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悪意 - Wikipedia

悪意あくい

相手あいてにとってがいのあることを理解りかいしたうえ行動こうどうすること、他人たにん物事ものごとたいしていだくわる感情かんじょう、または見方みかた

日常にちじょう用語ようごとしての悪意あくい(あくい)とは、相手あいてにとってがいのあることを理解りかいしたうえ行動こうどうすること、他人たにん物事ものごとたいしていだくわる感情かんじょう、または見方みかたのことである。また、相手あいてのよくない結果けっかのぞむ、しんなかしょうじる意思いし意味いみする。対義語たいぎご善意ぜんいは、相手あいて結果けっかみちびこうとして行為こういおこな気持きもちをす。

法律ほうりつ用語ようごとしての悪意あくい善意ぜんい

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  • このふしで、民法みんぽうじょうすうのみ記載きさいする。

法律ほうりつ用語ようごとしての悪意あくいは、ある事実じじつ事情じじょうについてっていることをいう。これにたいして、ある事実じじつ事情じじょうについてらないことは善意ぜんいという。この用法ようほうにおける善意ぜんい悪意あくい道徳どうとくてき価値かち判断はんだんとは無関係むかんけいである。例外れいがいてきに、770じょうだい1こうだい2ごう814じょうだい1ごう離婚りこん離縁りえん原因げんいんとして規定きていする「悪意あくい遺棄いき」の「悪意あくい」は、他人たにんがいする意思いし意味いみであるとされる。また、うたがっていることを「悪意あくい」とし、しんじていることを「善意ぜんい」とする場合ばあいもある。

単純たんじゅん悪意あくいしゃ
不動産ふどうさん物権ぶっけん変動へんどうで、事実じじつっているもの
背信はいしんてき悪意あくいしゃ
不動産ふどうさん物権ぶっけん変動へんどうで、事実じじつっていて、その物権ぶっけん変動へんどうについての登記とうきかけかけ主張しゅちょうすることが信義しんぎそくはんすると第三者だいさんしゃから除外じょがいされる程度ていどにまでいちじるしい悪意あくいしゃをいう。不動産ふどうさん登記とうきほうは、詐欺さぎ強迫きょうはくにより登記とうき申請しんせいさまたげた第三者だいさんしゃおよび他人たにんは、登記とうきがあっても登記とうき義務ぎむしゃ対抗たいこうできないとしている。

関係かんけいする法律ほうりつ効果こうか

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宗教しゅうきょうにおける悪意あくい

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キリスト教きりすときょうでは、悪意あくいなどを宗教しゅうきょうてき意味いみでのつみであるとみなしている[1]

脚注きゃくちゅう

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  1. ^ 聖書せいしょしん共同きょうどうやく、「ローマの信徒しんとへの手紙てがみだい1しょうわりちかく、日本にっぽん聖書せいしょ協会きょうかい1999ねん

関連かんれん項目こうもく

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