断頭だんとう台だい(だんとうだい、ドイツ語ご: Richtblock)とは、死刑しけい執行しっこう人じんが斬首ざんしゅ刑けいを行おこなう時ときに使用しようする木製もくせいの台だいである。時代じだいが進すすみ、ギロチンが導入どうにゅうされるようになると、斧おのや処刑しょけい人じんの剣けんと共ともに使用しようされなくなり、ギロチンの別名べつめいとして定着ていちゃくするようになった。
スウェーデンは1902年ねんにギロチンが導入どうにゅうされるまで使用しようされていた。実際じっさいに使用しようされた物もののいくつかは現存げんそんしておりヨーロッパ各地かくちの博物館はくぶつかんなどで見みることが出来できる。
断頭だんとう台だいには首くびと頭あたまがすっぽりと入はいるようにくぼみが設もうけられており、斧おのや処刑しょけい人じんの剣けんで首くびを切断せつだんする時ときに頭あたまが動うごかないように固定こていする役目やくめを果はたす。死刑しけい囚しゅうを押おさえつけて断頭だんとう台だいに固定こていするのは死刑しけい執行しっこう人じん助手じょしゅの仕事しごとだった。