ロザス

ロザス（カタルーニャ語ご:Roses、カスティーリャ語ご:Rosas）は、スペイン・カタルーニャ州しゅうジローナ県けんのムニシピ（基礎きそ自治体じちたい）。アール・テンポルダー郡ぐんに属ぞくする。公式こうしき名めいはカタルーニャ語ごのRoses。

Roses

州しゅう	カタルーニャ州しゅう
県けん	ジローナ県けん
面積めんせき	45.90 km²
標高ひょうこう	5m
人口じんこう	19,600 人にん （2014年ねん）
人口じんこう密度みつど	427.02 人にん/km²
守護しゅご聖人せいじん	聖母せいぼカルメン
Roses スペイン内ないロザスの位置いち Roses ジローナ県内けんないロザスの位置いち 北緯ほくい42度ど15分ふん50秒びょう 東経とうけい03度ど10分ふん46秒びょう

地理ちり

ロザス湾わん北岸ほくがん、クレウス半島はんとう付つけ根ねに広ひろがる。コスタ・ブラバ北部ほくぶ有数ゆうすうの観光かんこう地ちで、2つの港みなと（漁港ぎょこうとマリーナ）を持もち、ホテルや海水浴かいすいよく場じょうがある。観光かんこうが盛さかんな一方いっぽう、農業のうぎょう（オリーブ、ワイン）も行おこなわれているが減少げんしょう傾向けいこうにある。ロザス港こうは、カタルーニャ北部ほくぶ屈指くっしの漁港ぎょこうである。

歴史れきし

ロザスの地ちは、数すう多おおくの文明ぶんめいの出入でいり口ぐちとなってきた。新しん石器せっき時代じだいのものとされるドルメン、紀元前きげんぜん4世紀せいきから2世紀せいきにかけての、古代こだいギリシャ・古代こだいローマの硬貨こうか、キリスト教きょうの影響えいきょうを示しめす建物たてもの（4世紀せいき）などが確認かくにんされている。

10世紀せいき、サンタ・マリア・ダ・ロザス教会きょうかいはベネディクト会かい修道院しゅうどういんの所有しょゆうとなった。中世ちゅうせい、サンタ・マルガリタ・ダ・ロザス修道院しゅうどういん設置せっちと同時どうじに人口じんこうが増加ぞうかし始はじめた。アンプリアス伯はくが町まちの支配しはい者しゃであった。湾わんの奥おくにある良港りょうこうを持もち、通商つうしょうの町まちであったロザスは海うみからのサラセン人じん海賊かいぞくの掠奪りゃくだつ、陸りくからのフランス人じんの侵攻しんこうの格好かっこうな標的ひょうてきにされた。このためにロザス要塞ようさいが設置せっちされ、16世紀せいきにはカルロス1世せいによって増強ぞうきょうがはかられた。ナポレオン軍ぐんに対たいするスペイン独立どくりつ戦争せんそうで最終さいしゅう的てきに要塞ようさいが使用しよう不可能ふかのうにされるまで、存続そんぞくした。

1285年ねんの侵攻しんこうはよく知しられるものの一ひとつである。フランス軍ぐんはアンプルダー全体ぜんたいを占領せんりょうした。この時ときに侵略しんりゃく者しゃを追放ついほうしたのはアラゴン王国おうこくの海軍かいぐん提督ていとくルジェ・ダ・リュリアであった。フランス軍ぐんはロザスに火ひを放はなって退却たいきゃくした。

人口じんこう

ロザスの人口じんこう推移すいい 1497－1887

出典しゅってん:INE（スペイン国立こくりつ統計とうけい局きょく）1900年ねん - 1991年ねん、1996年ねん -

ロザスの人口じんこう推移すいい 1900－2014

出典しゅってん:INE（スペイン国立こくりつ統計とうけい局きょく）1900年ねん - 1991年ねん、1996年ねん -

姉妹しまい都市とし

• ロドス、ギリシャ

外部がいぶリンク

• 公式こうしきウェブサイト