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くさび - Wikipedia

くさびくさび)とは、かた木材もくざい金属きんぞくつくられたV字形じけいまたは三角形さんかっけい道具どうぐ

一端いったんあつく、もう一端いったんかってだんだんうすくなるようにつくられている。隙間すきまむための形状けいじょうである。その用途ようととして、

  1. 隙間すきまひろげてもの
  2. ものものとがはなれないように周囲しゅういから圧迫あっぱくする

というまったくぎゃくのような目的もくてきがある。 また、奄美あまみ大島おおしまなどで使つかわれているチヂンという太鼓たいこには外周がいしゅう多数たすうのくさびをはいしてあり、くさびをたたくことでかわむすばれたひもかれてまり、かわつより、おとたかくなるようになっている。

修辞しゅうじ技法ぎほうとしては、意味いみもちいられることがおおく、たとえば、なか両者りょうしゃ関係かんけいわるくするような場合ばあいに「二人ふたりあいだにくさびを」などと使つかわれる。しかし、くさびをつことには接合せつごう強固きょうこにするという目的もくてきもあり、この意味いみもちいられている場合ばあいせい反対はんたいのことになる。

くさびは9000ねん以上いじょうまえから利用りようされており、その起源きげんはわかっていない。古代こだいエジプト石切場いしきりばでは、建築けんちくよういわかたまりるために青銅せいどうのくさびがもちいられた。れると膨張ぼうちょうするのくさびも同様どうようもちいられた。アメリカしゅう先住民せんじゅうみんぞくなかには、かくのくさびでり、カヌーいえなどさまざまなものをつくるのにもちいる部族ぶぞくもいた。

くさびがた

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三角形さんかっけい形状けいじょう表現ひょうげんとして、くさびがた・ウェッジシェイプとしてもちいられる。くつそこ一種いっしゅとしてウェッジソール(ウェッジヒール)などがある。

関連かんれん項目こうもく

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