かなりコストのおもいスキルテーブルが解放かいほうされる。クラス1からの累積るいせき合計ごうけい60スキル、最大さいだい315ポイントまで利用りよう可能かのう。なお、このクラスではあたらしいリングコマンドの特技とくぎ一切いっさい習得しゅうとくしない。また「63ポイント」で習得しゅうとくするのはすべてステータスアップ(つとむ+10など)のみで、クラス4のしんアビリティは最大さいだいでも10しゅのみである。
    • アビリティわくは8わくえる。このころにはかく勢力せいりょく幹部かんぶやクラス4の試練しれん獲得かくとくする強力きょうりょくなリンクアビリティも充実じゅうじつしてくるため、アビリティの吟味ぎんみなやましく(しかしそれがたのしく)なってくるだろう。
    • 専用せんようアビリティ」はクラス2、クラス3のものにくわえクラス4でもあらためて習得しゅうとくする。

    リメイクばんクラスチェンジまとめ編集

    クラス3の選択せんたく重要じゅうよう

    • クラス3を活用かつようできる時期じき大幅おおはばした。クラス4の試練しれんのボスは必然ひつぜんてきにクラス3以下いかいどまざるをないうえにデュラン・アンジェラ・ケヴィンにいたってはタイマンなので、クラス3の選択せんたく育成いくせいきわめて重要じゅうようである。
    • 上記じょうき仕様しようからクラス4の性能せいのうはクラス3からかなり影響えいきょうされるため、そのてんでもクラス3の選択せんたく重要じゅうよう
    • アビリティらんはリンクアビリティもあるのでどのクラスもそれなりのカスタマイズできる。ぎゃく習得しゅうとくした通常つうじょうアビリティの活躍かつやく場合ばあいもありる。一方いっぽうでリングコマンドの特技とくぎはアビリティらん圧迫あっぱくしないがえも出来できないため、くもわるくも旧作きゅうさくのクラス2-3のテイストはわらない。しかしこれもクラス3までであり、リングコマンドを習得しゅうとくしないクラス4は経由けいゆしたクラス3のあじそこなわないが、ちょっとかげうすくもある。

    アビリティ編集

     上記じょうきとおり、育成いくせいポイントシステム改定かいていあわせてアビリティシステムが新設しんせつされ、アビリティをえることで様々さまざま戦略せんりゃくることが可能かのうとなった。クラスごとにアビリティスロットがえていくことも上記じょうきとおり。

     内容ないようとしては「攻撃こうげきりょく向上こうじょう」「ダメージのカット」「特定とくてい条件じょうけんでのHPやMP、SPの回復かいふく」「バフ・デバフの強化きょうか延長えんちょう」「クリティカルの強化きょうか」など多彩たさい

    • コンボや移動いどう速度そくど、リーチやジャンプりょくなどアクションに直接ちょくせつ影響えいきょうあたえるものは一切いっさいい。詠唱えいしょう時間じかん短縮たんしゅくもない。
    • FFのアビリティとことなり、アビリティ自体じたい効果こうかほかにステータスへの影響えいきょうい。
    • ボス特効とっこう雑魚ざこてき特効とっこうなどはあるが、せいけん伝説でんせつ2のような種族しゅぞく特効とっこうのアビリティもい。そもそもほんさく種族しゅぞく特効とっこう自体じたい設定せっていされていない。
    • 弱点じゃくてん特効とっこう』など属性ぞくせい効果こうか強化きょうかするアビリティはあるが、攻撃こうげき属性ぞくせい付与ふよするアビリティはい。属性ぞくせいのあるダメージをらすアビリティはある。

    通常つうじょうアビリティ編集

     習得しゅうとくした本人ほんにんだけが使用しようできる、アビリティわくはずしが可能かのうなアビリティ。キャラにわたせないあたり個性こせい性能せいのう反映はんえいしたものがおおい。


    専用せんようアビリティ編集

     クラスチェンジで自動的じどうてきにセットされ、常時じょうじ発動はつどう、アビリティわく使用しようしないがはずすこともできない。ただしメリットのトレードオフになるようなデメリットはほぼ皆無かいむきわめて強力きょうりょくえるものもある。クラスのイメージが反映はんえいされ、クラスチェンジするほどかずしていくことになる。


    キャラが習得しゅうとくするリンクアビリティ編集

     習得しゅうとくするとキャラにも装備そうびができるアビリティ。当然とうぜんだが同時どうじ複数ふくすうのキャラが装備そうびはできない。

     周回しゅうかいしは可能かのうだが、挙動きょどう特殊とくしゅである。しの条件じょうけんは「習得しゅうとくしたキャラがしゅう起用きようされない」ことであり、起用きようされるとそのキャラがふたたびリンクアビリティを習得しゅうとくするまでおあづけである。このため、たとえばシャルロットこうクラス4の『奇跡きせきⅡ』は、しゅうでシャルロットを起用きようすると終盤しゅうばんまで使用しようできなくなる。

     ちなみにドラゴンマスターの『スペルレジスト(詠唱えいしょうちゅう被弾ひだんに90%のかくりつらず、詠唱えいしょう中断ちゅうだんされない)』のようにアンジェラきなものや、ニンジャマスターの『弱点じゃくてん特効とっこうⅡ』などアンジェラやセイバー魔法まほうなぐ役割やくわりのキャラきなものなど、制作せいさくがわ意図いとしたかは不明ふめいだが「仲間なかまわた前提ぜんていらしきアビリティ」もなくはい。


    ストーリーちゅう獲得かくとくするリンクアビリティ編集

     まちちゅうなどでNPCにはなしかけたり、イベントの特典とくてんなどでられるアビリティ。一度いちど入手にゅうしゅすると周回しゅうかいでずっとげる。一部いちぶ特定とくていのキャラが主人公しゅじんこうでないとられないアビリティもあり、さん大敵たいてき勢力せいりょく幹部かんぶからるものなどもあるいですくなくとも3周回しゅうかいしないとコンプリートはできない。

     ちなみにてき幹部かんぶやクリア追加ついかエピソードで入手にゅうしゅするアビリティはチートきゅう性能せいのうつものがおおいが、それらのリンクアビリティは難易なんい:ノーフューチャーでは使用しようできなくなる。

     ニキータの『ドロップアップⅡ』のように効果こうかがストレートに名前なまえ反映はんえいされているアビリティもあるが、『矜持きょうじ』『イグニッション』『やみちから』など、字面じめんだけでは効果こうかがわからないものがおおい。ポエムか。

     この影響えいきょうなのか不明ふめいだが、「つとむもり知性ちせい精神せいしんうん」のカテゴリと効果こうかがいまいち不一致ふいっちなものも散見さんけんされる。


    アビリティのいつつのカテゴリについて概説がいせつすると


    ちからのアビリティ編集

     イメージどおり、なんらかの条件じょうけんでの攻撃こうげきりょく強化きょうかのアビリティがほとんど。一部いちぶには魔法まほう特技とくぎ威力いりょく向上こうじょうするもの、物理ぶつり魔法まほうもダメージが強化きょうかされるものもある。そのには『ハードアタック』『ハードマジック』など、てき足止あしどめにちから発揮はっきするものも。

     ほんさくはどちらかとうと火力かりょく強化きょうかしたほう攻略こうりゃくしやすいため、優先ゆうせんてきけるプレイヤーはおおいだろう。

     アンジェラのサラマンダー魔法まほうもこちらのカテゴリで習得しゅうとくする。ほんさく属性ぞくせい弱点じゃくてんてきすくなめで活躍かつやくかぎられるが、アンジェラの「ちからのアビリティ」は意外いがいにも優秀ゆうしゅう育成いくせいポイントをけたくもあり、なやましいところ。


    まもりのアビリティ編集

     こちらもイメージどおなんらかのかたちでダメージを軽減けいげんしてくれるアビリティがほとんど。『撃破げきはヒール』けいなどHP回復かいふくアビリティもふくまれる。ごく少数しょうすうながら『チャージレジスト』『スペルレジスト』といった被弾ひだんのっりをえるアビリティもある。

     わせ次第しだいでは条件じょうけんきの0ダメージにちかづける方法ほうほうもあるが、ほぼクラス4限定げんていということは難点なんてん

     特技とくぎならひかりケヴィンの『あな』がふくまれるが、カテゴリのアビリティとの併用へいようにシナジーがありポイントけがなやましい。アンジェラはノーム魔法まほうがこのカテゴリだが、『ダイヤミサイル』はクラス1から習得しゅうとく可能かのういきながいもののほかまもりのアビリティに魅力みりょくてきとはいにくいことは難点なんてん。ポイントをらずに『ホーリーボール』でねば選択肢せんたくしもなくはない。


    知性ちせいのアビリティ編集

     基本きほんてきには魔法まほう攻撃こうげきりょく強化きょうか、MP節約せつやくおおくのキャラでの魔法まほう習得しゅうとくがこのカテゴリだが、ちからまもりくらべて多彩たさいなアビリティがならぶ。具体ぐたいてきには状態じょうたい異常いじょう付与ふよ強化きょうか状態じょうたい異常いじょうからの回復かいふくはやめるアビリティ、バフの強化きょうか延長えんちょう回復かいふく魔法まほう強化きょうか弱点じゃくてん特効とっこうなどもふくまれる。

     キャラ・クラスによって特徴とくちょうるカテゴリで、アンジェラなら魔法まほう強化きょうかひかりデュランやシャルロットなら回復かいふく強化きょうかやみリースならデバフ強化きょうかなどと方向ほうこうせいがわかりやすい。

     アンジェラはウンディーネシェイド魔法まほう習得しゅうとくするほか、すべてのクラスでの最強さいきょう魔法まほう知性ちせいのアビリティないふくまれる。メイガスなら早々そうそうに『エインシャント』を習得しゅうとくしたほういだろう。このほかにリースの召喚しょうかん、レンジャーとワンダラーの状態じょうたい異常いじょう魔法まほうもこちらにふくまれる。


    精神せいしんのアビリティ編集

     SPゲージの増加ぞうか、もしくはMP回復かいふく節約せつやく魔法まほうダメージ軽減けいげんのアビリティと『ヒールライト』やセイバー魔法まほうなど数々かずかず補助ほじょ魔法まほうほとんどこのカテゴリ。

     すうおおくのクラスの特技とくぎがこのカテゴリであるだけでなく、必殺ひっさつわざ使つか勝手がってさからSP増加ぞうかけいふくめて優先ゆうせんてきけたいカテゴリである。

     全員ぜんいんの『ヒールライト』が精神せいしんのアビリティであることはじめ、シャルロットは召喚しょうかんふくめたすべての魔法まほうをこちらで習得しゅうとく。このほかにケヴィンの魔法まほう、ホークアイのワンダラーの補助ほじょ魔法まほう、リースのバフ・デバフ、デュランのセイバー魔法まほう精神せいしんのカテゴリになる。アンジェラはウィルオウィスプ魔法まほう習得しゅうとくするが、ひかりアンジェラの『セイントビーム+』は連発れんぱつ可能かのうきわめて強力きょうりょくであり、MPをおぎなうアビリティとあわせて習得しゅうとくねらいたい。


    うんのアビリティ編集

     クリティカル関連かんれん、アイテム関連かんれんかくりつ依存いぞん効果こうかるアビリティがならび、まさしく「うん」とえなくもい。『挑発ちょうはつ』『隠密おんみつ』『不意打ふいうち』など、てきの「き」に影響えいきょうするアビリティもこちらにふくまれる。

     期待きたい計算けいさんするとのアビリティにそうそうおとわけではないが、どう活用かつようするかなやましいアビリティがおおいのもかくか。

     ちなみにホークアイのトラップ、改造かいぞう武器ぶき忍術にんじゅつ反則はんそくわざすべてこちらで習得しゅうとくする。アンジェラはジンの魔法まほう習得しゅうとく、エアブラストはクラス1から使用しよう可能かのうで、魔法まほうことなり直線ちょくせんじょう攻撃こうげき範囲はんいゆうするあたり、『隠密おんみつ』とわせで習得しゅうとくか。


    追加ついかエピソードとクラス4編集

     ラスボスをたおしエンディングをむかえたセーブデータにはほしのマークが表示ひょうじされ、「だい7しょう」というかくしエピソードがプレイ可能かのうとなる。ストーリーとしては「ラスボス打倒だとうまえときもどった」というからだでマナの聖域せいいきくち女神めがみぞうからリスタート。

     いにしえだいしるべグラン・クロワのたましい残留ざんりゅう思念しねん?)にみちびかれ、だい魔女まじょアニスの世界せかい崩壊ほうかい野望やぼうめるべく、せいけん勇者ゆうしゃたち封印ふういんされし「クラス4」のかぎとなる「オーブ」をさがすことになる。

     パーティ全員ぜんいんぶんのオーブを入手にゅうしゅするとかくしダンジョン「アニスのきんいき」があらわれ、かまえるだい魔女まじょアニスとの決戦けっせんかう。

     だい魔女まじょアニスに勝利しょうりすると、当該とうがいセーブデータにふたほししるされ「つよくてニューゲーム」が可能かのうとなる。同時どうじに「アニスミッション」というボーナスイベントが追加ついかされ、特定とくてい難易なんい以上いじょう制限せいげん時間じかんないにアニスせん勝利しょうりするときわめて有用ゆうような(チートきゅう)リンクアビリティが入手にゅうしゅできる。

    • かくパーティキャラごとにオーブを獲得かくとくするための試練しれんがある。試練しれん自体じたいはほぼボスせんのみで、この段階だんかいでの追加ついかダンジョンやお使つかいイベントはい。
    • デュラン、アンジェラ、ケヴィンはそのボスがよりによってタイマンである。ラスボスどころか下手へたしなくてもアニスやブラックラビより手強てごわ
    • キャラごとのオーブをめぐるエピソードで物語ものがたりのバックグラウンドのげがされている。
    • オーブをってマナの聖域せいいき女神めがみぞうけば、クラス3のキャラならクラス4へとチェンジできる。クラス3のクラスチェンジアイテムとことなりオーブは消費しょうひせず、クラスリセットしてもなんかいもクラス4にはなれる。
    • 一方いっぽうでイベントアイテムであるオーブの周回しゅうかいしはできないため、クラス4がかされるのはアニスせんとブラックラビせん(と、ラスボスとの再戦さいせんにほぼ限定げんていされる。いずれのバトルもなんでも再戦さいせん可能かのうで、タイムアタック要素ようそもあるが。
    • オーブさえ入手にゅうしゅすればアニスのきんいき出現しゅつげんするため、じつはクラス4へのチェンジは必須ひっすではない。クラス1しばりプレイはかくしボスまで可能かのうである。
    • 「アニスのきんいき」は作中さくちゅう最大さいだい長大ちょうだいなダンジョンではあるが、かくしダンジョン限定げんてい雑魚ざこてき存在そんざいせず、アニス以外いがいのボスもない。クラス4にいたったパーティなら、そのころには潤沢じゅんたくになる回復かいふくアイテムと様々さまざまなリンクアビリティでMPが枯渇こかつすることもまずく、道中どうちゅうではクラス4の真価しんか発揮はっきするまでもいとかんがえられる。
    • 追加ついかエピソードを経由けいゆしても、ラスボスさい撃破げきはのエンディングはわらない。グッとくる追加ついかエピソードなだけに少々しょうしょう勿体もったいないところである。

    グラン・クロワ編集

    あまりにも強力きょうりょくなクラス4を、秘密ひみつのアイテムなしではクラスチェンジできないよう封印ふういんしたとされるいにしえだいしるべ原作げんさくSFCばんにも名前なまえだけは登場とうじょうしている。

    本人ほんにんすでにこのっているが、すべての知識ちしきいちさつほんめてフォルセナの図書館としょかんねむりについていた。

    だい魔女まじょアニスの目覚めざめにおうじて覚醒かくせい偶然ぐうぜんみずからをった主人公しゅじんこうたちにアニス打倒だとう依頼いらいする。


    だい魔女まじょアニス編集

    マナの女神めがみあるところ遍在へんざいするというだい魔女まじょ

    マナの女神めがみ危機ききさいして復活ふっかつし、女神めがみつくりし世界せかいほろぼそうとする。


    周回しゅうかい要素ようそ新設しんせつ編集

     上記じょうきとおり、アニスにいち勝利しょうりしたセーブデータから「つよくてニューゲーム」による周回しゅうかい可能かのうとなった。実際じっさいにはアニスミッションとブラックラビ撃退げきたいられるちょう強力きょうりょくなリンクアビリティを入手にゅうしゅしてから周回しゅうかいするプレイヤーがおおいとかんがえられる。

     2しゅうからは難易なんい「ベリーハード」「ノーフューチャー」を選択せんたく可能かのうとなる。

     周回しゅうかいがれる内容ないようおも資金しきん装備そうびひん・イベントアイテム以外いがいすべてのアイテム・イベントで入手にゅうしゅしたリンクアビリティ、植木鉢うえきばちのレベル、サボテンくんさがしの進捗しんちょくとなっている。クラスはかならず1にもどされる。また難易なんいノーフューチャーではイベントのリンクアビリティの自体じたいすべ可能かのうだが、ストーリー終盤しゅうばん追加ついかエピソードで入手にゅうしゅする強力きょうりょくなリンクアビリティは使用しようできなくなる。

     前回ぜんかいまでに使用しようしていたキャラをパーティに起用きようする場合ばあいレベルと経験けいけん周回しゅうかい開始かいしすかリセットするかえらぶことができる(ただしノーフューチャーはかならずLv1にもどされる)。リセットすると育成いくせいポイントも0になる。した場合ばあいには育成いくせいポイントもすが、けはリセットされるため最初さいしょからなおしができる。クラスチェンジでぜん周回しゅうかいべつルートをえらびたいケースがおおいとかんがえられ、ありがたい仕様しようである。また、育成いくせいポイントリセットの関係かんけい起用きようされたパーティメンバーのアビリティは一旦いったんすべ消滅しょうめつする。

     なお、ぜん周回しゅうかいまでに育成いくせいポイントけでキャラクターが習得しゅうとくしたリンクアビリティもしは可能かのうだが、挙動きょどう特殊とくしゅである。しの条件じょうけんは「習得しゅうとくしたキャラがしゅう起用きようされない」ことであり、起用きようされると当該とうがいリンクアビリティは消滅しょうめつし、そのキャラがふたたびリンクアビリティを習得しゅうとくするまでおあづである。このため、たとえばシャルロットこうクラス4の重要じゅうようなリンクアビリティ『奇跡きせきII』は、しゅうでシャルロットを起用きようすると終盤しゅうばんまで使用しようできなくなり、やみクラスを選択せんたくしたらクラスリセットしないかぎ習得しゅうとく不可能ふかのうとなる。一方いっぽうでどんなに強力きょうりょくなアビリティでも、イベントのアビリティとちがって難易なんいノーフューチャーで使用しよう可能かのうというつよみはある。

     ちなみに経由けいゆしたクラスのコスチュームは2しゅう以降いこうすべてコレクションされ、メニュー画面がめんないで3Dのでコスを見比みくらべることも可能かのう。ただしコス変更へんこうはクラス2以降いこう限定げんていであるてん注意ちゅうい

     

     以上いじょうより「つよくてニューゲーム」の実装じっそうで、様々さまざまなキャラでストーリーをたのしみやすくなった。クラスリセットも出来できて『女神めがみ天秤てんびん』もしできるため、様々さまざまなクラスを運用うんようすることができる。


    難易なんい編集

     ベリーイージーからハードまでの4しゅ実装じっそう難易なんいによっててき各種かくしゅ攻撃こうげきりょく防御ぼうぎょりょく補正ほせいがかかり、てき攻撃こうげきはげしさ、てき攻撃こうげき予定よてい範囲はんいあか表示ひょうじから攻撃こうげき発動はつどうまでの猶予ゆうよ時間じかん変化へんかする。メニューの設定せってい画面がめんからいつでも変更へんこう可能かのう

     そして2020ねん10がつ4にちのアップデートで2しゅうつよくてニューゲームのみ)以降いこうから選択せんたく可能かのう周回しゅうかい限定げんてい難易なんいとしてベリーハードとノーフューチャーが追加ついか実装じっそうされた。


    ベリーイージー編集

     ノーマルとくらけるダメージは0.5ばいてき攻撃こうげきりょくが1/2であり、リメイクばんのダメージ換算かんさんしきでは結果けっかてきにこうなる)、一方いっぽうあたえるダメージは1.11ばいてき防御ぼうぎょ/魔法まほう防御ぼうぎょりょくが0.9ばい)であり、てき耐久たいきゅうりょくはあまりわらない。てきからの攻撃こうげき頻度ひんどえてがり、あか範囲はんい表示ひょうじから攻撃こうげきまでも時間じかんもゆっくり。くわえて全滅ぜんめつしてもそのでコンティニューできる。

     ドロップアイテムや経験けいけんなにわらないため、周回しゅうかいみたいアイテムをかせいだりするのに効率こうりつい。ちなみに『たね』も周回しゅうかいまえあと多少たしょう挙動きょどうというかるアイテムがことなるものの、クラスチェンジアイテムや貴重きちょう武器ぶき防具ぼうぐさんせい可能かのうなので、量産りょうさんしてもい。ブラックラビ難易なんいかかわらず撃破げきは特典とくてんられるため、こだわりなくさっさとリンクアビリティ『漆黒しっこくちから』がしいなら、ベリーイージーでいどんでしまってい。


    イージー編集

     けるダメージ0.7ばいあたえるダメージ1.11ばいと、ベリーイージーよりてきからのダメージだけがしている。


    ノーマル編集

     基準きじゅんとなる難易なんいなので、当然とうぜんだがあずかダメージも受ダメージもとうばい回避かいひがポンコツなAIにまかせると大体だいたいアンジェラはたおれてるくらいの難易なんい

     アニスミッション1「6ふん以内いない撃破げきは」にて特典とくてんリンクアビリティ『混沌こんとん加護かご』がられる。


    ハード編集

     けるダメージは1.3ばいあたえるダメージは0.91ばい防御ぼうぎょ/魔法まほう防御ぼうぎょりょくいずれも1.1ばい)である。てき攻撃こうげきりょくくらべ、かたさはベリーイージーとくらべても1.2ばい程度ていどでしかないわらないことがわかる。

     てき攻撃こうげき頻度ひんど若干じゃっかんはげしくなる関係かんけいで、AIにまかせるとアンジェラじゃなくても結構けっこうころがってる難易なんい。デュランやリースはある程度ていどえられるあたりに性能せいのうえてくる。

     アニスミッション2「4ふん以内いない撃破げきは」で『やみちから』、ミッション3「2ふん以内いない撃破げきは」でいしゆみチートきゅうリンクアビリティ『マナの奇跡きせき』を特典とくてんとしてられる。ただし「アニスせんだけハード」であればいため、ベリーイージーでレベルをげるなどの準備じゅんびをしてからハードにえていどんでも問題もんだいない。


    ベリーハード編集

     周回しゅうかい限定げんてい難易なんい

     てき攻撃こうげきりょく6ばい魔法まほう攻撃こうげきりょくてきごと変動へんどうあるものの大体だいたい6ばい守備しゅびりょく3ばい魔法まほう防御ぼうぎょは6ばいとなっている。てき火力かりょくはともかくたれつよさはノーフューチャーすらえており、文字通もじどおり「Very Hard」である。

     周回しゅうかい装備そうびやアイテム、チートきゅうのリンクアビリティを駆使くしすることを想定そうていされた難易なんいおもわれる。しかし6ばい火力かりょく攻撃こうげき頻度ひんどはげしさ、AIのポンコツさもくわわって、周回しゅうかい要素ようそ準備じゅんびしたつもりでもAIキャラがすぐたおされる。ノーフューチャーとことなりAIが不死身ふじみにもならないため、レベルをリセットしてのぞむと「介護かいごプレイ」という状況じょうきょうおちいりがち。

     魔法まほうほとんどダメージリソースにならないため、アンジェラの活躍かつやくむずかしい。いてえば状態じょうたい異常いじょうとくしたルーンマスターに活路かつろがあるか。

     難易なんいとしてはハードよりがっているが特典とくてんなに


    ノーフューチャー編集

     周回しゅうかい限定げんてい特殊とくしゅ仕様しよう難易なんいさいなんであることはかくか。特殊とくしゅルールが存在そんざいし、その内容ないよう特典とくてん

    • レベルはげず全員ぜんいん1にリセット。装備そうび消費しょうひアイテム(クラスチェンジアイテムふくめ)・ルクはめる。
    • 一部いちぶ強力きょうりょくな(チートきゅう)アビリティは使用しようできない。
    • いち戦闘せんとう使つかえるアイテムが各種かくしゅ3る。蘇生そせいは『天使てんしひじりはい』しかほぼ手段しゅだんがないため、戦闘せんとう不能ふのうからの復活ふっかつは3かいまで。
    • ボスせんには時間じかん制限せいげんもうけられる。序盤じょばんは10ふんかみじゅうせんから15ふんおおく、ブラックラビだと20ふん。クラス4のオーブの試練しれんはタイマンキャラでも10ふんきびしいしばり。
    • 難易なんいからノーフューチャーには設定せっていできない。このためいちでもノーフューチャーから難易なんいげるとノーフューチャーにはもどせなくなる。
    • リンクアビリティ『せいけんみちびき』を獲得かくとく。AIキャラがダメージをけてもHP1のままえる。実質じっしつ不死身ふじみ
    • リンクアビリティ『せいけんみちびきⅡ』を獲得かくとく。バトル勝利しょうりにHPぜん回復かいふくする。
    • アニス撃破げきは特典とくてんでイベント戦闘せんとう以外いがいのエンカウントをすべしにできる「ラビのスリッパ」を入手にゅうしゅ商品しょうひんできる程度ていど可愛かわいい。
    • 入手にゅうしゅした虹色にじいろアイテムのたねから「あか装備そうび」とばれる文字もじ赤色あかいろ最強さいきょう装備そうび入手にゅうしゅ可能かのう。クラス4の最強さいきょう装備そうび同名どうめい上位じょうい互換ごかんで、武器ぶきは1.5ばい防具ぼうぐは2ばい性能せいのうとなる。

    となっている。ベリーハードとはAIがなないてんことなり、戦術せんじゅつおおきく影響えいきょうする。

     そして攻撃こうげき倍率ばいりつは8ばい魔法まほう攻撃こうげきりょくおおむ同率どうりつ防御ぼうぎょ魔法まほう防御ぼうぎょは2ばいだが、ボスにかぎっては攻撃こうげきりょく30ばいとなっている。このためボスせんは「一撃いちげきもらったらほぼ即死そくし」であり、ほぼ唯一ゆいいつ戦闘せんとう不能ふのう回復かいふく手段しゅだんである『天使てんしひじりはい』も3しか使つかえないことから、6はつ全滅ぜんめつとなる。このうえ攻撃こうげき頻度ひんどしており、あか範囲はんいしめされてからでは回避かいひ不可能ふかのう攻撃こうげきまで存在そんざいする。


     以上いじょうのような仕様しようから回復かいふく防御ぼうぎょけいアビリティは焼石やけいしみずで、そのほとんどがやくにたない。ぜんたま回避かいひ前提ぜんていにしたまわりとプレイヤーのスキルが非常ひじょう重要じゅうよう

     戦術せんじゅつめんでは操作そうさキャラの火力かりょく強化きょうか不死身ふじみAIの活用かつよう焦点しょうてんとなる。

     育成いくせいでは「クラスチェンジアイテムをせるてんからそのになればふうのマナストーンでクラス3になれること」「かみじゅうせん以降いこう強力きょうりょくなボスからオーブの試練しれん通常つうじょうクラス3でいどむこと」「クラス4は実質じっしつアニスとブラックラビくらいしか出番でばんいこと」「周回しゅうかいにて資金しきん潤沢じゅんたくでクラスリセットアイテム『女神めがみ天秤てんびん』もストックして可能かのうなこと」から、かくクラス3の性能せいのう熟考じゅっこうし、場合ばあいによってはスキルポイントのなおしやクラスリセットで上手うま使つかいこなすことは、ほんリメイクばんのシステムてき有効ゆうこう戦略せんりゃくとなる。

     


    代表だいひょうてき戦略せんりゃく戦術せんじゅつ編集

    -ボスの攻撃こうげきパターンや攻撃こうげき予兆よちょうおぼえこむ。

     ノーミスクリアが目標もくひょうちかいため、おそらくこれが本来ほんらい正攻法せいこうほう攻撃こうげきパターンがある程度ていどまっているボスはおおく、よくるとあか範囲はんいよりはや攻撃こうげき予兆よちょうえるケースもある。一種いっしゅにゲースタイルだが、YouTubeのプレイ動画どうがあたりを参考さんこうにして予習よしゅうしてみるのもアリだろう。


    -シャルロットこうクラス4ハイプリーステスのリンクアビリティ『奇跡きせきⅡ』を周回しゅうかいぐ。

     HP30%以上いじょうあればHP1をのこして即死そくしまぬかれるというリンクアビリティ。多段ただんHitする攻撃こうげきはどのみちえられないが、一撃いちげきではしずまなくなるため難易なんい格段かくだんがる。とりあえずHP30%ぶんだけ回復かいふくすればふたた効果こうかられ、バフやセイバーも維持いじできる。プレイヤーのうで次第しだいでもあるが、普通ふつう攻略こうりゃくするなら必須ひっすちかい。

     問題もんだいてんとしてパーティにシャルロットをれると『奇跡きせきⅡ』はげずクラス4までおあづけになってしまうこと。回復かいふくやってる場合ばあいでもない仕様しよう難易なんいでもあり、シャルロットは『奇跡きせきⅡ』だけ提供ていきょうしてベンチりである。あんまりでち。


    -CS swap(必殺ひっさつわざリレー)の活用かつよう

     操作そうさキャラ変更へんこう活用かつようした戦法せんぽうひとつで、プレイスキルの一種いっしゅ通常つうじょう打撃だげきのコンボ発動はつどうちゅう必殺ひっさつわざ入力にゅうりょくすると「必殺ひっさつわざ発動はつどう予約よやく」されるが、そのタイミングでキャラ操作そうさえると、操作そうさキャラがわったうえ先行せんこう操作そうさ入力にゅうりょくしていたキャラの必殺ひっさつわざ発動はつどうする。この必殺ひっさつわざてきとくにボス)を拘束こうそくするタイプのわざだと、必殺ひっさつわざ拘束こうそくされたてきなぐ放題ほうだいになる。必殺ひっさつわざ終了しゅうりょう間際まぎわにまたべつキャラで拘束こうそくがた必殺ひっさつわざ予約よやくしてリレーするとSPゲージがつづかぎりボスをなぐつづけることが可能かのうとなる。相手あいて攻撃こうげきゆるさず一方いっぽうてき火力かりょく発揮はっきできる戦法せんぽうで、難易なんいでも当然とうぜん有効ゆうこうだがちょう火力かりょくのボスの身動みうごきをめられるてんでノーフューチャーではとく有効ゆうこう

     難点なんてんとしては多少たしょうなりとも訓練くんれん必要ひつようなプレイスキルであるてん、パーティ3にん必殺ひっさつわざ最低さいていひとつずつ拘束こうそくがたでないとつながりにくいてん、ボスが多数たすう部位ぶいっていたりきの雑魚ざこてきると邪魔じゃまされてしまうてんあおゲージわざのギミック破壊はかいにはかない場合ばあいがあるてんさい難関なんかんであるオーブの試練しれんのタイマンでは実行じっこう不可能ふかのうてんなどがげられ、コレがあればすべ上手うまくというわけではない。しかし強力きょうりょくなSPゲージ回復かいふく手段しゅだんがあれば2連続れんぞく程度ていどのswapをきざきざみにたたんでも充分じゅうぶん有効ゆうこうにはなる。ベリーハードの頑丈がんじょうてき練習れんしゅうしてみていだろう。

     なお、ややチートじみたスキルということで技術ぎじゅつはあっても使用しようけるプレイヤーはる。YouTubeプレイ動画どうがでボスのノーダメージ撃破げきはでは使つかっていない場合ばあいおおい(一方いっぽうてきぎて見応みごたえがくなるからだろう)。勿論もちろんだがCS swapを解説かいせつする動画どうがもある。



    しょうネタ編集

    • 主人公しゅじんこう共通きょうつう台詞せりふがキャラの性格せいかくかんじさせるものになおされた。たとえばSFCばんでの「でへへ…バレタか…」の台詞せりふは、ToMリースだと「えへへ…バレちゃいましたか…」と発言はつげんする。
    • リースへんOP&追加ついかエピソードに登場とうじょうするアルマ黄金おうごん騎士きしロキがせいけん伝説でんせつHOM準拠じゅんきょ容姿ようしになった。前者ぜんしゃはSFCばんよりわかく、後者こうしゃはデュランとおなかみいろに。

    バグ編集

    せいけん2のリメイクばん膨大ぼうだいなバグが存在そんざいしたため評価ひょうかとした。

    このこと反省はんせいしてかいまさくは(バグが有名ゆうめいなシリーズとしては)比較的ひかくてきすくない。ただしまったくいわけではなく、一部いちぶ進行しんこう不能ふのうおちいるものもある。

    攻略こうりゃく外部がいぶサイトなどにたよらないひとであってもバグの確認かくにんはしたほうがいいだろう。

    また、まめなセーブとデータの分割ぶんかつ保存ほぞん推奨すいしょうする。


    せいけん2リメイクばんおおくのバグをしてしまった影響えいきょうかはさだかではないが、開発かいはつ会社かいしゃ変更へんこうされている。


    その編集

    ニンテンドースイッチでは「せいけん伝説でんせつコレクション収録しゅうろくのオリジナルばん」と「リメイクであるToM」の両方りょうほう現行げんこうのゲーム唯一ゆいいつプレイ可能かのう


    関連かんれんイラスト編集

    黄金の街道と白銀のアレ聖剣伝説3

    聖剣伝説Ⅲ聖剣3


    ・デザインを担当たんとうしたイラストレーターが投稿とうこうした設定せっていおよびファンアート

    聖剣3リメイク 公式設定画まとめ【 聖剣伝説3 TRIALS of MANA 】設定画

    兵士の正装です。センシティブな作品


    関連かんれんタグ編集

    個別こべつ編集

    せいけん伝説でんせつ スクウェア リメイク


    関連かんれん作品さくひん編集

    魔法まほう都市としジオ」に3の主役しゅやく6にんぞう登場とうじょうしており、TRIALS of MANAにはLOMがはつ登場とうじょうサボテンくん上記じょうきとおりやり要素ようそとして登場とうじょう


    3の19ねんまえ舞台ぶたいにした外伝がいでんだが、矛盾むじゅんてんおおい。3をらなくてもたのしめるようになっている。また、リメイクばんトロフィーなかに『HEROES of MANA』がある。


    関連かんれん動画どうが編集

    せいけん伝説でんせつ3 TRIALS of MANA』TGS2019トレーラー


    外部がいぶリンク編集

    TRIALS of MANA 公式こうしきサイト

    関連かんれん記事きじ

    しん記事きじ

    せいけん伝説でんせつ3 せいけんでんせつすりー

    記事きじ

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