柴しば貴たか正ただし

柴しば貴たか正ただし（しばたかまさ）は、日本にっぽんのゲームクリエイター。スクウェア・エニックス第だい7ビジネス・ディビジョン（第だい弐にプロデューサー統括とうかつ部ぶ）ディビジョン・エグゼクティブ兼けんプロデューサー^[1]。

略歴りゃくれき

同志社どうししゃ香里かおり中学校ちゅうがっこう・高等こうとう学校がっこう、同志社大学どうししゃだいがく卒業そつぎょう。安藤あんどう武博たけひろとは中学校ちゅうがっこうから大学だいがくに至いたるまでの同級生どうきゅうせいである。1999年ねん、エニックスへ入社にゅうしゃ。就職しゅうしょく浪人ろうにんした上うえでの入社にゅうしゃだったという。入社にゅうしゃ後ごはアシスタントを経へてオリジナルのうまい棒ぼう、オンラインゲームなど“変かわりもの”のプロデュースを担当たんとうする。

2003年ねんに代表だいひょう作さくである『ドラッグオンドラグーン』のプロデュースを担当たんとう。本人ほんにんの思おもい入いれも深ふかく、「中学ちゅうがく時代じだいの妄想もうそうをプロの手てで仕上しあげたもの」と後のちに語かたっている。

その後ご、再ふたたびオンライン事業じぎょう部ぶへ。スクウェア・エニックスが中国ちゅうごくでの運営うんえいを担当たんとうしている『ベルアイル』を手てがけた（日本にっぽんでの運営うんえいは他たの企業きぎょうが行おこなっている為ため、無関係むかんけいだと思おもわれる）。

2006年ねん、新あらたに『ドラゴンクエスト少年しょうねんヤンガスと不思議ふしぎのダンジョン』のプロデュースを担当たんとう。独特どくとくの映像えいぞう表現ひょうげん、特とくにシリーズ初はつのムービー表現ひょうげんを試こころみている。

2007年ねん、移植いしょく作さく『ファイナルファンタジータクティクス獅子しし戦争せんそう』プロデュースを担当たんとう。独特どくとくの映像えいぞう表現ひょうげん、原作げんさくを弄いじくらず、あくまでも追加ついかするだけに留とめている。追加ついか要素ようそはムービーとネットワーク対戦たいせん。ヤンガスで挑戦ちょうせんした手法しゅほうを踏襲とうしゅうしつつ、今回こんかいはイラストレータ吉田よしだ明彦あきひこの原画げんがを違和感いわかんなく動うごかすムービーを入いれ込こんでいる。

2008年ねん、スクウェア・エニックス初はつのアーケード向むけ完全かんぜんオリジナルタイトルとなる、『LORD of VERMILION』のプロデュースを担当たんとう。トレーディングカードアーケードゲームとして、「使つかい魔ま」カードに同社どうしゃの他た作品さくひんのキャラクターを登場とうじょうさせたり、内外ないがいの著名ちょめいなイラストレーターを起用きよう。翌よく2009年ねんからは、続編ぞくへんとなる『LORD of VERMILION II』が稼働かどう（引ひき続つづきプロデュースを担当たんとう）した。

2013年ねん 8月がつ22日にちより稼働かどう開始かいしした、シリーズ続編ぞくへん『LORD of VERMILION III』からは、プロデュースを丹沢たんざわ悠一ゆういちに委ゆだね、自身じしんはシリーズプロデューサーとして全体ぜんたいの統括とうかつに当あたっている。

作品さくひん

コンシューマ

ヴァルキリープロファイル：プロデュース補佐ほさ^[2]
ドラッグオンドラグーン：プロデュース^[3]
ドラッグオンドラグーン2：プロデュース
ドラゴンクエスト少年しょうねんヤンガスと不思議ふしぎのダンジョン：プロデュース^[3]
ファイナルファンタジータクティクス獅子じし戦争せんそう：PSP版はんプロデュース^[4]
ロードオブアルカナ：プロデュース^[2]
ロードオブアポカリプス：プロデュース
地獄じごくの軍団ぐんだん：プロデュース
ドラッグオンドラグーン3：プロデュース

アーケード

LORD of VERMILION/II：プロデュース^[3]
スクールオブラグナロク：プロデュース

オンライン作品さくひん

ディプスファンタジア：プロデュース^[2]
チェイスチェイス：プロデュース^[2]
ベルアイル：プロデュース
LORD of VERMILION ARENA：シリーズプロデュース/監修かんしゅう
フィギュアヘッズ：プロデュース^[5]

スマートフォン

ドラゴンクエストモンスターズスーパーライト：プロデュース^[6]
戦国せんごくアクションパズル DJノブナガ：プロデュース^[7]
ドラゴンクエストウォーク：プロデュース^[8]

脚注きゃくちゅう

[脚注きゃくちゅうの使つかい方かた]

^ “新しん企画きかく（？）“動うごく！スマゲ★革命かくめい”第だい1回かいは『DQM　スーパーライト』柴しばPとの同級生どうきゅうせい対談たいだん”. ファミ通ふぁみつう.App. エンターブレイン (2014年ねん4月がつ7日にち). 2014年ねん4月がつ19日にち閲覧えつらん。
^ ^a ^b ^c ^d “PSP「LORD of ARCANA」プロデューサー柴しば貴たか正ただし氏しにインタビュー”. 4Gamer (2010年ねん10月がつ9日にち). 2014年ねん3月がつ2日にち閲覧えつらん。
^ ^a ^b ^c “『ロードオブヴァーミリオン』開発かいはつ者しゃインタビュー”. ファミ通ふぁみつう.com (2008年ねん9月がつ5日にち). 2014年ねん3月がつ2日にち閲覧えつらん。
^ “新しん要素ようその秘密ひみつ満載まんさい！『ファイナルファンタジータクティクス獅子じし戦争せんそう』インタビュー完全かんぜん版ばん”. ファミ通ふぁみつう.com (2007年ねん3月がつ9日にち). 2014年ねん3月がつ2日にち閲覧えつらん。
^ “「フィギュアヘッズ」第だい2回かいCBTのテストレポートが公開こうかい。オープンβべーたテストと正式せいしきサービスの開始かいし時期じきは2016年ねん初頭しょとうに”. 4Gamer.net (2015年ねん10月がつ16日にち). 2016年ねん1月がつ22日にち閲覧えつらん。
^ “『DQM スーパーライト』プロデューサー激げき白しろ！あの顛末てんまつから今後こんごの展望てんぼうまで(前編ぜんぺん)”. ファミ通ふぁみつうApp (2014年ねん2月がつ20日はつか). 2018年ねん11月9日にち閲覧えつらん。
^ 楽器がっき (2018年ねん6月がつ15日にち). “「DJノブナガ」プレイ体験たいけん会かいでコスケさん，ねててさん，ダチョーさんが協力きょうりょくプレイに挑戦ちょうせん。柴しばプロデューサーに配信はいしん延期えんきの理由りゆうも尋たずねたところ――”. 4Gamer.net. 2020年ねん1月がつ10日とおか閲覧えつらん。
^ 山岡やまおか広樹ひろき (2019年ねん6月がつ3日にち). “【発表はっぴょう会かい】『ドラゴンクエストウォーク』プロデューサーの柴しば貴たか正ただし氏しが3つの特徴とくちょうを紹介しょうかい　堀井ほりい雄二ゆうじ氏しからは「スマホを持もって街まちを冒険ぼうけんして欲ほしい」との言葉ことばも”. Social Game Info. 2020年ねん9月がつ14日にち閲覧えつらん。