『東京とうきょう人じん』（とうきょうじん）は1986年ねんに創刊そうかんされた雑誌ざっし。創刊そうかん時じ、発行はっこうは財団ざいだん法人ほうじん東京とうきょう都と文化ぶんか振興しんこう会かい、発売はつばいは教育きょういく出版しゅっぱん株式会社かぶしきがいしゃ。創刊そうかん時じの発行はっこう人じんは貫ぬき洞ほら哲夫てつお、編集へんしゅう人じんは粕谷あらや一希かずき[1]。創刊そうかん当初とうしょは季刊きかん。その後ご隔月かくげつ刊かんになり現在げんざいは月刊げっかん。最近さいきんは増刊ぞうかん号ごうも多数たすう出版しゅっぱんされている。
現在げんざいは都市とし出版しゅっぱんが発行はっこうする東京とうきょう都とを紹介しょうかいする月刊げっかん誌し。米べい老舗しにせ誌し「ザ・ニューヨーカー」をモデルとする。キャッチフレーズは「都市としを味あじわい、都市としを批評ひひょうし、都市としを創つくる」。
創刊そうかん号ごうの巻頭かんとうは、篠山しのやま紀きの信しんの手てによるグラビア「千せんの貌（かお）をもつ巨人きょじん」。皇居こうきょ初はつ参賀さんが、明治めいじ神宮じんぐう・初詣はつもうで、原宿はらじゅく駅前えきまえ、浅草寺せんそうじの羽子板はごいた市し、新宿しんじゅく西口にしぐち、上野うえのアメヤ横丁よこちょう、秋葉原あきはばら電気でんき街がい……と昔むかしも今いまも東京とうきょうを代表だいひょうする街角まちかどを切きり抜ぬいている。特集とくしゅうは東京とうきょうの象徴しょうちょう隅田川すみだがわ[1]。
現在げんざいも、東京とうきょうの歴史れきし・文化ぶんか・風俗ふうぞく・建築けんちく物もの・文学ぶんがく・風景ふうけいなど取とり上あげている。
編集へんしゅう長ちょうは、高橋たかはし栄一えいいち。編集へんしゅう委員いいんに川本かわもと三郎さぶろう、陣内じんない秀信ひでのぶ、森もりまゆみ。評論ひょうろん家か・坪内つぼうち祐三ゆうぞうが編集へんしゅう者しゃとして在籍ざいせきしたことで知しられている。
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