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ソプラノ - Wikipedia

ソプラノ

女声じょせいおよ少年しょうねん合唱がっしょうこう音域おんいき

ソプラノイタリア: soprano)は、西洋せいよう音楽おんがくにおける歌手かしゅ声域せいいき区分くぶんで、女声じょせいたか音域おんいきす。また、器楽きがくにおいては、同系どうけい楽器がっきちゅうもっとたか音域おんいきのものをいう。たとえばソプラノサックス(サクソフォーン)。

概要がいよう

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四声しせいたい和声わせい混声こんせいよん合唱がっしょうでは、ソプラノが最高さいこうち、通常つうじょう旋律せんりつ演奏えんそうする。 ソプラノはおおむC4E6声域せいいき[1]合唱がっしょう4こえたい和声わせいではC4 - A5くらいの音域おんいきである。混声こんせい4合唱がっしょうではテノールとわせてこうこえ、バスとわせてそとごえとよばれる。 思春期ししゅんきまえ一部いちぶ少年しょうねん(トレブル)およびカウンターテナーも、この声域せいいきつことがあるが(変声期へんせいきまえ少年しょうねん場合ばあいボーイソプラノ場合ばあいもある)、ほとんどの場合ばあい女性じょせい歌手かしゅたいしてもちいられる。歴史れきしてきには、女性じょせいがキリスト教会きょうかいうたうことはみとめられていなかったので、ソプラノの役割やくわりわか少年しょうねんのちカストラートあたえられた。なお、去勢きょせいせずともソプラノの音域おんいきせる成人せいじん男性だんせい歌手かしゅソプラニストまたソプラニスタぶ。この歌手かしゅ数少かずすくないが、日本人にっぽんじんでは岡本おかもとともだかがいる。

なお、「ソプラノ歌手かしゅ」といういいかた普及ふきゅうしているが、そもそも歌手かしゅ声域せいいきあらわ言葉ことばなので、本来ほんらいは「歌手かしゅ」をつける必要ひつようはない。

オペラにおけるソプラノ

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オペラにおいては、声質せいしつちがいによりさらに詳細しょうさい区分くぶんおこなわれる。これらの区分くぶん歌手かしゅ声域せいいきというよりむしろごえ特性とくせい音色ねいろ関係かんけいする。詳細しょうさい区分くぶんつぎのようなものである。

平均へいきんてき音域おんいき最初さいしょかれたとおりであるが、独唱どくしょうとくにオペラのアリアにおいてはそれ以上いじょうおともとめられることもおおい。たとえばモーツァルトの「ふえ」では、よる女王じょおうやくF6あたえられている。ルクレツィア・アグヤーリ英語えいごばんエルナ・ザック英語えいごばんC7フルート最高さいこう音域おんいき匹敵ひってき)まですことができたとつたえられている。マド・ロバン英語えいごばんたかこえぬしとしてられ、のこされた録音ろくおんではB♭6しているところを確認かくにんできる。

著名ちょめいなソプラノをめぐって、熱狂ねっきょうてきなオペラファンはしばしばことなる歌手かしゅ支持しじして対立たいりつする複数ふくすう陣営じんえいをつくることがあった。 いちれいとしてマリア・カラスレナータ・テバルディのライバル関係かんけいもっと著名ちょめいなものである(トスカ英語えいごばんにあるしょうはなし参照さんしょうのこと)。

ソプラノのれい

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せい五十音ごじゅうおんじゅん括弧かっこない英語えいごばんへのリンク。

日本にっぽん以外いがい

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日本にっぽん

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声域せいいき

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ちゅうあし

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  1. ^ フレデリック・フースラー/イヴォンヌ・ロッド=マーリング 『うたうこと 発声はっせい器官きかん肉体にくたいてき特質とくしつ』 須永すなが義雄よしお大熊おおくま文子ふみこやく 音楽之友社おんがくのともしゃ、2000ねんISBN 4-276-14252-0 111ぺーじによる。ただし、あくまでひとつの目安めやすであり、後述こうじゅつされるようにこれを上回うわまわれいもある。

関連かんれん項目こうもく

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