レオーベン条約じょうやく

レオーベン条約じょうやく（レオーベンじょうやく）またはレオーベン仮かり条約じょうやく（レオーベンかりじょうやく、独どく: Vorfrieden von LeobenまたはPräliminarfriede von Leoben, 仏ふつ: traité de Leobenまたはpaix de Leoben）は、1797年ねん4月がつ18日にちにナポレオン・ボナパルトとオーストリア（ハプスブルク帝国ていこく）との間あいだでシュタイアーマルクのレオーベンにおいて調印ちょういんされた条約じょうやくである。この条約じょうやくは、多おおくの秘密ひみつ条項じょうこうを含ふくんでいた。

条約じょうやくではオーストリア領りょうネーデルラントがフランスに割譲かつじょうされることを定さだめた。また秘密ひみつ条項じょうこうではオーストリアがネーデルラントとイタリアの領地りょうちを失うしなう代償だいしょうとしてヴェネツィア共和きょうわ国こくが分割ぶんかつされることを定さだめた。条約じょうやくは、1797年ねん10月17日にちに最終さいしゅう的てきな和平わへい協定きょうていであるカンポ・フォルミオ条約じょうやくによって承認しょうにんされた。

参考さんこう文献ぶんけん

• Rose, John Holland (1904). "Bonaparte and the Conquest of Italy". In Ward, A. W.; Prothero, G. W.; Leathes, Stanley (eds.). The Cambridge Modern History, Volume VIII: The French Revolution. Cambridge University Press. pp. 553–593.

外部がいぶリンク

• 条約じょうやくの全文ぜんぶん（フランス語ふらんすご）