戯画ぎが

戯画ぎが（ぎが）は、おかしみのある絵え、または戯じゃれに書かかれた絵えのこと。落書らくがき、風刺ふうし画が、漫画まんが、カリカチュアなどと重かさなる面めんが多おおく、これらと明確めいかくには区別くべつし難がたい。「戯画ぎが」の名なを冠かんした作品さくひんとしては鳥羽とば僧正そうじょう（伝つて）による『鳥獣ちょうじゅう人物じんぶつ戯画ぎが』が著名ちょめいである。

ウィキペディア日本語にほんご版ばんにおける包括ほうかつ的てきな解説かいせつは以下いかを参照さんしょう。

• 漫画まんが - 古代こだいの戯画ぎがから現代げんだいのコマ割わり漫画まんがにいたる歴史れきしを概説がいせつ。
• カリカチュア - 16世紀せいきイタリアより発生はっせいした、誇張こちょう表現ひょうげんを伴ともなう人物じんぶつ画が・風刺ふうし画がの技法ぎほうを解説かいせつ。
• カートゥーン - 「カートゥーン」という語かたりで示しめされる欧米おうべいの1コマ漫画まんがおよび児童じどう向むけのアニメーションを解説かいせつ。

そのほか戯画ぎがとされうる絵えのジャンルとして鳥羽絵とばえ、大津絵おおつえ、俳画はいがといったものがある。

参考さんこう文献ぶんけん

• 「戯画ぎが」 秋山あきやま光和みつかず編へん 『新潮しんちょう世界せかい美術びじゅつ辞典じてん』 新潮社しんちょうしゃ、1985年ねん、357頁ぺーじ