興奮こうふん(こうふん)は、主しゅとして精神せいしんが高揚こうようすること。昂奮こうふんや亢奮こうふんとも表記ひょうきする。
精神せいしん医学いがくでは、急性きゅうせいアルコール中毒ちゅうどくや統合とうごう失調しっちょう症しょう、躁病そうびょうにみられる多弁たべん、思考しこうの飛躍ひやく、焦燥しょうそう感かんといったような精神せいしん状態じょうたいを指さす。恋愛れんあい感情かんじょうなどや、性的せいてきなことでも用もちいられる表現ひょうげん(性的せいてき興奮こうふん)。
生物せいぶつ学がくでは、生体せいたいや器官きかん・臓器ぞうき、組織そしきが刺激しげきによって反応はんのうして、静止せいし状態じょうたいから活動かつどう状態じょうたいになることをいう。また、細胞さいぼうレベルでは、刺激しげきによって細胞さいぼう膜まくのイオン透過とうか性せいが変化へんかすることによって、電位差でんいさが生しょうじ、活動かつどう電位でんいが発生はっせいした状態じょうたいを「興奮こうふん」と呼よぶ。神経しんけいや筋肉きんにくは興奮こうふん性せい組織そしきといわれる。
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