バスケットボール (basketball 音声 おんせい [ヘルプ /ファイル ] )は、1891年 ねん にアメリカ合衆国 あめりかがっしゅうこく の国際 こくさい YMCAの体育 たいいく 教師 きょうし のジェームズ・ネイスミス によって考案 こうあん されたスポーツ。
5人 にん 対 たい 5人 にん の2チームが、一 ひと つのボール を手 て で扱 あつか い、長方形 ちょうほうけい のコート 上 うえ の両 りょう 端 はし に設置 せっち された高 たか さ305cm(10 ft)、直径 ちょっけい 45cm(18 in)のリング状 じょう のバスケット にボールを上方 かみがた から通 とお すこと(ゴール )で得点 とくてん を競 きそ う球技 きゅうぎ である。公式 こうしき 試合 しあい は屋内 おくない 競技 きょうぎ として行 おこな われる。狭義 きょうぎ では、この競技 きょうぎ に使用 しよう する専用 せんよう のボールのことを指 さ す。籠 かご 球 だま (ろうきゅう)とも訳 やく される。
開催 かいさい される国 くに ・地域 ちいき 、年齢 ねんれい や性別 せいべつ によってローカルルールが適用 てきよう される。身長 しんちょう の高 たか さが優位 ゆうい に密接 みっせつ する競技 きょうぎ としても知 し られる[1] 。
バスケットボール のゴールとなるバスケット は、FIBA 公式 こうしき ルール[2] では、バックボード (英語 えいご 版 ばん ) に取 と り付 つ けられた、高 たか さ305cmに水平 すいへい に設置 せっち された内径 ないけい 45cmのリング (リム)とそれに取 と り付 つ けられた白 しろ い紐 ひも で編 あ まれた下方 かほう へボールが通過 つうか 可能 かのう な約 やく 45cmのネットで構成 こうせい される。
競技 きょうぎ 年齢 ねんれい や設備 せつび 環境 かんきょう により、設置 せっち 高 たか さなど各種 かくしゅ 寸法 すんぽう は異 こと なる。
このバスケット(リング) に正規 せいき の方法 ほうほう でボールを上方 かみがた から下方 かほう に通過 つうか させることによってゴール が成立 せいりつ し得点 とくてん が記録 きろく される。
攻撃 こうげき 側 がわ (オフェンス )チームは、プレーヤーがドリブル でボールを運 はこ んだり、プレーヤー間 あいだ でパス を行 おこな いながら、一定 いってい 時間 じかん 内 ない にショット を放 はな ち、ゴール成立 せいりつ によるポイント(得点 とくてん )を狙 ねら う。
また一旦 いったん フロントコートへ運 はこ ばれたボールをバックコート に戻 もど すことは出来 でき ない。攻撃 こうげき 権 けん のない守備 しゅび 側 がわ (ディフェンス )チームは、規定 きてい された方法 ほうほう でゴールを阻止 そし し、攻撃 こうげき 権 けん を奪 うば うような防御 ぼうぎょ プレーを行 おこな う。
ボールポゼッション(攻撃 こうげき 権 けん ) は、得点 とくてん があった場合 ばあい 、ヴァイオレイション (身体 しんたい 接触 せっしょく の無 な い違反 いはん )またはファウル (身体 しんたい 接触 せっしょく の有 あ る反則 はんそく ) があった場合 ばあい 、クウォーター (試合 しあい 進行 しんこう 中 ちゅう の区切 くぎ り)開始 かいし 時 じ などにチーム間 あいだ で移動 いどう する。試合 しあい 中 ちゅう のフィールドゴール は、ショットを放 はな った位置 いち によって、1回 かい の成功 せいこう で、ツーポイント(2点 てん )あるいはスリーポイント (3点 てん )が記録 きろく される。ファウル、あるいはヴァイオレイションに対 たい するペナルティ(罰則 ばっそく )により与 あた えられるフリースロー では、事例 じれい によって投 とう 数 すう がワンスロー〜スリースロー(1〜3投 とう )の間 あいだ で決 き められ、一投 いっとう 成功 せいこう につき1点 てん が記録 きろく される。試合 しあい 時間 じかん 終了 しゅうりょう 時点 じてん で、より多 おお い得点 とくてん を得 え たチームが勝利 しょうり となる。基本 きほん 的 てき には引 ひ き分 わ けはなく、通常 つうじょう クウォーターの半分 はんぶん 程度 ていど の時間 じかん のオーバータイム (OT)を、勝敗 しょうはい が決 けっ するまで繰 く り返 かえ し行 おこな う。バスケ以外 いがい にもミニバスなどがある。
バスケットボールゲームの特徴 とくちょう は、
ボールを保持 ほじ したままの移動 いどう に制限 せいげん があること
連続 れんぞく して移動 いどう する場合 ばあい は床 ゆか 面 めん でボールをバウンドさせるドリブル (球 たま 運 はこ び)を行 おこな い、バウンド数 すう に制限 せいげん はないが、プレーヤーの一連 いちれん のプレーで開始 かいし から終了 しゅうりょう まで1回 かい のみ許 ゆる されること
ボールに対 たい して下半身 かはんしん を使 つか えないこと
対人 たいじん 接触 せっしょく に関 かん しての規定 きてい が比較的 ひかくてき 多 おお くあり、故意 こい に接触 せっしょく すること、相手 あいて の身体 しんたい や衣服 いふく を掴 つか むことが禁止 きんし されていること
ゴールはショットが放 はな たれた位置 いち によって得点 とくてん が異 こと なること。
攻撃 こうげき と守備 しゅび の流 なが れは流動的 りゅうどうてき で、試合 しあい 中 ちゅう の多 おお くの状況 じょうきょう で起 お こり得 え ること
試合 しあい の経過 けいか を滞 とどこお らせないために多 おお くのプレーで制限 せいげん 時間 じかん があること
選手 せんしゅ 交代 こうたい でベンチに下 さ がった選手 せんしゅ も再度 さいど 出場 しゅつじょう が可能 かのう なこと
運動 うんどう 量 りょう が多 おお く、レベルの高 たか いプレイをするには身体 しんたい 的 てき 能力 のうりょく が求 もと められること
などが挙 あ げられる。
後述 こうじゅつ するように、基本 きほん ルールを競技 きょうぎ の考案 こうあん 者 しゃ が1人 ひとり で策定 さくてい したことや、NBA などテレビ中継 ちゅうけい があるプロスポーツと共 とも に発展 はってん してきた事 こと に起因 きいん して、「見 み せるスポーツ」としての側面 そくめん も併 あわ せ持 も っているため、ルールが複雑 ふくざつ なスポーツの一 ひと つである。その一方 いっぽう で、レクリエーションとしての「楽 たの しむスポーツ」という点 てん では、ゴールリングとボールがあれば1人 ひとり からプレーを楽 たの しむことができ、1オン1(1対 たい 1)や、3オン3(3対 たい 3)で本格 ほんかく 的 てき にゲームをすることもできる。アメリカでは、公園 こうえん など公共 こうきょう の場所 ばしょ にリングが設置 せっち されており、ゴールリングを指 さ す俗称 ぞくしょう から転 てん じて「hoop 」とも呼 よ ばれている。
ネイスミスに誘 さそ われてYMCAの体育 たいいく 教師 きょうし となったウィリアム・G・モーガン は、身体 しんたい 接触 せっしょく が伴 ともな うバスケットボールは自身 じしん が担当 たんとう するビジネスマンクラス(25〜40歳 さい )には危険 きけん が伴 ともな うため、子供 こども 、女性 じょせい 、高齢 こうれい 者 しゃ が楽 たの しめる、よりレクリエーション的 てき な屋内 おくない 競技 きょうぎ として、1895年 ねん にバドミントン やテニス を参考 さんこう にしたバレーボール を考案 こうあん した。
バスケットボールは、比較的 ひかくてき 最近 さいきん になって誕生 たんじょう した競技 きょうぎ であり、また一人 ひとり の人物 じんぶつ によって考案 こうあん され広 ひろ まった数少 かずすく ない競技 きょうぎ のひとつである。考案 こうあん 者 しゃ はアメリカ 、マサチューセッツ州 しゅう スプリングフィールド の国際 こくさい YMCA トレーニングスクール(現 げん ・スプリングフィールド・カレッジ)の体育 たいいく 部 ぶ 教官 きょうかん を務 つと めていたカナダ 人 ひと のジェームズ・ネイスミス で、1891年 ねん に彼 かれ の考 かんが え出 だ したルールが現在 げんざい のバスケットボールの原型 げんけい になっている[3] [4] [5] [6]
1891年 ねん 夏 なつ 、国際 こくさい YMCAトレーニングスクールでは体育 たいいく ・スポーツ指導 しどう 者 しゃ の講習 こうしゅう 会 かい が開 ひら かれたが、当時 とうじ 、全米 ぜんべい 各州 かくしゅう のYMCAでは冬季 とうき の屋内 おくない における体操 たいそう 中心 ちゅうしん のプログラムについて学生 がくせい の意欲 いよく が低 ひく いとして既存 きそん のプログラムに対 たい する不満 ふまん があり、レクリエーション的 てき で競技 きょうぎ 的 てき 要素 ようそ を含 ふく んだプログラムが求 もと められていた[4] [7] [8] 。同年 どうねん 秋 あき 、体育 たいいく 部 ぶ 主事 しゅじ のL.H.ギューリックは5人 にん の体育 たいいく 指導 しどう 教官 きょうかん を集 あつ めて数 すう 回 かい にわたり検討 けんとう した結果 けっか 、新 あたら しいスポーツを創 つく り出 だ すほかはないとの結論 けつろん に達 たっ した[7] [9] 。体育 たいいく 教官 きょうかん であったネイスミスはアメリカンフットボール やサッカー 、ラクロス などを屋内 おくない ゲームとして取 と り入 い れようとしたが失敗 しっぱい に終 お わる[7] [10] [11] 。そこで、ネイスミスは各 かく ゲームの要素 ようそ を取 と り出 だ すこととし、ボールを使用 しよう すること、ラフプレーを取 と り除 のぞ く必要 ひつよう からタックルをなくすためボールを保持 ほじ したまま走 はし ってはいけないこととした[7] [10] 。また、ゲーム中 ちゅう の安全 あんぜん 性 せい を高 たか めるため競技 きょうぎ 者 しゃ 間 あいだ の身体 しんたい 接触 せっしょく を少 すく なくすることが考 かんが えられたが、これにはネイスミスが少年 しょうねん 時代 じだい を過 す ごしたカナダ・オンタリオ州 しゅう で行 おこな われていたタグ(鬼 おに ごっこ )と的 てき 当 あ てを組 く み合 あ わせた「雄 お 鴨 かも 落 おと し(Duck on the Rock (英語 えいご 版 ばん ) )」という遊 あそ びにヒントを得 え て、ゴールをプレーヤーの頭上 ずじょう に水平 すいへい に設置 せっち することとした[7] [10] [12] 。
ネイスミスが最初 さいしょ に考案 こうあん した13のルールは現在 げんざい では約 やく 250にまでなっているが、ゲームの形式 けいしき は基本 きほん 的 てき にほとんど変化 へんか していない[13] 。
初 はじ めての試合 しあい
石川 いしかわ による最初 さいしょ の試合 しあい のスケッチ
1891年 ねん 12月21日 にち 、国際 こくさい YMCAトレーニングスクールで18人 にん の学生 がくせい を9人 にん ずつに分 わ け初 はじ めての試合 しあい が行 おこな われた[14] [15] 。この試合 しあい ではボールをサッカーボール で代用 だいよう した[16] 。ネイスミスはゴールについては45cm四方 しほう の箱 はこ を想定 そうてい していたが、それは用意 ようい できなかったため、代 か わりに桃 もも を入 い れる籠 かご を体育館 たいいくかん のバルコニーに取 と り付 つ けることとなった[14] [16] [17] 。このときのゴールの高 たか さ10フィート (3.05m)は以後 いご 変更 へんこう されることなく現在 げんざい に至 いた っている[14] 。また、フロアの広 ひろ さはおよそ11m×15mの大 おお きさであったという[16] 。この世界 せかい 最初 さいしょ の試合 しあい の18人 にん の中 なか には留学 りゅうがく 中 ちゅう だった石川 いしかわ 源三郎 げんざぶろう が含 ふく まれていた[14] [15] 。最初 さいしょ の試合 しあい ではトスアップから1時 じ 間 あいだ ほどたって1年生 ねんせい W・R・チェイスのショットが決 き まって点 てん が入 はい りゲーム終了 しゅうりょう となっている[18] 。試合 しあい の様子 ようす は石川 いしかわ がスケッチで残 のこ している。
このスポーツの名称 めいしょう について初 はじ めての試合 しあい が行 おこな われるに先立 さきだ ってネイスミスと学生 がくせい フランク・マーンとの間 あいだ で話題 わだい になり桃 もも の籠 かご (Basket)を用 もち いたことから「Basket ball」と名付 なづ けられた[17] 。
その後 ご 、YMCAトレーニングスクール広報 こうほう 誌 し 「ザ・トライアングル」(1892年 ねん 1月 がつ 15日 にち 号 ごう )に紹介 しょうかい され[8] 、1892年 ねん 1月 がつ になって正式 せいしき に「Basket ball」という名称 めいしょう に定 さだ まった[14] 。また、当初 とうしょ 、英語 えいご での表記 ひょうき は2語 ご で「Basket ball」であったが、1921年 ねん に公式 こうしき に1語 ご で「Basketball」となった[19] 。日本語 にほんご では直訳 ちょくやく した「バスケットボール 」の他 ほか 、籠 かご を使 つか う球 たま 技 わざ であることから「籠 かご 球 だま 」とも訳 やく される。
プレーヤー人数 にんずう
ネイスミスはレクリエーションを想定 そうてい していたことから、両 りょう チームが同 どう 人数 にんずう であれば何人 なんにん であってもよいと考 かんが えていたため、13条 じょう のルールの中 なか にチーム人数 にんずう を規定 きてい していなかった[20] 。コーネル大学 だいがく では50人 にん 対 たい 50人 にん で試合 しあい が行 おこな われたが、この試合 しあい について担任 たんにん のE・ヒッチコックは「体育館 たいいくかん が破壊 はかい されかねない」などと述 の べるなど逸話 いつわ となっている[21] 。プレーヤー人数 にんずう については、その後 ご 次第 しだい に制限 せいげん され、1894年 ねん にプレーヤー人数 にんずう についてはフロア面積 めんせき に合 あ わせて5人 にん 、7人 にん 、9人 にん とされることになった[14] 。コートの大 おお きさやプレーヤー人数 にんずう が現在 げんざい のように確定 かくてい したのは1897年 ねん になってからのことである[22] 。
コート上 じょう のプレイヤーは、限 かぎ られたタイミングで交代 こうたい することができ、反則 はんそく やケガで欠員 けついん が出 で ても交代 こうたい として補充 ほじゅう することができる。交代 こうたい の回数 かいすう に制限 せいげん は無 な いので、1人 ひとり のプレイヤーが何 なん 度 ど も交代 こうたい することができる。
ゴールの形状 けいじょう
ゴールについては考案 こうあん 当初 とうしょ 、シュートが決 き まるたびに梯子 はしご や棒 ぼう を用 もち いて取 と り出 だ していた[22] 。ゴールに使 つか われた桃 もも の籠 かご は壊 こわ れやすかったためすぐに金属 きんぞく 製 せい の円筒 えんとう 形 がた ゴールにかわっている[22] [23] 。ゴールの形状 けいじょう はその後 ご 少 すこ しずつ変化 へんか し、一説 いっせつ によればネット状 じょう で底 そこ が切 き れている現在 げんざい のようなゴールの形状 けいじょう になったのは1912年 ねん から1913年 ねん にかけてであるとされる[22] [24] 。なお、リングの内径 ないけい 45cmは最初 さいしょ の試合 しあい の時 とき から全 まった く変 か わっていない[25] 。
バックボード (英語 えいご 版 ばん )
バスケットボールは熱狂 ねっきょう 的 てき な人気 にんき を博 はく すようになったが、観客 かんきゃく が体育館 たいいくかん 上 じょう の手 て すりや欄干 らんかん から足 あし や手 て を伸 の ばして妨害 ぼうがい することが頻発 ひんぱつ したため遮蔽 しゃへい 物 ぶつ が設 もう けられることになった[26] 。これがのちのバックボードで当初 とうしょ は金網 かなあみ であったが、1904年 ねん から1.8m以上 いじょう の木 き 板 ばん が用 もち いられるようになった[26] 。ところが、観客 かんきゃく から見 み えないことになったため後 のち に透明 とうめい なプラスチック板 ばん が用 もち いられるようになっている[26] 。バックボードの位置 いち については当初 とうしょ エンドライン上 じょう にあったが、ゴールが61cmコート内側 うちがわ に移動 いどう することとなった際 さい にバックボードもそれに伴 ともな ってゴールと一体 いったい となってエンドラインより内側 うちがわ に配置 はいち されることとなった[27] 。
FIBAの結成 けっせい
バスケットボールは当初 とうしょ から人気 にんき があり、スミス大学 だいがく の体育 たいいく 教師 きょうし を務 つと めていたセンダ・ベレンソンによって女子 じょし バスケットボール が始 はじ められるなど、その年 とし のうちにアメリカ国内 こくない のあちこちで競技 きょうぎ されるようになり、国際 こくさい YMCAトレーニングスクールを通 つう じ世界 せかい 各国 かっこく へ急速 きゅうそく に広 ひろ まった。このような背景 はいけい もあり、1904年 ねん のセントルイスオリンピック ではデモンストレーションスポーツとして開催 かいさい された[5] (1904年 ねん から1924年 ねん までオリンピック の公開 こうかい 競技 きょうぎ として実施 じっし )。1932年 ねん 6月 がつ には国際 こくさい バスケットボール連盟 れんめい (FIBA) が結成 けっせい され、1936年 ねん のベルリンオリンピック から男子 だんし オリンピック正式 せいしき 種目 しゅもく に採用 さいよう された[5] 。また、1976年 ねん のモントリオールオリンピック から女子 じょし 正式 せいしき 種目 しゅもく にも採用 さいよう された[5] 。
プロリーグの創設 そうせつ と発展 はってん
アメリカ国内 こくない では、1946年 ねん に男子 だんし プロバスケットボールリーグBAAが創設 そうせつ され、3年 ねん 後 ご NBLと合併 がっぺい しNBA が誕生 たんじょう した。1967年 ねん に、対抗 たいこう するリーグABA が設立 せつりつ され地位 ちい を脅 おど かしたが、1976年 ねん にABAは消滅 しょうめつ し、NBAは現在 げんざい も世界 せかい 最高峰 さいこうほう のリーグとして君臨 くんりん し続 つづ けている。
ドリームチームの時代 じだい
NBAには、ジョージ・マイカン 、ビル・ラッセル 、ウィルト・チェンバレン 、オスカー・ロバートソン、 カリーム・アブドゥル=ジャバー 、マジック・ジョンソン 、ラリー・バード 、マイケル・ジョーダン などのスター選手 せんしゅ が所属 しょぞく し、1992年 ねん のバルセロナオリンピック では「ドリームチーム 」を結成 けっせい [5] 、圧倒的 あっとうてき な強 つよ さで優勝 ゆうしょう を果 は たした。
また、1996年 ねん には女子 じょし プロバスケットボールリーグWNBA が設立 せつりつ され、シェリル・スウープス 、リサ・レスリー 、ローレン・ジャクソン などのスター選手 せんしゅ が台頭 たいとう した。
国際 こくさい 化 か
NBAやオリンピックの活性 かっせい 化 か に伴 ともな い、近年 きんねん バスケットボールの国際 こくさい 化 か が急速 きゅうそく に進 すす んでおり、FIBA発表 はっぴょう では1998年 ねん 時点 じてん で世界 せかい の競技 きょうぎ 人口 じんこう はおよそ4億 おく 5000万 まん 人 にん 、FIBAに加盟 かめい した国 くに と地域 ちいき は2006年 ねん 8月 がつ 時点 じてん で213まで増加 ぞうか した。
日本 にっぽん にバスケットボールが伝 つた わったのは1908年 ねん で、YMCA の訓練 くんれん 校 こう を卒業 そつぎょう した大森 おおもり 兵蔵 ひょうぞう が東京 とうきょう YMCAで初 はじ めて紹介 しょうかい したとするのが現在 げんざい の定説 ていせつ である[14] 。そして1913年 ねん にYMCA体育 たいいく 主事 しゅじ のF.H.ブラウンが来日 らいにち し、関東 かんとう 、関西 かんさい で競技 きょうぎ の指導 しどう に尽力 じんりょく し普及 ふきゅう していった。
なお、1891年 ねん にスプリングフィールド で行 おこな われた世界 せかい 初 はつ の試合 しあい に参加 さんか した石川 いしかわ 源三郎 げんざぶろう がもたらしたのではないかとする異説 いせつ もある[28] 。ただ、1910年代 ねんだい の日本 にっぽん ではいまだスポーツ 施設 しせつ が少 すく なく競技 きょうぎ 用具 ようぐ も粗末 そまつ であるなど本格 ほんかく 的 てき に受容 じゅよう するだけの受 う け皿 ざら がなかったとされ、石川 いしかわ がバスケットボールを日本 にっぽん で紹介 しょうかい ・指導 しどう した記録 きろく は見 み つかっていない[29] 。
1924年 ねん には、早稲田大学 わせだだいがく 、立教大学 りっきょうだいがく 、東京 とうきょう 商科 しょうか 大学 だいがく が全日本 ぜんにほん 学生 がくせい 籠 かご 球 だま 連合 れんごう を結成 けっせい 。全国 ぜんこく 各地 かくち で対抗 たいこう 戦 せん が行 おこな われていった。そして、1930年 ねん に日本 にっぽん バスケットボール協会 きょうかい (JABBA) が設立 せつりつ され、普及 ふきゅう と発展 はってん 及 およ び競技 きょうぎ レベルの向上 こうじょう に努 つと めている。
1975年 ねん には女子 じょし バスケットボール世界 せかい 選手権 せんしゅけん で準 じゅん 優勝 ゆうしょう する。
2005年 ねん には日本 にっぽん 初 はつ のプロリーグbjリーグ が発足 ほっそく したが、日本 にっぽん のバスケ全体 ぜんたい の発展 はってん ・強化 きょうか が遅 おそ く、アジア の各 かく 大会 たいかい で苦戦 くせん を強 し いられている[注 ちゅう 1] 。日本 にっぽん 代表 だいひょう は、女子 じょし が2004年 ねん のアテネオリンピック に3度目 どめ の出場 しゅつじょう を果 は たしたが、男子 だんし は1976年 ねん のモントリオールオリンピックを最後 さいご に出場 しゅつじょう は途切 とぎ れている。
2014年 ねん 11月27日 にち 、日本 にっぽん バスケットボール協会 きょうかい (JBA)はFIBA (国際 こくさい バスケットボール連盟 れんめい )より勧告 かんこく を受 う けていた『国内 こくない 男子 だんし トップリーグの統合 とうごう 』・『ガバナンス能力 のうりょく に欠 か けるJBAの改革 かいかく 』・『日本 にっぽん 代表 だいひょう の長期 ちょうき 的 てき な強化 きょうか 策 さく 』の問題 もんだい が解決 かいけつ されず、FIBAから資格 しかく 停止 ていし 処分 しょぶん を受 う けた[30] 。
2015年 ねん 6月 がつ 19日 にち 、FIBA (国際 こくさい バスケットボール連盟 れんめい )が、スイスで常務 じょうむ 理事 りじ 会 かい を開 ひら き、2014年 ねん 11月27日 にち に日本 にっぽん 協会 きょうかい に科 か した、無 む 期限 きげん の国際 こくさい 試合 しあい 出場 しゅつじょう 停止 ていし 処分 しょぶん の解除 かいじょ を決 き めた[31] 。
2016年 ねん 9月 がつ 、NBLとbjリーグが統合 とうごう した新 しん リーグ「ジャパン・プロフェッショナル・バスケットボールリーグ (Bリーグ)」が開幕 かいまく 。
現代 げんだい の日本 にっぽん では多 おお くの学校 がっこう や企業 きぎょう で部 ぶ 活動 かつどう やサークル としての活動 かつどう があり、それぞれ全国 ぜんこく 規模 きぼ の大会 たいかい が毎年 まいとし 行 おこな われている。しかし、多 おお くの学校 がっこう や公園 こうえん には簡易 かんい 的 てき なバスケットゴールが設置 せっち されているが、公式 こうしき 試合 しあい ができる環境 かんきょう が整 ととの っている場所 ばしょ は少数 しょうすう である。
日本 にっぽん におけるバスケットボールはスポーツ中継 ちゅうけい も少 すく なく、まだマイナースポーツの段階 だんかい である。
反面 はんめん 、ほとんどのスポーツ用品 ようひん 店 てん でバスケット用品 ようひん を扱 あつか っており、国民 こくみん の認知 にんち 度 ど は高 たか いスポーツとなってきている。
FIBA公認 こうにん 球 だま
天然 てんねん 皮革 ひかく 、合成 ごうせい 皮革 ひかく 、ゴム などで作 つく られたボールが使 つか われる。公式 こうしき ボールとしては検定 けんてい 球 だま が使 つか われる。一般 いっぱん (男子 だんし )用 よう 及 およ び中学生 ちゅうがくせい 用 よう (男子 だんし )には7号 ごう 球 だま (周囲 しゅうい 75 - 78 cm、重量 じゅうりょう 600 - 650g)が、一般 いっぱん (女子 じょし )用 よう 及 およ び中学生 ちゅうがくせい 用 よう (女子 じょし )には、6号 ごう 球 だま (周囲 しゅうい 72 - 74 cm、重量 じゅうりょう 500 - 540g)が、小学生 しょうがくせい 用 よう には、5号 ごう 球 だま (周囲 しゅうい 69 - 71 cm、重量 じゅうりょう 470 - 500g)が使 つか われる[32] 。なお、ボールの下端 かたん が1.8mの高 たか さから落 お とした際 さい 、上端 じょうたん が1.2 - 1.4mの範囲 はんい ではずむ様 よう に空気圧 くうきあつ が調整 ちょうせい される。
また、2004年 ねん のFIBA(国際 こくさい バスケットボール連盟 れんめい )の規格 きかく 改定 かいてい により従来 じゅうらい の茶色 ちゃいろ の8枚 まい パネルから茶色 ちゃいろ とクリーム色 しょく 2色 しょく の合計 ごうけい 12枚 まい パネルのボールが認 みと められ、選手 せんしゅ や観客 かんきゃく にとってボールの軌道 きどう や回転 かいてん など視認 しにん 性 せい が高 たか まった。日本 にっぽん 国外 こくがい では、スポルディング やアディダス 、ナイキ 、ウィルソン などが、日本 にっぽん では、モルテン 、スポルディング、ミカサ 、タチカラ などが製造 せいぞう 販売 はんばい している。
2020-2021シーズンまでのNBAオフィシャルゲームボール
NBA では、協会 きょうかい 公認 こうにん で、コミッショナーの認定 にんてい 、使用 しよう するホームチーム名 めい などが刻印 こくいん されたスポルディング社 しゃ 製 せい 天然 てんねん 皮革 ひかく ボールを使用 しよう していた。2006-2007年 ねん シーズンに、合成 ごうせい 皮革 ひかく で二 に 面 めん 張 は りのユニークなボールに一旦 いったん は変更 へんこう した[33] が、選手 せんしゅ 間 あいだ での評価 ひょうか が悪 わる く元 もと に戻 もど している。2021–22シーズン からウィルソン 社 しゃ 製 せい に変更 へんこう された。
FIBA 2010年 ねん 仕様 しよう コート概略 がいりゃく 図 ず
バスケットボールのゴールを通過 つうか するボール
FIBAゴール規格 きかく
縦 たて 28m、横 よこ 15mのコートが使 つか われ、幅 はば 5cmの白線 はくせん で区画 くかく が設定 せってい される[2] [32] 。長 ちょう 辺 あたり をサイドライン、短 たん 辺 あたり をエンドラインと呼 よ ぶ。エンドラインとサイドラインで区画 くかく された区域 くいき がインバウンズ (コート内 ない )となり、サイドラインとエンドライン上 じょう とその外側 そとがわ がアウト・オブ・バウンズ (コート外 がい )となる。コート内 ない には中央 ちゅうおう でコートを2分 ふん するセンターラインや、センターサークル、フリースローレーン、フリースローサークル、3ポイントライン、ノーチャージセミサークルなど様々 さまざま なラインがマーキングされている。攻撃 こうげき するバスケットがあるコートの半分 はんぶん をフロントコート、もう一方 いっぽう のバスケットのあるコートの半分 はんぶん をバックコートと呼 よ ぶ。FIBAとNBAではコートサイズや区画 くかく などが異 こと なっている[34] が、FIBAでは2010年 ねん に変更 へんこう があり、フリースローレーン(ペイントエリア)が台形 だいけい から長方形 ちょうほうけい になり、ノーチャージセミサークルが追加 ついか され、3ポイントラインも拡張 かくちょう され、NBA の仕様 しよう に近 ちか づいている。
バスケットに於 お ける境界 きょうかい 線 せん は、ライン上 じょう は、ラインを越 こ えた事 こと と同 おな じであると言 い う考 かんが え方 かた が原則 げんそく である。例 たと えば、3ポイントラインを踏 ふ んでのショットは、3ポイント境界 きょうかい 線 せん を越 こ えたと見 み なしゴールしても2ポイントである。ただし、ボールをフロントコートに進 すす めることについては、ボールとボール保持 ほじ したプレイヤーの両足 りょうあし とがフロントコートに入 はい った段階 だんかい で成立 せいりつ する。
また、空中 くうちゅう でのプレーに関 かん しては最後 さいご に触 ふ れたコートの部分 ぶぶん が適用 てきよう されるため、ラインのコート内 ない から跳 と んだ場合 ばあい は、着地 ちゃくち 点 てん がコート外 がい だとしても着地 ちゃくち するまではプレーを継続 けいぞく でき、シュートをした場合 ばあい は跳 と んだ部分 ぶぶん での点数 てんすう が適用 てきよう される。
フロア材 ざい は、公式 こうしき 試合 しあい で使用 しよう される場所 ばしょ は木材 もくざい フローリングにワックスコーティングがほとんどだが、硬性 こうせい アクリル板 いた 等 とう もある。屋外 おくがい ではアスファルトやコンクリートが主 おも であり、公園 こうえん 施設 しせつ では砂地 すなじ 、土 ど であることも多 おお い。ただし球技 きゅうぎ であるため、ボールのバウンドが変化 へんか しないように特 とく に平坦 へいたん さが求 もと められる。そのため芝 しば やカーペットなどは不適 ふてき となる。
コート設置 せっち 場所 ばしょ の事情 じじょう によりサイズが異 こと なる場合 ばあい があり、上記 じょうき の規定 きてい より小 ちい さく設計 せっけい されることも少 すく なくない。また、公園 こうえん などではいくつかの線 せん が省略 しょうりゃく されていることもある。
客席 きゃくせき を設置 せっち する場合 ばあい 、コートと客席 きゃくせき が他 た スポーツと比較 ひかく して近 ちか いことも特徴 とくちょう として挙 あ げられる。例 れい としてNBAではサイドラインと客席 きゃくせき 最 さい 前列 ぜんれつ の間 あいだ は1メートル程度 ていど しかなく、エンドラインでも数 すう メートル程度 ていど である。
バスケットボールのゴール は、FIBA 公式 こうしき ルールでは、高 たか さ305cmに水平 すいへい に設置 せっち された内径 ないけい 45cmのリング (リム)とそれに取 と り付 つ けられた白 しろ い紐 ひも で編 あ まれた下方 かほう へボールが通過 つうか 可能 かのう な約 やく 45cmのネットで構成 こうせい される。コート面 めん に垂直 すいちょく 、エンドラインから120cm内側 うちがわ の上方 かみがた に、平行 へいこう に設置 せっち された幅 はば 180cm高 たか さ105cmの長方形 ちょうほうけい で平 たい らなバックボード (英語 えいご 版 ばん ) に、リングは、15.1cmのフランジを介 かい して取 と り付 つ けられている[2] 。
NBA では、高 たか さ305 cm(10 ft)に水平 すいへい に設置 せっち された内径 ないけい 45.72 cm(18 in)のNBA 認定 にんてい リング (ダンクショットの際 さい に安全 あんぜん なように可動 かどう 式 しき となっている)とそれに取 と り付 つ けられた白 しろ い紐 ひも で編 あ まれた下方 かほう へボールが通過 つうか 可能 かのう な38〜45 cm(15〜18in)のネットで構成 こうせい される。コート面 めん に垂直 すいちょく 、エンドラインから122cm(4 ft)内側 うちがわ の上方 かみがた に、平行 へいこう に設置 せっち された幅 はば 183 cm(6 ft)高 たか さ 107 cm(3.5 ft)の長方形 ちょうほうけい で平 たい らなバックボード に、リングは、15.24 cm(6 in)のフランジを介 かい して取 と り付 つ けられている[34] 。
FIBAでは、フロントコートにあるバスケットは対戦 たいせん 相手 あいて のバスケットと呼 よ ぶが、NBAではフロントコートにあるバスケットは自 じ チームのバスケットで、バックコートにあるのが相手 あいて のバスケットと定義 ていぎ している。いずれの場合 ばあい もフロントコートにあるバスケットにボールを入 い れると得点 とくてん となる点 てん は同 おな じである。NBAでは自分 じぶん たちのバスケットにショットを入 い れることから、ゴールをマネーと表現 ひょうげん することがあり、バンクショットのバンクを銀行 ぎんこう に掛 か けて表現 ひょうげん することもある。
日本 にっぽん のミニバスケット(小学生 しょうがくせい )では、高 たか さが260cm[32] であるなど、競技 きょうぎ をする人 ひと の年齢 ねんれい や設備 せつび 環境 かんきょう により、各種 かくしゅ 寸法 すんぽう は異 こと なる。
ユニフォーム(チーム・ジャージ)
ユニフォーム はシャツ とパンツ を言 い う。シャツはノースリーブ やショートスリーブ、ランニングなどを主 おも に着用 ちゃくよう する。シャツとパンツはチームメンバー全員 ぜんいん が同 おな じデザインの色 いろ 、形 かたち のものを着用 ちゃくよう し[注 ちゅう 2] 、前 まえ と後 うし ろは同 おな じ色 しょく でなければならない[注 ちゅう 3] 。パンツは必 かなら ずしもシャツと同色 どうしょく でなくても良 よ い。一方 いっぽう のチームは 濃 こ い色 いろ 、他方 たほう は淡 あわ い色 いろ (白 しろ が望 のぞ ましい)のものを着用 ちゃくよう する。対戦 たいせん 表 ひょう の先 さき に記載 きさい されたチーム、またはホームチームが淡色 たんしょく のユニフォーム、後 のち に記載 きさい されたチームまたはビジター(アウェイ)チームが濃 こ 色 しょく を着用 ちゃくよう する。両 りょう チームの話 はな し合 あ いで入 い れ替 か えてもよい。ユニフォームには番号 ばんごう を胸 むね と背中 せなか に付 つ ける。この番号 ばんごう は、原則 げんそく 4 - 15まで、または大会 たいかい 主催 しゅさい 者 しゃ により2桁 けた までの番号 ばんごう を付 つ ける事 こと が決 き められている。「0」「00」という番号 ばんごう の使用 しよう も大会 たいかい 規定 きてい により認 みと めることが可能 かのう であるが、同 どう 一 いち チーム内 ない に「0」と「00」を同時 どうじ に使用 しよう することは認 みと められず、「07」のような番号 ばんごう も認 みと められない。背番号 せばんごう も参照 さんしょう のこと。他 た の球技 きゅうぎ と同様 どうよう 、チームのロゴやエンブレム、広告 こうこく などを大会 たいかい 主催 しゅさい 者 しゃ の許可 きょか のもとで付 つ ける事 こと もあるが、番号 ばんごう との距離 きょり などが厳格 げんかく に定 さだ められている。形状 けいじょう は時代 じだい と共 とも に変化 へんか し、特 とく にパンツは過去 かこ には陸上 りくじょう 競技 きょうぎ 並 なみ の短 たん かさだったものが、現在 げんざい では膝 ひざ 丈 たけ 近 ちか くにまで伸 の びゆったりしたものとなっている。ユニフォーム下 か は、許可 きょか された範囲 はんい で、アンダーシャツ、スパッツ などの着用 ちゃくよう も可能 かのう である。他 た には、ヘッドバンド、アームスリーブ、リストバンド、脛当 すねあて て、サポーター も着用 ちゃくよう される場合 ばあい がある。
シューズ、ソックス
バスケットボールをプレーするためには激 はげ しい動作 どうさ が求 もと められるため、滑 すべ りにくく、ジャンプや着地 ちゃくち 時 じ のショックを和 やわ らげるクッション性 せい が高 たか いシューズが必要 ひつよう であり、専用 せんよう に用意 ようい されている。合成 ごうせい 樹脂 じゅし 技術 ぎじゅつ の進歩 しんぽ に伴 ともな い軽量 けいりょう 化 か が進 すす んだが、1960年代 ねんだい 頃 ごろ までは、厚 あつ いゴム底 そこ の、スポーツシューズとしては重 おも いものであった。また、ソックスも登山 とざん 用 よう のような厚手 あつで のウールソックスを履 は くこともあった。また、1970年代 ねんだい にNBA の影響 えいきょう でハイソックス が流行 りゅうこう したが、現在 げんざい では、NBA でも一部 いちぶ のプレーヤーや、復刻 ふっこく ジャージでのゲームで着用 ちゃくよう されるのに留 とど まっている。
NBA の場合 ばあい 、ゲーム時 じ にはウォームアップウェア、チーム・ジャージ と呼 よ ばれるユニフォームから、サポーター、ソックス、ヘッドバンドに至 いた るまで、NBA指定 してい メーカーロゴとNBAロゴ、チームロゴのみが許可 きょか されており、唯一 ゆいいつ 、選手 せんしゅ が自 みずか ら選 えら んで身 み につけられるのはバスケットシューズ のみである。従 したが って選手 せんしゅ は、それぞれのシューズメーカーと契約 けいやく している。スタープレーヤーには、プレーヤーモデルのバスケットシューズ が提供 ていきょう されると共 とも に、同型 どうけい の市販 しはん 品 ひん が作 つく られ販売 はんばい される。
主 おも なルールの改定 かいてい を以下 いか にまとめた。
[35] [36]
創造 そうぞう から
1932年 ねん バックパスルール設定 せってい 。シューティングファウルに対 たい するフリースロー が現在 げんざい の数 かず に。
1933年 ねん 交代 こうたい しコートから退 しりぞ いたプレイヤーは、その後 ご さらに2度 ど まではプレーに参加 さんか できるように。ユニフォームの背番号 せばんごう は算用 さんよう 数字 すうじ を使用 しよう するよう奨励 しょうれい 。
1935年 ねん 3秒 びょう ルール が現在 げんざい に近 ちか い形 かたち に。
1938年 ねん フィールド・ゴール成功 せいこう 後 ご 、センター・ジャンプ で再開 さいかい する規定 きてい がなくなり、エンド・ライン外 がい からのスローイン に。
1946年 ねん バックボードをコート内側 うちがわ の現在 げんざい 位置 いち に移動 いどう 。交替 こうたい 出場 しゅつじょう 回数 かいすう に制限 せいげん がなくなる。5ファウルで退場 たいじょう となる。フリースローを放棄 ほうき し、アウトからのスロー・インを選 えら ぶ権利 けんり が与 あた えられた。
1954年 ねん NBAがショットクロック (24秒 びょう ルール)導入 どうにゅう 。
1956年 ねん ショットクロック(30秒 びょう ルール)導入 どうにゅう し、バックパスルール廃止 はいし 。
1957年 ねん フリースロー を放棄 ほうき できなくなる。
ローマ・オリンピック後 ご に国際 こくさい ルールに沿 そ った規則 きそく となって以降 いこう 。
1965年 ねん 一般 いっぱん 男女 だんじょ と高校 こうこう 男子 だんし の試合 しあい を20分 ふん ハーフにし、使用 しよう ボールを7号 ごう ボールに。
1973年 ねん バックパスルール、10秒 びょう ルールの復活 ふっかつ 。
1974年 ねん バスケット・カウント・ワンスローが復活 ふっかつ 。
1979年 ねん 2個 こ のフリースローのうち、1個 いっこ でも入 はい らないときさらにもう1個 いっこ を与 あた える「スリー・フォー・ツー・ルール」設定 せってい 。
1985年 ねん 3ポイント ルールの採用 さいよう 、チームファール罰則 ばっそく が7ファールに スリーフォーツーの廃止 はいし 。
1991年 ねん フリースローをせずにセンター・ラインのアウトからのスロー・インを選 えら べる「選択 せんたく の権利 けんり 」が廃止 はいし 。背番号 せばんごう が4番 ばん からに。
1995年 ねん アリウープがリーガル・プレイに シューティングファウルがシューターが床 ゆか に着 つ くまでに拡大 かくだい 。インテンショナル・ファウルが「アンスポーツマンライク・ファウル」改名 かいめい 。
1999年 ねん 後半 こうはん の最後 さいご と各 かく 延長 えんちょう 時限 じげん 最後 さいご の2分間 ふんかん にフィールド・ゴール 成功 せいこう 時 じ はゲーム・クロックを停止 ていし 。
2000年 ねん 20分 ふん ハーフを10分 ふん クオーター制 せい に。
2001年 ねん 30秒 びょう ルールから24秒 びょう ルールへの変更 へんこう 。
2010年 ねん 制限 せいげん 区域 くいき が台形 だいけい から長方形 ちょうほうけい に、3ポイントラインが拡大 かくだい 。ノーチャージエリアの設定 せってい 。ショットクロックの14秒 びょう リセット導入 どうにゅう 。
2012年 ねん オフェンス・リバウンド時 じ もショットクロックが14秒 びょう リセットに。
2014年 ねん プレイヤーのテクニカル・ファウルが2回 かい で失格 しっかく ・退場 たいじょう に。テクニカル・ファウルの罰則 ばっそく のフリースローを1本 ほん に。
2018年 ねん ボールを保持 ほじ すると同時 どうじ についた足 あし を0ステップとした。
以下 いか に記 しる すのは主 おも に国際 こくさい バスケットボール連盟 れんめい (FIBA)[2] 及 およ び日本 にっぽん バスケットボール協会 きょうかい (JBA)のオフィシャルルール[37] による。
日本 にっぽん プロバスケットボールリーグ[38] と、北米 ほくべい のプロリーグであるNBA はそれぞれ独自 どくじ のルール[39] を規定 きてい している。また、小学生 しょうがくせい が行 おこな うミニバスケットボール も、独自 どくじ のルール[32] が規定 きてい されている。
5人 にん 対 たい 5人 にん で試合 しあい を行 おこな う。3人 にん 対 たい 3人 にん の3 x 3(スリー・エックス・スリー)もある。交代 こうたい 要員 よういん の数 かず はその試合 しあい によって異 こと なり、ホームチーム側 がわ に多 おお く設定 せってい されることもある。例 れい としてbjリーグではホームチーム15人 にん 、アウェイチーム12人 にん であった。
10分 ぶん のクォーターを4回 かい 行 おこな う。第 だい 1第 だい 2クォーターを前半 ぜんはん 、第 だい 3第 だい 4クォーターを後半 こうはん という。
第 だい 4クォーターが終 お わったとき両 りょう チームの得点 とくてん が同 おな じだった場合 ばあい は、1回 かい 5分 ぶん の延長 えんちょう 時限 じげん (オーバータイム)を必要 ひつよう な回数 かいすう だけ行 おこな う。
ボールは手 て で扱 あつか わなければならない。ボールを保持 ほじ したまま3歩 ほ 以上 いじょう 歩 ある くこと(トラベリング)、故意 こい に足 あし または腿 もも で蹴 け ったり止 と めたりすること、拳 こぶし で叩 たた くことなど、からだの触 ふ れ合 あ いおよびスポーツマンらしくない行為 こうい 以外 いがい の規則 きそく に対 たい する違反 いはん をヴァイオレイションという(詳細 しょうさい はヴァイオレイション の項 こう を参照 さんしょう のこと)。
相手 あいて チームのプレイヤーとの不当 ふとう なからだの接触 せっしょく やスポーツマンらしくない行為 こうい をファウルという(詳細 しょうさい はファウル の項 こう を参照 さんしょう のこと)。
相手 あいて チームのバスケットにライブのボールを上 うえ から通過 つうか させるか、バスケットの中 なか にとどまること(ショット )によりゴールとなり、規定 きてい の得点 とくてん が認 みと められる。2ポイントエリア(攻撃 こうげき するバスケット側 がわ の3ポイント・ライン以内 いない のエリア)からのフィールドゴールは2点 てん 、3ポイント・ラインより外側 そとがわ (3ポイントエリア)でのフィールドゴールは3点 てん が認 みと められる[注 ちゅう 4] 。フリースローによるゴールは1点 てん である。
ショットの動作 どうさ 中 ちゅう に守備 しゅび 側 がわ からファウルを受 う けるとフリースローが与 あた えられる。そのショットが成功 せいこう した場合 ばあい は得点 とくてん は認 みと められ(バスケットカウント)、さらに1本 ほん のフリースローが与 あた えられる。ショットが失敗 しっぱい した場合 ばあい は、2ポイントエリアからのショットの場合 ばあい は2個 こ 、3ポイントエリアからのショットの場合 ばあい は3個 こ のフリースローが与 あた えられる。
プレイヤーがコート内 ない でライブのボールをコントロールした場合 ばあい 、そのチームはコントロール開始 かいし から24秒 びょう 以内 いない にショットをしなければならない(24秒 びょう ルール)。
ゲームはセンターサークルで両 りょう チームのプレイヤーによりジャンプボール で始 はじ められる[注 ちゅう 5] 。前半 ぜんはん は相手 あいて チームのベンチ側 がわ にある相手 あいて チームのバスケットを攻 せ め、後半 こうはん は攻 せ めるバスケットを入 い れ替 か える。オーバータイムは後半 こうはん と同 おな じバスケットを攻撃 こうげき する。
第 だい 2クォーター(試合 しあい 時間 じかん を参照 さんしょう )からは、オルタネイティング・ポゼション・ルール により、オフィシャルズテーブルから遠 とお いほうのセンターラインの外側 そとがわ からのスローインで始 はじ まる。
審判 しんぱん (オフィシャルズ)は2人 ふたり もしくは3人 にん で行 おこな う。これは主催 しゅさい 者 しゃ により選択 せんたく される。
このほかに、審判 しんぱん を補佐 ほさ し、得点 とくてん を記録 きろく するなどの仕事 しごと を行 おこな うテーブルオフィシャルズ (TO)が4名 めい いる。
バスケットボールのゲームクロックとショットクロック
バックボード上方 かみがた のクロックの例 れい
10分 ふん を1クォーターとし、第 だい 1クォーターから第 だい 4クォーターまでの4つのクォーター、計 けい 40分間 ふんかん で行 おこ なわれる。[注 ちゅう 6] 試合 しあい 時間 じかん は、残 のこ り時間 じかん として電光 でんこう 掲示板 けいじばん や得点板 とくてんばん に表示 ひょうじ される。[注 ちゅう 7]
以下 いか の状況 じょうきょう では、試合 しあい 時間 じかん (ゲームクロックと呼 よ ばれる時計 とけい )が一時 いちじ 停止 ていし する。[注 ちゅう 8]
ファウルやヴァイオレイションの判定 はんてい の瞬間 しゅんかん から、フリースローやスローインの後 のち 、コート内 ない のプレイヤーがボールに触 ふ れるまで
タイムアウト の開始 かいし から、フリースローやスローインの後 のち 、コート内 ない のプレイヤーがボールに触 ふ れるまで
審判 しんぱん が必要 ひつよう と判断 はんだん した状況 じょうきょう から、フリースローやスローインの後 のち 、コート内 ない のプレイヤーがボールに触 ふ れるまで
第 だい 4クォーターとオーバータイムの終了 しゅうりょう 2分 ふん を切 き った(ゲームクロックが2:00を表示 ひょうじ した)後 ご は、全 すべ てのフィールドゴール成功 せいこう 時 じ からスローイン後 ご 、コート内 ない のプレイヤーがボールに触 ふ れるまで
残 のこ り時間 じかん が0.0秒 びょう になるとともに各 かく クォーターは終了 しゅうりょう し、サッカー やラグビー におけるロスタイム の概念 がいねん はない。[注 ちゅう 9]
各 かく クォーター間 あいだ では、第 だい 1と第 だい 2及 およ び第 だい 3と第 だい 4の各 かく クォーター、並 なら びに各 かく オーバータイムの間 あいだ に2分間 ふんかん 、第 だい 2と第 だい 3クォーター間 あいだ のハーフタイムに15分間 ふんかん のインターバル(インタヴァル、インターヴァルとも)がそれぞれ与 あた えられる。ただし、これは大会 たいかい の主催 しゅさい 者 しゃ によって変更 へんこう されることもしばしばある。以前 いぜん は20分 ぶん の前半 ぜんはん ・後半 こうはん (ハーフ)、ハーフタイム10分 ふん だった。その後 ご NBA のルールと同 おな じく4ピリオド制 せい となった。いわゆる引 ひ き分 わ けはなく、同点 どうてん の場合 ばあい 5分 ふん 単位 たんい でのオーバータイムを決着 けっちゃく がつくまで繰 く り返 かえ し実施 じっし する。オーバータイムは第 だい 4クォーターの延長 えんちょう とみなされ、チームファウルは第 だい 4クォーターと合 あ わせて数 かぞ えられる。
中学生 ちゅうがくせい の試合 しあい では、8分 ぶん のクォーターを4回 かい 行 おこな う。延長 えんちょう は3分 ふん となる。
小学生 しょうがくせい の試合 しあい では、5 - 6分 ぶん のクォーターを4回 かい 行 おこな い、前半 ぜんはん 10人 にん の選手 せんしゅ を1人 ひとり 5 - 6分 ふん 出場 しゅつじょう させ、第 だい 1クォーターから1人 ひとり の選手 せんしゅ が3クォーター連続 れんぞく で出場 しゅつじょう できない。延長 えんちょう は3分 ふん となる。
身体 しんたい の触 ふ れ合 あ いを伴 ともな わない、あるいはスポーツマンらしくない振 ふ る舞 ま い以外 いがい の規則 きそく に関 かん する違反 いはん のこと。バイオレーション、ヴァイオレーションとも。相手 あいて チームによるスローインからのリスタートとなる。
規則 きそく に反 はん する違反 いはん のうち、不当 ふとう な身体 しんたい の触 ふ れあいおよびスポーツマンらしくない行為 こうい をファウル、またはファールと呼 よ ぶ。
パーソナル・ファウル、テクニカル・ファウル、アンスポーツマンライク・ファウル、ディスクオリファイング・ファウルの種類 しゅるい がある。
選手 せんしゅ 個人 こじん に課 か されるファウルがほとんどであるが、ヘッドコーチやアシスタント・コーチ、チームに課 か されるファウルもある(チームに課 か されるファウルはヘッドコーチのファウルとして記録 きろく される)。
1人 ひとり のプレイヤーにすべてのファウルを合 あ わせて5回 かい (NBA では6つ)のプレイヤー・ファウルが宣 せん せられた場合 ばあい 、審判 しんぱん によりその事実 じじつ が告 つ げられ直 ただ ちに交代 こうたい しなければならず(ファウルアウト、俗 ぞく に退場 たいじょう とも)、以後 いご そのゲームには出場 しゅつじょう できない(以下 いか の選手 せんしゅ 交代 こうたい も参照 さんしょう )。サッカー とは異 こと なり、退場 たいじょう しても自 じ チームのベンチに座 すわ り、コート上 じょう へ交代 こうたい 選手 せんしゅ を入 い れることが可能 かのう であり、通常 つうじょう は以降 いこう の試合 しあい の出場 しゅつじょう に関 かん するペナルティはない。
ただし、2回 かい のアンスポーツマンライク・ファウルや2回 かい のテクニカル・ファウルで失格 しっかく ・退場 たいじょう となった場合 ばあい 、またはディスクオリファイング・ファウルにより失格 しっかく ・退場 たいじょう となった場合 ばあい は、自 じ チームの更衣 ころもがえ 室 しつ (ロッカールーム、控室 ひかえしつ )にいるか、コートのある建物 たてもの の外 そと に出 で なければならない[注 ちゅう 10] 。
パーソナル・ファウルに対 たい しては、ファウルを宣 せん せられたチームの反対 はんたい チームにスローインが与 あた えられる。ファウルは主 おも にディフェンス側 がわ のプレイヤーに対 たい して宣 せん せられることが多 おお いが、オフェンス側 がわ のプレイヤーがディフェンス側 がわ のプレイヤーの行動 こうどう を妨 さまた げた場合 ばあい には、オフェンス側 がわ にファウルが宣 せん せられる。
ショットの動作 どうさ 中 ちゅう のプレイヤーに対 たい するファウル(テクニカル・ファウル以外 いがい )は、そのショットが成功 せいこう した場合 ばあい 、2ポイントないし3ポイントの得点 とくてん が認 みと められ、追加 ついか として1個 いっこ のフリースローが与 あた えられる。ショットが成功 せいこう しなかった場合 ばあい は、そのショットに応 おう じて、2個 こ ないしは3個 こ のフリースローが与 あた えられる。
アンスポーツマンライク・ファウル、ディスクォリファイング・ファウルの場合 ばあい は、ショット動作 どうさ 中 ちゅう 以外 いがい の場合 ばあい でも2本 ほん のフリースローが、テクニカル・ファウルの場合 ばあい はいずれの場合 ばあい でも1本 ほん のフリースローが与 あた えられる。
プレイヤーのファウルは、各 かく クォーターごとにチームファウルとして記録 きろく される。チームに4回 かい のファウルが記録 きろく された後 のち は、次 つぎ のようなチーム・ファウルの罰則 ばっそく が適用 てきよう される。自 じ チームがボールをコントロールしていない場合 ばあい にファウルを犯 おか した時 とき は、相手 あいて チームに2個 こ のフリースローが与 あた えられ、自 じ チームがボールをコントロールしている場合 ばあい にファウルを犯 おか した時 とき は、相手 あいて チームにスローインが与 あた えられる。
ゲーム開始 かいし 前 まえ の10分間 ふんかん や各 かく クォーター間 あいだ にファウルが生 しょう じた場合 ばあい は次 つぎ に続 つづ くクォーター中 ちゅう に起 お こったものとして処理 しょり する。オーバータイム中 ちゅう のファウルは、第 だい 4クォーターのファウルとして扱 あつか い、継続 けいぞく してチーム・ファウルに数 かぞ えられる。
各 かく チームは、タイムアウトを取 と ることができる。タイムアウトは1分 ふん である。各 かく チームはこの間 あいだ に作戦 さくせん を練 ね る、選手 せんしゅ を休 やす ませるなどしてゲームの流 なが れを変 か えている。タイムアウトの請求 せいきゅう ができるのはヘッドコーチまたはアシスタントコーチである。ただし、請求 せいきゅう してすぐに認 みと められるわけではなく、ゲームクロックが止 と まった場合 ばあい に認 みと められる。
タイムアウトが認 みと められる回数 かいすう は次 つぎ の通 とお り。
前半 ぜんはん 2つのクォーターで2回 かい 、後半 こうはん 2つのクォーターで3回 かい まで。したがって、1チームが1試合 しあい で使 つか えるタイムアウトは最大 さいだい で合計 ごうけい 5回 かい である。
前半 ぜんはん 2つのクォーターで使 つか わなかったタイムアウトは後半 こうはん のクォーターに持 も ち越 こ せない。
第 だい 4クォーター残 のこ り2:00になった時点 じてん で、第 だい 3クォーター以降 いこう 1度 ど もタイムアウトを使 つか っていない場合 ばあい 、1回 かい 目 め のタイムアウトを請求 せいきゅう する権利 けんり を失 うしな う(2回 かい しか使 つか えなくなる)。
オーバータイム突入 とつにゅう 時 じ は1個 いっこ のオーバータイム(5分 ふん )につき1回 かい 取 と れる。
2010年 ねん のルール改訂 かいてい により、第 だい 4クォーター残 のこ り2:00以降 いこう にボールをコントロールするチームがタイムアウトを取 と った場合 ばあい 、バックコートからスローインするときはフロントコートのスローインラインからのスローインとなる。
小学生 しょうがくせい では第 だい 4クォーター、延長 えんちょう 戦 せん では両 りょう チーム交代 こうたい できる。
NBA のタイムアウトは1試合 しあい につき1分 ふん を6回 かい (ただし第 だい 4クォーターで使 つか える回数 かいすう は3回 かい まで)、前半 ぜんはん もしくは後半 こうはん 2クォーター(1ハーフ)につき20秒 びょう を1回 かい (1試合 しあい 合計 ごうけい 2回 かい )取 と れる。また、オーバータイム1回 かい (5分 ふん )につき1分 ふん を3回 かい 取 と れる。タイムアウトの請求 せいきゅう はコーチだけでなく、攻撃 こうげき 中 ちゅう のチームの選手 せんしゅ も可能 かのう である。
ジャパン・プロフェッショナル・バスケットボールリーグ (Bリーグ)のタイムアウトには、通常 つうじょう のタイムアウトに加 くわ えて、第 だい 2・第 だい 4クォーターの残 のこ り5分 ふん を切 き った最初 さいしょ のボールデッド時 じ に行 おこな われる90秒 びょう のオフィシャルタイムアウトがある。
コート上 じょう にいる選手 せんしゅ はプレイヤー、ベンチにいる選手 せんしゅ は交代 こうたい 要員 よういん として区別 くべつ される。FIBAが管理 かんり する大会 たいかい では各 かく チームでベンチ入 い りできる選手 せんしゅ は最大 さいだい 12人 にん で、プレイヤーが5人 にん 、交代 こうたい 要員 よういん が最大 さいだい 7人 にん である。国内 こくない の大会 たいかい では主催 しゅさい 者 しゃ が大会 たいかい 要項 ようこう で規定 きてい し、12名 めい または15名 めい が一般 いっぱん 的 てき である。
選手 せんしゅ 交代 こうたい が認 みと められるのは、ゲームクロックが止 と められている時 とき である。フリースローの時 とき はそのフリースローの1投 とう 目 め のボールが渡 わた される前 まえ か、最後 さいご のフリースローが成功 せいこう した時 とき に認 みと められる。また、交代 こうたい はどちらのチームにも認 みと められるが、第 だい 4クォーターの終了 しゅうりょう 前 まえ 2分間 ふんかん は得点 とくてん したチームにはショット成功 せいこう 時 じ の交代 こうたい は出来 でき ない。但 ただ し、得点 とくてん されたチームが交代 こうたい を行 おこな った際 さい には、得点 とくてん したチームも交代 こうたい することが可能 かのう である。
交代 こうたい 要員 よういん は何 なん 度 ど でもプレイヤーとしてゲームに復帰 ふっき できる。ただし、ファウルを5つ犯 おか した場合 ばあい や悪質 あくしつ なファウル(ディスクオリファイング・ファウル)などで失格 しっかく ・退場 たいじょう になった場合 ばあい は、再 ふたた びプレイヤーとしてゲームに復帰 ふっき することはできない。
出典 しゅってん :[40]
ポイントガード (PG)
ボールを運 はこ び、パスをしたり指示 しじ を出 だ したりするチームの司令塔 しれいとう 、ゲームメーカー 。
シューティングガード (SG)
長距離 ちょうきょり からのシュートやペネトレイションで得点 とくてん を稼 かせ ぐ。また、ポイントガードの補助 ほじょ をしたり、スモールフォワードのように攻 せ めたりする。
スモールフォワード (SF)
柔軟 じゅうなん なプレイを求 もと められる万能 ばんのう 的 てき ポジション。シュータータイプからインサイド型 がた まで様々 さまざま なプレースタイルが存在 そんざい する。
パワーフォワード (PF)
リバウンド、スクリーン、ゴール付近 ふきん からのシュートとビッグマン対応 たいおう のディフェンスを担当 たんとう する。
センター (C)
高 たか い身長 しんちょう とパワーが必要 ひつよう とされる。リバウンド、スクリーン、ゴール下 か での得点 とくてん とディフェンスでチームを引 ひ っ張 ぱ る。
ポジションは番号 ばんごう で
PG:1番 ばん
SG:2番 ばん
SF:3番 ばん
PF:4番 ばん
C:5番 ばん
という呼 よ ばれ方 かた もする。
バスケットボールにおいてポジションはサッカーのゴールキーパーや野球 やきゅう の投手 とうしゅ のようなルール上 じょう の規定 きてい はなく、厳密 げんみつ に定 さだ められているものではない。ポイントガードの選手 せんしゅ がゴール下 か でプレーしても構 かま わないし、センターがボール運 はこ びや司令塔 しれいとう の役割 やくわり をしても構 かま わない。また、各 かく プレイヤーが多 おお くの役割 やくわり をこなすことが理想 りそう である。
そのため、ユーティリティープレイヤー も多 おお く
ポイントガードとシューティングガードを兼任 けんにん できる選手 せんしゅ を「コンボガード 」
シューティングガードとフォワードを兼任 けんにん できる選手 せんしゅ を「ガードフォワード(GF)」や「スウィングマン 」
フォワードとセンターを兼任 けんにん できる選手 せんしゅ を「フォワードセンター (FC)」
と呼 よ ばれることがある。パワーフォワードとセンターはポストプレー を行 おこな うことからポストプレイヤーとも呼 よ ばれる。
NBAでは、本来 ほんらい のポジションがフォワードでありながらポイントガードの働 はたら きをする選手 せんしゅ も少 すく なくない。そのような選手 せんしゅ は稀 まれ ではあるが「ポイントフォワード 」と呼 よ ばれる。ポイントフォワードの選手 せんしゅ には、マジック・ジョンソン (特 とく に現役 げんえき 復帰 ふっき 後 ご )、アンソニー・メイソン 、レブロン・ジェームズ 、ラマー・オドム らがいる [41] 。NBAプレーヤーで、フランス 代表 だいひょう でも有 あ るボリス・ディアウ は、ガード、フォワード、センター、全 すべ てのポジションをカバーできる稀有 けう なプレーヤーである。
2014年 ねん 以前 いぜん のNBAではゴールに近 ちか いほど確実 かくじつ にシュートを決 き められ得点 とくてん 期待 きたい 値 ち が高 たか いという固定 こてい 観念 かんねん があったが、ステフィン・カリー 擁 よう するゴールデンステート・ウォリアーズ が2014-2015シーズンのNBA で優勝 ゆうしょう するなどスリーポイントを重要 じゅうよう 視 し するチームが躍進 やくしん し、2010年代 ねんだい 後半 こうはん から2020年代 ねんだい はどのポジションでもスリーポイントシュートを決 き められることが重要 じゅうよう 視 し されるようになっている。この流 なが れに対 たい してセンターとして長 なが らくNBAを代表 だいひょう する活躍 かつやく をしたシャキール・オニール は「もし俺 おれ が現代 げんだい に復帰 ふっき したとしても、スリーポイントを放 はな つことはないだろう。(スリーポイントは)ビッグマンがすることじゃない」と批判 ひはん 的 てき である[42] 。
初 はつ の試合 しあい ではラクロス を参考 さんこう に、ゴールキーパー(1名 めい )、ガード(2名 めい )、センター(3名 めい )、ウイング(2名 めい )、ホーム(1名 めい )の9人 にん 制 せい であった。
田 た 臥 が 勇 いさむ 太 ふとし は2021年 ねん 時点 じてん で現代 げんだい のポジションについて以下 いか のように述 の べている。
パス (Pass)とは、ボールを保持 ほじ したプレーヤーが、ボールを他 た のプレーヤーに投 な げ渡 わた すプレー。投 な げ方 かた や方向 ほうこう に規制 きせい はない。
バスケットボールでは、ボールを手 て に掴 つか んだ状態 じょうたい で移動 いどう する行為 こうい が禁止 きんし されているため、地面 じめん にボールを上 うえ から掌 てのひら を使 つか って叩 たた きつけて跳 は ねさせ、これを連続 れんぞく 的 てき に行 い ってボールとともに選手 せんしゅ が移動 いどう する。保持 ほじ しながら移動 いどう したとみなされた場合 ばあい 反則 はんそく となる。
自 じ チームが得点 とくてん するためにバスケットの上 うえ からボールを通 とお すことあるいはそのための動作 どうさ 、ボールがバスケットへ至 いた るまでの一連 いちれん の流 なが れのこと。シュートと呼 よ ばれることが多 おお いがこれは通称 つうしょう であり、日本 にっぽん バスケットボール競技 きょうぎ 規則 きそく では全 すべ てショットと称 しょう される。
敵 てき ・味方 みかた 関係 かんけい なく、ショットミスしたボールを取 と ることを、リバウンドと呼 よ ぶ。リバウンドを取 と るために有利 ゆうり なポジションを取 と る行動 こうどう をスクリーンアウト またはボックスアウト という。
ゴールテンディング
相手 あいて の放 はな ったショットをリング、バックボード (英語 えいご 版 ばん ) に到達 とうたつ する前 まえ にボールが上昇 じょうしょう 中 ちゅう に阻止 そし するプレー。ショットされたボールがリングに向 む けて下降 かこう 中 ちゅう 、もしくはバックボードに当 あ たりリングに向 む かっている途中 とちゅう に触 ふ れるとゴールテンディング またはバスケット・インターフェアターンノーバーとなる。
相手 あいて のパスをインターセプト やターンノーバーをしたり、ピボット、ドリブルなどでコントロールしているボールを奪 うば い取 と るプレー。
ボールが無 な い場所 ばしょ で、相手 あいて 選手 せんしゅ の移動 いどう を制限 せいげん する位置 いち に立 た つこと。身体 しんたい の接触 せっしょく があるためタックルの様 よう な動 うご きは反則 はんそく となり、その場 ば に停止 ていし している必要 ひつよう がある。
攻撃 こうげき の基点 きてん 、中継 ちゅうけい 点 てん となるポジションを確保 かくほ し、スクリーンとして機能 きのう したり、攻撃 こうげき を展開 てんかい するパスを出 だ したり、ペネトレイトあるいはショットに持 も ち込 こ むプレー。位置 いち により、バックボード近辺 きんぺん をローポスト、フリースローサークル近辺 きんぺん をハイポスト、それらの中 なか 間 あいだ をミドルポストと呼 よ ぶ。
デッドとなったボールをライブに戻 もど し、ゲームを再開 さいかい するために、攻撃 こうげき 権 けん を持 も ったチームのプレーヤーが、アウト・オブ・バウンズ からインバウンズにパスをすること。制限 せいげん 時間 じかん が設 もう けられ、スローイン行為 こうい 中 ちゅう は試合 しあい 時間 じかん が止 と められる。一旦 いったん 審判 しんぱん 員 いん がボールを保持 ほじ し、指示 しじ があるまでゲームは再開 さいかい されない。
一方 いっぽう のチームがファウル 、あるいは、特定 とくてい のヴァイオレイション をした場合 ばあい に、相手 あいて チームに認 みと められるボーナスの一 ひと つである。フリースローサークル内 ない のフリースローライン手前 てまえ から、どのプレーヤにも防御 ぼうぎょ される事 こと 無 な く ショットを放 はな つ事 こと が出来 でき る。ペナルティーの種類 しゅるい によって、1投 とう から3投 とう までの間 あいだ で、連続 れんぞく でスローされ、フリースロー1投 とう がゴールすれば1得点 とくてん が与 あた えられる。ショットする際 さい に、ボールがリングに触 ふ れるまでフリースローラインより前方 ぜんぽう には侵入 しんにゅう できない。また、リングにボールが触 ふ れなかった場合 ばあい はエアボールとして相手 あいて ボールとなる。さらに、ショットするプレイヤーは審判 しんぱん に渡 わた されてから5秒 びょう 以内 いない に打 う たなければならない。最終 さいしゅう 投 とう がスローされた後 のち のプレーの再開 さいかい 方法 ほうほう には、数種類 すうしゅるい の場合 ばあい が存在 そんざい する。又 また 、1996年 ねん と1997年 ねん の両年 りょうねん にはこのフリースローの全国 ぜんこく 大会 たいかい が開催 かいさい された。
フットワーク は、プレーヤーの足 あし 運 はこ びのこと。バスケットボールは前後 ぜんご 左右 さゆう への素早 すばや い動 うご きが要求 ようきゅう されるので、すべてのプレーに関 かか わる重要 じゅうよう な基本 きほん 動作 どうさ である。オフェンスでは、歩数 ほすう 制限 せいげん があり、その後 ご ジャンプすることも必要 ひつよう である事 こと から正確 せいかく かつ俊敏 しゅんびん な足 あし 運 はこ びが要求 ようきゅう される。また、ダッシュからのサドン・ストップやピボット もオフェンスの重要 じゅうよう なフットワークである。通常 つうじょう 、ランニングショットの場合 ばあい は、右手 みぎて では左足 ひだりあし 踏切 ふみきり 。左手 ひだりて では右足 みぎあし 踏 ふ み切 き りとなる。ディフェンスでは、マークするプレーヤの動 うご きに素早 すばや く反応 はんのう して振 ふ り切 き られないよう移動 いどう する必要 ひつよう があるため、様々 さまざま な方向 ほうこう への動 うご きが要求 ようきゅう される。サイドステップ、バックステップ、クロスステップなど様々 さまざま な足 あし 捌 さば きができなければならない。
ボールキャッチ時 じ のステップ
両足 りょうあし 着地 ちゃくち 状態 じょうたい でキャッチ:自由 じゆう にピボットフットを決 き めステップすることが許 ゆる される。その後 ご 次 じ のプレーへ。
空中 くうちゅう でボールをキャッチした場合 ばあい 。
片足 かたあし ずつ着地 ちゃくち :先 さき に接地 せっち した足 あし がピボットフットとなり、後 のち に接地 せっち した足 あし は、ピボットを使 つか って自由 じゆう にステップ可能 かのう 。
片足 かたあし でステップ後 ご 、ジャンプし次 じ のステップで着地 ちゃくち :浮 う かせた足 あし を接地 せっち することは許 ゆる されない。この状態 じょうたい からのドリブルも許 ゆる されない。そのままの状態 じょうたい でボールを保持 ほじ するかあるいは放 はな す、2歩 ほ 目 め で踏切 ふみき りジャンプした後 のち 、ボールを放 はな すこと(ショット、パス)以外 いがい は許 ゆる されない。
一 いち 歩 ほ 目 め 片足 かたあし でジャンプ次 じ に両足 りょうあし 同時 どうじ に着地 ちゃくち :これ以上 いじょう のステップは許 ゆる されない。そのままの状態 じょうたい でドリブルを開始 かいし するか、ジャンプしてボールを放 はな すこと(ショット、パス)は許 ゆる される。
ピボット は、着地 ちゃくち した状態 じょうたい で、ボールキープを行 おこな う時 とき に使用 しよう するステップである。片足 かたあし を軸 じく 足 あし (ピボット・フット)にしてコートの同 おな じ場所 ばしょ で接地 せっち し、もう片足 かたあし を前後 ぜんご 左右 さゆう にステップして体 からだ の軸 じく を動 うご かし、相手 あいて を翻弄 ほんろう 、動揺 どうよう させたり、リズムを崩 くず し、自分 じぶん のパス、ショット、ドリブルなど次 つぎ のプレーを容易 ようい にする。接地 せっち 場所 ばしょ を移動 いどう することは出来 でき ないが、その場所 ばしょ で回転 かいてん することは許 ゆる される。
両足 りょうあし 接地 せっち の状態 じょうたい でボールを得 え た場合 ばあい は、任意 にんい の足 あし をピボットフットにすることが出来 でき る。
片足 かたあし ずつ着地 ちゃくち してから行 おこな う場合 ばあい 、先 さき に着地 ちゃくち した足 あし のみ軸 じく 足 あし にすることが出来 でき る。
一 いち 歩 ほ 目 め を片足 かたあし 、2歩 ほ 目 め を両足 りょうあし で着地 ちゃくち した場合 ばあい は、ピボットを行 おこな うことは出来 でき ず、そのままジャンプしてボールを離 はな すか、両足 りょうあし を着地 ちゃくち した状態 じょうたい でドリブルを開始 かいし しなければならない。
これらに違反 いはん してステップするとトラベリング となる。
ボールを保持 ほじ していない選手 せんしゅ については、ステップに関 かん する規制 きせい はない。
ディフェンスが戻 もど りきる前 まえ にシュートに持 も ち込 こ むプレイ。速攻 そっこう 。いわゆるカウンター。
ハーフコートに敵 てき 味方 みかた 揃 そろ った状態 じょうたい で攻 せ めること。
遅 おそ 攻 おさむ 。オフェンスの制限 せいげん 時間 じかん を意識 いしき 的 てき に使 つか って攻 せ める攻撃 こうげき 法 ほう 。
能力 のうりょく の優 すぐ れた1人 ひとり の選手 せんしゅ をわざと孤立 こりつ させるように、残 のこ りの4人 にん が逆 ぎゃく サイドに留 と まり、1on1による得点 とくてん を狙 ねら うプレイ。
アイソレーションの例 れい
予 あらかじ め決 き められた選手 せんしゅ の動 うご きによって得点 とくてん を狙 ねら うプレイ。戦術 せんじゅつ にはそれぞれ番号 ばんごう や名前 なまえ がつけられており、ポイントガードなどから指示 しじ が出 で る。ナンバープレイとも呼 よ ばれている
ワイドオープン・コーナー・スリーポイントのフォーメイション例 れい
選手 せんしゅ ごとに1対 たい 1で自分 じぶん が担当 たんとう する選手 せんしゅ をマーク(マッチアップ)するディフェンスのこと。
マンツーマンディフェンス
陣形 じんけい を作 つく り、各 かく 個人 こじん が決 き められた範囲 はんい をディフェンスすること。過去 かこ にNBAでは禁止 きんし されていた[注 ちゅう 11] 。
ゾーンディフェンス
オフェンスに対 たい し、積極 せっきょく 的 てき にプレッシャー(プレス)をかけるディフェンスのこと。
フルコートプレス
ゾーンプレス = ゾーン+プレス
ゾーンマンツー = ゾーン+マンツーマン
ボックスワン
1人 ひとり がマンツーマン、残 のこ り4人 にん が正方形 せいほうけい (2-2)のゾーンでディフェンスすること。ボックス・アンド・ワンとも呼 よ ぶ。
ダイアモンドワン
1人 ひとり がマンツーマン、残 のこ り4人 にん がひし形 がた (1-2-1)のゾーンでディフェンスすること。ダイアモンド・アンド・ワンとも呼 よ ぶ。
トライアングルツー
2人 ふたり がマンツーマン、残 のこ り3人 にん が三角形 さんかっけい のゾーンでディフェンスすること。
数字 すうじ はディフェンスの数 かず を示 しめ し、フロントコートに近 ちか い側 がわ からバックコートに近 ちか い側 がわ の順 じゅん に記載 きさい する。
2-2-1以下 いか の4陣形 じんけい は通常 つうじょう 、ゾーンプレスの場合 ばあい にしか使 つか われない。1-3-1、1-2-2は通常 つうじょう のゾーンディフェンスとゾーンプレスの両方 りょうほう で使 つか われる。
範囲 はんい による分類 ぶんるい
フルコート
コート全体 ぜんたい で行 おこな う。
3/4コート(スリークォーター)
フロントコートのフリースローレーンから行 おこな う。
ハーフコート
センターラインから行 おこな う。
この項目 こうもく はバスケットボールに特 とく 化 か した用語 ようご で構成 こうせい されているとは言 い えず、項目 こうもく が乱立 らんりつ していると思 おも われます。ノートでの議論 ぎろん を推奨 すいしょう します
節 ふし TOC (ア行 ぎょう カ行 ぎょう サ行 ぎょう タ行 ぎょう ナ行 ぎょう ハ行 ぎょう マ行 ぎょう ヤ行 ぎょう ラ行 ぎょう ワ行 ぎょう )
ア行 ぎょう
能力 のうりょく の優 すぐ れた1人 ひとり の選手 せんしゅ をわざと孤立 こりつ させて、1on1による得点 とくてん を狙 ねら うプレイ。
頭上 ずじょう からショットするフェイクでディフェンダーを浮 う かし、ピボットでかわして、下 した からレイアップショットをするプレー。
高 たか いドリブルスキルによりディフェンスの選手 せんしゅ の体勢 たいせい を崩 くず すこと。
イージー・バスケット、またはイージー
とも言 い う。ペイントエリアで、ノーマーク状態 じょうたい で放 はな つショットなどゴールが容易 ようい なこと。
フロントコートを縦 たて に分割 ぶんかつ して、ボールコントロールしているプレーヤーのいない側 がわ (ストロングサイドの反対 はんたい )
コート上 じょう の場所 ばしょ を表 あらわ す用語 ようご で、フリースローラインとレーンラインが交 まじ わる角 かく の近傍 きんぼう 。
100回 かい のポゼッションで獲得 かくとく できた点数 てんすう 。オフェンスの堅実 けんじつ 性 せい をはかる指標 しひょう となる。
カ行 ぎょう
ボールを保持 ほじ していない状態 じょうたい でディフェンスを引 ひ き離 はな し、ペイントエリアに切 き り込 こ みパスを受 う けるプレイ。
ペイントエリア の別名 べつめい 、トップ・オブ・ザ・キーと言 い えば、フリースローサークルから3ポイントラインの近辺 きんぺん のこと。
味方 みかた にパスを出 だ し、その後 ご ディフェンスを振 ふ り払 はら い、フリーの状態 じょうたい で再 ふたた びパスを受 う けるプレイ。パス・アンド・ランとも呼 よ ぶ。
ディフェンス・リバウンドを取 と った選手 せんしゅ がドリブルでボールを運 はこ び、自分 じぶん でシュートに持 も ち込 こ むプレイ。コーストとは海岸 かいがん の意味 いみ で、コートの端 はし から端 はし までをアメリカの西海岸 にしかいがん から東海岸 ひがしかいがん までに例 たと えた。
サ行 ぎょう
ボールコントロールしているプレーヤーが、自 みずか らがショットすべき状況 じょうきょう にあるかどうかの判断 はんだん 。
フロントコートを縦 たて に分割 ぶんかつ して、ボールコントロールしているプレーヤーのいる側 がわ (ウィークサイドの反対 はんたい )
ビッグマンを敢 あ えて使 つか わず、機動 きどう 力 りょく のある選手 せんしゅ をライナップしたチーム編成 へんせい 。5アウトオフェンスを用 もち いる場合 ばあい も多 おお い。
ファスト・ブレイクが決 き まらなかったときに追 お い付 つ いてくる選手 せんしゅ で速攻 そっこう を続 つづ けるプレイ。
ボールをホールドしてから一 いち 歩 ほ 目 め のステップを0ステップとして認識 にんしき され、二 に 歩 ほ 目 め のステップを一 いち 歩 ほ 目 め として数 かぞ えられるルール。
ゾーンディフェンスに対 たい するオフェンスの方法 ほうほう
タ行 ぎょう
ショットするためにジャンプした後 のち 、空中 くうちゅう で体 からだ を縮 ちぢ めた後 のち に再 ふたた び伸 の びて、ディフェンダーをかわして、ショットをするプレー。
ゴールに背 せ を向 む けた状態 じょうたい からターンしてゴール方向 ほうこう へ進 すす む動 うご き。
厳 きび しい体勢 たいせい から放 はな つショット。ワイルド・ショットとも言 い う。
オフェンス側 がわ がスティールやヴァイオレイション 、オフェンシブ・ファウルなどで攻撃 こうげき 権 けん を失 うしな うこと。
遅 おそ 攻 おさむ 。オフェンスの制限 せいげん 時間 じかん を意識 いしき 的 てき に使 つか って攻 せ める攻撃 こうげき 法 ほう 。
チームの層 そう の深 ふか さ(厚 あつ さ)。ポジション別 べつ に表 ひょう にしたものをデプスチャートと言 い う。
パスを受 う けて、シュート・ドリブル・パスの全 すべ てのプレーに移 うつ れる状態 じょうたい のこと。最 もっと も攻撃 こうげき 側 がわ の選択肢 せんたくし を多 おお くとれる状態 じょうたい である。
速攻 そっこう を主体 しゅたい としたテンポの速 はや いオフェンススタイル。
ナ行 ぎょう
オフェンスで、決 き められたとおりの動 うご きからシュートに持 も ち込 こ むプレイ。コーチやポイントガードが、プレイを番号 ばんごう で指示 しじ することからの呼称 こしょう 。セットオフェンスともいう。
ハ行 ぎょう
ハーフコートに敵 てき 味方 みかた 揃 そろ った状態 じょうたい で攻 せ めること。
ストロングサイド(ボール保持 ほじ 側 がわ )のヘルプディフェンスを重視 じゅうし するチームに対 たい し、ウィークサイドのコーナーに、シューター(ハンマー)をセットし、そこへパスを送 おく り、3ポインターを決 き めるプレーの総称 そうしょう 。
スクリーンを仕掛 しか けること。
ボールマンをマークしているディフェンダーに対 たい しスクリーンを仕掛 しか け(ピック)、ディフェンダーのマークを遅 おく らせ、ボールマンをフリーにすると共 とも に、スクリーナーが方向 ほうこう 転換 てんかん (ロール)し、パスを受 う けるプレー。
ボールマンをマークしているディフェンダーに対 たい しスクリーンを仕掛 しか け(ピック)、ボールマンのマークにスクリーナーのディフェンダーがヘルプディフェンスをして、スクリーナーがオープンになったところへパスを送 おく りショットを狙 ねら うプレー。
着地 ちゃくち した状態 じょうたい で、ボールキープを行 おこな う時 とき に使用 しよう 。片足 かたあし を軸 じく 足 あし にし、もう片足 かたあし を前後 ぜんご 左右 さゆう に動 うご かし、相手 あいて を翻弄 ほんろう 、動揺 どうよう させたり、リズムを崩 くず したりする。着地 ちゃくち して行 おこな う場合 ばあい 、先 さき に着地 ちゃくち した足 あし を軸 じく 足 あし にしないとトラベリング となる。
ファイブ・アウト・モーション・オフェンスの略 りゃく で、5人 にん すべてアウトから攻撃 こうげき を組 く み立 た てるオフェンス形態 けいたい 。ビッグマンを使 つか わないスモール・ボールの編成 へんせい で行 おこな われることが多 おお く、カットを中心 ちゅうしん に機動 きどう 力 りょく を使 つか った攻撃 こうげき となる。
ディフェンスが戻 もど りきる前 まえ にシュートに持 も ち込 こ むプレイ。速攻 そっこう 。いわゆるカウンター。トランジッションとも言 い う。
相手 あいて をあざむきひっかけるプレイのこと(例 れい : シュートを打 う つふりをしてドリブルをする)。
シュートするためにジャンプする際 さい に、バスケットから離 はな れる方向 ほうこう に動 うご き、相手 あいて のブロックを交 か わしてシュートをするプレー。
バックコートでボールを獲得 かくとく し、フロントコートにいる味方 みかた にそのままゴールにつながるように投 とう じられるパス。タッチダウン・パス とも言 い う。
ある選手 せんしゅ が出場 しゅつじょう している間 あいだ のチームとしての得失点 とくしってん 差 さ 。チームへの総合 そうごう 的 てき な貢献 こうけん 度 ど の指標 しひょう となる。
ボールを低 ひく い位置 いち で保持 ほじ している状態 じょうたい から持 も ち上 あ げて放 はな つジャンプショット。
3ポイントショットのことを表 あらわ す。
センターラインを境 さかい にして、攻 せ める側 がわ のコート。スモールフォワード、パワーフォワード、センターのこと。
ドリブルでバスケットに向 む かって切 き り込 こ みシュートに持 も ち込 こ むプレイ。
3ポイントライン内 ない でペイントエリア外 がい のエリア。このエリアでのショット(ミドルレンジショット)を得意 とくい とするシューターをペリメーターシューターと呼 よ ぶ。
味方 みかた プレイヤーが相手 あいて コートの制限 せいげん 区域 くいき 付近 ふきん で行 おこな うプレー。センターなど背 せ の高 たか い選手 せんしゅ が行 おこな うことが多 おお い。
ローポスト / ゴールに近 ちか いポスト(位置 いち )
ミドルポスト / ローポストとハイポストの中間 ちゅうかん
ハイポスト / ゴールに遠 とお いポスト(フリースローライン付近 ふきん )
ポンプのように体 からだ を上下 じょうげ に伸縮 しんしゅく させて、ショットタイミングをずらす動作 どうさ で、ディフェンスのブロックをかわすプレー。
マ行 ぎょう
ヤ行 ぎょう
ラ行 ぎょう
常 つね に速攻 そっこう を狙 ねら う攻撃 こうげき スタイル。ランアンドガンのラン(RUN)は走 はし る、ガン(Gun)は撃 う つという意味 いみ である。
ワ行 ぎょう
ペリメーター近辺 きんぺん のオフェンスプレーヤが、ディフェンスのマークを外 はず れ、バスケット方向 ほうこう に大 おお きくスペースが開 あ けた状態 じょうたい 。例 たと えばペイントゾーンへのペネトレイションで、ディフェンダーを集 あつ め、ペリメータ近辺 きんぺん で待 ま つシューターにキックアウトすることなどによって生 しょう じる。
節 ふし TOC (ア行 ぎょう カ行 ぎょう サ行 ぎょう タ行 ぎょう ナ行 ぎょう ハ行 ぎょう マ行 ぎょう ヤ行 ぎょう ラ行 ぎょう ワ行 ぎょう )
ア行 ぎょう
相手 あいて のバックコートから始 はじ めるプレス・ディフェンス。
カ行 ぎょう
バックコートから始 はじ まった速攻 そっこう に対 たい しディフェンダーがボールより前 まえ にいない場合 ばあい に、ディフェンダーがパーソナルファウルを犯 おか すと、クリア・パス(容易 ようい なゴールができる状況 じょうきょう )でのファウルとなり、フレグラントファウルに準 じゅん じたペナルティが科 か せられる。パーソナルファウルが記録 きろく されるフレグラントファウルは記録 きろく されない。
サ行 ぎょう
ディフェンスが、それぞれのマークの相手 あいて を交換 こうかん すること。スクリーンプレーの対抗 たいこう 策 さく 。
相手 あいて からボールを奪 うば い、自分 じぶん のボールにすること。
相手 あいて 選手 せんしゅ のカットインなどを防 ふせ ぐために腰 こし を落 お として構 かま えること。
スクリーンをかけられたときに相手 あいて のスクリーナーを迂回 うかい して通 とお ること。
タ行 ぎょう
ボールを持 も ったプレーヤーに2人 ふたり でディフェンスマークするプレイ。
ボールを持 も っていないオフェンスの選手 せんしゅ に対 たい し、パスのコースを封 ふう じてボールを持 も たせないようにディフェンスすること。たんにディナイともいう。
相手 あいて のポゼッション100回 かい あたりに取 と られた点数 てんすう 。ディフェンスの堅実 けんじつ さを表 あらわ す指標 しひょう 。
ボールを持 も ったプレーヤーに3人 にん がかりでマークしディフェンスするプレイ。
トランジション・オフェンスに対 たい するディフェンス。
ナ行 ぎょう
ハ行 ぎょう
ファウルを逆手 さかて に取 と る戦法 せんぽう 。ディフェンスがわざとフリースローの苦手 にがて な選手 せんしゅ を狙 ねら ってファウルし、相手 あいて の1攻撃 こうげき 機会 きかい での得点 とくてん を2点 てん 以下 いか に抑 おさ え、有利 ゆうり に運 はこ ぶ戦法 せんぽう 。ハック・ア・シャック から言葉 ことば が生 う まれた。
相手 あいて 選手 せんしゅ のパスなどを防 ふせ ぐ為 ため に両手 りょうて を上 あ げて構 かま えること。
スクリーンをかけられたときに相手 あいて のスクリーナーの前方 ぜんぽう を無理 むり やり通過 つうか すること。
ファウルを逆手 さかて に取 と る戦法 せんぽう 。試合 しあい 終盤 しゅうばん で接戦 せっせん のときに、この方法 ほうほう 以外 いがい 、勝利 しょうり チャンスがない場合 ばあい の特殊 とくしゅ な戦法 せんぽう 。ディフェンスが故意 こい にオフェンスを狙 ねら ってファウルする。ファウルによって時計 とけい を止 と め、フリースローが落 お ちればリバウンドを取 と って反撃 はんげき するチャンスが生 う まれる。残 のこ り時間 じかん と点差 てんさ によって始 はじ める時期 じき が変 か わる。逆転 ぎゃくてん が成功 せいこう する場合 ばあい もあり、観客 かんきゃく にとってはフラストレーションの溜 た まる場面 ばめん である。
オフェンスの選手 せんしゅ に接近 せっきん してボールを持 も たせないようにディフェンスすること。顔 かお が触 ふ れるくらい近 ちか づいてディフェンスすることからそう呼 よ ばれる。
ディフェンスの選手 せんしゅ が相手 あいて のシュートを防 ふせ ぐこと。
味方 みかた ディフェンダーがオフェンスプレーヤーに抜 ぬ かれた時 とき 、別 べつ のディフェンダーが代 か わって、ディフェンスするプレイ。
マ行 ぎょう
ヤ行 ぎょう
ラ行 ぎょう
NBA限定 げんてい ルールで、バスケット近 ちか くのコート上 じょう の4つの単線 たんせん で区画 くかく される箱 はこ 形 がた の特別 とくべつ 区域 くいき 。ここでは、ボールを保持 ほじ しゴールに背 せ を向 む けているオフェンスに対 たい して、ディフェンダーは上腕 じょうわん および手 て を触 ふ れてディフェンスが許 ゆる される。格闘技 かくとうぎ とも称 しょう されるNBA特有 とくゆう の激 はげ しい鬩 せめ ぎ合 あ いが見 み られる。
ワ行 ぎょう
ショット(ゴール)・アテンプト:ショット試行 しこう 、ショット(ゴール)・メイド:ショット成功 せいこう で、例 たと えば3PM-A(スリーポイントメイド-アテンプト)48-120ならば、120本 ほん 試行 しこう して48本 ほん 成功 せいこう 。
ゲームに関 かん する記録 きろく のすべて
リーグ戦 せん などの順位 じゅんい 表 ひょう
対戦 たいせん チームとの得点 とくてん 差 さ が2倍 ばい 以上 いじょう 開 ひら いている状態 じょうたい 。
得点 とくてん 、アシスト 、リバウンド、ブロックショット 、スティール の5項目 こうもく のうち、1試合 しあい において10点 てん (回 かい )以上 いじょう を個人 こじん で2項目 こうもく 記録 きろく したときの呼 よ び方 かた 。
上記 じょうき を3項目 こうもく 記録 きろく したときの呼 よ び方 かた 。
上記 じょうき を4項目 こうもく 記録 きろく したときの呼 よ び方 かた 。
上記 じょうき を5項目 こうもく 記録 きろく したときの呼 よ び方 かた 。
得点 とくてん 、アシスト、リバウンド、ブロックショット、スティール全 すべ ての項目 こうもく で、1試合 しあい において5点 てん (回 かい )以上 いじょう を個人 こじん で記録 きろく したときの呼 よ び方 かた 。
プレーヤーの全 ぜん 記録 きろく 中 ちゅう で最高 さいこう 。
1試合 しあい の全 ぜん 記録 きろく 中 ちゅう で最高 さいこう
シーズンの全 ぜん 記録 きろく 中 ちゅう で最高 さいこう 。
ポイント・パー・ゲーム(PPG)と言 い えば一 いち 試合 しあい 当 あ たりの平均 へいきん 得点 とくてん 数 すう 。
ゲームに関 かん する記録 きろく をチーム、プレーヤー別 べつ に記録 きろく したスコア表 ひょう
選手 せんしゅ 登録 とうろく 名簿 めいぼ 。NBAでは15人 にん まで登録 とうろく でき、その内 うち 、13人 にん までベンチに入 はい ることができる。
DND(Did Not Dressed),DNP(Did Not Play),NWT(Not With Team)
NBAの公式 こうしき スコアで、DND(Did Not Dressed)は着替 きが えずの意味 いみ 。DNP(Did Not Play)はベンチにいたが出場 しゅつじょう しなかったの意味 いみ 。NWT(Not With Team)は、試合 しあい に帯同 たいどう せずの意味 いみ 。理由 りゆう には、Right ankle spraine(右 みぎ 足首 あしくび 捻挫 ねんざ )やCoach's Decision(コーチの判断 はんだん )などが記載 きさい される。また、Inactiveは、選手 せんしゅ 登録 とうろく はされているが、ベンチ外 がい で、出場 しゅつじょう しない選手 せんしゅ 。
-ア/カ-
オフェンスの人数 にんずう がディフェンスより数 かず が多 おお い場面 ばめん を言 い う。
下位 かい チームが上位 じょうい チームに勝 か つこと。
NBAに於 お いてチームは7月 がつ 1日 にち から1週間 しゅうかん の間 あいだ に選手 せんしゅ 1人 にん を解雇 かいこ することが出来 でき るという取 と り決 き め。選手 せんしゅ への報酬 ほうしゅう 支払 しはらい 義務 ぎむ は残 のこ るが、ラグジュアリータックスには計上 けいじょう されない利点 りてん がある。
歩 ある く
:基本 きほん 的 てき に歩 ある いてはいけないというルール表現 ひょうげん から、トラベリングの反則 はんそく に対 たい する表現 ひょうげん 。
インアクティブ
プレーヤーがロースター登録 とうろく はされているが試合 しあい の出場 しゅつじょう 登録 とうろく はない状態 じょうたい 。
サイドライン2本 ほん とエンドライン2本 ほん のバウンダリーライン内 ない でライン上 じょう を含 ふく まない区域 くいき 。逆 ぎゃく はアウト・オブ・バウンズ
シュートされたボールがリング、バックボードのどちらにも触 ふ れずに不 ふ 成功 せいこう に終 お わること。
試合 しあい 展開 てんかい を全体 ぜんたい 的 てき に理解 りかい する能力 のうりょく
バックコートでスティールをした選手 せんしゅ が単独 たんどく でフロントコートへ攻 せ め上 あ がり得点 とくてん を挙 あ げること。
コート全体 ぜんたい を見渡 みわた す視野 しや 、あるいは能力 のうりょく
-サ/タ/ナ-
出場 しゅつじょう 停止 ていし 状態 じょうたい 。
ベンチプレーヤの内 うち 、ゲームに最 もっと も影響 えいきょう 力 りょく を持 も つ選手 せんしゅ 。スターター以上 いじょう の働 はたら きをする場合 ばあい も多 おお い。
プロリーグで多 おお くのチームを渡 わた り歩 ある いて活躍 かつやく する選手 せんしゅ 。逆 ぎゃく はフランチャイズ・プレーヤー。
対戦 たいせん シリーズにおいて全勝 ぜんしょう すること。箒 ほうき で掃 は き飛 と ばす意味 いみ から。
飛 と び抜 ぬ けて成績 せいせき の悪 わる いチーム。
スティールやブロックショットによって、攻撃 こうげき 権 けん が激 はげ しく移 うつ り変 か わる試合 しあい 展開 てんかい のこと。
ゲーム中 ちゅう に相手 あいて を挑発 ちょうはつ する言葉 ことば を発 はっ すること。自分 じぶん を鼓舞 こぶ する場合 ばあい もある。
-ハ/マ/ヤ/ラ/ワ-
いわゆるハイタッチのこと。タイムアウトの際 さい などに行 おこな われる。
コート上 じょう にマーキングされた境界 きょうかい を表 あらわ す線 せん 。通常 つうじょう はサイドラインとエンドライン
バスケットボール知識 ちしき 、戦略 せんりゃく に優 すぐ れた能力 のうりょく 。ゲームビジョン、コートビジョン、ショットセレクションも関係 かんけい する。
バック・トゥー・バック(back to back)
連戦 れんせん のこと。連戦 れんせん 2試合 しあい 目 め をSEGABABA(SE cond GA me of BA ck to BA ck)とも言 い う。3連戦 れんせん は、バック・トゥー・バック・トゥー・バック。
バックボードのこと。NBAではウィンドウ、グラスという場合 ばあい もある。バンクショットはバックボードを使 つか ったショット。
ファウルがかさみ退場 たいじょう しそうになった際 さい に交替 こうたい し出場 しゅつじょう 時間 じかん が減 へ ったり、プレイが消極 しょうきょく 的 てき になったりすること。
リーグ戦 せん でレギュラーシーズンの成績 せいせき によってシーズンのチャンピオンを決定 けってい するために行 おこな われるトーナメント戦 せん 。ポストシーズンも同 おな じ。
プロでチームを背負 せお って立 た つ中心 ちゅうしん 選手 せんしゅ 。入団 にゅうだん 以来 いらい 在籍 ざいせき している選手 せんしゅ が多 おお い。
攻守 こうしゅ 間 あいだ の身体 しんたい 接触 せっしょく 時 じ に、演技 えんぎ によって大 おお げさに倒 たお れ込 こ んだりして相手 あいて のファウルを誘 さそ うプレーをすること。そのような演技 えんぎ を軽蔑 けいべつ 的 てき にフロッピングと呼 よ ぶ。度々 たびたび 行 おこな う選手 せんしゅ はフロッパーと言 い われる。サッカーのシミュレーションと同 おな じ行為 こうい だが罰則 ばっそく 規定 きてい はない。ただしNBAでは、2012年 ねん シーズンから試合 しあい 後 ご ビデオ判定 はんてい を行 おこな いフロッピングと裁定 さいてい された場合 ばあい 、1回 かい 目 め は5,000ドル、2回 かい 目 め は10,000ドル、3回 かい 目 め は15,000ドル、4回 かい 目 め は30.000ドルの罰金 ばっきん が科 か される。
ベンチプレーヤで獲得 かくとく した得点 とくてん 。
ホームコートでゲームすることによる優位 ゆうい 性 せい 。ホームでゲームできる権利 けんり
ボール保持 ほじ 権 けん 、攻撃 こうげき 権 けん と意味 いみ は同 おな じ。
マッチアップしている選手 せんしゅ に、大 おお きな身長 しんちょう 差 さ があること。高 たか さに限 かぎ らず、動作 どうさ の速度 そくど 差 さ や技術 ぎじゅつ 的 てき な差 さ がある時 とき のことも指 さ す。
NBAに於 お いて所属 しょぞく 選手 せんしゅ の総 そう 年俸 ねんぽう が取 と り決 き め額 がく を超 こ えると、リーグに対 たい して課徴 かちょう 金 きん を支払 しはら うシステム。
ボールがコート上 じょう に転 ころ がっていたり、ティップの連続 れんぞく などでボールが空中 くうちゅう にあり、どちらのチームもボールをキープできていない状況 じょうきょう 。その時 とき に犯 おか したファウルはルーズボールファウルと呼 よ ばれる。
選手 せんしゅ 交代 こうたい や、フリースローの合間 あいま などに選手 せんしゅ 間 あいだ で行 おこな われる低 ひく い位置 いち での手 て と手 て でのタッチ。いわゆるハイタッチはハイ・ファイブ。
1回 かい の攻撃 こうげき 権 けん で入 はい る点差 てんさ の試合 しあい 状 じょう 況 きょう 。
大 おお きく点差 てんさ の離 はな れた試合 しあい 状 じょう 況 きょう 。
^ 『社会 しゃかい 人 じん のための英語 えいご 百科 ひゃっか 』(大谷 おおや 泰 やすし 照 あきら 、堀内 ほりうち 勝昭 かつあき 監修 かんしゅう )84ページに、アフリカ系 けい アメリカ人 じん の若者 わかもの について「そこら辺 あたり のプレイグラウンドの連中 れんちゅう でも、全日本 ぜんにほん の選手 せんしゅ をはるかにしのぐレベル」と記述 きじゅつ されており、日本 にっぽん とアメリカを比 くら べるとバスケのレベルに極 きわ めて大 おお きな差 さ があるという主張 しゅちょう が為 な されている。
^ FCバルセロナ のバスケットボールチームなど、例外 れいがい もある。
^ ストライプは規定 きてい に沿 そ ったものであれば認 みと められる
^ 3ポイントか2ポイントかは、ショットを行 おこな った位置 いち で決定 けってい される。3ポイントエリアからジャンプし、ショット後 ご に2ポイントエリアに着地 ちゃくち しても3ポイントショットとなる。
^ ジャンプボールシチュエーションでは、オルタネイティング・ポゼション・ルールによるスローインでゲームを再開 さいかい するので、ジャンプボールは試合 しあい 開始 かいし の1回 かい しか行 おこな わない。
^ NBAの場合 ばあい の試合 しあい 時間 じかん は12分 ふん 4クォーター、計 けい 48分間 ふんかん で行 おこな われる。NCAAは前 ぜん 後半 こうはん 各 かく 20分 ふん ずつ。
^ 電光 でんこう 掲示板 けいじばん の場合 ばあい 、試合 しあい 時間 じかん は、残 のこ り1分 ふん までは10:00、9:59、と秒 びょう 単位 たんい で表示 ひょうじ され、残 のこ り1分 ふん 以後 いご では59.9、59.8、と10分 ぶん の1秒 びょう 単位 たんい で表示 ひょうじ される。得点板 とくてんばん の場合 ばあい 9、8と1分 ふん ごとに残 のこ り時間 じかん を表示 ひょうじ し、残 のこ り1分 ふん 以後 いご では1/2と1/4と30秒 びょう 単位 たんい 、15秒 びょう 単位 たんい で表示 ひょうじ するものが多 おお い。
^ 試合 しあい ではこのルールを活 い かし、残 のこ り時間 じかん を有効 ゆうこう に活用 かつよう する。とりわけ接戦 せっせん における第 だい 4クォーターの終盤 しゅうばん では、オフェンスファウルやディフェンスファウル、タイムアウトによる試合 しあい 時間 じかん の停止 ていし の利用 りよう が、勝負 しょうぶ に重要 じゅうよう な影響 えいきょう をもたらすことがある。これにより試合 しあい のクライマックスが形作 かたちづく られる
^ 残 のこ り時間 じかん 0.0秒 びょう 後 ご の得点 とくてん は、審判 しんぱん が判定 はんてい する。残 のこ り時間 じかん 0.0秒 びょう 以前 いぜん にショットしたプレイヤーの手 て からボールが離 はな れていると判定 はんてい されれば、得点 とくてん となる。ただし、残 のこ り時間 じかん 0.3秒 びょう 以上 いじょう の時 とき スローインをした場合 ばあい は、ボールキャッチ後 ご のショットは認 みと められるが、0.3秒 びょう 未満 みまん の場合 ばあい は、直接 ちょくせつ ダンクまたはタップした場合 ばあい のみ得点 とくてん が認 みと められる。
^ ファイティングは、チームベンチ・パーソネル(ベンチメンバー)に対 たい して宣 せん せられる。
著 いちじる しくスポーツマンシップに欠 か ける行為 こうい に関 かん しては、大会 たいかい 主催 しゅさい 者 しゃ や所属 しょぞく 連盟 れんめい の判断 はんだん により、以降 いこう の試合 しあい への出場 しゅつじょう 停止 ていし が命 めい じられる場合 ばあい もある。
^ 2000 - 2001シーズンまではNBAではゾーンディフェンスそのものが禁止 きんし され、違反 いはん した場合 ばあい にはイリーガルディフェンスというヴァイオレーションをとられていた。現在 げんざい のNBAでは、オフェンスプレイヤーにマークマンとしてついていないディフェンダーに対 たい して、ゴール下 か のペイントゾーンに3秒 びょう 以上 いじょう 留 とど まっていてはいけない、というヴァイオレーションが適用 てきよう されている。