【空そら道どう】世界せかい大会たいかいでキューバの白しろ帯たい選手せんしゅ”秒びょう殺ころせ一いち本ほん”で優勝ゆうしょうしMVP獲得かくとく！その実力じつりょくとは

2023/05/15（月つき）UP
（最終さいしゅう更新こうしん：2023/05/15 12:19）

　5月つき13、14日ひに空そら道どう主催しゅさい『北斗ほくと旗き 第だい6回かい世界せかい空そら道どう選手権せんしゅけん大会たいかい』が東京とうきょう・国立こくりつ代々木よよぎ競技きょうぎ場じょう 第だい二に体育館たいいくかんにて開催かいさいされ、世界せかい29ヵ国かこくから集結しゅうけつ、男子だんし6クラス、女子じょし2クラスで開催かいさいされた。
　全ぜんクラスの中なかでMVPとなる北斗ほくと旗はたを受賞じゅしょうしたのは、まだ白しろ帯たいのリディエ・ジョロン・ゴンザレス（27=キューバ）だった。決勝けっしょうでは、近藤こんどう瑞樹みずき（26=日本にっぽん）を相手あいてに瞬殺しゅんさつの腕うで十じゅう字じを極きわめる圧巻あっかんのパフォーマンス。彼かれは一体いったい何者なにものなのか。

【フォト】決勝けっしょうで魅みせた！ゴンザレスが瞬殺しゅんさつの腕うで十じゅう字じを極きわめる瞬間しゅんかん

　ゴンザレスは、-260クラス（身体しんたい指数しすう<身長しんちょうセンチ+体重たいじゅうキロの数値すうち>が260未満みまんのカテゴリー）で勝かち上あがり、3回戦かいせんでは宮原みやはら穣みのるに腕うでひしぎ十じゅう字じ固かためで一本いっぽん勝がち、準決勝じゅんけっしょうでは豪快ごうかいパンチを連打れんだして4-0の判定はんてい勝利しょうり。決勝けっしょうでは近藤こんどうに、肩車かたぐるまで投なげてから瞬殺しゅんさつの腕うで十じゅう字じ！ 近藤こんどうがタップしゴンザレスが秒びょう殺ころせの一本いっぽん勝がちで世界せかい制覇せいはした。

　このフィジカルと技術ぎじゅつで白しろ帯たいは信しんじ難がたい。そこでゴンザレスに試合しあい後ごのインタビューで格闘技かくとうぎ経験けいけんを聞きくと「グレコローマンスタイルのレスリングやヨーロピアン柔術じゅうじゅつ、柔道じゅうどうの経験けいけんがあり、アメリカの柔術じゅうじゅつ大会たいかいで優勝ゆうしょう経験けいけんもある」とレスリングや柔道じゅうどうに加くわえ、打撃だげきありのヨーロピアン柔術じゅうじゅつを行おこなってきたことを明あかした。

　ヨーロピアン柔術じゅうじゅつとは、柔術じゅうじゅつの寝技ねわざと柔道じゅうどうの投なげ技わざに空手からて（五輪ごりん競技きょうぎのWKF空手からてルール）がプラスされたものだ。空そら道どうのルールに近ちかいと言いえる。また今回こんかい、パンチの強つよさも印象いんしょう的てきだったが「ボクシングもやっている。空そら道どうは一いち年ねん半はんの経験けいけん。キューバには自分じぶんと同おなじレベルの仲間なかまが二に人にんいる」とキューバの層そうの厚あつさも語かたった。

　今後こんごについて聞きくと「日本にっぽんは初はじめて来きた。日本にっぽんに行いくのは大変たいへんなことでクラウドファンディングで資金しきんを集あつめた。4年ねん後ごの世界せかい大会たいかいにも参加さんかしたい」と連覇れんぱへ向むけ意気込いきごんだ。ゴンザレスのさらなる活躍かつやくを期待きたいしたい。

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