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ふつおた - Wikipedia

ふつおたは、ラジオ番組ばんぐみで「普通ふつうのお便たより」の略称りゃくしょう用語ようごである[1]

概要がいよう

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ラジオ番組ばんぐみにおいて、リスナーメッセージをつのさい番組ばんぐみ構成こうせいにおいてもうけた企画きかく(コーナー)あてではないメッセージのことをししており、おもに「ふつおた」であつかわれるのは、「リスナーの日常にちじょう生活せいかつでのエピソード」、番組ばんぐみもしくはラジオパーソナリティたいする「感想かんそう相談そうだん質問しつもんとう」が取上とりあげられる。

沿革えんかく

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1980年代ねんだいまでのラジオ番組ばんぐみでは「ふつおた」という言葉ことば使つかわれておらず、ネタコーナーめいかれていないハガキを、番組ばんぐみあてとどいたハガキというかたち一括いっかつ処理しょりされまれることがほとんどであった。

しかし、1989ねん10がつから『はいぱぁナイト』(KBS京都きょうと)にて金曜きんようのパーソナリティを担当たんとうした声優せいゆうにち髙のり当該とうがい語彙ごいはじめて使用しようした人物じんぶつであるとされており、1991ねんにち髙が番組ばんぐみあておくられてきたハガキを「おがき(お便たより+お葉書はがきかばん)」と呼称こしょうし、102かい放送ほうそうぶん番組ばんぐみあておくられてきたネタコーナー以外いがいおくられてたハガキを『ふつうのおがき』と名付なづけたのが最初さいしょである。

にち髙は「ネタコーナーと区別くべつしやすくしたい」とことと、放送ほうそう当時とうじ番組ばんぐみとどけられたハガキのりょうたいし、番組ばんぐみスタッフのかずりず、処理しょり簡略かんりゃくしたい意図いとがあったと告白こくはくしており、「ふつうのおたがき」にたいして、複数ふくすう番組ばんぐみリスナー投稿とうこうしゃが、番組ばんぐみでネタコーナー以外いがい内容ないよう葉書はがきたいし、「普通ふつうのはがき」もしくは「普通ふつうのおたより」という名称めいしょう使つか投稿とうこうしていったため、「普通ふつうのおたより」をりゃくした「ふつおた」が使つかわれひろひろまってき、ラジオ番組ばんぐみなかでジャンルをわず語彙ごい使用しようひろまってった。

脚注きゃくちゅう

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  1. ^ 編集へんしゅう後記こうき”. LF+R-MailnightNippon Vol.93. ニッポン放送ほうそう (2002ねん10がつ6にち). 2023ねん5がつ16にち閲覧えつらん