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佐藤隆三 - Wikipedia
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佐藤さとう隆三りゅうぞう

佐藤さとう 隆三りゅうぞう（さとう りゅうぞう、1931年ねん7月がつ5日にち[1] - ）は、日本にっぽんの経済けいざい学者がくしゃ。専せん門もんは理論りろん経済けいざい学がく、中なかでも経済けいざい成長せいちょう理論りろん。ニューヨーク大学だいがくC.V.スター冠かんむり講座こうざ名誉めいよ教授きょうじゅ。

人物じんぶつ

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秋田あきた県けん湯沢ゆざわ市し高松たかまつ出身しゅっしん。Ph.D（ジョンズ・ホプキンス大学だいがく）、経済けいざい学がく博士はかせ（一橋大学ひとつばしだいがく）。ブラウン大学だいがく教授きょうじゅを経へて、ニューヨーク大学だいがくレナード・スターン経営けいえい大学院だいがくいんC.V.スター冠かんむり講座こうざ教授きょうじゅ、同どう大学だいがく日米にちべい経営けいえい経済けいざい研究所けんきゅうじょ所長しょちょう、ハーバード大学だいがくケネディスクール兼任けんにん教授きょうじゅ、東京大学とうきょうだいがく大学院だいがくいん経済けいざい学がく研究けんきゅう科か客員きゃくいん教授きょうじゅを歴任れきにん。元もと全米ぜんべい経済けいざい研究所けんきゅうじょ（NBER）研究けんきゅう理事りじ。

経済けいざい成長せいちょうに関かんする独自どくじの論文ろんぶんを執筆しっぴつしたことに加くわえて、ポール・サミュエルソンやハル・ヴァリアン等ひとし、欧米おうべいの経済けいざい学者がくしゃの著書ちょしょを翻訳ほんやくしたことでも知しられる。門下もんかに永谷ながたに敬三けいぞう（ブリティッシュコロンビア大学だいがく名誉めいよ教授きょうじゅ）、三野みの和雄かずお（京都大きょうとだい学がく名誉めいよ教授きょうじゅ）等とうがいる[2]。

学歴がくれき

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職歴しょくれき

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著書ちょしょ

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単たん著ちょ

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  • 『経済けいざい成長せいちょうの理論りろん』（勁草書房しょぼう, 1968年ねん）
  • 『ニュー・マクロエコノミクス』（マグロウヒル好学こうがく社しゃ, 1982年ねん）
  • 『Me社会しゃかいとWe社会しゃかい――アメリカ主義しゅぎ・日本にっぽん主義しゅぎ・資本しほん主義しゅぎ』（日本経済新聞社にほんけいざいしんぶんしゃ, 1983年ねん）
  • 『技術ぎじゅつ変化へんかと経済けいざい不変ふへん性せいの理論りろん――リー群論ぐんろんの応用おうよう』（勁草書房しょぼう, 1984年ねん）
  • 『技術ぎじゅつの経済けいざい学がく――戦略せんりゃくとしてのテクノロジーゲーム』（PHP研究所けんきゅうじょ, 1985年ねん）
  • 『M&Aの経済けいざい学がく――Merger & Acquisition』（TBSブリタニカ, 1987年ねん）
  • 『アメリカ豊ゆたかなる没落ぼつらく――ボストンからのエッセイ』（日本経済新聞社にほんけいざいしんぶんしゃ, 1988年ねん）
  • 『菊きくと鷲わし』（講談社こうだんしゃ, 1990年ねん／講談社こうだんしゃ文庫ぶんこ, 1993年ねん）
  • 『アメリカ・豊ゆたかさの教訓きょうくん――エコノミストが見みた日本にっぽんの未来みらい』（PHP研究所けんきゅうじょ, 1993年ねん）
  • The Chrysanthemum and the Eagle: the Future of U.S.-Japan Relations, (New York University Press, 1994).
  • Growth Theory and Technical Change, (Edward Elgar, 1996).
  • 『日本にっぽん経済けいざい再建さいけん論ろん』（日本にっぽん放送ほうそう出版しゅっぱん協会きょうかい, 1996年ねん）
  • Production, Stability, and Dynamic Symmetry, (Edward Elgar Pub., 1999).
  • Biased Technical Change And Economic Conservation Laws ,(Research Monographs in Japan-U.S. Business and Economics)
  • 『メジャー級きゅうアメリカ経済けいざい学がくに挑いどんで――学究がっきゅう生活せいかつ50年ねんの軌跡きせき』（日本にっぽん評論ひょうろん社しゃ、2011年ねん）

共著きょうちょ

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  • Research and Productivity: Endogenous Technical Change, with Gilbert S. Suzawa, (Auburn House Pub. Co., 1983).
  • （ラビ・バトラ）『大だい恐慌きょうこうとの対決たいけつ』（実業之日本社じつぎょうのにほんしゃ, 1988年ねん）
  • Symmetry and Economic Invariance: An Introduction, with Rama V. Ramachandran, (Kluwer Academic Publishers, 1998).

共編きょうへん著ちょ

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  • Technology, Organization, and Economic Structure: Essays in Honor of Prof. Isamu Yamada, co-edited with Martin J. Beckmann, (Springer-Verlag, 1983).
  • （大だい来らい佐武郎さぶろう）『貿易ぼうえきフリクション――世界せかいは経済けいざい戦争せんそうに入はいるか』（有斐閣ゆうひかく, 1983年ねん）
  • Economic Policy and Development: New Perspectives, co-edited with Toshio Shishido, (Auburn House, 1985).（『世界せかい経済けいざいの生いきる道みち――経済けいざい政策せいさくと開発かいはつ・大だい来らい佐武郎さぶろう博士はかせ古稀こき記念きねん』サイマル出版しゅっぱん会かい, 1987年ねん）
  • Trade Friction and Economic Policy: Problems and Prospects for Japan and the United States, co-edited with Paul Wachtel, (Cambridge University Press, 1987).
  • Unkept Promises, Unclear Consequences: U.S. Economic Policy and the Japanese Response, co-edited with John A. Rizzo, (Cambridge University Press, 1988).
  • Beyond Trade Friction: Japan-U.S. Economic Relations, co-edited with Julianne Nelson, (Cambridge University Press, 1989).
  • Conservation Laws and Symmetry: Applications to Economics and Finance, co-edited with Rama V. Ramachandran, (Kluwer Academic Publishers, 1990).
  • Japan, Europe, and International Financial Markets: Analytical and Empirical Perspectives, co-edited with Richard M. Levich and Rama V. Ramachandran, (Cambridge University Press, 1994).
  • Trade and Investment in the 1990s: Experts Debate on Japan-U.S. Issues, co-edited with Rama V. Ramachandran and Myra Aronson, (New York University Press, 1996).
  • Global Competition and Integration, co-edited with Rama V. Ramachandran and Kazuo Mino, (Kluwer Academic Publishers, 1999).
  • Beyond Trade Friction: Japan-u.s. Economic Relations,co-edited with Julianne Nelson, (Cambridge University Press, 2006).
  • Unkept Promises, Unclear Consequences: Us Economic Policy And the Japanese Response,co-edited with John A. Rizzo, (Cambridge University Press, 2006).

訳書やくしょ

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  • P・A・サミュエルソン『経済けいざい分析ぶんせきの基礎きそ』（勁草書房しょぼう, 1967年ねん）
  • G・ミュルダール『経済けいざい学説がくせつと政治せいじ的てき要素ようそ』（春秋しゅんじゅう社しゃ, 1967年ねん）
  • M・フリードマン『実証じっしょう的てき経済けいざい学がくの方法ほうほうと展開てんかい』（富士ふじ書房しょぼう, 1977年ねん）
  • A・J・カリヤー『社会しゃかい保障ほしょうの経済けいざい学がく』（時とき潮しお社しゃ, 1977年ねん）
  • A・B・アトキンソン『不平等ふびょうどうの経済けいざい学がく』（時とき潮しお社しゃ, 1981年ねん）
  • ジェローム・L・スタイン『マネタリズムとケインジアン理論りろんの統合とうごう』（春秋しゅんじゅう社しゃ, 1981年ねん）
  • レスター・C・サロー『デンジャラス カレンツ――流砂りゅうしゃの上うえの現代げんだい経済けいざい』（東洋経済新報社とうようけいざいしんぽうしゃ, 1983年ねん）
  • P・A・サミュエルソン『サミュエルソン日本にっぽんの針路しんろを考かんがえる』（勁草書房しょぼう, 1984年ねん）
  • ヘンリー・カウフマン『カウフマンの警告けいこく』（オータス研究所けんきゅうじょ, 1986年ねん）
  • ハル・R・ヴァリアン『ミクロ経済けいざい分析ぶんせき』（勁草書房しょぼう, 1986年ねん）
  • ラビ・バトラ『1990年ねんの大だい恐慌きょうこう』（オータス研究所けんきゅうじょ, 1987年ねん）
  • インゴ・ウォルター『シークレット・マネー』（春秋しゅんじゅう社しゃ, 1987年ねん）
  • ウィリアム・ブレイト,ロジャー・W・スペンサー編へん『経済けいざい学がくを変かえた七なな人にん――栄光えいこうのノーベル経済けいざい学がく賞しょう受賞じゅしょう者しゃ』（勁草書房しょぼう, 1988年ねん）
  • パット・チョート, J・K・リンガー『ハイフレックス社会しゃかい――明日あしたのアメリカ経済けいざいのあり方かた』（勁草書房しょぼう, 1989年ねん）
  • ヘンリー・ロソフスキー『ロソフスキー教授きょうじゅの大学だいがくの未来みらいへ――ハーヴァード流りゅう大学だいがく人じんマニュアル』（TBSブリタニカ, 1992年ねん）
  • ジャグディシュ・バグワティ『危機ききに立たつ世界せかい貿易ぼうえき体制たいせい――GATT再建さいけんと日本にっぽんの役割やくわり』（勁草書房しょぼう, 1993年ねん）
  • ロバート・ラム『甦よみがえるアメリカ的てき経営けいえい――CEOの企業きぎょう戦略せんりゃく』（オータス研究所けんきゅうじょ, 1994年ねん）
  • ハル・R・ヴァリアン『入門にゅうもんミクロ経済けいざい学がく』（勁草書房しょぼう, 2000年ねん）

脚注きゃくちゅう

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  1. ^ 『読売よみうり年鑑ねんかん 2016年版ねんばん』（読売新聞よみうりしんぶん東京とうきょう本社ほんしゃ、2016年ねん）p.320
  2. ^ 「永谷ながたに敬三けいぞう先生せんせいの経済けいざい学がく」北九州きたきゅうしゅう市立しりつ大学だいがく
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