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大阪バイオサイエンス研究所 - Wikipedia

大阪おおさかバイオサイエンス研究所けんきゅうじょ

公益こうえき財団ざいだん法人ほうじん大阪おおさかバイオサイエンス研究所けんきゅうじょ(おおさかバイオサイエンスけんきゅうしょ)は、かつて大阪おおさか吹田すいた存在そんざいした生物せいぶつ科学かがく基礎きそ研究けんきゅう研究けんきゅうしゃ養成ようせいなどの事業じぎょう実施じっししていた公益こうえき財団ざいだん法人ほうじんもと文部もんぶ科学かがくしょう研究けんきゅう振興しんこうきょくライフサイエンス所管しょかん

公益こうえき財団ざいだん法人ほうじん大阪おおさかバイオサイエンス研究所けんきゅうじょ
正式せいしき名称めいしょう 公益こうえき財団ざいだん法人ほうじん大阪おおさかバイオサイエンス研究所けんきゅうじょ
英語えいご名称めいしょう Osaka Bioscience Institute
略称りゃくしょう OBI
組織そしき形態けいたい 公益こうえき財団ざいだん法人ほうじん
所在地しょざいち 日本の旗 日本にっぽん
565-0874
大阪おおさか吹田すいた古江台ふるえだい6-2-4
北緯ほくい3448ふん34.8びょう 東経とうけい13530ふん55.7びょう / 北緯ほくい34.809667 東経とうけい135.515472 / 34.809667; 135.515472
予算よさん 9.4おくえん(2010年度ねんど[1]
* 6.4おくえん 大阪おおさかからの補助ほじょきん
* 2.7おくえん こく企業きぎょうとうからの受託じゅたく研究けんきゅう共同きょうどう研究けんきゅうとう
所長しょちょう 中西なかにし重忠しげただ
理事りじちょう はやせきおさむ
設立せつりつ年月日ねんがっぴ 1987ねん1がつ
廃止はいし年月日ねんがっぴ 2015ねん3がつ
後身こうしん 理化学研究所りかがくけんきゅうしょ生命せいめいシステム研究けんきゅうセンター (QBiC)
所管しょかん 内閣ないかく
ウェブサイト http://www.obi.or.jp
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概要がいよう

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沿革えんかく

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  • 昭和しょうわ62ねん(1987ねん
    • 1がつ - 財団ざいだん法人ほうじん大阪おおさかバイオサイエンス研究所けんきゅうじょ設立せつりつ初代しょだい理事りじちょう佐治さじ敬三けいぞう(~平成へいせい11ねん11月)
    • 2がつ - 科学かがく研究けんきゅう補助ほじょきん取扱とりあつかい研究けんきゅう機関きかん試験しけん研究けんきゅう法人ほうじん認可にんか
    • 4がつ - だい1研究けんきゅう部長ぶちょう長田ながた重一しげかず(~平成へいせい10ねん3がつ
    • 6がつ - だい4研究けんきゅう部長ぶちょう吉田よしだ龍太郎りゅうたろう(~平成へいせい9ねん6がつ
    • 7がつ - 所長しょちょうはやせきおさむ(~平成へいせい10ねん9がつ
    • 10月 - 財団ざいだん法人ほうじん大阪おおさかバイオサイエンス研究所けんきゅうじょ開設かいせつだい2研究けんきゅう部長ぶちょうフレデリック.I.つじ(~平成へいせい5ねん8がつ)。だい3研究けんきゅう部長ぶちょう渡辺わたなべきょうりょう(~平成へいせい13ねん3がつ)
  • 昭和しょうわ63ねん(1988ねん)10がつ - 科学かがく技術ぎじゅつ振興しんこう調整ちょうせい国際こくさい流動りゅうどう基礎きそ研究けんきゅう科学技術庁かがくぎじゅつちょうフェローシップ受入うけいれ研究けんきゅう機関きかん
  • 平成へいせい元年がんねん(1989ねん
    • 2がつ - 特定とくてい公益こうえき増進ぞうしん法人ほうじん認可にんか
    • 3月 - 日本にっぽん育英いくえいかいだい一種いっしゅ奨学しょうがく資金しきん返還へんかん免除めんじょされるしょく研究所けんきゅうじょ指定してい
  • 平成へいせい5ねん(1993ねん)9がつ - だい2研究けんきゅう部長ぶちょうはやせきおさむ(~平成へいせい10ねん3がつ
  • 平成へいせい9ねん(1997ねん)6がつ - だい4研究けんきゅう部長ぶちょうかきづかあきら(~平成へいせい13ねん8がつ
  • 平成へいせい10ねん(1998ねん
  • 平成へいせい11ねん(1999ねん)7がつ - 科学かがく技術ぎじゅつ特別とくべつ研究けんきゅういん受入うけいれ機関きかん
  • 平成へいせい12ねん(2000ねん)3がつ - 理事りじちょう田代たしろかず(~平成へいせい16ねん3がつ
  • 平成へいせい13ねん(2001ねん
  • 平成へいせい16ねん(2004ねん)4がつ - 理事りじちょうはやせきおさむ(~平成へいせい26ねん6がつ平成へいせい26ねん6がつからふく理事りじちょう
  • 平成へいせい17ねん(2005ねん)4がつ - 所長しょちょう中西なかにし重忠しげただ名誉めいよ所長しょちょう花房はなふさ秀三郎ひでさぶろう(~平成へいせい19ねん3がつ
  • 平成へいせい21ねん(2009ねん)4がつ - だい3研究けんきゅう部室ぶしつちょう小早川こばやかわ令子れいこ平成へいせい26ねん4がつからだい3研究けんきゅう部長ぶちょう
  • 平成へいせい22ねん(2010ねん)4がつ - だい1研究けんきゅう部長ぶちょう榎本えのもと和生かずお(~平成へいせい26ねん3がつ
  • 平成へいせい24ねん(2012ねん)4がつ - 公益こうえき財団ざいだん法人ほうじん移行いこう
  • 平成へいせい26ねん(2014ねん)6がつ - 理事りじちょうけん所長しょちょう中西なかにし重忠しげただ
  • 平成へいせい27ねん(2015ねん)3がつ - 存続そんぞく期間きかん満了まんりょうにより解散かいさん

研究所けんきゅうじょ建築けんちく

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研究所けんきゅうじょ建物たてもの[2]大阪おおさか出身しゅっしん日本にっぽん代表だいひょうする建築けんちく1人ひとりである丹下たんげ健三けんぞうにより設計せっけいされた。

研究所けんきゅうじょ土地とち建物たてもの理化学研究所りかがくけんきゅうしょ無償むしょう譲渡じょうとされ[3]生命せいめいシステム研究けんきゅうセンター(げん 生命せいめい機能きのう科学かがく研究けんきゅうセンター)の施設しせつとして使用しようされている。

ピカチュリン

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ピカチュリン(Pikachurin)[4]ほん研究所けんきゅうじょにて発見はっけんされたタンパク質たんぱくしつである。けたひかり刺激しげき電気でんき信号しんごうのうつたえるさい重要じゅうようはたらきをするタンパク質たんぱくしつで、アニメ『ポケットモンスター』のキャラクター「ピカチュウ」にちなんで命名めいめいされた。

脚注きゃくちゅう

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  1. ^ 大阪おおさかバイオサイエンス研究所けんきゅうじょ 平成へいせい22年度ねんど 収支しゅうし予算よさんしょ 2010-04-22 閲覧えつらん
  2. ^ Kenzo Tange Associates  ちょ、SD編集へんしゅう  へん丹下たんげ健三けんぞう鹿島かしま出版しゅっぱんかい現代げんだい建築けんちく3〉、1994ねんISBN 978-4306043107 
  3. ^ 大阪おおさかバイオけん3月さんがつ解散かいさんへ 大阪おおさか補助ほじょきんり 理研りけん譲渡じょうと. 産経新聞さんけいしんぶん大阪おおさか本社ほんしゃ. (2015ねん2がつ3にち). https://www.sankei.com/west/news/150203/wst1502030064-n1.html 2020ねん4がつ17にち閲覧えつらん 
  4. ^ Sato S, Omori Y, Katoh K, Kondo M, Kanagawa M, Miyata K, Funabiki K, Koyasu T, Kajimura N, Miyoshi T, Sawai H, Kobayashi K, Tani A, Toda T, Usukura J, Tano Y, Fujikado T, Furukawa Y (2008). “Pikachurin, a dystroglycan ligand, is essential for photoreceptor ribbon synapse formation”. Nature Neuroscience Published online.  doi:10.1038/nn.2160

関連かんれん項目こうもく

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外部がいぶリンク

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