エスタディオ・デ・メスタージャ

エスタディオ・デ・メスタージャ; Estadio de Mestalla
施設しせつ情報じょうほう
所在地しょざいち	Avda. de Suecia s/n. 46010 バレンシア
位置いち	北緯ほくい39度ど28分ふん28.76秒びょう西経せいけい0度ど21分ふん30.10秒びょう / 北緯ほくい39.4746556度ど西経せいけい0.3583611度ど座標ざひょう: 北緯ほくい39度ど28分ふん28.76秒びょう西経せいけい0度ど21分ふん30.10秒びょう / 北緯ほくい39.4746556度ど西経せいけい0.3583611度ど
起工きこう	1923年ねん
開場かいじょう	1923年ねん5月がつ20日はつか
所有しょゆう者しゃ	バレンシアCF
運用うんよう者しゃ	バレンシアCF
グラウンド	天然てんねん芝しば
ピッチサイズ	105 × 68 metres
建設けんせつ費ひ	316,439.20 pts (Purchase of Land)
設計せっけい者しゃ	Francisco Almenar Quinzá
旧称きゅうしょう
	Estadio Luis Casanova（1969-1994）
使用しようチーム、大会たいかい
	バレンシアCF (リーガ・エスパニョーラ)
収容しゅうよう人員じんいん
	52.600

エスタディオ・デ・メスタージャ（Estadio de Mestalla）は、スペイン・バレンシアにあるサッカー専用せんようスタジアム。リーガ・エスパニョーラに所属しょぞくするバレンシアCFのホームスタジアムで、「メスタージャ」はバレンシアを流ながれる川かわの運河うんがの名前なまえに由来ゆらいする。メスタージャはレアル・マドリードやFCバルセロナにとっての難所なんしょとして知しられており、このスペイン2強きょうはこのスタジアムで試合しあいをすると苦戦くせんする傾向けいこうがある。

歴史れきし

1923年ねん 5月がつ20日はつか、同おなじくバレンシアを本拠地ほんきょちとするレバンテとの親善しんぜん試合しあいで設立せつりつ・開場かいじょうされた。以後いご、1950年代ねんだいに大幅おおはばな改築かいちくがなされ、45,000人にんが入はいるようになった。1959年ねんに照明しょうめい設備せつびが設もうけられるなどその後ごも改修かいしゅう工事こうじを行おこない、現在げんざいの収容しゅうよう人数にんずうは53,000人にん。平均へいきん観客かんきゃく数すうは39,000人にん。1969年ねんから1994年ねんまで、バレンシアの会長かいちょうの名前なまえをとって「Luis Casanova」と名称めいしょうを変更へんこうしていたが、本人ほんにんの要請ようせいで元もとに戻もどった経緯けいいがある。また、スペイン代表だいひょうの試合しあいなどでもしばしば使用しようされ、1982年ねんのスペインW杯はいでは会場かいじょうとなった。

構造こうぞう

カンプ・ノウやサンティアゴ・ベルナベウ等ひとし、他たのスペイン国内こくないのサッカー用ようスタジアムと比較ひかくして、観客かんきゃく席せきの勾配こうばいが非常ひじょうに急きゅうである。また、スタジアムに隣接りんせつしてチケット売うり場ばなどが設もうけられている。

新あらたなメスタージャの建設けんせつ

現在げんざい2009年ねんに完成かんせいすべく、メスタージャに代かわる新あらたなスタジアム（ノウ・メスタージャ）を建設けんせつする計画けいかくが進行しんこうしている。この計画けいかくは、バレンシア市しの北西ほくせい部ぶに2億おく5000万まん～3億おくユーロをかけて約やく75,000人にん収容しゅうようのスタジアムを建たてようというものである。現在げんざいのメスタージャは既すでに売却ばいきゃくすることが決定けっていしている。クラブは現在げんざいのメスタージャの売却ばいきゃく資金しきんを当あて込こみ、2007-2008シーズン前まえなどに多額たがくの資金しきんを注つぎ込こみ大掛おおがかりな補強ほきょうを行おこなったが、実際じっさいに競売きょうばいにかけたところ買かい手てが付つかずクラブ側がわの算段さんだんの狂くるいが生しょうじていた。2011年ねん12月、バンキアとメスタージャの土地とち等とうを担保たんぽに建設けんせつ資金しきんを借かり入いれる事ことで合意ごうい、2012年ねん9月がつからの建設けんせつ再開さいかいと2022年ねんの完成かんせいが予定よていされているが、いまだに工事こうじ再開さいかいが決きまっていない。