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パワーフォワード - Wikipedia

パワーフォワード

バスケットボールのポジション

パワーフォワードPower Forward; PF)は、バスケットボールのポジションの。ポジションめい番号ばんごうでは「4ばん」とぶ。

概説がいせつ

編集へんしゅう

通常つうじょうスモールフォワード選手せんしゅくらべて身長しんちょうたかく、体格たいかくすぐれた選手せんしゅつとめる。コートうちではゴールでの守備しゅび得点とくてんおも役割やくわりとし、リバウンドやゴールでの得点とくてん能力のうりょくなど、ボールをキープするパワフルなプレーがもとめられるほか、ロングシュートの技術ぎじゅつ速攻そっこうかつかせるはしちから瞬発しゅんぱつりょくもとめられる。

パワーフォワードはインサイドポジションだが、ゲームの状況じょうきょう柔軟じゅうなんにインサイド、アウトサイドをする。

オフェンス技術ぎじゅつとしてはアウトサイドの選手せんしゅスクリーンをかけたり、ピック・アンド・ロール、パスのわたしにたり、ときにミドルシュートをったりもする臨機応変りんきおうへんさが必要ひつようなポジションである。

リバウンドにためにはボックスアウトなどの技術ぎじゅつける必要ひつようがあり、ゴールでの勝負しょうぶりょくだけでなく、そとからのシュートりょくやパスをさばくセンスが必要ひつようとされる。

近年きんねんのNBAをてみるとこのポジションにはリーグを代表だいひょうする選手せんしゅおおく、かつて「史上しじょう最高さいこうのパワー・フォワード」とうたわれたカール・マローンチャールズ・バークレー、7シーズン連続れんぞくリバウンドおうかがやいたデニス・ロドマンシカゴ・ブルズ最初さいしょの3連覇れんぱ(スリーピート)に貢献こうけんしたホーレス・グラントなどがいる。

また、センターもこなすことができるティム・ダンカンジャーメイン・オニールフォワードセンターともばれる)、そとからのシュート得意とくいとするダーク・ノヴィツキーラシード・ウォーレス抜群ばつぐんはしちから器用きようさをあわケビン・ガーネットクリス・ボッシュなど、パワーフォーワードの選手せんしゅぞう徐々じょじょ多様たようしている。一方いっぽう基本きほん忠実ちゅうじつでゴール黙々もくもく仕事しごとをこなすカルロス・ブーザーのようなブルーカラータイプの選手せんしゅ重宝ちょうほうされる。