アヴェスター語
アヴェスター
アヴェスター | |
---|---|
イラン | |
アーリア | |
— | |
アヴェスター グジャラーティー | |
ISO 639-1 |
ae |
ISO 639-2 |
ave |
ISO 639-3 |
ave |
Definitely endangered (Moseley 2010) |
概要
インド・ヨーロッパ
分類
アヴェスター
文字
ただし、アヴェスター
文法
サンスクリットとの関係
インドのサンスクリット
サンスクリットとアヴェスター
- サンスクリットのsはアヴェスター
語 のhになる。例 ) sapta (七 ) = hapta
同 じくhはzになる。例 ) hasta (手 ) = zasta
無 声帯 気 閉鎖 音 kh、th、phは摩擦音 x、θ 、fになる。例 ) gāthā (詩 頌) = gāθ ā
有 声帯 気 閉鎖 音 gh、dh、bhはg、d、bになる。例 ) bhrātar (兄弟 ) = brātar
- yやrの
前 の閉鎖 音 は摩擦音 になる。例 ) mitra (ミトラ神 ) = miθ ra
語 中 のt等 の閉鎖 音 、n、r等 は、後 ろにi、yが来 ると前 の母音 にiを生 じさせる。例 ) bharati (彼 は運 ぶ) = baraiti , vārya (望 ましい) = vairya- なお、この"i"は、
後続 のt等 の閉鎖 音 、n、r等 の子音 がやや口蓋 化 する事 を示 す物 で、それ自体 は発音 しない。例 えばvairyaはワルヤ、或 いはワリヤの様 に発音 されていたと思 われる。
語 中 のt等 の閉鎖 音 、n、r等 は、後 ろにu、vが来 ると前 の母音 にuを生 じさせる。例 ) aruṣa (白 い) = auruša- なお、この"u"は、
後続 のt等 の閉鎖 音 、n、r等 の子音 がやや円 唇 化 する事 を示 す物 で、それ自体 は発音 しない。
- śvはspになる。
例 ) aśva (馬 ) = aspa
- eはaēになる。
例 ) deva (デーヴァ神 族 ) = daēva (悪神 )
- oはaoになる。
例 ) soma (神酒 ) = haoma
脚注
- ^ Kavasji Edulji Kanga (1891). A Practical Grammar of the Avesta Language. Education Socirty Press. p. 251-252
- ^ Kavasji Edulji Kanga (1891). A Practical Grammar of the Avesta Language. Education Socirty Press. p. 236-237
- ^ Kavasji Edulji Kanga (1891). A Practical Grammar of the Avesta Language. Education Socirty Press. p. 254-255
- ^ Kavasji Edulji Kanga (1891). A Practical Grammar of the Avesta Language. Education Socirty Press. p. 245-251
- ^ マンフレート・マイルホーファー
著 下宮 忠雄 訳 『サンスクリット語 文法 -序説 、文法 、テキスト訳注 、語彙 -』p.7