ショット・リバースショット

ショット・リバースショット（Shot reverse shot, またはshot/countershot）とは、人物じんぶつＡが（多おおくは画面がめんの外そとにいる）人物じんぶつＢを見みているカットに続つづいて、人物じんぶつＢが人物じんぶつＡを見みているカットを繋つなぐ映画えいが技法ぎほうである。２人ふたりの視線しせんは反対はんたい方向ほうこうを向むいているため、観客かんきゃく/視聴しちょう者しゃはお互たがいを見みているのものと考かんがえる。

映画えいが『グリード』(1924年ねん)から

ショット・リバースショットは古ふるくからハリウッドで使つかわれている「Continuity Editing（コンティニュイティ編集へんしゅう、継続けいぞく的てき編集へんしゅう）」に基もとづいている。観客かんきゃく/視聴しちょう者しゃに直線ちょくせん的てき・時じ系列けいれつ的てき・論理ろんり的てきに１ひとつの連続れんぞくする動うごきと知覚ちかくさせることで、ショットが変かわったことを意識いしきさせなくする。「視線しせんの一致いっち」の一いち例れいである。

参考さんこう文献ぶんけん

Bordwell, David; Thompson, Kristin (2006). Film Art: An Introduction. New York: McGraw-Hill. ISBN 0-07-331027-1 

関連かんれん項目こうもく

• ジャンプカット