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東京大学大学院農学生命科学研究科・農学部 - Wikipedia

東京大学とうきょうだいがく大学院だいがくいん農学のうがく生命せいめい科学かがく研究けんきゅう農学部のうがくぶ

東京大学とうきょうだいがく設置せっちされる大学院だいがくいん研究けんきゅう学部がくぶ

東京大学とうきょうだいがく農学部のうがくぶ(とうきょうだいがく のうがくぶ、えいしょう:Faculty of Agriculture)は、東京大学とうきょうだいがく後期こうき課程かてい設置せっちされる学部がくぶひとつである。また、東京大学とうきょうだいがく大学院だいがくいん農学のうがく生命せいめい科学かがく研究けんきゅう(とうきょうだいがくだいがくいん のうがくせいめいかがくけんきゅうか、えいしょう:Graduate School of Agricultural and Life Sciences)は、東京とうきょう大学だいがく設置せっちされる研究けんきゅうひとつである。

東京大学大学院農学生命科学研究科・農学部のロゴ
東京大学とうきょうだいがく大学院だいがくいん農学のうがく生命せいめい科学かがく研究けんきゅう農学部のうがくぶのロゴ
東京大学弥生キャンパス3号館前(2023年)
東京大学とうきょうだいがく弥生やよいキャンパス3号館ごうかんまえ(2023ねん

所在地しょざいち

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東京大学とうきょうだいがく弥生やよいキャンパス3号館ごうかん(2023ねん

主要しゅよう施設しせつ東京とうきょう文京ぶんきょう弥生やよい東京大学とうきょうだいがく弥生やよいキャンパスうち設置せっちされている(キャンパス設置せっち経緯けいい#東京とうきょう帝国ていこく大学だいがく農学部のうがくぶ参照さんしょう)。その農場のうじょう演習えんしゅうりんなどの施設しせつ全国ぜんこくゆうしている(#附属ふぞく施設しせつ参照さんしょう)。

沿革えんかく

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東京とうきょう帝国ていこく大学だいがく農学部のうがくぶ

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のう大学だいがく講堂こうどう

1886ねん明治めいじ19ねん設立せつりつのう商務省しょうむしょう東京とうきょう農林のうりん学校がっこう1890ねん明治めいじ23ねん)に文部省もんぶしょうげん文部もんぶ科学かがくしょう)へ移管いかんされて、帝国ていこく大学だいがく農学のうがく分科ぶんか大学だいがくとして設置せっちされた帝国ていこく大学だいがくのう大学だいがくは、1897ねん明治めいじ30ねん)に東京とうきょう帝国ていこく大学だいがくのう大学だいがくとなり、さらに1919ねん大正たいしょう8ねん)には東京とうきょう帝国ていこく大学だいがく農学部のうがくぶとなった。

農学部のうがくぶ駒場こまばみのり学校がっこう以来いらい駒場こまば所在しょざいしていたが、関東大震災かんとうだいしんさい1931ねん昭和しょうわ6ねん)に第一高等学校だいちこうとうがっこう東京とうきょう帝国ていこく大学だいがくとの敷地しきち交換こうかん決定けっていし、1935ねん昭和しょうわ10ねん)に農学部のうがくぶ本郷ほんごう現在げんざい弥生やよいキャンパス)に移転いてんした。

文部省もんぶしょう大学だいがくがわ協議きょうぎし、帝国ていこく大学だいがく農学部のうがくぶでは農学のうがくから農芸のうげい学科がっか分離ぶんりさせ、学部がくぶ全体ぜんたいで20講座こうざ体制たいせいでスタートさせた。1925ねん大正たいしょう14ねん)には農業のうぎょう経済けいざい学科がっか、1935ねん昭和しょうわ10ねん)には農業のうぎょう土木どぼく学科がっかがそれぞれ講座こうざから分離ぶんり独立どくりつして学科がっか昇格しょうかくし、以後いご農業のうぎょう工学科こうがっか畜産ちくさん学科がっかなど農学部のうがくぶない学科がっかは4学科がっかにまで分化ぶんかした。農学部のうがくぶ共通きょうつう講座こうざとして動物どうぶつがく植物しょくぶつがく講座こうざ設置せっちしていたが、両方りょうほうとものちはやし学科がっか抱合ほうごうされている。

東京大学とうきょうだいがく農学部のうがくぶ

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だい世界せかい大戦たいせん1949ねん昭和しょうわ24ねん)の学制がくせい改革かいかくによる学制がくせい改組かいそ新制しんせい大学だいがくとして発足ほっそくした新制しんせい東京とうきょう大学だいがくでは農学部のうがくぶ組織そしき数次すうじ改編かいへんて、1964ねん昭和しょうわ39ねん)には農業のうぎょう生物せいぶつ学科がっか農芸のうげい学科がっかはやし学科がっか水産すいさん学科がっか農業のうぎょう経済けいざい学科がっか農業のうぎょう工学科こうがっか農業のうぎょう土木どぼくがく専修せんしゅう農業のうぎょう機械きかいがく専修せんしゅう)、畜産ちくさん獣医じゅうい学科がっか林産りんさん学科がっかの8学科がっか体制たいせいとなった。

学科がっかせい廃止はいしまえの1993ねん平成へいせい5ねん時点じてんでの学科がっかおよ講座こうざ以下いかぜん71講座こうざ[1]

  • 農業のうぎょう生物せいぶつ学科がっか 10講座こうざ農学のうがくだいだいさん, 植物しょくぶつ病理びょうりがく, 養蚕ようさんがく, 育種いくしゅがく, 園芸えんげいがくだいいちだい, 生物せいぶつ測定そくていがく, 放射線ほうしゃせん遺伝いでんがく, 害虫がいちゅうがく
  • 農芸のうげい学科がっか 16講座こうざ植物しょくぶつ栄養えいよう肥料ひりょうがく, 生物せいぶつ化学かがく, 栄養えいよう化学かがく畜産ちくさん栄養えいようがく, 有機ゆうき化学かがく, 醗酵はっこうがく, 土壌どじょうがく, 生物せいぶつ有機ゆうき化学かがく, 食糧しょくりょう化学かがく, 微生物びせいぶつ利用りようがく, 畜産ちくさんぶつ利用りようがく, 分析ぶんせき化学かがく, 酵素こうそがく, 農薬のうやくがく, 微生物びせいぶつがく, 食品しょくひん工学こうがく, 細胞さいぼう遺伝いでんがく
  • はやし学科がっか 8講座こうざ森林しんりん経理けいりがく, 造林ぞうりんがく, 林政りんせいがく, 森林しんりんすいおよ砂防さぼうがく, 森林しんりん利用りようがく, 森林しんりん植物しょくぶつがく, 森林しんりん動物どうぶつがく, 森林しんりん風致ふうち計画けいかくがく
  • 林産りんさん学科がっか 6講座こうざ森林しんりん化学かがく, 木材もくざい化学かがく, 高分子こうぶんしざい化学かがく, 木材もくざい物理ぶつりがく, 木質もくしつ材料ざいりょうがく, パルプがく製糸せいしがく
  • 獣医じゅうい学科がっか 14講座こうざ動物どうぶつ育種いくしゅ繁殖はんしょくがく, 獣医じゅうい解剖かいぼうがく, 獣医じゅうい生理学せいりがく, 比較ひかく病態びょうたい生理学せいりがく, 獣医じゅういない科学かがく, 獣医じゅうい外科げかがく, 獣医じゅうい病理びょうりがく, 獣医じゅうい薬理やくりがく, 獣医じゅうい微生物びせいぶつがく, 実験じっけん動物どうぶつがく, 獣医じゅうい公衆こうしゅう衛生えいせいがく, 獣医じゅうい臨床りんしょう病理びょうりがく, 獣医じゅうい生化学せいかがく, 獣医じゅうい動物どうぶつ行動こうどうがく
  • 水産すいさん学科がっか 6講座こうざ水産すいさんがくだいいちだいだいさんだいよん, 水産すいさん海洋かいようがく, 水産すいさん化学かがく
  • 農業のうぎょう経済けいざい学科がっか 5講座こうざ農学のうがくだいいち, 農政のうせいがく経済けいざいがくだいいちだいだいさん, 農業のうぎょう
  • 農業のうぎょう工学科こうがっか 6講座こうざ農地のうち工学こうがく, 農業のうぎょう水利すいりがく, 農業のうぎょうみずがく, 環境かんきょう調節ちょうせつ工学こうがく, 農業のうぎょう機械きかいがく, 農産のうさん機械きかいがく)。

1994ねん平成へいせい6ねん)、学科がっかせい廃止はいしし、現在げんざい課程かていせい移行いこうした。

教育きょういく研究けんきゅう

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農学部のうがくぶ

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農学部のうがくぶには上述じょうじゅつのように従来じゅうらい学科がっか設置せっちされていた(現在げんざい専修せんしゅう相当そうとう)が、1994ねん平成へいせい6ねん)に課程かていせい移行いこうし5課程かてい応用おうよう生命せいめい科学かがく生物せいぶつ環境かんきょう科学かがく生物せいぶつ生産せいさん科学かがく地域ちいき経済けいざい資源しげん科学かがく獣医じゅういがく)が設置せっちされた。獣医じゅういがく課程かていのぞかく課程かていには複数ふくすう専修せんしゅうかれ、それらの専修せんしゅう実験じっけん実習じっしゅうごとに1るいから10るいのいずれかにぞくするという複雑ふくざつなシステムであった(獣医じゅういがく課程かていじゅう医学いがく専修せんしゅう単独たんどくで8るい構成こうせいしていた)。「課程かてい」が縦割たてわ組織そしきであるのにたいし、「るい」はよこりの分類ぶんるいであるとえる。

その2006ねん平成へいせい18年度ねんど入学にゅうがくしゃより以下いかの3課程かてい15専修せんしゅう再編さいへんされ、同時どうじるい区分くぶん廃止はいしされた。

1988ねん昭和しょうわ63ねん)に畜産ちくさん獣医じゅうい学科がっかから改称かいしょうした、現在げんざい獣医じゅういがく課程かてい相当そうとうする獣医じゅうい学科がっかは、1984ねん昭和しょうわ59ねん)より6ねんせいとなった。

農学部のうがくぶスクールカラー 紫色むらさきいろである。

  • 応用おうよう生命せいめい科学かがく課程かてい
    • 生命せいめい化学かがく工学こうがく専修せんしゅうきゅう農芸のうげい学科がっか[2]
    • 応用おうよう生物せいぶつがく専修せんしゅう[3]
    • 森林しんりん生物せいぶつ科学かがく専修せんしゅう[4]
    • 水圏すいけん生物せいぶつ科学かがく専修せんしゅうきゅう水産すいさん学科がっか[5]
    • 動物どうぶつ生命せいめいシステム科学かがく専修せんしゅう[6]
    • 生物せいぶつ素材そざい化学かがく専修せんしゅう[7]
  • 環境かんきょう資源しげん科学かがく課程かてい
    • 緑地りょくち環境かんきょうがく専修せんしゅう[8]
    • 森林しんりん環境かんきょう資源しげん科学かがく専修せんしゅう[4]
    • 木質もくしつ構造こうぞう科学かがく専修せんしゅう[9]
    • 生物せいぶつ環境かんきょう工学こうがく専修せんしゅう[10]
    • 農業のうぎょう資源しげん経済けいざいがく専修せんしゅう[11]
    • フィールド科学かがく専修せんしゅう[12]
    • 国際こくさい開発かいはつ農学のうがく専修せんしゅう[13]
  • 獣医じゅういがく課程かていきゅう獣医じゅうい学科がっか、6ねんせい
    • 獣医じゅういがく専修せんしゅう[14]

大学院だいがくいん農学のうがく生命せいめい科学かがく研究けんきゅう

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1953ねん昭和しょうわ28ねん)に新制しんせい東京とうきょう大学だいがく大学院だいがくいん設置せっちされたさい農学部のうがくぶかく学科がっか対応たいおうする専門せんもん課程かていは、社会しゃかい科学かがく研究けんきゅう数物かずものけい研究けんきゅう化学かがくけい研究けんきゅう生物せいぶつけい研究けんきゅうかれて設置せっちされた。農業のうぎょう経済けいざいがく専攻せんこう社会しゃかい科学かがく研究けんきゅうに、 農業のうぎょう工学こうがく専攻せんこう数物かずものけい研究けんきゅうに、農芸のうげい化学かがく専攻せんこう化学かがくけい研究けんきゅうに、 農学のうがく専攻せんこう畜産ちくさんがく専攻せんこう獣医じゅういがく専攻せんこう林業りんぎょうがく専攻せんこう林学りんがく専攻せんこう水産すいさんがく専攻せんこう水産すいさんがく専門せんもん課程かてい生物せいぶつけい研究けんきゅうに、それぞれかれていた。

1965ねん昭和しょうわ40ねん)に改組かいそされて農学のうがくけい研究けんきゅう設置せっちされた。農学のうがくけい研究けんきゅうは、1994ねん平成へいせい6ねん)に大学院だいがくいん農学のうがく生命せいめい科学かがく研究けんきゅう改称かいしょうされるとともに大学院だいがくいん重点じゅうてん開始かいしされ、1996ねん平成へいせい8ねん)に重点じゅうてん完了かんりょうした(10専攻せんこう)。その1997ねん平成へいせい9ねん)に農学のうがく国際こくさい専攻せんこう2000ねん平成へいせい12ねん)になまけんシステムがく専攻せんこう設置せっちされた。

  • 生産せいさん環境かんきょう生物せいぶつがく専攻せんこうきゅう農学のうがく専攻せんこう
    資源しげん創成そうせい生物せいぶつがく講座こうざ応用おうよう生物せいぶつがく領域りょういき講座こうざ基礎きそ生物せいぶつがく領域りょういき講座こうざ協力きょうりょく講座こうざ(アジア生物せいぶつ資源しげんがく:アジア生物せいぶつ資源しげん環境かんきょう研究けんきゅうセンター)、寄付きふ講座こうざ植物しょくぶつ医科いかがく
  • 応用おうよう生命せいめい化学かがく専攻せんこうきゅう農芸のうげい化学かがく専攻せんこう応用おうよう生命せいめい工学こうがく専攻せんこう[2]
    生物せいぶつ機能きのう化学かがく講座こうざ生物せいぶつ生産せいさん化学かがく講座こうざ食品しょくひん科学かがく講座こうざ協力きょうりょく講座こうざ生体せいたい化学かがく定量ていりょう生命せいめい科学かがく研究所けんきゅうじょ)、寄付きふ講座こうざ機能きのうせい食品しょくひんゲノミクス)、寄付きふ講座こうざ味覚みかくサイエンス)
  • 応用おうよう生命せいめい工学こうがく専攻せんこうきゅう農芸のうげい化学かがく専攻せんこう応用おうよう生命せいめい工学こうがく専攻せんこう[2]
    生物せいぶつ分子ぶんし工学こうがく講座こうざ生物せいぶつ機能きのう工学こうがく講座こうざ協力きょうりょく講座こうざ細胞さいぼう分子生物学ぶんしせいぶつがく分子ぶんし細胞さいぼう生物せいぶつがく研究所けんきゅうじょ)、協力きょうりょく講座こうざ生物せいぶつ生産せいさん工学こうがく生物せいぶつ生産せいさん工学こうがく研究けんきゅうセンター)
  • 森林しんりん科学かがく専攻せんこうきゅう林業りんぎょうがく専攻せんこう林産りんさんがく専攻せんこう
    森林しんりん生命せいめい環境かんきょう科学かがく講座こうざ森林しんりん資源しげん環境かんきょう科学かがく講座こうざ協力きょうりょく講座こうざ(アジア生物せいぶつ環境かんきょうがく:アジア生物せいぶつ資源しげん環境かんきょう研究けんきゅうセンター)
  • 水圏すいけん生物せいぶつ科学かがく専攻せんこうきゅう水産すいさんがく専攻せんこう
    水圏すいけん生物せいぶつ工学こうがく講座こうざ水圏すいけん生命せいめい科学かがく講座こうざ水圏すいけん生産せいさん環境かんきょう科学かがく講座こうざ協力きょうりょく講座こうざ海洋かいよう生物せいぶつ科学かがく大気たいき海洋かいよう研究所けんきゅうじょ
  • 農業のうぎょう資源しげん経済けいざいがく専攻せんこうきゅう農業のうぎょう経済けいざいがく専攻せんこう
    国際こくさい食料しょくりょうシステムがく講座こうざ農業のうぎょう構造こうぞう経営けいえいがく講座こうざ開発かいはつ政策せいさく経済けいざいがく講座こうざ協力きょうりょく講座こうざひろしアジア経済けいざいろん東洋とうよう文化ぶんか研究所けんきゅうじょ
  • 生物せいぶつ環境かんきょう工学こうがく専攻せんこうきゅう農業のうぎょう工学こうがく専攻せんこう
    生物せいぶつ環境かんきょう情報じょうほう工学こうがく講座こうざ地域ちいき環境かんきょう工学こうがく講座こうざ生物せいぶつシステム工学こうがく講座こうざ連携れんけい講座こうざ(エコロジカル・セイフティーがく農業のうぎょう環境かんきょう技術ぎじゅつ研究所けんきゅうじょ
  • 生物せいぶつ材料ざいりょう科学かがく専攻せんこう
    生物せいぶつ素材そざい科学かがく講座こうざ材料ざいりょうじゅう科学かがく講座こうざ、バイオマス化学かがく講座こうざ
  • 農学のうがく国際こくさい専攻せんこう
    国際こくさい動物どうぶつ生産せいさんがく講座こうざ国際こくさい植物しょくぶつ生産せいさんがく講座こうざ地球ちきゅう生物せいぶつ環境かんきょうがく講座こうざ国際こくさい開発かいはつ環境かんきょうがく講座こうざ連携れんけい講座こうざ森林しんりん総合そうごう研究所けんきゅうじょ国際こくさい農林のうりん水産すいさんぎょう研究けんきゅうセンター食品しょくひん総合そうごう研究所けんきゅうじょ動物どうぶつ衛生えいせい研究所けんきゅうじょ
  • なまけんシステムがく専攻せんこう
    生物せいぶつ保全ほぜんがく講座こうざなまけん管理かんりがく講座こうざ協力きょうりょく講座こうざなまけん相関そうかん科学かがく)、連携れんけい講座こうざ(エコロジカル・セイフティーがく農業のうぎょう環境かんきょう技術ぎじゅつ研究所けんきゅうじょ
  • 応用おうよう動物どうぶつ科学かがく専攻せんこう
    高次こうじ生体せいたい制御せいぎょがく講座こうざ動物どうぶつ機能きのう科学かがく講座こうざ
  • 獣医じゅういがく専攻せんこうきゅう獣医じゅういがく畜産ちくさんがく専攻せんこう4ねんせい博士はかせ課程かてい
    比較ひかく動物どうぶつ医科いかがく講座こうざ病態びょうたい動物どうぶつ医科いかがく講座こうざ

附属ふぞく施設しせつ

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2000ねん平成へいせい12ねん4がつ1にちよりすべ農学のうがく生命せいめい科学かがく研究けんきゅう附属ふぞくとなった。同時どうじ通称つうしょうさだめられた。

所在地しょざいち記載きさいのあるものをのぞき、弥生やよいキャンパス(農学部のうがくぶ構内こうない)である。

農学のうがく生命せいめい科学かがく研究けんきゅう附属ふぞく
 
秩父ちちぶ演習えんしゅうりん(2013ねん
研究けんきゅう附属ふぞく農場のうじょう通称つうしょう耕地こうち生産せいさん教育きょういく研究けんきゅうセンター、東京とうきょう西東京にしとうきょう)と附属ふぞく緑地りょくち植物しょくぶつ実験じっけんしょ通称つうしょう緑地りょくち生物せいぶつ教育きょういく研究けんきゅうセンター、千葉ちばけん千葉ちば花見川はなみがわ):1954ねん昭和しょうわ29ねん園芸えんげい実験じっけんしょとして開設かいせつ1965ねん昭和しょうわ40ねん設置せっち1975ねん昭和しょうわ50ねん改称かいしょう、を改組かいそ統合とうごうして、さらに附属ふぞく演習えんしゅう林田はやしだ無試験むしけん教育きょういく研究けんきゅう機能きのうみ、2010ねん平成へいせい22ねん)4がつ1にち設置せっちされた。以下いかの3研究けんきゅう領域りょういき構成こうせいされている。
  • 情報じょうほう社会しゃかい研究けんきゅう領域りょういき
  • 農林のうりん生態せいたいけい研究けんきゅう領域りょういき
田無たなし試験しけんおよびきゅう緑地りょくち植物しょくぶつ実験じっけんしょ対応たいおうしている。
  • 生物せいぶつ物質ぶっしつ循環じゅんかん領域りょういき
きゅう農場のうじょう対応たいおうしている。きゅう農場のうじょうには、現在げんざい西東京にしとうきょうフィールドに相当そうとうする多摩たま農場のうじょうくわえ、1926ねん大正たいしょう15ねん3月31にち神奈川かながわけん中郡なかぐん二宮にのみやまち開園かいえんした二宮にのみや果樹かじゅえんゆうしていたが、2008ねん平成へいせい20ねん3月19にち閉園へいえんされ、その機能きのう多摩たま農場のうじょう敷地しきちない移転いてんされた。
  • 演習えんしゅうりん通称つうしょう科学かがくもり教育きょういく研究けんきゅうセンター)
  • 動物どうぶつ医療いりょうセンター(ベテリナリーメディカルセンター(VMC))1880ねん明治めいじ13ねんのう学校がっこう家畜かちく病院びょういんとして開設かいせつ2007ねん平成へいせい19ねん改称かいしょう
  • 水産すいさん実験じっけんしょ通称つうしょう水圏すいけん生物せいぶつ教育きょういく研究けんきゅうセンター)(静岡しずおかけん浜松はままつ):1936ねん昭和しょうわ11ねん設置せっち1970ねん昭和しょうわ45ねん現在地げんざいち移転いてん
  • 牧場ぼくじょう通称つうしょう高等こうとう動物どうぶつ教育きょういく研究けんきゅうセンター)(茨城いばらきけん笠間かさま):1949ねん昭和しょうわ24ねん設置せっち
  • アイソトープ農学のうがく教育きょういく研究けんきゅう施設しせつ1982ねん昭和しょうわ57ねん放射ほうしゃせい同位どうい元素げんそ施設しせつとして設置せっち,2017ねん平成へいせい29ねん改称かいしょう
  • 放射線ほうしゃせん育種いくしゅじょう共同きょうどう利用りよう施設しせつ茨城いばらきけん常陸太田ひたちおおた):1965ねん昭和しょうわ40ねん設置せっち,2024ねんれい6ねん廃止はいし
  • 技術ぎじゅつ基盤きばんセンター:2006ねん平成へいせい18ねん設置せっち
  • バイオトロン:1957ねん昭和しょうわ32ねん設置せっち2010ねん平成へいせい22ねん技術ぎじゅつ基盤きばんセンターない施設しせつとして統合とうごう
  • 小石川こいしかわ樹木じゅもくえん小石川こいしかわ植物しょくぶつえんきた):1909ねん明治めいじ42ねん設置せっち樹木じゅもく実験じっけん圃場ほじょう改組かいそして2004ねん平成へいせい16ねん設置せっち2010ねん平成へいせい22ねん技術ぎじゅつ基盤きばんセンターない施設しせつとして統合とうごう
  • しょく安全あんぜん研究けんきゅうセンター:2006ねん平成へいせい18ねん設置せっち
  • アグロバイオテクノロジー研究けんきゅうセンター:1984ねん昭和しょうわ59ねん設置せっち生物せいぶつ生産せいさん工学こうがく研究けんきゅう施設しせつ廃止はいしされ,1993ねん平成へいせい5ねん生物せいぶつ生産せいさん工学こうがく研究けんきゅうセンターとして学内がくない共同きょうどう教育きょういく研究けんきゅう施設しせつとなり,2021ねんれい3ねん)に改組かいそ改称かいしょうされ附属ふぞく施設しせつとして設置せっち
  • アジア生物せいぶつ資源しげん環境かんきょう研究けんきゅうセンター:1995ねん平成へいせい7ねん学内がくない共同きょうどう教育きょういく研究けんきゅう施設しせつとして設置せっち2021ねんれい3ねん)に改組かいそされ附属ふぞく施設しせつとして設置せっち


戦前せんぜんはこれらのほかにも、日本にっぽん統治とうち時代じだい台湾たいわん樺太からふと朝鮮ちょうせんなどに演習えんしゅうりん保有ほゆうしていた。

施設しせつとう

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脚注きゃくちゅう

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出典しゅってん

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  1. ^ 東大とうだい農学部のうがくぶ歴史れきし - 農学部のうがくぶ復興ふっこう整備せいび - 東京大学とうきょうだいがく農学部のうがくぶ”. www.a.u-tokyo.ac.jp. 2022ねん11月12にち閲覧えつらん
  2. ^ a b c 東京大学とうきょうだいがく大学院だいがくいん農学のうがく生命せいめい研究けんきゅう応用おうよう生命せいめい化学かがく専攻せんこう応用おうよう生命せいめい工学こうがく専攻せんこう
  3. ^ 東京大学とうきょうだいがく農学部のうがくぶ 応用おうよう生物せいぶつがく専修せんしゅう緑地りょくち環境かんきょうがく専修せんしゅう
  4. ^ a b 森林しんりん科学かがく専攻せんこう 東京大学とうきょうだいがく大学院だいがくいん農学のうがく生命せいめい科学かがく研究けんきゅう
  5. ^ 東京大学とうきょうだいがく農学部のうがくぶ大学院だいがくいん農学のうがく生命せいめい科学かがく研究けんきゅう 水圏すいけん生物せいぶつ科学かがく
  6. ^ 東大とうだい応用おうよう動物どうぶつ科学かがく専攻せんこう
  7. ^ 東京大学とうきょうだいがく農学部のうがくぶ応用おうよう生命せいめい科学かがく課程かてい生物せいぶつ素材そざい化学かがく専修せんしゅう
  8. ^ 東京大学とうきょうだいがく農学部のうがくぶ緑地りょくち環境かんきょうがく専修せんしゅう
  9. ^ 東京大学とうきょうだいがく農学部のうがくぶ 環境かんきょう資源しげん科学かがく課程かてい 木質もくしつ構造こうぞう科学かがく専修せんしゅう
  10. ^ 東京大学とうきょうだいがく農学部のうがくぶ生物せいぶつ環境かんきょう工学こうがく専修せんしゅう東京大学とうきょうだいがく大学院だいがくいん農学のうがく生命せいめい科学かがく研究けんきゅう生物せいぶつ環境かんきょう工学こうがく専攻せんこう
  11. ^ 東京大学とうきょうだいがく 大学院だいがくいん農学のうがく生命せいめい科学かがく研究けんきゅう 農業のうぎょう資源しげん経済けいざいがく専攻せんこう東京大学とうきょうだいがく農学部のうがくぶ 農業のうぎょう資源しげん経済けいざいがく専修せんしゅう
  12. ^ 東京大学とうきょうだいがく大学院だいがくいん農学のうがく生命せいめい科学かがく研究けんきゅう農学部のうがくぶ せいけんシステムがく専攻せんこう フィールド科学かがく専修せんしゅう
  13. ^ 東京大学とうきょうだいがく農学部のうがくぶ 環境かんきょう資源しげん科学かがく課程かてい 国際こくさい開発かいはつ農学のうがく専修せんしゅう
  14. ^ 東京大学とうきょうだいがく 農学のうがく生命せいめい科学かがく研究けんきゅう じゅう医学いがく専攻せんこう

参考さんこう文献ぶんけん

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関連かんれん項目こうもく

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外部がいぶリンク

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