【NJKF】梅野うめの、ラジャランカーを豪快ごうかいKO

2015/07/20（月つき）UP
（最終さいしゅう更新こうしん：2015/09/24 12:03）

ニュージャパンキックボクシング連盟れんめい
「NJKF 2015 5th」
2015年ねん7月がつ20日はつか（月つき・祝しゅく）東京とうきょう・後楽園こうらくえんホール

▼第だい11試合しあい　メインイベント　WBCスーパーフェザー級きゅう　WBCムエタイルール　3分ふん5R
○梅野うめの源治げんじ（PHOENIX/WBCムエタイ世界せかいスーパーフェザー級きゅう王者おうじゃ）
KO　3R2分ふん13秒びょう　※右みぎアッパー
●ペットブーンチュー・ソー・ソンマイ（タイ/WBCムエタイ世界せかい同級どうきゅう5位い、ラジャダムナンスタジアム認定にんてい同級どうきゅう4位い）

※この試合しあいの速報そくほう動画どうが（ノーカット）はこちら

　当初とうしょ、梅野うめののWBCムエタイ世界せかいスーパーフェザー級きゅうタイトル初はつ防衛ぼうえい戦せんとして行おこなわれる予定よていだったが、挑戦ちょうせん者しゃのペットブーンチューは60.80kgで約やく2kgオーバー。規定きていの2時じ間あいだ後ごにもリミットまで落おとせなかったため、計量けいりょう時じの時点じてんで梅野うめのが王座おうざ初はつ防衛ぼうえいに成功せいこうとなり、この試合しあいはノンタイトル戦せんに。WBCムエタイルールに則のっとり、ペットブーンチューは減点げんてん1と10オンスのグローブハンデ（梅野うめのは8オンス）が課かされてのスタートとなった。

　1R、何なん度ども鋭するどい前まえ蹴けりで距離きょりを取とるペットブーンチューは左ひだりハイ。梅野うめのは距離きょりを詰つめると左ひだりローからパンチ連打れんだ。ペットブーンチューの右みぎストレートが入はいる場面ばめんもあったが、梅野うめのは左ひだりローをタイミング良よく当あてペースを握にぎる。梅野うめのは、ロープを背せにするペットブーンチューに対たいし、パンチとミドル、ローと攻撃こうげきを当あてて追おい込こむ。

　2R、ペットブーンチューはジャンピングヒジで襲おそい掛かかる。梅野うめのは左右さゆうのパンチを振ふりながら左ひだりローを当あてていくが、中盤ちゅうばんにペットブーンチューのヒザがモロにローブローとなり、試合しあいは中断ちゅうだん。再開さいかい後ご、梅野うめのは組くみ付ついてきたペットブーンチューをこかすとニヤリ。そのまま主導しゅどう権けんを握にぎる梅野うめのが右みぎアッパーで2度どのダウンを奪うばう。

　3R、巻まき返かえしを狙ねらうペットブーンチューはアグレッシブに前まえに出でてヒジを振ふるい、梅野うめのは左ひだりまぶたをカット。ドクターチェックの後のちに再開さいかいし、ラッシュを仕掛しかける梅野うめのが再ふたたび右みぎアッパーをクリーンヒットさせると、ペットブーンチューは大だいの字じに倒たおれたまま立たち上あがれず。

　豪快ごうかいにKO勝がちした梅野うめのは「相手あいてが計量けいりょうをクリアー出来できず動揺どうようしていたのですが、みんなの夢ゆめが詰つまっているWBCのベルトを防衛ぼうえいできて嬉うれしいです」と喜よろこびのマイクアピール。今後こんごについては「ルンピニーのタイトルを狙ねらいつつ、年としに2、3回かいは海外かいがいで防衛ぼうえい戦せんをやっていきたい。アメリカ、ヨーロッパなど、現地げんちで強つよいと言いわれている選手せんしゅを倒たおすことで、日本にっぽんには梅野うめのという強つよいWBCチャンピオンがいることを証明しょうめいしたい」と試合しあい後ごの控ひかえ室しつで語かたった。
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▼第だい10試合しあい　64kg契約けいやく　交流こうりゅう戦せん　3分ふん3R
△テヨン（キングジム/WBCムエタイ日本にっぽん統一とういつスーパーライト級きゅう王者おうじゃ）
ドロー　判定はんてい0－0　※三者さんしゃとも29－29
△石井いしい達也たつや（藤本ふじもとジム/新しん日本にっぽんキックボクシング協会きょうかい/元もと日本にっぽんライト級きゅう王者おうじゃ）

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　今年ことし1月がつから本格ほんかく開戦かいせんしたNJKFと新日本しんにほんキックのトップ同士どうしによる交流こうりゅう戦せんは、現在げんざいのところ新日本しんにほんキックが2連勝れんしょうを収おさめている。NJKF初はつ参戦さんせんちなる石井いしいは2011年ねん9月がつに日本にっぽんライト級きゅう王者おうじゃとなり、同どう王座おうざは2度ど防衛ぼうえいした後のちケガにより昨年さくねん返上へんじょう。現在げんざいはタイの王者おうじゃを目指めざしている。激闘げきとうを連発れんぱつする“激闘げきとう王おう”テヨンが一矢いっし報むくいることが出来できるか、それとも石井いしいがまたしても新しん日本にっぽんキックの強つよさを見みせつけるのか。

　1R、サウスポースタイルの石井いしいは伸のびのあるパンチのコンビネーションで前まえに出でる。強引ごういんに前まえに出でるテヨンは右みぎローから右みぎストレート。石井いしいはテヨンの前進ぜんしんに合あわせてヒジを狙ねらう。

　2R開始かいし早々そうそう、パンチとヒジ連打れんだを見みせるテヨンが右みぎストレートで石井いしいの左ひだりまぶたをカット。反撃はんげきする石井いしいは左ひだりローを入いれ左ひだりストレート。テヨンも負まけじとパンチ主体しゅたいの攻撃こうげきで応戦おうせんしお互たがいに譲ゆずらない攻防こうぼうを見みせる。

　3R、プレッシャーを強つよめるテヨンは右みぎストレート。石井いしいは左ひだりミドル、左ひだりストレートを返かえす。打うち合あいの中なか、石井いしいの攻撃こうげきでテヨンは眉間みけんをカット。チャンスと見みた石井いしいは一気いっきに追おい込こむと、テヨンは後退こうたいしてしまう。一進一退いっしんいったいの攻防こうぼうはドローに終おわった。

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