マチキャラ

マチキャラは、NTTドコモが提供ていきょうするiモードサービスの一ひとつで、携帯けいたい電話でんわの待受まちうけ画面がめんなどでキャラクターが着信ちゃくしんや受信じゅしんメールなどをアニメーションの動うごきによって教おしえてくれる機能きのう。

概要がいよう

携帯けいたい電話でんわの待受まちうけ画面がめん、メニュー画面がめんなどにユーザの設定せっていしたキャラクターを表示ひょうじさせるサービスの名称めいしょう。設定せっていされたキャラクターは携帯けいたい電話でんわ画面がめん上じょうを動うごきまわったり、電話でんわ着信ちゃくしんやメール受信じゅしんなどのイベントに応おうじて反応はんのうしたり、成長せいちょうさせたりすることができる。待受まちうけ画像がぞうとは別べつのレイヤーに存在そんざいしているため、お気きに入いりの待受まちうけ画像がぞう＋好すきなマチキャラを設定せっていすることが可能かのう。
マチキャラには「2Dマチキャラ」と「3Dマチキャラ」がある。2DマチキャラはGIF形式けいしき（アニメーションGIF）で作成さくせいされるが、3Dマチキャラは株式会社かぶしきがいしゃエイチアイが提供ていきょうするExporterPluginを利用りようして3ds Max・Maya・SOFTIMAGE XSI・LightWave等ひとしのモデリングソフトから中間ちゅうかんデータを出力しゅつりょくして利用りようする。メーカーイベント、隠かくしマスコットイベント、時間じかん指定していイベントも可能かのう（iコンシェル対応たいおう端末たんまつで利用りようできる）。
マチキャラは自作じさくも可能かのうな開発かいはつソフトがNTTドコモのウェブサイトで無料むりょう配布はいふされているが、自作じさくにはかなりの製作せいさく技術ぎじゅつを要ようする。
技術ぎじゅつ的てきには株式会社かぶしきがいしゃエイチアイとNTTドコモが共同きょうどう開発かいはつを行おこなっており、加速度かそくどセンサーを対応たいおうした物ものと音声おんせい認識にんしき対応たいおうしたマチキャラが登場とうじょうしている。
端末たんまつ初はつ搭載とうさいはD903iで、後のちにD903iTV､D703i､D704iにも対応たいおうし、ここまでは2Dマチキャラによる電話でんわ着信ちゃくしんやメール受信じゅしんなどのアニメーションで動うごき回まわる程度ていどだった。D904iからは端末たんまつにモーションコントロール（加速度かそくどセンサー）を搭載とうさいした事ことにより今いままで縦たて画面がめんにしか対応たいおうしていなかったマチキャラが横よこ画面がめんにも対応たいおうした。D905iからは対応たいおう量りょうが500KBまで拡張かくちょうし「3Dマチキャラ」に対応たいおうした上うえ、音声おんせい反応はんのうにも対応たいおうし特定とくていの言葉ことばを端末たんまつに話掛はなしかけるとキャラクターが反応はんのうし、今いままで電話でんわ着信ちゃくしんやメール受信じゅしんの他たの変かわった動うごきや台詞せりふの吹ふき出でのアニメーションが表示ひょうじされる様ようになった。D705iμみゅー/D705i/SH905iTVでも、音声おんせい反応はんのうには対応たいおうしていないが「3Dマチキャラ」に対応たいおうしている。
従来じゅうらいはドコモ端末たんまつの中なかでもDシリーズ（一部いちぶの端末たんまつは除のぞく）しか対応たいおうしておらず、Dシリーズ専用せんようの機能きのうと思おもわれていた時代じだいもあったが、当初とうしょより正式せいしきなドコモのiモード公式こうしきコンテンツサービスで、iモードコンテンツでのメーカーサイトを初はじめとする有料ゆうりょうコンテンツも配信はいしんしているサイトもある。2008年ねん 1月がつ24日にち発売はつばいのシャープ製せいのSH905iTVにも対応たいおうを果はたし、2008年ねん秋あき以降いこうはドコモが新あらたにサービスを開始かいししたiコンシェル機能きのうの一部いちぶとなった（ただしSH-02Aのように、2008年ねん秋あき以降いこうの機種きしゅでもマチキャラのみ対応たいおうしているものもある）。