山本やまもと七なな平たいら賞しょう

山本やまもと七なな平たいら賞しょう（やまもとしちへいしょう）は、PHP研究所けんきゅうじょが主催しゅさいする山本やまもと七なな平たいらを記念きねんする学術がくじゅつ賞しょうである。1991年ねんに創設そうせつされ、1992年ねんから始動しどうした。日本語にほんごで執筆しっぴつされ日本にっぽん国こく内うちで出版しゅっぱんされた社会しゃかい学がく、政治せいじ学がく、経済けいざい学がく、歴史れきし学がく、哲学てつがく、宗教しゅうきょう学がく、比較ひかく文化ぶんか等ひとしの人文じんぶん科学かがく、社会しゃかい科学かがくの学術がくじゅつ書しょ、論文ろんぶんが対象たいしょうである。

山本やまもと七なな平たいら賞しょう
受賞じゅしょう対象たいしょう	人文じんぶん社会しゃかい科学かがく部門ぶもんの作品さくひん
開催かいさい日び	毎年まいとし11月
会場かいじょう	ホテルニューオータニ東京とうきょう
国くに	日本にっぽん
主催しゅさい	PHP研究所けんきゅうじょ
報酬ほうしゅう	300万まん円えん
初回しょかい	1992年ねん度ど
最新さいしん回かい	2023年ねん度ど
最新さいしん受賞じゅしょう者しゃ	該当がいとう作さくなし
公式こうしきサイト	http://www.php.co.jp/company/yamamoto/

受賞じゅしょう者しゃには正賞せいしょう（賞状しょうじょう）と、副賞ふくしょうの賞金しょうきん300万まん円えんと、記念きねん品ひんの時計とけいと山本やまもと七なな平たいら著ちょ「静しずかなる細こまかき声こえ」特とく装そう版ばんが授与じゅよされる。推薦すいせん賞しょうの受賞じゅしょう者しゃには、正賞せいしょうと副賞ふくしょうの賞金しょうきん30万まん円えんが授与じゅよされる。奨励しょうれい賞しょうの受賞じゅしょう者しゃには、正賞せいしょうと副賞ふくしょうの賞金しょうきん100万まん円えんが授与じゅよされる。

受賞じゅしょう作さく

第だい1回かいから第だい10回かい

• 第だい1回かい 1992年ねん 竹内たけうち靖雄やすお『正義せいぎと嫉妬しっとの経済けいざい学がく』
• 第だい2回かい 1993年ねん 孫崎まごさき享とおる『日本にっぽん外交がいこう現場げんばからの証言しょうげん――握手あくしゅと微笑びしょうとイエスでいいのか』
• 第だい3回かい 1994年ねん 稲垣いながき武たけし『悪魔あくま祓ばらいの戦後せんご史し――進歩しんぽ的てき文化ぶんか人じんの原論げんろんと責任せきにん』、特別とくべつ賞しょう 天谷あまや直弘なおひろ
• 第だい4回かい 1995年ねん 大石おおいし慎まき三郎さぶろう『将軍しょうぐんと側用人そばようにんの政治せいじ』、唐津からつ一はじめ『デフレ繁栄はんえい論ろん――日本にっぽんを強つよくする逆転ぎゃくてんの発想はっそう』
• 第だい5回かい 1996年ねん 呉善花おぞんふぁ『攘夷じょういの韓国かんこく開国かいこくの日本にっぽん』
• 第だい6回かい 1997年ねん 中西なかにし輝政てるまさ『大だい英えい帝国ていこく衰亡すいぼう史し』、推薦すいせん賞しょう　鈴木すずき静夫しずお『物語ものがたりフィリピンの歴史れきし――「盗ぬすまれた帝国ていこく」と抵抗ていこうの五ご〇〇年ねん』
• 第だい7回かい 1998年ねん 半藤はんどう一利かずとし『ノモンハンの夏なつ』、推薦すいせん賞しょう　武田たけだ修おさむ志こころざし『人生じんせいの価値かちを考かんがえる――極限きょくげん状況じょうきょうにおける人間にんげん』
• 第だい8回かい 1999年ねん 李り登輝とうき『台湾たいわんの主張しゅちょう』
• 第だい9回かい 2000年ねん 該当がいとう作さくなし
• 第だい10回かい 2001年ねん 牛うし村むら圭けい『「文明ぶんめいの裁さばき」をこえて――対たい日にち戦犯せんぱん裁判さいばん読解どっかいの試こころみ』

第だい11回かいから第だい20回かい

• 第だい11回かい 2002年ねん 福田ふくだ和也かずや『地ちひらく――石原いしはら莞爾かんじと昭和しょうわの夢ゆめ』
• 第だい12回かい 2003年ねん 羽入はにゅう辰郎たつろう『マックス・ヴェーバーの犯罪はんざい――『倫理りんり』論文ろんぶんにおける資料しりょう操作そうさの詐術さじゅつと「知的ちてき誠実せいじつ性せい」の崩壊ほうかい』
• 第だい13回かい 2004年ねん 石井いしい宏ひろし『反はん音楽おんがく史し――さらば、ベートーヴェン』、推薦すいせん賞しょう　深田ふかた祐介ゆうすけ『大だい東亜とうあ会議かいぎの真実しんじつ――アジアの解放かいほうと独立どくりつを目指めざして』
• 第だい14回かい 2005年ねん 北きた康かん利とし『白洲しらす次郎じろう 占領せんりょうを背負せおった男おとこ』、特別とくべつ賞しょう　筒井つつい清きよし忠ただし『西條さいじょう八十やそ』
• 第だい15回かい 2006年ねん 竹田たけだ恒ひさし泰やすし『語かたられなかった皇族こうぞくたちの真実しんじつ』、特別とくべつ賞しょう 杉本すぎもと信行のぶゆき『大地だいちの砲ほう哮たけ』
• 第だい16回かい 2007年ねん 該当がいとう作さくなし、奨励しょうれい賞しょう　小谷おたに賢けん『日本にっぽん軍ぐんのインテリジェンス』
• 第だい17回かい 2008年ねん 高橋たかはし洋一よういち『さらば財務省ざいむしょう！ 官僚かんりょうすべてを敵てきにした男おとこの告白こくはく』
• 第だい18回かい 2009年ねん 長谷川はせがわ幸洋ゆきひろ『日本にっぽん国こくの正体しょうたい 政治せいじ家か・官僚かんりょう・メディア――本当ほんとうの権力けんりょく者しゃは誰だれか』
• 第だい19回かい 2010年ねん 門田かどた隆たかし将しょう『わが命いのち、義ぎに捧ささぐ――台湾たいわんを救すくった陸軍りくぐん中将ちゅうじょう根本ねもと博ひろしの奇跡きせき』
• 第だい20回かい 2011年ねん 該当がいとう作さくなし　奨励しょうれい賞しょう 加藤かとう康男やすお『張ちょう作さく霖爆殺ばくさつ事件じけん』

第だい21回かいから第だい30回かい

• 第だい21回かい 2012年ねん 川田かわた稔みのる『昭和しょうわ陸軍りくぐんの軌跡きせき』、 奨励しょうれい賞しょう 中野なかの剛志たけし『日本にっぽん思想しそう史し新しん論ろん』
• 第だい22回かい 2013年ねん 岡部おかべ伸しん『消きえたヤルタ密約みつやく緊急きんきゅう電でん』、 奨励しょうれい賞しょう 渡辺わたなべ惣そう樹じゅ『日米にちべい衝突しょうとつの萌芽ほうが　1898―1918』
• 第だい23回かい 2014年ねん 石平いしだいら『なぜ中国ちゅうごくから離はなれると日本にっぽんはうまくいくのか』
• 第だい24回かい 2015年ねん デービッド・アトキンソン『新しん・観光かんこう立国りっこく論ろん』、推薦すいせん賞しょう　新城しんじょう道彦みちひこ『朝鮮ちょうせん王公おうこう族ぞく』
• 第だい25回かい 2016年ねん 加藤かとう達也たつや『なぜ私わたしは韓国かんこくに勝かてたか』、特別とくべつ賞しょう　三さん好範よしのり英えい『ドイツリスク』
• 第だい26回かい 2017年ねん 該当がいとう作さくなし、奨励しょうれい賞しょう　岩井いわい秀一郎しゅういちろう『多田ただ駿しゅん伝でん』
• 第だい27回かい 2018年ねん 新井あらい紀子のりこ『AI vs.教科書きょうかしょが読よめない子こどもたち』
• 第だい28回かい 2019年ねん 冨田とみた浩司こうじ『マーガレット・サッチャー』
• 第だい29回かい 2020年ねん 該当がいとう作さくなし、奨励しょうれい賞しょう　近内こんない悠太ゆうた『世界せかいは贈与ぞうよでできている』
• 第だい30回かい 2021年ねん 太刀川たちかわ英輔えいすけ『進化しんか思考しこう』

第だい31回かいから第だい40回かい

• 第だい31回かい 2022年ねん 該当がいとう作さくなし、奨励しょうれい賞しょう 浜崎はまざき洋介ようすけ『小林こばやし秀雄ひでおの「人生じんせい」論ろん』
• 第だい32回かい 2023年ねん 保坂ほさか三四郎さんしろう『諜報ちょうほう国家こっかロシア』

外部がいぶリンク

• 公式こうしきウェブサイト
  • 山本やまもと七なな平たいら賞しょう受賞じゅしょう作品さくひん一覧いちらん