西にしシベリア平原へいげん（にしシベリアへいげん）とは、シベリア西部せいぶの西にしシベリアを占しめる平原へいげん。西にしシベリア低地ていちと呼よばれることもある。面積めんせきは約やく300万まんkm²。南北なんぼくの広ひろがりは2,500km、東西とうざいには1,900km。
西にしはウラル山脈さんみゃくから東ひがしはエニセイ川がわまで広ひろがる。北きたは北極ほっきょく海かいに面めんし、東北とうほくには中央ちゅうおうシベリア高原こうげんが広ひろがり、南みなみはカザフステップ、アルタイ山脈さんみゃくで限かぎられる。
オビ川がわ水系すいけい（エルティシ川がわ、トボル川がわ、トゥラ川がわ、エシム川がわなど）とエニセイ川がわ水系すいけい（アンガラ川がわ、アバカン川がわなど）が流ながれ、湖沼こしょうも多おおい。
北部ほくぶはツンドラ、中部ちゅうぶはタイガ、南部なんぶはステップが広ひろがる。
ミヌシンスク盆地ぼんちにはアファナシェヴォ文化ぶんかやタガール文化ぶんかが栄さかえた。
大量たいりょうの原油げんゆや天然てんねんガスが埋蔵まいぞうされている。
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