(Translated by https://www.hiragana.jp/)
朔 - Wikipedia

ついたち(さく、英語えいご:new moon)とは、つき太陽たいようけいひとしくなること、また、その時刻じこくのことである[1]現代げんだいてき定義ていぎでの新月しんげつ(しんげつ)と同義どうぎである。

地球ちきゅうがつ太陽たいよう位置いち関係かんけい新月しんげつは1のつき
皆既かいき日食にっしょく新月しんげつ

つき太陽たいようが、地球ちきゅうからおな方向ほうこうえるため、太陽光たいようこうらされた月面げつめん地球ちきゅうからほとんどえず、ちかくにつよ太陽光たいようこうえるため相対そうたいてきつきくらえる。

黄道こうどうはくみちきわめてちかいかかさなる地点ちてんつき交点こうてん)でついたちとなった場合ばあいしょくである日食にっしょくこる。皆既かいき日食にっしょく金環きんかん日食にっしょく新月しんげつ輪郭りんかくることができるほか、地球ちきゅうあきらによっても新月しんげつ観察かんさつ可能かのうである。

朔日さくじつ

編集へんしゅう

ついたち瞬間しゅんかんふく朔日さくじつという。

陰暦いんれき太陰たいいん太陽暦たいようれきふく太陰暦たいいんれき)では、朔日さくじつつきはじまる1にち」とする。つきはじまりは「つきち(つきたち)」がてんじて「ついたち」とうため、朔日さくじつは「ついたち」と訓読くんよみし、「ついたち」だけでも「ついたち」とむ。

ついたち世界中せかいじゅうどうタイミングに発生はっせいする。

こよみがつはじめの決定けっていする規則きそくたいらさくていついたちとがある。これによって朔日さくじつとなる暦日れきじつちがいがしょうじることがある。

新月しんげつ

編集へんしゅう

新月しんげつは、本来ほんらいついたちのちはじめてえるつきのことである。陰暦いんれきにちまではつきはほとんどえないので、陰暦いんれきさんにちごろのつき三日月みかづき)が新月しんげつとなる。1にちはじまりを日没にちぼつときとする文化ぶんかがあるのは、太陰暦たいいんれきではつきはじまりを日没にちぼつえる新月しんげつ観測かんそくされる時点じてんとしていたからである(にち#いちにちはじまり[2]はつつき(しょげつ)もこの新月しんげつおな意味いみである。「みかづき」のくんもある(ひ)も同様どうようである。精密せいみつ天体てんたい観測かんそくがなされるまえは、この新月しんげつつきはつとしていた。「ついたち」も本来ほんらいは、このあたらしくえるつき意味いみした。この伝統でんとうてき意味いみでの新月しんげつ区別くべつするために、ついたちのことをくらがつ(あんげつ)とぶことがある。

参考さんこう文献ぶんけん

編集へんしゅう
  1. ^ つき位相いそう/ こよみWiki、こよみ計算けいさんしつ国立こくりつ天文台てんもんだい
  2. ^ 1にちはじまり こよみWiki、国立こくりつ天文台てんもんだい

関連かんれん項目こうもく

編集へんしゅう