ルイ・ジャン・マリー・ド・ブルボン

パンティエーヴル公こうルイ・ジャン・マリー・ド・ブルボン（Louis Jean Marie de Bourbon, duc de Penthièvre, 1725年ねん11月16日にち - 1793年ねん3月4日にち）は、フランスの王族おうぞく。

ルイ・ジャン・マリー・ド・ブルボン Louis Jean Marie de Bourbon
パンティエーヴル公こう
出生しゅっしょう	(1725-11-16) 1725年ねん11月16日にち フランス王国おうこく、ランブイエ城じょう
死去しきょ	(1793-03-04) 1793年ねん3月4日にち（67歳さい没ぼつ） フランス共和きょうわ国こく、ヴェルノン、ビジー城じょう
埋葬まいそう	フランス共和きょうわ国こく、ドルー、王室おうしつ礼拝れいはい堂どう
配偶はいぐう者しゃ	マリー・テレーズ・フェリシテ・デスト＝モデーヌ
子女しじょ	ルイ・アレクサンドル ルイーズ・マリー
家名かめい	ブルボン家か
父親ちちおや	トゥールーズ伯はくルイ・アレクサンドル・ド・ブルボン
母親ははおや	マリー・ヴィクトワール・ド・ノアイユ

パンティエーヴル公こうルイ・ジャン・マリー

略歴りゃくれき

ルイ14世せいと公おおやけ妾わらわモンテスパン侯爵こうしゃく夫人ふじんとの庶子しょしであるトゥールーズ伯はくルイ・アレクサンドル・ド・ブルボンとその妻つまヴィクトワール・ド・ノアイユの一人ひとり息子むすことしてランブイエ城じょうで生うまれる。

1744年ねん、モデナ公おおやけ女おんなマリー・テレーズ・フェリシテ・デスト＝モデーヌ（モデナ公こうフランチェスコ3世せい・デステの娘むすめ、及およびルイ14世せいと公おおやけ妾わらわモンテスパン侯爵こうしゃく夫人ふじんの曾孫そうそん）と結婚けっこんし、7子しをもうけたが、成長せいちょうしたのは1男なん1女じょのみであった。

ランバル公こうルイ・アレクサンドル（1747年ねん - 1768年ねん）は若わかくして亡なくなり、パンティエーヴル公家くげの資産しさんを相続そうぞくしたのは、オルレアン公こうルイ・フィリップ2世せいと結婚けっこんしたルイーズ・マリー（1753年ねん - 1821年ねん）である。フランス革命かくめいで暴徒ぼうとにより虐殺ぎゃくさつされた女官にょかん長ちょうランバル公おおやけ妃ひマリー・ルイーズは長男ちょうなんルイ・アレクサンドルの妻つまである。

高潔こうけつで慈悲じひ深ふかく、様々さまざまな慈善じぜん行為こういをしていたので、｢貧まずしき者しゃたちの王おう｣と呼よばれていた。1792年ねんに亡なき長男ちょうなんの嫁よめランバル公おおやけ妃ひが民衆みんしゅうに虐殺ぎゃくさつされて打うちひしがれていたところへ、娘むすめ婿むこのオルレアン公こうがルイ16世せいの死刑しけい判決はんけつに賛成さんせい票ひょうを投とうじたことが追おい討うちをかけ、二度にどと健康けんこうを回復かいふくしないまま、1793年ねんにヴェルノンのビジー城じょうで死亡しぼうした。

先代せんだい ルイ・アレクサンドル

パンティエーヴル公こう 1737年ねん - 1793年ねん

次代じだい ‐

先代せんだい ルイ・シャルル

オマール公こう 1775年ねん - 1793年ねん

次代じだい ルイーズ・マリー