(Translated by https://www.hiragana.jp/)
インド共産党マルクス主義派 - Wikipedia
Wikipedia

インド共産党きょうさんとうマルクス主義まるくすしゅぎ派は

インド左派さは共産党きょうさんとう（मार्क्सवादी कमयुनिस्त पार्टी, MaKaPa; Communist Party of India-Marxist, CPI-M）は、インドの政党せいとう。共産きょうさん主義しゅぎ政党せいとう。元々もともとはインド共産党きょうさんとうであったが、党とうの修正しゅうせい主義しゅぎと派閥はばつ主義しゅぎに反対はんたいした急進きゅうしん派はが1964年ねんインド共産党きょうさんとうから離脱りだつ、インド共産党きょうさんとうマルクス主義まるくすしゅぎ派はを結成けっせいし、同どう党とうは2つに分裂ぶんれつした（ただし現在げんざい、双方そうほうの党とうは左翼さよく戦線せんせんを組くみ選挙せんきょ協力きょうりょく関係かんけいにある）。以降いこうこの党とうはインド共産党きょうさんとうマルクス主義まるくすしゅぎ派はまたは便宜べんぎ的てきにインド左派さは共産党きょうさんとうと呼よばれることとなる。2002年ねん時点じてんで約やく81万まん4,400人にん（インド共産党きょうさんとうマルクス主義まるくすしゅぎ派は発表はっぴょう）の党員とういんを抱かかえるとされる。

インドの旗 インドの政党せいとう
インド共産党きょうさんとうマルクス主義まるくすしゅぎ派は
Communist Party of India (Marxist)
党とう旗はた
成立せいりつ年月日ねんがっぴ 1964年ねん11月7日にち
本部ほんぶ所在地しょざいち インドの旗 インドニューデリー
ローク・サバー議席ぎせき数すう
4 / 543   (1%)
（2024年ねん6月がつ22日にち[1]）
ラージヤ・サバー議席ぎせき数すう
6 / 245   (2%)
（2021年ねん4月がつ）
政治せいじ的てき思想しそう・立場たちば 左翼さよく[2][3] - 極左きょくさ[4]
共産きょうさん主義しゅぎ
マルクス・レーニン主義しゅぎ
反はん資本しほん主義しゅぎ
反はん帝国ていこく主義しゅぎ
公式こうしきサイト Communist Party of India (Marxist) web site
テンプレートを表示ひょうじ

書記しょき長ちょうは、シタラム・イェチュリ（英語えいご版ばん）。

党名とうめい

編集へんしゅう

党名とうめいは原語げんごに忠実ちゅうじつに訳やくせばインド共産党きょうさんとうマルクス主義まるくすしゅぎ派はとなるが、日本語にほんごでは党名とうめいが長ながくなるためインド左派さは共産党きょうさんとうとされることがある。これとは別べつにインド共産党きょうさんとうという政党せいとうもあるが、これは1925年ねん12月25日にち設立せつりつとされるインド共産党きょうさんとうが、1964年ねん穏健おんけん派はと急進きゅうしん派はに分裂ぶんれつし、穏健おんけん派はがインド共産党きょうさんとう（CPI）として残のこり、急進きゅうしん派はがインド共産党きょうさんとうマルクス主義まるくすしゅぎ派は（CPI-M）となったことで、CPIとCPI-Mを区別くべつする必要ひつようが出でたからである。党名とうめいについては、インド共産党きょうさんとうにおいて詳くわしく述のべる。

現況げんきょう

編集へんしゅう

2006年ねん5月の議会ぎかい選挙せんきょではインド共産党きょうさんとうマルクス主義まるくすしゅぎ派はを中心ちゅうしんとする「左翼さよく戦線せんせん」がケーララ州しゅう（ここでは「左翼さよく民主みんしゅ戦線せんせん」を名乗なのった）で98議席ぎせきを得えて政権せいけんを奪還だっかんし、西にしベンガル州しゅうでは235議席ぎせきを獲得かくとくし、政権せいけんを維持いじした。長ながらくローク・サバー（連邦れんぽう下院かいん）では国民こくみん会議かいぎ派はとインド人民じんみん党とうの二に大だい政党せいとうのあいだでキャスティング・ボートを握にぎり続つづけ、党とうから下院かいん議長ぎちょうにソームナート・チャタルジーも輩出はいしゅつしていた。インド国民こくみん会議かいぎを中心ちゅうしんとする統一とういつ進歩しんぽ同盟どうめいに閣外かくがい協力きょうりょくするなど、大おおきな影響えいきょう力りょくを有ゆうしていたが、2008年ねん7月がつに米べい印しるし原子力げんしりょく協力きょうりょくに反対はんたいして閣外かくがい協力きょうりょくを解消かいしょうした。

2009年ねん連邦れんぽう下院かいん選挙せんきょでは議席ぎせきを大おおきく後退こうたいさせて第だい三さん党とうではなくなり、16議席ぎせきの獲得かくとくにとどまった。また、1977年ねんから34年ねんも政権せいけんを握にぎり続つづけた西にしベンガル州しゅうではタタ・ナノの工場こうじょう誘致ゆうちをめぐる強引ごういんな土地とち収用しゅうようへの反発はんぱつから全ぜんインド草くさの根ね会議かいぎ派はが台頭たいとうして2011年ねんの州しゅう議会ぎかい議員ぎいん選挙せんきょで敗北はいぼくし、さらに西にしベンガル州しゅうと並ならぶ地盤じばんであったケーララ州しゅうでも負まけ、両りょう州しゅうの政権せいけんを失うしなった。2014年ねん連邦れんぽう下院かいん選挙せんきょでも退潮たいちょうに歯止はどめをかけることはできず、ついに一いち桁けたの9議席ぎせきまで後退こうたいし、2019年ねん連邦れんぽう下院かいん選挙せんきょでは更さらに後退こうたいして、3議席ぎせきとなった。

一方いっぽうで、2013年ねんトリプラ州しゅう議会ぎかい選挙せんきょでは政権せいけんを維持いじし、2016年ねんケーララ州しゅう議会ぎかい選挙せんきょではインド国民こくみん会議かいぎから政権せいけんを再ふたたび奪取だっしゅした。2016年ねん現在げんざいではトリプラ州しゅう、ケーララ州しゅうにおいて州しゅう政権せいけんを握にぎっている。

選挙せんきょ結果けっか

編集へんしゅう
年とし 党首とうしゅ 獲得かくとく議席ぎせき数すう 増減ぞうげん 得票とくひょう率りつ
1967 Puchalapalli Sundarayya
19 / 520
 - 4.28 %
1971
25 / 518
   6 5.12 %
1977
22 / 542
   3 4.29 %
1980 E・M・S・ナンブーディリパド（英語えいご版ばん）
37 / 542
   15 6.24 %
1984
22 / 533
   15 5.72 %
1989
33 / 545
   11 6.55 %
1991
35 / 545
   2 6.14 %
1996 ハルキシャン・シン・スルジート
32 / 545
   3 6.12 %
1998
32 / 545
   5.16 %
1999
33 / 545
   1 5.40 %
2004
43 / 543
   10 5.66 %
2009 プラカーシュ・カラート（英語えいご版ばん）
16 / 543
   27 5.33 %
2014 シタラム・イエチュリ（英語えいご版ばん）
9 / 543
   7 3.24 %
2019 シタラム・イエチュリ
3 / 543
   6 1.77%
2024
4 / 543
   1 1.76%

脚注きゃくちゅう

編集へんしゅう
[脚注きゃくちゅうの使つかい方かた]
  1. ^ Lok Sabha. “Members Seventeenth Lok Sabha Party-wise List(第だい17回かいローク・サバ―　議会ぎかい政党せいとう別べつリスト)”. ローク・サバー公式こうしきサイト. 2019年ねん5月がつ31日にち閲覧えつらん。
  2. ^ “Manipur: CPI State Secretary, Blogger Arrested over CAA Protests”. The Wire. 2019年ねん12月24日にち閲覧えつらん。
  3. ^ “India's election results were more than a 'Modi wave'”. Washington Post. 2019年ねん5月がつ31日にち閲覧えつらん。
  4. ^ “Meet India’s Most Prominent Democratic Socialist”. The Nation. 2019年ねん5月がつ20日はつか閲覧えつらん。

外部がいぶリンク

編集へんしゅう
「https://ja.wikipedia.org/w/index.php?title=インド共産党きょうさんとうマルクス主義まるくすしゅぎ派は&oldid=100821834」から取得しゅとく