派遣 戦士 山田 のり子
『
『まんがタウン』の
たかの | |
クレヨンしんちゃん まんがタウン まんがタウンオリジナル JOUR | |
レーベル | アクションコミックス |
クレヨンしんちゃん 1999 まんがタウン: 2000 まんがタウンオリジナル: 2002 JOUR:2024 | |
1999 | |
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『まんがタウンオリジナル』では
登場 人物
主人公
山田 のり子 生年月日 ・出身 地 ・年齢 ・電話 番号 ・住所 などは一切 不明 。(ただし、一度 、あっ荘 という自宅 と思 われるアパートが登場 したことがある[要 出典 ])ただ、女性 であること・未婚 であることは間違 いない。漫画 の舞台 となる会社 以前 にも、別 の会社 で“派遣 社員 ”として十 数 年 働 いたが、外見 が全 く変化 していない。髪 はおかっぱ[5]。ブラウス(シルク)・スカート(最 高級 ウール)・靴 (オーストリッチ)と、シンプルだが品質 ・ブランドに関 しては決 して妥協 をしていない。なお、タイツやストッキングはめったに履 かない。- 9
時 ジャストに出 て(相当 に強引 な形 で)、17時 00分 ジャストにきっちりと帰宅 する。タイムカードは毎回 同 じ時間 に打 つ。並大抵 のことでは始業 時間 に遅 れることはないが、万 が一 遅 れる場合 は狼煙 をあげる(狼煙 初 登場 時 は山 のりの前 の派遣 先 の会社 から派遣 先 である総務 課 に直接 電話 があって教 わるまでは、派遣 先 の総務 課 は火事 と勘違 いしていた)。退社 後 も英会話 や講習 などで多忙 な日々 を過 ごすが、ヒマな時 はとことんヒマで、5日 連続 予定 無 し、という場合 もある。 - これまでにこなした
仕事 は数多 くあり、風俗 系 を除 けば「山田 のり子 にできない仕事 はない」と言 わしめるスゴ腕 派遣 社員 である。秋 の休日 には里山 で「かかし」の仕事 もしている。ただしエレベーターは管轄 外 、受付 嬢 も未経験 らしい。また、笑顔 が苦手 で、かなり不気味 で怖 くなって[6]逃 げられてしまうことから、子供 やペット関係 の仕事 も未経験 と思 われる。 視力 や脚力 など、人間 としての基本 能力 からして卓越 した技能 をもっており、最大 で4つのことを同時 にできる。IC(集積 回路 )並 みの計算 能力 を有 する(計算 書 100枚 を短時間 で暗算 できるほど)。視力 は6.0以上 はあり、動体 視力 も非常 に優 れている。物 (人 )を一度 見 ただけで、瞬時 に重 さ・サイズを判別 できる。制服 の支給 の際 はその正確 性 に従 った「適正 」なサイズを支給 するため、場合 によっては「太 った」と宣告 されるようなものであり、受付 嬢 からは忌 み嫌 われている。また、触 れるだけでおおよその体 脂肪 もわかる。手品 も得意 。ほっぺたがとても柔 らかく、プラス温 かさなどで、同僚 の女性 社員 達 の癒 しの存在 ともなっている(本人 は触 られて困惑 したり嫌 がったりすることもある)その柔 らかさで、体調 の変化 がわかることもある。ちなみに、足 の皮 も柔 らかい。脚力 は人間 の限界 能力 まで瞬時 に動作 でき、あまりの速 さに、傍 からは足 が4、5本 あるかのように見 えることも、さらに電車 と同 じ速度 で自転車 を漕 ぐことができる。超 音波 や低 周波 を発振 でき、それによるアクティブソナーの使用 、動物 との交信 、音波 攻撃 が可能 。アメリカ某 大統領 と知 り合 いだったり、インフルエンザが流行 した時 に医療 機関 の手 が足 りないと知事 から要請 が来 るなど、その人脈 は謎 だらけ。- ヨガを
趣味 にしており、体 は柔軟 で段 ボールに入 ることも可能 。他人 にメイクするのも趣味 で、時間 が無 くて化粧 が出来 なかった女性 社員 に、ものすごい速 さで化粧 を施 すが、やり過 ぎて濃 くなり過 ぎ、別人 になってしまう。 初対面 では表情 は判別 不可能 だが、慣 れると多少 理解 可能 。普段 は、顔 に鼻 も口 も無 く、鼻 は鼻水 が出 た時 に位置 がわかるだけ。口 はものを食 べる時 や表情 を変 える時 (笑顔 (その意味 は色々 )、怖 い顔 、変 顔 など)の時 、何 か咥 えている時 など、口 を使 う時 だけ描 かれている。爽 やかな顔 をするときは大抵 良 いことがない(体調 が悪 いなど)。「コピー機 でニセ札 を作 れるんじゃ…」と言 われた時 、すごく微妙 な笑顔 を見 せたことから、皆 に「やったことあるんだ」と思 われている。七 つ道具 として、日本 刀 :山田 のり子 の必須 アイテム・ソーイングセット・ペン・ミニ工具 セット・手帳 ・ハンカチ・ティッシュを所持 。語学 (英語 、仏語 、露 語 、アラビア語 など)は堪能 。(50か国 語 話 せるとも。)手話 も5か国 語 できる。新聞 は電子 ではなく紙 派 。他 国語 版 も読 み、弁当 を包 む紙 に使 うことも。外国 人 からの電話 にも楽々 応対 するが、メモをする時 は原語 のまま書 くため、他 の人 には読 めない。所有 資格 は歯科 医師 免許 、フグ調理 、救命 救急 士 や地方 の検定 など、大 きな検定 から小 さな検定 まで百 を超 える資格 を持 つらしい。柔道 5段 、剣道 4段 、書道 3段 、華道 ・将棋 2段 。ご当地 検定 も総 ナメで、受験 資格 に「山田 のり子 でないこと」とわざわざ書 かれているほど。ハリもやるが、これは資格 は無 く趣味 なので、失敗 することもある。仕事 一筋 のようだが、意外 と乙女 チックな一 面 もある。そして結婚 願望 も少 なからずあるらしく(「結婚 運 が無 い」と書 かれた占 いの紙 を握 り潰 すなど、結婚 が遅 いことを気 にしている様子 )、寿 退社 予定 の女性 社員 に目 突 きを食 らわせるなど、惚気 話 や結婚 が絡 むと八 つ当 たりすることも多々 ある[7]。(逆 に、失恋 した人 を慰 めてあげることも)ただし、色恋 に関 することや女心 を読 んだりするのは、基本 的 に苦手 としていて、失恋 した人 に「医者 と弁護士 の合 コンに連 れて行 くと約束 したために他 の女性 社員 達 の恨 みを買 ってしまったり、杉山 に最初 に告白 された時 も、その意味 を考 え過 ぎて勘違 い。彼 の顔 や髪型 を自分 そっくりに変 えてしまった。彼 に正式 に告白 された時 は、まんざらでもない様子 だったが、彼 と君 江 和佳 が付 き合 っているように見 えるよう仕向 けるあたり、その想 いに答 える気 は無 さそう。替 えのストッキングを持 っていない(めったにはかないせいもあるが)など、女子 力 には欠 ける。野球 観戦 に行 ったことがあるが、その際 ホームランを刀 で打 ち返 してしまったため、出入 り禁止 になっている。派遣 社員 であるということだけで後述 の山 のり大嫌 い部長 を始 め偏見 から不当 な扱 いを受 けることもある上 、上司 である課長 が正社員 としての採用 打診 を考 えるほどの人材 であるが、本人 は派遣 以外 の働 き方 に興味 は無 いらしい(定時 に帰 れるからなのではと思 わせる描写 もある)。猫 が大好 きで、別 会社 から今 の2倍 の派遣 料 を提示 されて乗 り気 になっていた時 、男性 社員 に「親戚 が猫島 に住 んでいて同僚 ならいつでも泊 まれる」と聞 いて即 残留 を決 めるほど。逆 に言 えば、今 の職場 はとても楽 しいらしいとはいえ、派遣 料 次第 ではいつ辞 めても未練 は無 い様子 。他 に焼 き芋 が大 好物 という、普通 の人間 っぽい一 面 も。毎年 1000通 近 い年賀状 を受 け取 り、うち100通 近 くがお年玉 くじに当 たっている。そのため、年賀状 を郵便 局 に持参 したり賞品 を運 ぶ時 はリヤカーを使 い、電化 製品 を質 に入 れたりしている。職場 ではそれなりの人間 関係 を築 いているがプライベートでの交友 関係 は不明 (ただしクレヨンしんちゃんの黒磯 とは物 を貸 し借 りする関係 にあるらしい)。また、社 で最 もに親切 にしてくれる高橋 に感謝 して、お礼 として休日 にアメリカの某 大統領 との面会 に連 れて行 ったり、派遣 ゆえに同僚 や仲間 と一緒 に帰 ったことがないのを少 し寂 しく思 っているが、たまたま高橋 と一緒 に帰 った時 、嬉 しくて彼女 を帰宅 手段 No.3(一人 用 気球 船 に吊 り下 げられる)に招待 するなど、彼女 のことはいい意味 で特別 扱 いしている。服 などを購入 する際 はプラチナカードで支払 ったりする反面 、道端 で1円 を見 つけただけで目 を光 らせたりと極端 。ロシアやシンガポール、中国 など海外 に旅行 したり、給料 日 前 には、弁当 が極端 に質素 になりすぎる(ご飯 のみ、桜 ご飯 、落葉 のみで調理 法 を考 えてしまうほど極端 )。意外 と便秘 症 。漫画 の中 で台詞 を与 えられたことは一 度 もない。とはいえ無口 と言 うわけではなく、「他 の人 の台詞 の一部 」と言 う形 で表記 されることが多 い(一見 オノマトペのような形 でごく短 い台詞 が表記 されたことがある(「カッ(カツ)」「ふ…(麩 )」等 )。フキダシに入 ったセリフはほとんど例 が無 く、その形 で彼女 が言 った最長 のセリフは11巻 の「私 は内戦 から逃 れた某国 の王女 なのです」。(ただし催眠 術 で見 せた幻覚 。)他 には、部長 に対 して専務 の声 真似 で喋 ったことがある。また、フキダシがないセリフも数多 くみられる。(まかせろ、しっかりしなさい、そのとーりなど)弱点 は親父 ギャグ・ゴキブリ(特 にゴキブリは人一倍 苦手 。発狂 したり、気絶 することも。刀 でやっつけることもあるが、後片付 けはしない)・花粉 症 (かなりひどい方 らしく、春先 の花粉 症 シーズンには対策 を怠 らない。ある意味 超 人的 な方法 を取 ることもある。1度 花粉 症 対策 のため、別人 だと思 われてしまうほどの厚化粧 をしてきた)・グリーンピース・子供 の扱 い(前述 の通 り、笑顔 がかなり不気味 になってしまうため、毎回 泣 きながら逃 げられてしまう。同 じ理由 で猫 に逃 げられたこともある)ウインクも苦手 で、顔 が引 きつってしまう。実 はバドミントンがかなりヘタクソ。もう1つ苦手 なのが、スマホ。ただし、使 いこなせないのではなく、機械 の反応 が手 の速 さについて来 られないから、という理由 。ヨイショもちょっと苦手 。手 や足 や首 、果 ては全身 まで、エクステを自作 し、多用 している。日本 刀 は山田 のり子 の象徴 とも言 うべき道具 。その用途 は、回 を重 ねるに従 い、多様 なものとなっていく。多 く見受 けられるのは、脅迫 (他 の社員 の仕事 を催促 するのが多 い)だが、その他 に下記 の用途 に用 いている。ちなみに、日本 刀 は替 刃 式 (で、かつカッターのように欠 けたら、一部 を折 ることが出来 る)になっていたり、刀 と見 せかけて鞘 から抜 くと側面 の汚 れを服 にこすり付 ける定規 だったり、心 を落 ち着 かせるためのラベンダーなど、刃 にあたる部分 を意外 なものに取 り替 えている場合 も多 い(刀 自体 をニセモノと取 り替 えているのかもしれないが)。日本 刀 の用途 は、傘 代 わり、アイスノン代 わり、ハエたたき、髭 剃 り、鉛筆 削 り、爪 切 り、まつげ切 り、紙 破 り、ふぐの調理 、冷蔵庫 にぎっしり入 ったゼリー切 り、バームクーヘン切 り、タイヤキ斬 り、缶 を一刀両断 、ゴキブリ斬 り・避 け、ダンボールの運搬 、廊下 で仮眠 、切 り子 ガラスの作製 、皿回 し、つぼ回 し、背中 にいれる、部長 のヅラ(鬘 )浮 かし、太陽光 で部長 に仕返 し、じゅうたんの毛 落 とし、本 の日焼 け削 り、頭 をなでる、刃先 を判子 として使 う、刃先 に異臭 をつける、散 らばった書類 を集 める、床 の目 に詰 まったホコリをとる、りんごの皮 むき(幅 は1ミリメートルくらい)、とりもちで電話 を取 る、ロッカーの隙間 からシャーペンの芯 (しかも使 いかけ)を取 る、刃 を(赤 くなるまで)熱 しお茶 に入 れて熱 くする、樹木 の剪定 (くまさんカット)、玄関 前 の氷 カットなど多数 。- 「るり
子 」という姪 がいる。小学生 くらいで、中国 在住 だが、家出 してそれを「プチ家出 」と呼 ぶほどの行動 力 を持 つ。オリジナルには勝 てないが、パソコンを使 ったり手 の動 きが速 い、のり子 に東大 の勉強 を教 えてもらうなど、スペックはかなり高 い。趣味 は四柱推命 。 後輩 の君 江 和佳 については、優秀 であり、根 はいい人 であるがゆえに、無下 にできない分 、苦手 にしている。そのため、普段 は徹底的 に避 けているが、彼女 が風邪 を引 いた時 は心配 し、黒井 さん(カラス)や遠隔 操作 ロボットによる間接 的 な方法 とはいえ、世話 をしてあげた。また、時 には英語 手話 で会社 の愚痴 をい合 うこともある。
山田 のり子 の周 りにいる人物
総務 課長 派遣 会社 に山田 のり子 の派遣 を申 し入 れた張本人 (「らしい!?」)。山 のりの繰 り広 げる行動 に、戦々恐々 としている。回 によっては「係長 」として登場 したり、他 の「課長 」が出 てきたりする。台風 の日 は残業 禁止 にするなど、部下 思 いな様子 。時 には部長 にも食 って掛 かる。痔 持 ち。足 が少 し短 い。- 「
消費 税 が50%になったとしても外 せない」と豪語 するほどそば、特 に新 そば好 き。 祖父 が元 海軍 の通信 士 で、よく聞 かされていたらしく、モールス信号 が理解 できる。- のり
子 にお茶 を出 させて客 にリピートさせることで寒 い時 に自分 が出向 く回数 を減 らす、新年 明 け最初 のお茶 当番 がのり子 になるように操作 して毎年 うまいお茶 を飲 めるようにするなど、意外 に腹黒 い一 面 も。 五十肩 。そのため、のり子 からもらった特製 マジックハンドを愛用 。部長 - ハゲ
頭 とイヤミがトレードマーク。さすがにセクハラはしないようだ(とはいえ、初回 登場 時 (ファイル.1)には、「セクハラ部長 」と周囲 の女性 社員 に思 われる描写 がある)。初期 ではヅラをかぶっていた。 - のり
子 のことは初 登場 時 は「山田 ちゃん」、初期 の一部 は「山田 さん」その他 は基本 的 に「山田 のり子 」と呼 び捨 てである。 山田 のり子 を「派遣 でありながら大 きな態度 を取 るナマイキ女 」と定義 し、色々 とイヤミや嫌 がらせを仕掛 けるが、毎度 のように切 り返 されてしまう。山田 のり子 も彼 のことを苦手 としており、どんな手段 を取 ってでもできる限 り顔 を合 わせないようにしている。しかし、こっそり頭髪 を増 やして気分 良 くさせたり、体調 悪化 をツボ押 しで救 ったこともある(ただし押 した跡 が「ハゲ」と並 んでいた)など心 の底 から嫌 っているわけではなく、仕事 を円滑 にすることも考 えれば出来 れば仲良 くしたいと思 っていて、あくまで部長 のイヤミに対抗 しているだけである、しかし部長 の定年 を望 んでいる描写 もあり、そうでないと分 かった瞬間 舌打 ちをしたこともある。総務 課長 からも嫌 われている描写 がある。ただし山 のりと同 じく○○屋 の饅頭 が好物 である。- 1
度 、山 のりが大量 の箱 を運 んでいる時 に「人 として手 を貸 すべきだろう」と、声 をかけようとしたことがある(結局 彼女 はちゃんと落 とさない対策 を取 っていたために、実際 に手出 しをすることはなかったが)また、とっさのこととはいえ、階段 から転落 したのり子 を助 けたこともある。それらのことから、本気 で困 っていると思 えば、たとえ嫌 いな山 のり相手 でも協力 しようという気持 ちはあるらしい。また、「社会 人 だから」と、新年 のあいさつはする。ちなみに、派遣 嫌 いはのり子 だけでなく、君江 に対 しても同 じ。 社内 で初 めて刀 で攻撃 された人物 。19巻 時点 で、勤続 40年 目 らしい。営業 マン総務 課 から備品 を無断 で持 ち出 したり、必要 な手続 きをしようとしない営業 課 所属 のヒラ社員 。無断 持 ち出 しの癖 が抜 けない営業 マンと、様々 な手段 (バンジージャンプなど)を駆使 して持 出 伝票 の提出 を迫 る山田 のり子 との攻防 が見 もの。たまにしっかり伝票 を書 いていったりすると、のり子 がほめに来 たり、腐乱 した状態 の特殊 メイクでつまらなそうにされたりする。直接 のり子 が来 られない場合 、オフィスを爆破 されたり代理 ロボットに攻撃 されたりもしている。さらに一 句 読 みに来 ただけという場合 もある。営業 マンの上司 - 「お
前 また総務 から勝手 に物 もってきただろ」「伝票 書 いてこい!」と営業 マンを叱 るのがお約束 。
同僚 の女性 社員 達
高橋 同 じ課 で働 く線 目 の女性 社員 。他 の女性 より身長 が高 めで、おっとりとした容姿 だが、仕事 はでき、山田 のり子 に最 も親切 に扱 われている。また本人 も彼女 を尊敬 しており、少 しでも近 づこうと日々 努力 している。名前 は長 らく不明 だったが、第 9巻 の女性 社員 と山 のりの会話 で明 らかになった。広田 とも仲 がいい。- よく
見 ているためか、のり子 がリアル人形 などと並 んでもちゃんと見分 けられたり、彼女 の体調 不良 などによる動 きのごくわずかな変化 にも気 づき、他 の社員 に呆 れられるほどである。 最 ものり子 に親切 にしていることから、彼女 に感謝 され、お礼 として休日 にアメリカの某 大統領 に会 いに行 くのり子 に同行 したことがある。広田 同 じ課 で働 く女性 社員 。ハキハキとした容姿 で、のり子 や高橋 とも仲 がいい。名前 の判明 は高橋 より遅 く、第 10巻 で課長 が業務 のメモを見 て彼女 のだと気 づくシーンが初 登場 。気 が強 く、男性 社員 に対 して怒鳴 りつけることもある。コンタクト着用 。
同僚 など
杉山 別 の部署 で働 くヒラ社員 。山田 のり子 に恋 をしており、たびたび仕事 の様子 を眺 めているが、山 のり相手 にはそれすらもままならない。たびたび自分 をアピールしようとするが、恋 沙汰 が苦手 な山 のり相手 にはすれ違 ってしまう様子 。「好 きです」と告白 したら、その意味 を考 え過 ぎた山 のりによって山 のりそっくりの髪型 ・メイクをされてしまった。10巻 で「つきあってください」と言 ったが、そのとき彼 は緊張 で腹 具合 が悪 くなっており、トイレにつきあってほしいと勘違 いされた。19巻 では、のり子 を目 で追 うようになってから動体 視力 と制止 視力 が上 がったことから、社内 野球 チームにスカウトされ、4番 で活躍 している。- のり
子 は、君江 に指摘 されるまで恋心 を抱 かれていることに気付 かなかった。 - のり
子 に釣 り合 うようになるため、君江 にはビジネススキルを教 わっているが、同時 にのり子 を巡 るライバル的 な目 でも見 られている。 - ちなみに、
初 登場 は1巻 で、営業 部 所属 。その時 はまだのり子 への恋愛 要素 は無 かった。 山田 のり子 のデスクを覗 こうとする社員 同 じ課 で働 く二 人組 の男性 社員 。のり子 の引 き出 しから書類 を借 りようとして思 いがけないトラップに嵌 る。相方 の男性 社員 いわく「おちょくられている」。たまに借 りると見 せかけてフェイントをかけると罠 の落 とし穴 もフェイントだったりする。また、ペンを借 りようとすることもあるが、やはり罠 に嵌 って酷 い目 に遭 う。書類 総務 課長 も一度 開 けたことがあり、異常 なほど引 き出 しが長 く恐 れおののいていたが、書類 はちゃんと入 っていた。女性 社員 の1人 も一 度 2段 目 を開 けたことがあり、中 は冷蔵庫 になっていたが、お仕置 きは発動 、タライが落 ちてきた。ちなみに、2人 のうちの1人 は、いつも見 ているだけで、開 けることは無 いため、お仕置 きは受 けない。- 1
度 、ヘビの玩具 を仕掛 けて仕返 しをしたことがあり、確 かにのり子 を驚 かせたが、とっさにそれで縄跳 びをするという彼女 の行動 に、逆 に驚 かし返 された。 - よく
仕事 をミスする社員 - ちょっとチャラい
見 た目 の男性 社員 。仕事 をミスしてはのり子 に日本 刀 で斬 りつけられるのが日常 。 真剣 白刃 取 りで受 け止 めようとするが、刀 の思 いもよらぬ状態 に、いつも失敗 する。猫 男子 社員 猫 大好 きの男性 社員 。同 じ猫 好 きとして、のり子 とは写真 をやりとりしたり、野良猫 を抱 きしめたいと彼女 に仲介 を頼 むなど、仲 は良好 。- 1
度 、他社 から2倍 の派遣 料 を提示 されて乗 り気 になっていたのり子 を思 い止 まらせるため、「親戚 が猫島 に住 んでいて同僚 ならいつでも泊 まれる」と言 い、即 残留 を決 めさせたことがある(隣 で課長 は感涙 していた)。 - のり
子 の扱 いが上手 く、書類 を確認 してもらう際 、注意 を引 くため、わざとスマホで猫 の鳴 き声 を鳴 らして手 を止 めさせることがある。 - いつも
何 もされないわけではなく、超 カワイイ猫 の動画 サイトを教 えようとして殴 られたことがある。ただし、その理由 は「そんなものを知 ってしまったら仕事 が手 につかなくなるから」で、のり子 本人 の心中 は血 の涙 だったらしい。 新見 第 一 巻 途中 で入社 してきた新入 社員 。はじめ、のり子 の行動 を見 て、自分 もあれをやらなくてはいけないのかと恐 れる。(その後 、のり子 は人間 なのかと質問 し、怒 らせている。)その後 は普通 の社員 と同 じ扱 いで登場 するが、周 りに比 べ後輩 であると思 わせる描写 が多 い。水虫 をもっている。- 15
巻 で、名前 が「新見 」と判明 した。 君 江 和佳 (きみえ わか)- のり
子 と同 じ派遣 先 の後輩 。掲載 誌 移籍 の際 に設 けられた作品 紹介 ページにて、「F商事 」の同僚 で唯一 記述 があった(2024年 時点 [4])。仕事 ぶりは優秀 で物腰 も丁寧 だが、のり子 を「(のり子 )お姉 さま」と呼 び、同時 に崇拝 者 (百 合 ?)でもある(投 げキッスをしたりハグをしようとするなど)ため、周囲 からは変人 扱 いされている。わざわざのり子 と同 じ会社 を希望 し、病気 で休 む中川 という社員 の代 わりに資材 課 に配属 。 彼女 を崇拝 するようになったのは、就職 が決 まらず派遣 会社 に登録 して腐 っていた時 、山 のりに刀 で枝 毛 を切 られたことで、色々 吹 っ切 れたため、という、よくわからない理由 。のり子 と違 い、ゴキブリが平気 。杉山 ののり子 に対 する恋心 に唯一 気 づいていた人間 で、ライバル的 な目 で見 ているが、同時 にビジネススキルを教 えている。- のり
子 を真似 て隠 し通路 やエクステを作 ることもある。ごく初期 のみ、ツインテールだった。 黒井 さん- のり
子 の友達 のカラス。伝票 を取 りに行 ったりのり子 の悪口 を言 っている社員 に糞 をあてたり、婦警 編 では捜査 に協力 したりした。
他 の職場 の人々
鈴木 中居 編 で登場 。たばや旅館 の接客 チーフ。パーマをかけた年配 の女性 。のり子 の行動 に驚 いている。動物 達 - たばや
旅館 周辺 の山林 に住 んでいる。最初 に友達 になったのは猪 。 行方 不明 の客 の捜索 や、自 らの通勤 、客 の送迎 などに協力 してもらっている。のり子 はクマとともに自殺 志願 者 を救 ったこともある。- たばや
旅館 のなんでも直 すお兄 さん - のり
子 に呼 び出 され、鹿 の角 を直 した。 村 さん婦警 編 で登場 する刑事 。のり子 の素性 を暴 こうとするも失敗 している。最近 ではすっかりのり子 に慣 れていて、張 り込 みに協力 してもらったりしている。村 さんの部下 - のり
子 と、すっかり慣 れている村 さんに戦々恐々 としている。
書誌 情報
- たかの
宗 美 『派遣 戦士 山田 のり子 』双葉社 〈アクションコミックス〉、既刊 22巻 (2023年 7月 12日 現在 )- 2002
年 7月 12日 発売 、ISBN 4-575-93784-3 - 2003
年 11月28日 発売 、ISBN 4-575-93857-2 - 2004
年 12月17日 発売 、ISBN 4-575-93913-7 - 2005
年 11月28日 発売 、ISBN 4-575-93971-4 - 2006
年 11月12日 発売 、ISBN 4-575-94036-4 - 2007
年 10月 27日 発売 、ISBN 978-4-575-94131-9 - 2008
年 10月 11日 発売 、ISBN 978-4-575-94194-4 - 2009
年 10月 10日 発売 、ISBN 978-4-575-94247-7 - 2010
年 10月 12日 発売 、ISBN 978-4-575-94296-5 - 2011
年 10月 12日 発売 、ISBN 978-4-575-94330-6 - 2012
年 10月 12日 発売 、ISBN 978-4-575-94361-0 - 2013
年 10月 12日 発売 、ISBN 978-4-575-94393-1 - 2014
年 10月 28日 発売 、ISBN 978-4-575-94427-3 - 2015
年 10月 28日 発売 、ISBN 978-4-575-94460-0 - 2016
年 10月 22日 発売 、ISBN 978-4-575-94487-7 - 2017
年 4月 12日 発売 、ISBN 978-4-575-94497-6 - 2018
年 7月 12日 発売 、ISBN 978-4-575-94530-0 - 2019
年 7月 12日 発売 、ISBN 978-4-575-94551-5 - 2020
年 8月 11日 発売 、ISBN 978-4-575-94572-0 - 2021
年 9月 9日 発売 、ISBN 978-4-575-94596-6 - 2022
年 9月 12日 発売 、ISBN 978-4-575-94609-3 - 2023
年 7月 12日 発売 、ISBN 978-4-575-94620-8
- 2002
- よりぬき
版 - 『
派遣 戦士 山田 のり子 よりぬき愛 』2012年 10月 12日 発売 、ISBN 978-4-575-94362-7 - 『
派遣 戦士 山田 のり子 よりぬき乱 』2013年 5月 10日 発売 、ISBN 978-4-575-94381-8 - 『
派遣 戦士 山田 のり子 よりぬき 癒』2014年 10月 28日 発売 、ISBN 978-4-575-94428-0
- 『
『まんがタウン』2007
脚注
- ^ a b “
月刊 まんがタウンが今 号 で休刊 、「かりあげクン」「鎌倉 ものがたり」は漫画 アクションへ”. コミックナタリー (ナターシャ). (2023年 12月5日 ) 2023年 12月5日 閲覧 。 - ^
双葉社 ジュール編集 部 [@jour_hensyuubu] (2024年 2月 1日 ). "🩷JOUR3月 号 は明日 2/2(金) 発売 !!🤎今 号 も超 豪華 ――!! 🎉月刊 まんがタウンより移籍 ✈️著者 コメントはスレッドをチェック! 「派遣 戦士 山田 のり子 」 ✍️@yamanori_shunin". X(旧 Twitter)より2024年 2月 2日 閲覧 。 - ^
双葉社 ジュール編集 部 [@jour_hensyuubu] (2024年 2月 1日 ). "『派遣 戦士 山田 のり子 』作者 たかの宗 美 先生 からのコメント👇 まんがタウンより引 っ越 して参 りました! えらい場違 いな作品 と思 われるでしょうが、もともとミョーなマンガなので、箸休 めのつもりで楽 しんで頂 けたら嬉 しいです。末永 くよろしくお願 い致 します!!". X(旧 Twitter)より2024年 2月 2日 閲覧 。 - ^ a b たかの
宗 美 2024, p. 128-137. - ^
昔 は長 く、ポニーテールにしていたが、高速 で走 ると人 にぶつかって危 ないので、やめたらしい。 - ^
植物 でさえ、その不気味 さに怯 えて元気 を無 くしてしまうほど。 - ^ ただ、
杉山 の好意 に鈍感 だったり、10巻 の高校生 編 では自分 を好 きだと言 う男子 生徒 がいたにもかかわらず断 ってしまうなど、結婚 が遅 いのには本人 の責任 もいくらかあると思 われる。
参考 文献
- たかの
宗 美 「派遣 戦士 山田 のり子 」『JOUR 2024年 3月 号 (通巻 757号 )』第 40巻 、第 4号 、双葉社 、128-137頁 、2024年 2月 2日 。ASIN B0CSKSHW3C。(2024年 2月 2日 発売 /本編 p.129-136、作品 紹介 p.128、単行 本 広告 p.137)