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フリジア語 - Wikipedia

フリジア

オランダのフリースラント地方ちほうはなされている言語げんご

フリジア(フリジアご、Fryskひがしフリジア: Fräiskeオランダ: Friesドイツ: Friesisch英語えいご: Frisian)は、オランダフリースラントしゅう周辺しゅうへんおよびドイツ北海ほっかい沿岸えんがんにまたがるフリースラントもちいられる言語げんごである。インド・ヨーロッパ語族ごぞくゲルマン西にしゲルマンぐんアングロ・フリジアぐんぞくする。フリースフリスクフリースラントフリースランド ともばれる。

フリジア
Frysk
はなされるくに オランダの旗 オランダ
ドイツの旗 ドイツ
地域ちいき オランダの旗フリースラントしゅう
オランダの旗フローニンゲンしゅう
ドイツの旗ニーダーザクセンしゅう
ドイツの旗シュレースヴィヒ=ホルシュタインしゅう
話者わしゃすう 40まんにん
言語げんご系統けいとう
表記ひょうき体系たいけい ラテン文字もじ
公的こうてき地位ちい
公用こうよう オランダの旗 オランダフリースラントしゅう
少数しょうすう言語げんごとして
承認しょうにん
ドイツの旗 ドイツ
統制とうせい機関きかん オランダ:Fryske Akademy
ドイツ:なし
公的こうてき機関きかん:Seelter Buund(ひがしフリジア)、Nordfriisk Instituut(きたフリジア
言語げんごコード
ISO 639-1 fy
ISO 639-2 fry
ISO 639-3 各種かくしゅ:
stq — ひがしフリジア
frr — きたフリジア
fry — 西にしフリジア
現在げんざいのフリジア話者わしゃ分布ぶんぷ
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ドイツきたフリジアの2言語げんご併記へいきによる案内あんない。それぞれじょうがドイツしたきたフリジア。(ドイツ、シュレースヴィヒ=ホルシュタインしゅうフーズム警察けいさつしょ

概要がいよう

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英語えいごともアングロ・フリジアぐんぞく言語げんごだが、英語えいごとフリジア意思いし疎通そつう不可能ふかのうである。ちゅう英語えいごから分離ぶんりしたスコットランドのぞけば、現在げんざい使つかわれている言語げんごなかでは、英語えいご共通きょうつうてんち、もっと英語えいごちか言語げんごとされる。単語たんごには英語えいごアングロサクソンじん言語げんごフリジア面影おもかげつよのこっているとされる。

言語げんご学的がくてきにはオランダていザクセンひとし低地ていちドイツとはかたりぐん以下いかのレベルで系統けいとうことなるにもかかわらず、長年ながねんにわたる接触せっしょく交流こうりゅうのために外見がいけんじょうオランダ低地ていちドイツてきており[1]、オランダ方言ほうげんのひとつとなされることもおおく、オランダ・フリジアたがいに意思いし疎通そつう可能かのうだとされている。名前なまえまぎらわしいが、オランダ西にしフリースラント方言ほうげんや、低地ていちドイツひがしフリースラント方言ほうげんとはべつ言語げんごである。

時代じだい区分くぶん

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近隣きんりんのゲルマンわせてつぎのように区分くぶんするれいがある[1]

  • フリジア - 13世紀せいき〜1550ねんごろ
  • ちゅうフリジア - 1550ねんごろ〜1800ねんごろ
  • しんフリジア - 1800ねんごろ

下位かい分類ぶんるい

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フリジアは、以下いかの3つの言語げんご(または方言ほうげん)に分類ぶんるいされる。西にしフリジア話者わしゃもっとおおく、フリジアといえば西にしフリジアのことを場合ばあいもある。

文献ぶんけん書籍しょせき

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脚注きゃくちゅう

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  1. ^ a b 亀井かめいたかし河野こうの六郎ろくろう千野ちの栄一えいいち編著へんちょ、『言語げんごがくだい辞典じてんセレクション・ヨーロッパの言語げんご三省堂さんせいどう、1998ねん、400ぺーじISBN 4-475-01805-6

関連かんれん項目こうもく

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外部がいぶリンク

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