マンフレッド・マン

マンフレッド・マン (Manfred Mann) の芸名げいめいで知しられるマンフレッド・セプス・ルボウィッツ (Manfred Sepse Lubowitz, 1940年ねん10月21日にち - ) は、南みなみアフリカ共和きょうわ国こく出身しゅっしんのキーボード奏者そうしゃ、アレンジャー、歌手かしゅ、ソングライター。彼かれは、マンフレッド・マン、マンフレッド・マン・チャプター・スリー、マンフレッド・マンズ・アース・バンドの創設そうせつメンバーおよびバンド名めいの由来ゆらいとして最もっともよく知しられる。

マンフレッド・マン Manfred Mann
マンフレッド・マン、1967年ねん
基本きほん情報じょうほう
出生しゅっしょう名めい	Manfred Sepse Lubowitz
生誕せいたん	(1940-10-21) 1940年ねん10月21日にち（83歳さい） 南みなみアフリカ共和きょうわ国こく, ヨハネスブルク
出身しゅっしん地ち	イギリス, ロンドン
担当たんとう楽器がっき	キーボード, シンセサイザー, ピアノ, オルガン, ヴォーカル
活動かつどう期間きかん	1960年代ねんだい-現在げんざい
共同きょうどう作業さぎょう者しゃ	マンフレッド・マン マンフレッド・マン・チャプター・スリー マンフレッド・マンズ・アース・バンド
公式こうしきサイト	manfredmann.co.uk

マンフレッド・マン、2017年ねんにドイツ、フライブルクで開催かいさいされたツェルト・ムジークフェスティバルで。

生おい立たちおよび経歴けいれき

ルボウィッツはヨハネスブルグのユダヤ人じん家族かぞくで、デビッド・ルボウィッツとアルマ・コーエンの間あいだに生うまれる。彼かれはウィットウォーターズランド大学だいがくで音楽おんがくを学まなび、ヨハネスブルグの多おおくのクラブでジャズピアニストとして働はたらいた。生うまれ故郷こきょうの南みなみアフリカのアパルトヘイトに強つよく反対はんたいし、ルボウィッツは1961年ねんにイギリスに移住いじゅうし、マンフレッド・マン（Manfred Manne, ジャズドラマーのシェリー・マンにちなむ）という名なで「ジャズニュース」の執筆しっぴつを開始かいしした。名前なまえはまもなく Manfred Mann と短縮たんしゅくされた。翌年よくねん彼かれはクラクトンの海水浴かいすいよく場じょうのホリデーキャンプでドラマー兼けんキーボード奏者そうしゃのマイク・ハグと出会であう。彼かれらは共ともに、マン・ハグ・ブルース・ブラザーズという大人おとな数すうのブルースジャズバンドを結成けっせいした。このバンドは最終さいしゅう的てきに5つのグループに発展はってんし、1963年ねんにEMIとのレコード契約けいやくを結むすんだ。

彼かれらはレーベルのレコードプロデューサーの提案ていあんでバンドの名なをマンフレッド・マンに変更へんこうし、1964年ねんから1969年ねんにかけて「Do Wah Diddy Diddy」（オリジナルはThe Exciters）、「Sha La La」（オリジナルはシュレルズ）、「プリティ・フラミンゴ」、「マイティ・クイン」（ボブ・ディラン作さく）などのヒットレコードを次々つぎつぎと発表はっぴょうした。バンドは1969年ねんに解散かいさんし、マンはすぐにマイク・ハグと共ともに実験じっけん的てきなジャズロックバンドであるマンフレッド・マン・チャプター・スリーを結成けっせいした。彼かれらは2枚まいのアルバムの後のちで解散かいさんしたが、マンは1971年ねんにマンフレッド・マンズ・アース・バンドを結成けっせいした。彼かれらの有名ゆうめいなヒット曲きょくには「Spirit in the Night」、「For You」、「光ひかりで目めもくらみ」といったブルース・スプリングスティーンのカバーのほか、「Runner」（イアン・トーマス）、「Davy's on the Road Again」（ザ・バンド）、「天使てんしのような君きみ」（ボブ・ディラン）、「破壊はかい者しゃ」（ザ・ポリス）、「Lies」（Through the 80s）、「Joybringer」（グスターヴ・ホルストの組曲くみきょく『惑星わくせい』より「木星もくせい、快楽かいらくをもたらす者もの」が原曲げんきょく）といった曲きょくがある。

マンフレッド・マン、2016年ねん

マンフレッド・マンは、1969年ねんのジェス・フランコの映画えいが「ビーナスの誘惑ゆうわく・美うつくしき裸身らしんの復讐ふくしゅう」にもジャズピアニストとして出演しゅつえんし、映画えいが音楽おんがくも担当たんとうした。彼かれはまた、ソロアルバム「Manfred Mann's Plain Music」と「Manfred Mann '06」をリリースしている。

音楽おんがくスタイル

マンはキャリアを通つうじてさまざまな鍵盤けんばん楽器がっき（1960年代ねんだい初頭しょとうのピアノとオルガン、後のちにメロトロンも含ふくむ）を使用しようしてきたが、フィルターを多用たようしてパーソナライズしたミニモーグシンセサイザーでの独特どくとくのソロ演奏えんそうで特とくに知しられている。

彼かれのキーボードパーツはしばしば即興そっきょうでジャズに触発しょくはつされている。一いち例れいとして、彼かれが「エクリプスド」誌しのインタビューで説明せつめいしたように、彼かれはシンセサイザーで音符おんぷを下したに曲まげる傾向けいこうがある。これはマイルス・デイヴィスから得えたものだと彼かれは語かたっている。

2000年代ねんだいには、彼かれはステージでローランドのキーターを使つかい、数すう曲きょくを演奏えんそうしてきた。そのキーターはゼブラストライプで飾かざられていること印象いんしょう的てきである。

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  キーターを使つかうマンフレッド・マン

1970年代ねんだい初頭しょとう、彼かれは「Black and Blue」という曲きょくのイントロでドラムを演奏えんそうした（ビデオを参照さんしょう）。

ディスコグラフィ

• 『Plains Music』 (1991) credited to Manfred Mann's Plains Music
• 『2006』 (2004) credited to Manfred Mann '06 with Manfred Mann's Earth Band
• 『Lone Arranger』 (2014)

ゲスト参加さんか作品さくひん

マンフレッド・マンは、ユーライア・ヒープの曲きょく「July Morning」でミニモーグのソロを演奏えんそうした。 彼かれはまた、トレヴァー・ラビンのアルバム『ウルフ』でキーボードを演奏えんそうした。

外部がいぶリンク

• Manfred Mann - Discogs
• Manfred Mann's Earth Band Official Site