後遺症こういしょう

後遺症こういしょう（こういしょう）とは、病気びょうき・怪我けがなど急性きゅうせい期き症状しょうじょうが治癒ちゆした後のちも機能きのう障害しょうがいなどの症状しょうじょうや傷痕きずあとが残のこること^[1]。

後遺症こういしょうの例れい

脳のう梗塞こうそくが治癒ちゆした後のちも、手足てあしの麻痺まひが残のこった。
自動車じどうしゃ事故じこで頸椎損傷そんしょうを起おこし外科げか的てき治療ちりょうで治癒ちゆしたが、その後ごも低てい髄ずい液えき圧あつ症候群しょうこうぐん『脳のう脊髄せきずい液えき減少げんしょう症しょう』でめまいなどの症状しょうじょうが続つづく。
帯状疱疹たいじょうほうしんが抗こうウイルス薬やくで治癒ちゆしたが、神経痛しんけいつうが継続けいぞくして生しょうじる。
自動車じどうしゃ事故じこで腕うで神経しんけい叢くさむら損傷そんしょうを起おこし胸郭きょうかく出口でぐち症候群しょうこうぐんとなり第だい1肋骨あばらぼねの除去じょきょ手術しゅじゅつ、前ぜん斜はす角かく筋すじの切除せつじょ手術しゅじゅつなどが行おこなわれているが完全かんぜんに治癒ちゆする事ことがなく、一般いっぱん生活せいかつに支障ししょうをきたすまま生活せいかつする人ひとが多おおい。一般いっぱんに知しられておらず、また診断しんだん出来できる医師いしも少すくなく積極せっきょく的てきな診断しんだん、治癒ちゆがなされていない現状げんじょうがある。

自動車じどうしゃ事故じこの認定にんていに関かんする法的ほうてき解説かいせつについては「後遺こうい障害しょうがい」を参照さんしょう

自動車じどうしゃ事故じこで問題もんだいとなることが多おおい。医師いしの診断しんだん書しょが重要じゅうようである。

^ 日本にっぽん国語こくご大だい辞典じてん,日本にっぽん大だい百科全書ひゃっかぜんしょ(ニッポニカ),百科ひゃっか事典じてんマイペディア, デジタル大辞泉だいじせん,精選せいせん版ばん. “後遺症こういしょう(コウイショウ)とは？意味いみや使つかい方かた”. コトバンク. 2024年ねん9月がつ29日にち閲覧えつらん。