広辞苑 こうじえん では「英 えい 米 べい 系 けい の国家 こっか では、立法 りっぽう ・司法 しほう ・行政 ぎょうせい の総称 そうしょう だが、ドイツ 系 けい の国家 こっか や日本 にっぽん では、内閣 ないかく とその下 した の行政 ぎょうせい 機構 きこう を指 さ す」と簡潔 かんけつ に解説 かいせつ されている[4] 。
広義 こうぎ においては、立法 りっぽう ・司法 しほう ・行政 ぎょうせい の各 かく 機関 きかん すべてを含 ふく む国家 こっか の統治 とうち 機構 きこう 全体 ぜんたい を指 さ す。これに対 たい して狭義 きょうぎ には、行政 ぎょうせい をつかさどる内閣 ないかく と内閣 ないかく の統轄 とうかつ する行政 ぎょうせい 機関 きかん から構成 こうせい される行政府 ぎょうせいふ を意味 いみ する。(ドイツ系 けい の制度 せいど を採用 さいよう し、内閣 ないかく 制 せい を採 と る国家 こっか の場合 ばあい に)最 さい 狭義 きょうぎ には、内閣 ないかく と同義 どうぎ と解釈 かいしゃく される。
つまりアメリカ やイギリス などの英 えい 米 べい 法 ほう 系 けい の国家 こっか においては広義 こうぎ の意味 いみ で、ドイツや日本 にっぽん などの大陸 たいりく 法 ほう 系 けい の国家 こっか [注釈 ちゅうしゃく 1] においては狭義 きょうぎ の意味 いみ で、それぞれ用 もち いられる語 かたり である。
語源 ごげん など
英語 えいご のgovernment は、究極 きゅうきょく 的 てき にはプラトン が「国家 こっか の船 ふね 」という隠喩 いんゆ 的 てき な表現 ひょうげん にて証明 しょうめい した、ギリシャ語 ご の動詞 どうし κυβερνάω [kubernáo ] (「舵 かじ をとる」の意 い )に由来 ゆらい する[7] 。同 おな じ英語 えいご のgovernment であっても、イギリスでは一般 いっぱん に行政府 ぎょうせいふ を指 さ して呼 よ ぶのに対 たい し、アメリカでは立法 りっぽう ・行政 ぎょうせい ・司法 しほう の三権 さんけん を分立 ぶんりつ させた憲法 けんぽう に基 もと づいて連邦 れんぽう 政府 せいふ が成立 せいりつ した経緯 けいい から、行政 ぎょうせい 部 ぶ のみならず立法 りっぽう 部 ぶ と司法 しほう 部 ぶ も含 ふく めてそう呼 よ ばれるなど、語 かたり の用法 ようほう がやや異 こと なる。
漢語 かんご の「政府 せいふ 」は、『宋 そう 史 ふみ 』の欧 おう 陽 ひ 脩 おさむ 伝 つて に見 み える「在 ざい 其政府 せいふ 、与 あずか 韓 かん 琦同心 こころ 輔政。(其 そ の政府 せいふ に在 あ りて、韓 かん 琦 と心 しん を同 おな じくして政 せい を輔く。)」が出典 しゅってん とされる。
数 かず ある分類 ぶんるい 法 ほう の中 なか でも、中央 ちゅうおう 政府 せいふ /地方 ちほう 政府 せいふ といった分類 ぶんるい や単独 たんどく 政府 せいふ /多数 たすう 党 とう 政府 せいふ などといった分類 ぶんるい は比較的 ひかくてき 容易 ようい であるが、共和 きょうわ 制 せい ・立憲 りっけん 民主 みんしゅ 制 せい ...などといった政治 せいじ 体制 たいせい に焦点 しょうてん を当 あ てた分類 ぶんるい は様々 さまざま な困難 こんなん が伴 ともな う。
その困難 こんなん を下 した の節 ふし で説明 せつめい し、その後 ご に#代表 だいひょう 的 てき な政府 せいふ の形態 けいたい と分類 ぶんるい の節 ふし で比較的 ひかくてき 単純 たんじゅん に分類 ぶんるい できる分類 ぶんるい 法 ほう を説明 せつめい する。
政治 せいじ 体制 たいせい に焦点 しょうてん をあてた分類 ぶんるい にまつわる困難 こんなん
編集 へんしゅう
政治 せいじ 学 がく では、政体 せいたい (国家 こっか の政治 せいじ 形態 けいたい )の類型 るいけい や分類 ぶんるい をつくることは長 なが きにわたり目標 もくひょう でありつづけた。というのも、政治 せいじ システム の類型 るいけい というのは明快 めいかい なものではなかったからである[9] 。政治 せいじ 学 がく の中 なか でも、特 とく に比較 ひかく 政治 せいじ 学 がく や国際 こくさい 関係 かんけい 論 ろん の分野 ぶんや で重要 じゅうよう である。
表面 ひょうめん 的 てき には、政府 せいふ の形態 けいたい がどのようなものか分類 ぶんるい することは容易 ようい であるかのように見 み える。どんな政府 せいふ であっても一 いち 応 おう は、外部 がいぶ に対 たい して謳 うた っている“公式 こうしき の形態 けいたい ”というのはあるからである。例 たと えば、「アメリカ合衆国 あめりかがっしゅうこく は連邦 れんぽう 共和 きょうわ 制 せい 国家 こっか で、かつてのソビエト連邦 れんぽう は社会 しゃかい 主義 しゅぎ 共和 きょうわ 制 せい 国家 こっか である」などと言 い ってしまうことはできるわけである。しかし、政府 せいふ 自体 じたい が言 い っていることには客観 きゃっかん 性 せい が無 な く、KopsteinやLichbachが指摘 してき しているように、政体 せいたい の定義 ていぎ を行 おこな うということは油断 ゆだん がならないことなのである[10] 。例 たと えば、「選挙 せんきょ は民主 みんしゅ 主義 しゅぎ の特徴 とくちょう だ」などとされることがあるが、旧 きゅう ソ連 それん で行 おこな われていた事実 じじつ 上 じょう の選挙 せんきょ は "自由 じゆう かつ公正 こうせい " ではなく、一 いち 党 とう 制 せい の下 した に実施 じっし された。この例 れい からもわかるように、実際 じっさい 的 てき な分類 ぶんるい をするならば、選挙 せんきょ が実施 じっし されていたとしても、それを根拠 こんきょ に「民主 みんしゅ 的 てき な政府 せいふ 」と分類 ぶんるい することはできないのである[注釈 ちゅうしゃく 2] 。
政府 せいふ の形態 けいたい を決定 けってい づけることの難 むずか しさは、そもそも政治 せいじ 体系 たいけい の多 おお くが社会 しゃかい 経済 けいざい 的 てき な運動 うんどう を基 もと としており、ある社会 しゃかい 経済 けいざい 的 てき 運動 うんどう を旗印 はたじるし として掲 かか げる特定 とくてい の政党 せいとう によって、それらの運動 うんどう が政府 せいふ 内 ない に持 も ち込 こ まれていることにもある。そして、社会 しゃかい 経済 けいざい 的 てき 運動 うんどう というのは、どれも政治 せいじ 的 てき イデオロギー を含 ふく んでいる。それらの運動 うんどう を推進 すいしん する者 もの が政権 せいけん を取 と った場合 ばあい や、政党 せいとう が特定 とくてい の形態 けいたい の政府 せいふ と緊密 きんみつ な関係 かんけい を持 も つ場合 ばあい は、それらの運動 うんどう も含 ふく めて政府 せいふ の形態 けいたい とみなされることにも成 な り得 え る。
さらに理解 りかい を難 むずか しくしている背景 はいけい にあるのは、政治 せいじ 的 てき イデオロギーと関連 かんれん する統治 とうち の形態 けいたい に対 たい して、一般 いっぱん 的 てき に見解 けんかい が一致 いっち しない場合 ばあい や、合理 ごうり 的 てき で専門 せんもん 的 てき な定義 ていぎ があっても故意 こい に「歪曲 わいきょく または偏見 へんけん 」として捉 とら えられる場合 ばあい であり、これらは現代 げんだい の政治 せいじ 学 がく の本質 ほんしつ のためである。例 たと えば、アメリカ合衆国 あめりかがっしゅうこく では「保守 ほしゅ 主義 しゅぎ 」を意味 いみ するところが、他 た の国 くに や地域 ちいき で使 つか われる語義 ごぎ とは、その用法 ようほう において、ほとんど共通 きょうつう しないことである。2011年 ねん にRibuffoが指摘 してき したように、「いま、米国 べいこく 人 じん が『保守 ほしゅ 主義 しゅぎ 』と呼 よ んでいるものは、世界 せかい のほとんどの地域 ちいき で自由 じゆう 主義 しゅぎ または新 しん 自由 じゆう 主義 しゅぎ と呼 よ んでいるものに他 た ならない[11] 」のである。1950年代 ねんだい 以降 いこう 、アメリカ合衆国 あめりかがっしゅうこく の保守 ほしゅ 主義 しゅぎ は第 だい 一 いち に共和党 きょうわとう と結 むす びついてきた。しかし、人種 じんしゅ 差別 さべつ (英語 えいご 版 ばん ) の時代 じだい には、南部 なんぶ の民主 みんしゅ 党員 とういん (英語 えいご 版 ばん ) の多 おお くは、むしろ保守 ほしゅ 的 てき な人々 ひとびと であった。これらの人々 ひとびと は保守 ほしゅ 連合 れんごう (英語 えいご 版 ばん ) で重要 じゅうよう な役割 やくわり を演 えん じ、1937年 ねん から1963年 ねん まで連邦 れんぽう 議会 ぎかい を支配 しはい 下 か に置 お いた[12] 。
世界 せかい の全 すべ ての国々 くにぐに は、次 つぎ に挙 あ げる少 すく なくとも2つ(ないしそれ以上 いじょう )の特質 とくしつ を合 あ わせた統治 とうち 機構 きこう により統治 とうち されている。(例 たと えば、アメリカ合衆国 あめりかがっしゅうこく は真 しん の資本 しほん 主義 しゅぎ 社会 しゃかい ではない。というのも、実際 じっさい には政府 せいふ は社会 しゃかい 的 てき サービスを市民 しみん に提供 ていきょう しているからである)加 くわ えて、政府 せいふ の類型 るいけい に対 たい する人々 ひとびと の意見 いけん は様々 さまざま である(例 たと えば、アメリカ合衆国 あめりかがっしゅうこく は民主 みんしゅ 国家 こっか というよりも金権 きんけん 国家 こっか である、という議論 ぎろん があり、米国 べいこく は富 とみ により支配 しはい されていると信 しん じる者 もの もいる)[13] 。いかなる政府 せいふ にも、常 つね に(白黒 しろくろ のつかない)不確 ふたし かさが存在 そんざい する。最 もっと もリベラル な民主 みんしゅ 主義 しゅぎ 国家 こっか でさえ、対抗 たいこう する政治 せいじ 活動 かつどう をある一 ひと つの範囲 はんい または別 べつ のもう一 ひと つに制限 せいげん する。一方 いっぽう で、最 もっと も専制 せんせい 的 てき な独裁 どくさい 国家 こっか でさえ、幅広 はばひろ い支持 しじ 基盤 きばん を組織 そしき するに違 ちが いない。したがって、各々 おのおの の政府 せいふ を分類 ぶんるい ・整理 せいり して細分 さいぶん 化 か された区分 くぶん に当 あ てはめようとすることは困難 こんなん を極 きわ める。
古代 こだい ギリシア の哲学 てつがく 者 しゃ プラトン は、対話 たいわ 篇 へん の中 なか で「国 くに 制 せい の五 ご 分類 ぶんるい 」を提示 ていじ した。これらは、アリストクラティア(優秀 ゆうしゅう 者 しゃ 支配 しはい 制 せい )、ティモクラティア(名誉 めいよ 支配 しはい 制 せい )、オリガルキア(寡頭制 せい )、デモクラティア(民主 みんしゅ 制 せい )、そしてテュランニス(僭主 せんしゅ 独裁 どくさい 制 せい )である。プラトンはこれらの各国 かっこく 制 せい に対 たい して人 ひと を割 わ り当 あて て、これらが意味 いみ するところを例証 れいしょう した。例 たと えば、専制 せんせい 的 てき な人 ひと は僭主 せんしゅ 政治 せいじ を代表 だいひょう するであろう。これらの5つの国 くに 制 せい 分類 ぶんるい は、一番 いちばん 上 じょう のアリストクラティアから一 いち 番 ばん 下 か のテュランニスへと降 お りるにつれて堕落 だらく していく。
『国家 こっか 』の中 なか で、プラトンはソクラテスと多 おお くの時間 じかん を過 す ごし、彼 かれ がグラウコンやアデイマントスと共 とも に創設 そうせつ した都市 とし についての会話 かいわ で述 の べた。対話 たいわ はついに、4つの国 くに 制 せい について考 かんが えるようになった。この4つは現実 げんじつ に存在 そんざい し、連続 れんぞく して互 たが いに堕落 だらく するに至 いた る。すなわち、ティモクラティア、オリガルキア、デモクラティア、そしてテュランニスである。
代表 だいひょう 的 てき な政府 せいふ の形態 けいたい と分類 ぶんるい
編集 へんしゅう
各国 かっこく の政治 せいじ 体制 たいせい 。 共和 きょうわ 制 せい 君主 くんしゅ 制 せい その他 た 無 む 政府 せいふ 地域 ちいき
政府 せいふ は、様々 さまざま な基準 きじゅん に基 もと づいて分類 ぶんるい される。
政治 せいじ 体制 たいせい は、基本 きほん 的 てき には民主 みんしゅ 主義 しゅぎ と非 ひ 民主 みんしゅ 主義 しゅぎ とに二分 にぶん される。20世紀 せいき に入 はい ると非 ひ 民主 みんしゅ 主義 しゅぎ の中 なか で全体 ぜんたい 主義 しゅぎ が台頭 たいとう するようになり、また1960年代 ねんだい に入 はい るとホアン・リンス がやや自由 じゆう 度 ど の高 たか い非 ひ 民主 みんしゅ 主義 しゅぎ 政体 せいたい を権威 けんい 主義 しゅぎ とする概念 がいねん を提唱 ていしょう して、非 ひ 民主 みんしゅ 主義 しゅぎ は全体 ぜんたい 主義 しゅぎ と権威 けんい 主義 しゅぎ の2つに分類 ぶんるい されるようになった。ただし全体 ぜんたい 主義 しゅぎ に分類 ぶんるい される政府 せいふ は非常 ひじょう に少 すく ないため、非 ひ 民主 みんしゅ 主義 しゅぎ と権威 けんい 主義 しゅぎ はほぼ同一 どういつ 視 し されている[14] 。権威 けんい 主義 しゅぎ 体制 たいせい はさらに、君主 くんしゅ が実権 じっけん を掌握 しょうあく し世襲 せしゅう によって権力 けんりょく を継承 けいしょう する絶対 ぜったい 君主 くんしゅ 制 せい 、文民 ぶんみん の強力 きょうりょく な個人 こじん による独裁 どくさい が行 おこな われる個人 こじん 支配 しはい 体制 たいせい 、ひとつの支配 しはい 政党 せいとう が実権 じっけん を握 にぎ る一 いち 党 とう 独裁 どくさい 制 せい 、そして軍部 ぐんぶ が政権 せいけん を支配 しはい する軍事 ぐんじ 独裁 どくさい の4つのタイプに分 わ かれる[15] 。
また、君主 くんしゅ が存在 そんざい する政体 せいたい を君主 くんしゅ 制 せい 、存在 そんざい しない体制 たいせい を共和 きょうわ 制 せい と呼 よ ぶ。君主 くんしゅ 制 せい はさらに、君主 くんしゅ が絶対 ぜったい 的 てき な権力 けんりょく を持 も つ絶対 ぜったい 君主 くんしゅ 制 せい と、憲法 けんぽう によって権力 けんりょく を制限 せいげん されたり、または政治 せいじ 的 てき 実権 じっけん をほとんど持 も たない政体 せいたい である立憲 りっけん 君主 くんしゅ 制 せい とに分 わ かれる[16] 。
このほか、クーデター や革命 かくめい によって従来 じゅうらい の政府 せいふ が打倒 だとう された場合 ばあい など、前 ぜん 政権 せいけん が崩壊 ほうかい ・消滅 しょうめつ した場合 ばあい には臨時 りんじ 政府 せいふ (暫定 ざんてい 政府 せいふ )が設立 せつりつ され、権力 けんりょく の空白 くうはく を防 ふせ ぐことが常 つね である。こうした暫定 ざんてい 政府 せいふ は選挙 せんきょ を行 おこな うことで正規 せいき の政府 せいふ と交代 こうたい し、合法 ごうほう 性 せい を回復 かいふく する[17] 。また、戦争 せんそう や内戦 ないせん によって政府 せいふ が消滅 しょうめつ したあとで後継 こうけい 政府 せいふ を樹立 じゅりつ することに失敗 しっぱい した場合 ばあい は無 む 政府 せいふ 状態 じょうたい となる。例 れい として、ソマリア では1991年 ねん にモハメド・シアド・バーレ 政権 せいけん が崩壊 ほうかい した後 のち 、後継 こうけい 政権 せいけん が成立 せいりつ せずに無 む 政府 せいふ 状態 じょうたい に陥 おちい った。2005年 ねん にはケニアにおいてソマリア暫定 ざんてい 連邦 れんぽう 政府 せいふ が樹立 じゅりつ されたものの国内 こくない の支配 しはい 権 けん をほぼ喪失 そうしつ しており、2012年 ねん にハッサン・シェイク・モハムド 政権 せいけん が成立 せいりつ して統一 とういつ 政府 せいふ が復活 ふっかつ するまで、20年 ねん 以上 いじょう にわたって無 む 政府 せいふ 状態 じょうたい が続 つづ いていた[18] 。
世界 せかい の国境 こっきょう および地方 ちほう 政府 せいふ 第 だい 一層 いっそう の境界 きょうかい 線 せん
連邦 れんぽう (緑 みどり ) と単一 たんいつ 国家 こっか (青 あお )。 国 くに 全体 ぜんたい のことがらを扱 あつか う政府 せいふ は中央 ちゅうおう 政府 せいふ と呼 よ ばれ、国家 こっか 内 ない の一 いち 地域 ちいき を扱 あつか う政府 せいふ である地方 ちほう 政府 せいふ を統括 とうかつ する。日本 にっぽん においては、日本 にっぽん 政府 せいふ が中央 ちゅうおう 政府 せいふ 、地方 ちほう 公共 こうきょう 団体 だんたい が地方 ちほう 政府 せいふ にあたる。国家 こっか は単一 たんいつ の中央 ちゅうおう 政府 せいふ を持 も つ単一 たんいつ 国家 こっか といくつかの邦 くに が集 あつ まって成立 せいりつ した連邦 れんぽう 国家 こっか の2種類 しゅるい に分 わ かれ、政府 せいふ の権限 けんげん と構成 こうせい に違 ちが いがある。単一 たんいつ 国家 こっか においては中央 ちゅうおう 政府 せいふ が主権 しゅけん を占有 せんゆう し、各 かく 地方 ちほう 政府 せいふ に権限 けんげん の一部 いちぶ を分与 ぶんよ する形 かたち を取 と るのに対 たい し、連邦 れんぽう 国家 こっか においては基本 きほん 的 てき に連邦 れんぽう 構成 こうせい 団体 だんたい の政府 せいふ が権限 けんげん を持 も ち、中央 ちゅうおう 政府 せいふ に権限 けんげん の一部 いちぶ を分与 ぶんよ する形 かたち を取 と る[19] 。このため、連邦 れんぽう 国家 こっか はその形態 けいたい 上 じょう 多 おお くの権限 けんげん が地方 ちほう 政府 せいふ である州 しゅう に留保 りゅうほ されており、中央 ちゅうおう 政府 せいふ である連邦 れんぽう 政府 せいふ の権限 けんげん は相対 そうたい 的 てき に小 ちい さなものとなっている。地方 ちほう 政府 せいふ は各国 かっこく それぞれにおいていくつかのレベルに分 わ かれており、日本 にっぽん では都道府県 とどうふけん と市町村 しちょうそん の2層 そう 構造 こうぞう となっている[20] 。
民主 みんしゅ 主義 しゅぎ 国家 こっか における広義 こうぎ の「政府 せいふ 」の権力 けんりょく は立法 りっぽう ・司法 しほう ・行政 ぎょうせい の三権 さんけん に分 わ けられ、各 かく 権力 けんりょく 間 あいだ においてチェック・アンド・バランスを図 はか ることで、集中 しゅうちゅう と暴走 ぼうそう を防 ふせ ぐことが意図 いと されている。一方 いっぽう 、権威 けんい 主義 しゅぎ 体制 たいせい を取 と る国家 こっか においては三権分立 さんけんぶんりつ は全 まった くないかあっても形式 けいしき 的 てき なものにとどまっており、ひとつの政治 せいじ 権力 けんりょく が三権 さんけん すべてを掌握 しょうあく していることがほとんどである[21] 。
行政府 ぎょうせいふ としての「政府 せいふ 」に対 たい して、立法府 りっぽうふ (議会 ぎかい )が有 ゆう する権限 けんげん の割合 わりあい 、すなわち権力 けんりょく 分立 ぶんりつ の大小 だいしょう による種別 しゅべつ としては、政府 せいふ の長官 ちょうかん と議会 ぎかい との関係 かんけい によって、主 おも に3つに区分 くぶん される。内閣 ないかく の存立 そんりつ に議会 ぎかい の信任 しんにん を要 よう するものは議院 ぎいん 内 ない 閣 かく 制 せい と呼 よ ばれ、この場合 ばあい 政府 せいふ の長官 ちょうかん たる首相 しゅしょう が民主 みんしゅ 的 てき に選出 せんしゅつ された議会 ぎかい から選出 せんしゅつ され、同様 どうよう に議会 ぎかい は首相 しゅしょう を罷免 ひめん することも可能 かのう である。立法府 りっぽうふ と行政府 ぎょうせいふ の権力 けんりょく が完全 かんぜん に分立 ぶんりつ し、有権者 ゆうけんしゃ が直接 ちょくせつ 政府 せいふ の長官 ちょうかん である大統領 だいとうりょう を選出 せんしゅつ して、議会 ぎかい が大統領 だいとうりょう を罷免 ひめん することは特殊 とくしゅ な場合 ばあい を除 のぞ きできないものは大統領 だいとうりょう 制 せい と呼 よ ばれる。そして議院 ぎいん 内 ない 閣 かく 制 せい と大統領 だいとうりょう 制 せい の中 なか 間 あいだ 的 てき 位置 いち にあるものは半 はん 大統領 だいとうりょう 制 せい と呼 よ ばれ、この場合 ばあい 大統領 だいとうりょう は有権者 ゆうけんしゃ から直接 ちょくせつ 選出 せんしゅつ され、首相 しゅしょう は議会 ぎかい から選出 せんしゅつ される。半 はん 大統領 だいとうりょう 制 せい では議会 ぎかい が大統領 だいとうりょう を罷免 ひめん することはできないが、大統領 だいとうりょう が首相 しゅしょう を罷免 ひめん することは可能 かのう な国家 こっか と不可能 ふかのう な国家 こっか の2種類 しゅるい が存在 そんざい する[22] 。この場合 ばあい 、もっとも権力 けんりょく 分立 ぶんりつ 的 てき なものが大統領 だいとうりょう 制 せい であり、議会 ぎかい に権力 けんりょく が集中 しゅうちゅう する議院 ぎいん 内 ない 閣 かく 制 せい は権力 けんりょく 分立 ぶんりつ の度合 どあ いが少 すく ない[23] 。
議院 ぎいん 内 ない 閣 かく 制 せい 国家 こっか の行政府 ぎょうせいふ において、首相 しゅしょう ・閣僚 かくりょう 等 とう 内閣 ないかく に参与 さんよ する議員 ぎいん の属 ぞく する政党 せいとう を政権 せいけん 与党 よとう と呼 よ ぶ。政権 せいけん は、単一 たんいつ の政権 せいけん によって構成 こうせい される場合 ばあい と、いくつかの政党 せいとう が連合 れんごう を組 く んで連立 れんりつ 政府 せいふ を構成 こうせい する場合 ばあい とがある。また、政権 せいけん は参与 さんよ する与党 よとう と議員 ぎいん の数 かず によっていくつかの形態 けいたい に区分 くぶん される。基本 きほん 的 てき に議会 ぎかい での優位 ゆうい には過半数 かはんすう が必要 ひつよう であるが、過半数 かはんすう を占 し めることができないまま政権 せいけん を握 にぎ る場合 ばあい も存在 そんざい し、これを少数 しょうすう 党 とう 政府 せいふ (英語 えいご 版 ばん ) と呼 よ ぶ。これに対 たい し、過半数 かはんすう を占 し めた政党 せいとう または政党 せいとう 連合 れんごう によって成立 せいりつ した政権 せいけん は多数 たすう 党 とう 政府 せいふ (英語 えいご 版 ばん ) と呼 よ ばれる。少数 しょうすう 党 とう 政府 せいふ は対立 たいりつ 勢力 せいりょく が大 だい 連合 れんごう を組 く んだ場合 ばあい 法案 ほうあん を成立 せいりつ させることが困難 こんなん になるため、非常 ひじょう に不安定 ふあんてい な存在 そんざい である。また多数 たすう 党 とう 政府 せいふ においても、政権 せいけん 維持 いじ に必要 ひつよう な議席 ぎせき 数 すう を遙 はる かに上回 うわまわ り政権 せいけん 維持 いじ に不要 ふよう な議席 ぎせき を持 も つ政党 せいとう まで参加 さんか している場合 ばあい 、与党 よとう 間 あいだ の足並 あしな みが乱 みだ れ脱落 だつらく する政党 せいとう が現 あらわ れるため、これも不安定 ふあんてい になりやすい。これに対 たい し、過半数 かはんすう を占 し める単独 たんどく 政党 せいとう の政権 せいけん 、または過半数 かはんすう を占 し めるために不要 ふよう な議席 ぎせき を持 も つ政党 せいとう が連立 れんりつ 政権 せいけん に参加 さんか していない場合 ばあい 、政権 せいけん は安定 あんてい を保 たも ちやすくなるとされる[24] 。
民主 みんしゅ 制 せい 国家 こっか においては、有権者 ゆうけんしゃ から選出 せんしゅつ された政治 せいじ 家 か が、専門 せんもん 性 せい を持 も ち公務員 こうむいん として勤務 きんむ する官僚 かんりょう に政策 せいさく の形成 けいせい や実施 じっし を委任 いにん する。この際 さい 、政治 せいじ 家 か は論点 ろんてん の提示 ていじ や基準 きじゅん ・手続 てつづ きの明確 めいかく 化 か ・法制 ほうせい 化 か などさまざまな方法 ほうほう を用 もち いて官僚 かんりょう の統制 とうせい を図 はか る[25] 。政治 せいじ 家 か による官僚 かんりょう の統制 とうせい は、統制 とうせい できない場合 ばあい 、過剰 かじょう に統制 とうせい をかけてしまう場合 ばあい 、官僚 かんりょう に十分 じゅうぶん 委任 いにん を行 おこな わない場合 ばあい のいずれにおいても政府 せいふ の機能 きのう 不全 ふぜん に至 いた る[26] 。官僚 かんりょう の任命 にんめい は政治 せいじ 家 か の自由 じゆう 任用 にんよう による政治 せいじ 任用 にんよう 制 せい と、試験 しけん による合格 ごうかく 者 しゃ を採用 さいよう し昇進 しょうしん させていく資格 しかく 任用 にんよう 制 せい の2つの手段 しゅだん が存在 そんざい する。政治 せいじ 任用 にんよう 制 せい は政治 せいじ 家 か の意思 いし を行政 ぎょうせい に反映 はんえい させやすくなるが、猟官 りょうかん 制 せい に結 むす びつきやすく[27] 、大 だい 規模 きぼ に行 おこな われた場合 ばあい は政治 せいじ 家 か と官僚 かんりょう の癒着 ゆちゃく や官僚 かんりょう の能力 のうりょく 不足 ふそく を生 う みやすい[28] 。先進 せんしん 国 こく の多 おお くでは政治 せいじ 任用 にんよう 制 せい と資格 しかく 任用 にんよう 制 せい が併用 へいよう されるが、その割合 わりあい については幅 はば がある。アメリカでは議員 ぎいん が行政府 ぎょうせいふ の職務 しょくむ に就 つ くことができないため、行政府 ぎょうせいふ の上層 じょうそう は時 じ の政権 せいけん によって任命 にんめい された政治 せいじ 任用 にんよう 者 しゃ によって占 し められる。一方 いっぽう イギリスや日本 にっぽん では行政府 ぎょうせいふ のトップは基本 きほん 的 てき に与党 よとう の議員 ぎいん によって占 し められ、政治 せいじ 任用 にんよう による外部 がいぶ 人材 じんざい の登用 とうよう はアドバイザー的 てき な役割 やくわり に限定 げんてい される。なおいずれの場合 ばあい も、資格 しかく 任用 にんよう 制 せい による官僚 かんりょう はその下位 かい 者 しゃ となる[29] 。
行政 ぎょうせい への政治 せいじ 的 てき 関与 かんよ の増大 ぞうだい と政治 せいじ 腐敗 ふはい の増加 ぞうか 、そして政府 せいふ の有効 ゆうこう 性 せい の低下 ていか には有意 ゆうい な相関 そうかん があり、関与 かんよ が少 すく ないほど効率 こうりつ のよい清潔 せいけつ な政府 せいふ となるとされる[30] 。行政 ぎょうせい 機構 きこう は政治 せいじ からの自律 じりつ 性 せい が高 たか いほど効率 こうりつ 的 てき となるとされる一方 いっぽう で、全 まった く政治 せいじ による統制 とうせい が効 き かない場合 ばあい も官僚 かんりょう による暴走 ぼうそう が起 お こりうるため、適度 てきど の政治 せいじ による掣肘 せいちゅう は不可欠 ふかけつ である[31] 。
政府 せいふ は法 ほう や規則 きそく を策定 さくてい するとともに、それを領域 りょういき 内 ない において実施 じっし させる強制 きょうせい 力 りょく を持 も ち、また社会 しゃかい の構成 こうせい 員 いん に対 たい しさまざまな公共 こうきょう サービスを提供 ていきょう する[32] 。
個人 こじん レベルで対応 たいおう できない、いわゆる公共 こうきょう 的 てき な問題 もんだい はしばしば政策 せいさく 問題 もんだい とされ、公共 こうきょう 政策 せいさく として政府 せいふ による対策 たいさく が求 もと められることが多 おお い[33] 。そのため、おおまかな政策 せいさく 領域 りょういき に対応 たいおう する形 かたち で各 かく 省庁 しょうちょう が設置 せっち され、施策 しさく を行 おこな っている[34] 。民主 みんしゅ 国家 こっか においては、問題 もんだい が認識 にんしき され社会 しゃかい からの要請 ようせい が高 たか まると、政府 せいふ 内 ない の各 かく 省庁 しょうちょう や部局 ぶきょく により分析 ぶんせき が行 おこな われ、法案 ほうあん が設計 せっけい される[35] 。こうした法案 ほうあん は、日本 にっぽん においては大半 たいはん は行政 ぎょうせい により作成 さくせい されるものの、議員 ぎいん により作成 さくせい され提出 ていしゅつ される議員 ぎいん 立法 りっぽう も存在 そんざい する[36] 。法案 ほうあん は立法府 りっぽうふ である国会 こっかい によって審議 しんぎ され、可決 かけつ されれば正式 せいしき に成立 せいりつ して施行 しこう される[37] 。こうした政策 せいさく は担当 たんとう 省庁 しょうちょう によって政令 せいれい や省令 しょうれい 、各種 かくしゅ 通達 つうたつ ・通知 つうち が発出 はっしゅつ されることで下位 かい 機関 きかん や現場 げんば に指示 しじ される[38] 。政府 せいふ が政策 せいさく を実行 じっこう する手段 しゅだん としては、防衛 ぼうえい ・警察 けいさつ ・病院 びょういん ・教育 きょういく などのように公共 こうきょう 財 ざい を供給 きょうきゅう するものから、法案 ほうあん などで直接 ちょくせつ 規制 きせい をかけるもの、補助 ほじょ 金 きん の提供 ていきょう や政策 せいさく 融資 ゆうし ・減税 げんぜい などにより民間 みんかん の積極 せっきょく 的 てき 関与 かんよ を促 うなが すもの、同 おな じく民間 みんかん が動 うご きやすくするための情報 じょうほう 提供 ていきょう 、逆 ぎゃく に課税 かぜい や罰金 ばっきん などで民間 みんかん の動 うご きを抑制 よくせい ・禁止 きんし するものなどさまざまな手段 しゅだん が存在 そんざい し、これを各種 かくしゅ 取 と り混 ま ぜることで政策 せいさく 目的 もくてき の達成 たっせい を目指 めざ す[39] 。
古代 こだい 国家 こっか における政府 せいふ は国王 こくおう の下 した に世襲 せしゅう の貴族 きぞく と家臣 かしん 団 だん が付 つ く形 かたち のものが多 おお かったが、政府 せいふ の機能 きのう は軍事 ぐんじ や外交 がいこう 、裁判 さいばん 、治水 ちすい や街道 かいどう 整備 せいび などのわずかな分野 ぶんや に限定 げんてい されていた。また中世 ちゅうせい ヨーロッパでは封建 ほうけん 制 せい のもとで国内 こくない に諸侯 しょこう 領 りょう が分立 ぶんりつ しており、中央 ちゅうおう 政府 せいふ の威令 いれい の届 とど く範囲 はんい も小 ちい さなものに過 す ぎなかった。やがてヨーロッパで17世紀 せいき に絶対 ぜったい 王政 おうせい が確立 かくりつ すると常備 じょうび 軍 ぐん や行政 ぎょうせい 機構 きこう が拡大 かくだい し政府 せいふ の機能 きのう は拡大 かくだい していったが、これを維持 いじ するための重税 じゅうぜい はフランス革命 かくめい を引 ひ き起 お こし、変 か わって主流 しゅりゅう となった自由 じゆう 主義 しゅぎ は政府 せいふ の機能 きのう を制限 せいげん する方向 ほうこう へと向 む かった[40] 。
19世紀 せいき には自由 じゆう 主義 しゅぎ 国家 こっか 論 ろん による消極 しょうきょく 的 てき な国家 こっか 観 かん が主流 しゅりゅう となっており、この国家 こっか 間 あいだ の下 した では政府 せいふ の権能 けんのう は国防 こくぼう や治安 ちあん 維持 いじ といった必要 ひつよう 最小限 さいしょうげん のわずかな範囲 はんい にとどまることが望 のぞ ましいとされ、政府 せいふ の機能 きのう は非常 ひじょう に小 ちい さなものとなっていた。こうした政府 せいふ は小 ちい さな政府 せいふ 、または安上 やすあ がりな政府 せいふ と呼 よ ばれる[41] 。一方 いっぽう で19世紀 せいき に入 はい ると各国 かっこく 政府 せいふ 内 ない で、資格 しかく 任用 にんよう 制 せい によって選抜 せんばつ された専門 せんもん 的 てき な官僚 かんりょう がピラミッド型 がた の階層 かいそう 構造 こうぞう の組織 そしき の中 なか で明確 めいかく な規則 きそく と文書 ぶんしょ による指示 しじ の下 しも 職務 しょくむ を遂行 すいこう する近代 きんだい 官僚 かんりょう 制 せい が成立 せいりつ した[42] 。また19世紀 せいき 中期 ちゅうき 以降 いこう 、衛生 えいせい 問題 もんだい や貧富 ひんぷ の格差 かくさ 、労働 ろうどう 問題 もんだい といった、民間 みんかん の活動 かつどう だけでは対応 たいおう できない問題 もんだい が噴出 ふんしゅつ するようになり、これらの対応 たいおう を政府 せいふ が行 おこな うようになったことで、政府 せいふ 機能 きのう の拡大 かくだい が始 はじ まった。さらに20世紀 せいき に入 はい ると、先進 せんしん 国 こく では参政 さんせい 権 けん の拡大 かくだい に伴 ともな って国家 こっか が国民 こくみん の生存 せいぞん 権 けん の保障 ほしょう を志向 しこう するようになり、さまざまな社会 しゃかい 保障 ほしょう が国民 こくみん に提供 ていきょう される福祉 ふくし 国家 こっか 化 か が進 すす んだ。これに伴 ともな って政府 せいふ の規模 きぼ や権能 けんのう は大幅 おおはば に拡大 かくだい し、多額 たがく の税収 ぜいしゅう と多額 たがく の支出 ししゅつ に支 ささ えられた大 おお きな政府 せいふ が主流 しゅりゅう となっていった。こうした国家 こっか では官僚 かんりょう が立法 りっぽう 機能 きのう にも影響 えいきょう を持 も つようになり、いわゆる行政 ぎょうせい 国家 こっか 化 か も進行 しんこう した[43] 。しかし1970年代 ねんだい 以降 いこう 、先進 せんしん 国 こく の経済 けいざい が停滞 ていたい すると大 おお きな政府 せいふ の維持 いじ が困難 こんなん になり、行政 ぎょうせい 改革 かいかく などによる政府 せいふ 機能 きのう のスリム化 か によって再 ふたた び小 ちい さな政府 せいふ が目指 めざ されるようになった[44] 。
政府 せいふ の経済 けいざい 的 てき 役割 やくわり は、資源 しげん 配分 はいぶん の調整 ちょうせい (公共 こうきょう 財 ざい ・公共 こうきょう サービス の供給 きょうきゅう )、所得 しょとく の再 さい 分配 ぶんぱい (累進 るいしん 課税 かぜい ・社会 しゃかい 保障 ほしょう )、景気 けいき の安定 あんてい 化 か 、の3つに分類 ぶんるい される[45] 。
公共 こうきょう 財 ざい は非 ひ 競合 きょうごう 性 せい と非 ひ 排除 はいじょ 性 せい という特徴 とくちょう を持 も ち、供給 きょうきゅう されればすべての人 ひと が利益 りえき を得 え られ排除 はいじょ することもできないため、料金 りょうきん を利用 りよう 者 しゃ から徴収 ちょうしゅう することが困難 こんなん であり、市場 いちば からの供給 きょうきゅう を期待 きたい することがむずかしい。このため、政府 せいふ によって供給 きょうきゅう されることが一般 いっぱん 的 てき である。一方 いっぽう で公共 こうきょう 財 ざい 的 てき 性質 せいしつ を持 も つものでも民間 みんかん によって供給 きょうきゅう されるものも存在 そんざい し、どの公共 こうきょう 財 ざい が政府 せいふ によって供給 きょうきゅう されるかはさまざまである[46] 。しかし、政府 せいふ による経済 けいざい 活動 かつどう は競争 きょうそう 原理 げんり が働 はたら きにくいため民間 みんかん 企業 きぎょう に比 くら べ非 ひ 効率 こうりつ 的 てき で高 こう コストな運営 うんえい となりやすく、20世紀 せいき 末 まつ からはこうした公的 こうてき 企業 きぎょう を民営 みんえい 化 か して政府 せいふ 活動 かつどう を縮小 しゅくしょう させる動 うご きが全 ぜん 世界 せかい 的 てき に広 ひろ がっている[47] 。
政府 せいふ の活動 かつどう は、収入 しゅうにゅう (歳入 さいにゅう )面 めん と支出 ししゅつ (歳出 さいしゅつ )面 めん の両方 りょうほう で構成 こうせい されており、どちらも経済 けいざい 全体 ぜんたい の資源 しげん 配分 はいぶん ・所得 しょとく 分配 ぶんぱい に大 おお きな影響 えいきょう を及 およ ぼす[48] 。政府 せいふ の支出 ししゅつ は、教育 きょういく ・福祉 ふくし などの政府 せいふ 消費 しょうひ と呼 よ ばれるサービス と道路 どうろ ・港湾 こうわん などの公共 こうきょう 施設 しせつ を建設 けんせつ する公共 こうきょう 投資 とうし から構成 こうせい されている[49] 。
政府 せいふ の財源 ざいげん には、1)税金 ぜいきん 、2)国債 こくさい 、3)貨幣 かへい 発行 はっこう 益 えき 、の3つがある[50] 。政府 せいふ の収入 しゅうにゅう の基本 きほん となるのは税収 ぜいしゅう であり、政府 せいふ は様々 さまざま な税金 ぜいきん を課 か すことにより、政府 せいふ 活動 かつどう のための資金 しきん を確保 かくほ する[48] 。
経済 けいざい 学者 がくしゃ の岩田 いわた 規久男 きくお は「政府 せいふ の仕事 しごと とは公共 こうきょう 事業 じぎょう を除 のぞ けば、大 だい 部分 ぶぶん が消費 しょうひ である。税金 ぜいきん と国債 こくさい の違 ちが いは、いま税金 ぜいきん を払 はら うか将来 しょうらい 税金 ぜいきん を払 はら うかという点 てん だけであり、それ以上 いじょう の違 ちが いはない」と指摘 してき している[51] 。
経済 けいざい 全体 ぜんたい に占 し める政府 せいふ 支出 ししゅつ の割合 わりあい はいずれの国家 こっか においても非常 ひじょう に大 おお きい上 うえ に20世紀 せいき 後半 こうはん 以降 いこう 総体 そうたい 的 てき に上昇 じょうしょう を続 つづ けており、2010年代 ねんだい の政府 せいふ 支出 ししゅつ はG7 諸国 しょこく においておおよそGDPの35%から50%を占 し めるまでになっている[52] 。政府 せいふ 職員 しょくいん が全 ぜん 労働 ろうどう 力 りょく 人口 じんこう に占 し める割合 わりあい は2017年 ねん 時点 じてん で多 おお くの国 くに で10%から20%程度 ていど となっているものの、ノルウェー のように30%を超 こ える国 くに や、逆 ぎゃく に日本 にっぽん のように中央 ちゅうおう 政府 せいふ ・地方 ちほう 政府 せいふ を併 あわ せてもわずか5%にしかならない国 くに も存在 そんざい する[53] 。日本 にっぽん の場合 ばあい 、1960年代 ねんだい 末 まつ 以降 いこう 国家 こっか 公務員 こうむいん は90万 まん 人 にん 前後 ぜんこう で一定 いってい となり、代 か わって都道府県 とどうふけん や市町村 しちょうそん といった地方 ちほう 政府 せいふ の職員 しょくいん 数 すう が増大 ぞうだい していったが、1980年 ねん ごろを境 さかい に頭打 あたまう ちとなり、2000年 ねん 以降 いこう は中央 ちゅうおう 政府 せいふ ・地方 ちほう 政府 せいふ ともに大幅 おおはば に減少 げんしょう した[54] 。特 とく に2000年代 ねんだい に入 はい ると、それまでほぼ一定 いってい だった国家 こっか 公務員 こうむいん 数 すう が、2004年 ねん の国立 こくりつ 大学 だいがく の法人 ほうじん 化 か と2007年 ねん の郵政 ゆうせい 民営 みんえい 化 か によって合 あ わせて約 やく 41万 まん 人 にん も減少 げんしょう し、従来 じゅうらい から低 ひく かった全 ぜん 労働 ろうどう 力 りょく 人口 じんこう 内 ない の公務員 こうむいん 率 りつ がさらに低 ひく くなった[55] 。
ある国家 こっか において政府 せいふ が交代 こうたい した場合 ばあい 、基本 きほん 的 てき には諸 しょ 外国 がいこく はそれを自動的 じどうてき に承認 しょうにん する。しかしクーデター などで非合法 ひごうほう な政府 せいふ 交代 こうたい が行 おこな われた場合 ばあい は、その政府 せいふ を承認 しょうにん するか否 ひ かが問 と われる場合 ばあい がある。
また、旧 きゅう 政府 せいふ と新 しん 政府 せいふ の間 あいだ での争 あらそ いが続 つづ き、支配 しはい が拮抗 きっこう している場合 ばあい 、どちらか一方 いっぽう の政府 せいふ を承認 しょうにん することは内政 ないせい 干渉 かんしょう にあたるが、一 いち 地方 ちほう に退 しりぞ いた旧 きゅう 政府 せいふ をそのまま国土 こくど 全域 ぜんいき の政府 せいふ として承認 しょうにん し続 つづ けることもまた内政 ないせい 干渉 かんしょう を構成 こうせい する。
このため、政府 せいふ 承認 しょうにん そのものを内政 ないせい 干渉 かんしょう と見 み なして撤廃 てっぱい し、国家 こっか の承認 しょうにん に一本 いっぽん 化 か する国家 こっか も存在 そんざい するが、日本 にっぽん を含 ふく め多 おお くの国家 こっか はこの立場 たちば を取 と っていない[58] 。
^ ただし、大陸 たいりく 法 ほう の源流 げんりゅう ともいうべきドイツが英 えい 米 べい 法 ほう への移行 いこう を企図 きと したように、戦後 せんご の日本国 にっぽんこく 憲法 けんぽう も英 えい 米 べい 法 ほう を指向 しこう したもので、警察 けいさつ 制度 せいど や司法 しほう 制度 せいど に特徴 とくちょう づけられる。このように地方 ちほう の自治 じち 権 けん を尊重 そんちょう する英 えい 米 べい 法 ほう を採用 さいよう している。また、国家 こっか の下位 かい に置 お かれる統治 とうち 機構 きこう を指 さ す「地方 ちほう 政府 せいふ 」という呼 よ び名 な も、そういった地方 ちほう 自治 じち を尊重 そんちょう する英 えい 米 べい 法 ほう を背景 はいけい に派生 はせい したとされる。
^ 類似 るいじ の事例 じれい の一 ひと つに、「香港 ほんこん での選挙 せんきょ を巡 めぐ る2014年 ねん ~2015年 ねん の出来事 できごと 」もある。香港 ほんこん での選挙 せんきょ の候補者 こうほしゃ が、そもそも誰 だれ しもが立候補 りっこうほ することができず、北京 ぺきん の中華人民共和国 ちゅうかじんみんきょうわこく 政府 せいふ の承認 しょうにん した者 もの しか候補者 こうほしゃ になれないようにされてしまい、香港 ほんこん の学生 がくせい たちがこのような非 ひ 民主 みんしゅ 的 てき な圧力 あつりょく に抗議 こうぎ し、民主 みんしゅ 的 てき な選挙 せんきょ を要求 ようきゅう して座 すわ り込 こ みを行 おこな った出来事 できごと である。この場合 ばあい 、選挙 せんきょ が形式 けいしき 的 てき に行 おこな われたとしても、実態 じったい としては特定 とくてい の勢力 せいりょく に支配 しはい されてしまっており「民主 みんしゅ 的 てき 」とは言 い えない事例 じれい の一 ひと つである。
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^ 「国際 こくさい 法 ほう 第 だい 5版 はん 」p85-87 松井 まつい 芳郎 よしお ・佐 さ 分 ぶん 晴夫 はるお ・坂元 さかもと 茂樹 しげき ・小畑 おばた 郁 いく ・松田 まつだ 竹男 たけお ・田中 たなか 則夫 のりお ・岡田 おかだ 泉 いずみ ・薬師寺 やくしじ 公夫 きみお 著 ちょ 有斐閣 ゆうひかく 2007年 ねん 3月 がつ 20日 はつか 第 だい 5版 はん 第 だい 1刷 さつ 発行 はっこう
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引用 いんよう 句集 くしゅう があります。