新グラップリング大会『極』が旗上げ、左から高橋、新居、コミッショナー李英俊氏、村田代表、石黒、伊集
3月19日(日)千葉・幕張メッセ国際展示場で開催されるグラップリングの新大会『極〜KIWAMI~旗揚げ戦』のカード発表会見が7日、行われた。エキシビションマッチでは、所英男も参戦する。
同大会は、7団体が集結したプロMMA新人戦『2023年第1回 JMMA Rookies Cup 一回戦』と同日、同場所で行われる『極』は、スポーツ柔術日本連盟(SJJJF)の村田良蔵代表が立ち上げるグラップリングの新大会だ。
村田代表は「格闘技を知らない人でも楽しめる大会に」と意気込む
村田氏は「近年、寝技の大会の世界的な人気」を受け「”極める”にこだわるプロ興行」にしたいと語る。
ルールはスポーツ柔術のノーギ(道着無し)ルールで、5分1R 。サドンデスが無く、3人のレフリーによるジャッジ判定になる。
66㎏以下契約では、GRACHANバンタム級王者・手塚基伸(シークレットベースドミネート/コブラ会)と、2021年全日本柔術選手権黒帯ライトフェザー級優勝・石黒翔也(CARPEDIEM)が対決する。
石黒は「5分以内で極める」と意気込む
会見には石黒氏のみ来場し、石黒は「5分は本当は極めるのは難しい時間。その中で極めるのが価値がある。足関節か関節技で極める」と意気込む。
また74㎏以下契約では、RIZINでも活躍する新居すぐる(HI ROLLERS ENTERTAINMENT/Yawara Jiu-Jitsu Academy)と、元UFCファイターで先日MMA引退した小見川道大(NEO JUDO ACADEMEY)が対戦。
大先輩・小見川を「リスペクトを込め極める」とする新居
会見には新居のみ出席し「(小見川とは)MMAでも対戦できればと思っていた」と語りつつ「僕はポイントとか考えたことがない。アームロックで絶対極めに行くんで、アームロック対策してほしい。リズペクトを込めて極めに行く」と一本奪取宣言した。
さらに極スポーツ柔術ルール62㎏以下契約では、昨年の『JBJJF第23回全日本ブラジリアン柔術選手権』で、ジュブナイル青帯のライト級&オープンクラスで優勝した伊集龍皇(パラエストラ小岩)と、ジュブナイル青帯のフェザー級優勝者・高橋逸樹(CARPEDIEM)が戦う。
リベンジに燃える高橋(左)と、アニメ『バンドリ!』が好きすぎる伊集(右)、2人の若き柔術全日本王者対決
2人はオープンクラス(無差別)の準決勝で対戦し、伊集が腕十字で一本勝ち。今回の対戦は高橋が「リベンジしたい」と伊集を指名した。「必ず極めて勝つ」と意気込む高橋に対し、伊集もまた「一本極める。レベルの高い柔術を魅せる」と返り討ち宣言した。
また、スペシャルエキシビションマッチ70㎏以下契約では、大会立ち上げ人の村田良蔵(Yawara Jiu-Jitsu Academy)が、所英男(リバーサルジム武蔵小杉)と対戦する。
村田氏はSJJIF世界選手権マスター2黒帯フェザー級で2連覇しており、所がどう戦うのか注目される。
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