私たちの体には、年齢とともに体力の低下、眼の不調、痛みや不具合など、さまざまな「老化現象」が現れます。この連載では、これらの老化現象を「衰え」ではなく「変化」としてポジティブにとらえ、上手に付き合っていく術を、これまでに延べ10万人以上の高齢者と接してきた眼科専門医の平松類先生が解説します。
平松類(ひらまつ るい)さん
二本松眼科病院副院長(東京都江戸川区)/昭和大学兼任講師
昭和大学医学部卒業。
今泉西病院(
郡山市)、
昭和大学病院、
三友堂病院(
米沢市)
眼科科長、
彩の
国東大宮メディカルセンター
眼科部長を
経て
現職。
眼科専門医、
医学博士。
診療の
傍ら、
目の
健康や、
患者と
医師のコミュニケーション、
高齢者特有の
症状や
悩みなどをテーマとした
講演・
執筆を
手掛け、テレビや
新聞などのメディア
出演も
多い。YouTube
上で「
眼科医平松類」として
情報発信も
行う。
著書に『
自分でできる!
人生が
変わる
緑内障の
新常識』(ライフサイエンス
出版)、『
老化って
言うな!』(PHP
研究所)、『
老人の
取扱説明書』(SBクリエイティブ)、『
患者が
絶えないカリスマ
眼科医がやっている
失明しない
習慣』(
小学館)ほか
多数。