熱田あつた神宮じんぐう公園こうえん野球やきゅう場じょう

熱田あつた神宮じんぐう公園こうえん野球やきゅう場じょう（あつたじんぐうこうえんやきゅうじょう）は、愛知あいち県けん名古屋なごや市し熱田あつた区くの熱田あつた神宮じんぐう公園こうえん内うちにある野球やきゅう場じょうである。

熱田あつた神宮じんぐう公園こうえん野球やきゅう場じょう （熱田あつた愛知あいち時計とけい120スタジアム） 　Atsuta Baseball Stadium
熱田あつた球場きゅうじょう
施設しせつデータ
所在地しょざいち	愛知あいち県けん名古屋なごや市し熱田あつた区く旗屋はたや一いち丁目ちょうめ10番ばん45号ごう
座標ざひょう	北緯ほくい35度ど7分ふん55.05秒びょう 東経とうけい136度ど54分ふん4.9秒びょう
開場かいじょう	1950年ねん
所有しょゆう者しゃ	愛知あいち県けん
管理かんり・運用うんよう者しゃ	愛知あいち県けん都市とし整備せいび協会きょうかい（指定してい管理かんり者しゃ）
グラウンド	内野ないや：クレー舗装ほそう 外野がいや：天然てんねん芝しば
照明しょうめい	なし
収容しゅうよう人員じんいん
13,000人にん (観覧席かんらんせき定員ていいん：9,000人にん)
グラウンドデータ
球場きゅうじょう規模きぼ	グラウンド面積めんせき：－m2 両翼りょうよく：91.44m （300ft） 中堅ちゅうけん：115.82m （380ft）

概要がいよう

航空こうくう写真しゃしん

熱田あつた神宮じんぐう宮みや域いき整備せいび事業じぎょうの一環いっかんとして1950年ねんに建設けんせつされた野球やきゅう場じょうで、一般いっぱんには単たんに熱田あつた球場きゅうじょうと呼よばれる。メインスタンドは1963年ねんに作つくられ、1986年ねんに改築かいちくを受うけている。

愛知あいち県けんの高校こうこう野球やきゅうの聖地せいちとして全国ぜんこく高等こうとう学校がっこう野球やきゅう選手権せんしゅけん愛知あいち大会たいかいの決勝けっしょうが開ひらかれるなど、親したしまれていた。2021年ねん現在げんざいは、主おもに岡崎おかざき市民しみん球場きゅうじょうで決勝けっしょうが開催かいさいされている。

2008年ねんは高校こうこう野球やきゅう選手権せんしゅけん西にし愛知あいち大会たいかいの準決勝じゅんけっしょうと決勝けっしょうでも使用しようされたが、2018年ねんは東ひがし愛知あいち大会たいかい同様どうよう、岡崎おかざき市民しみん球場きゅうじょうで行おこなわれた。

2018年ねん4月がつ1日にちより名古屋なごや市し熱田あつた区くに本社ほんしゃを置おく愛知時計電機あいちとけいでんきが施設しせつ命名めいめい権けんを取得しゅとくし、「熱田あつた愛知あいち時計とけい120スタジアム」の名称めいしょうがつけられた。120は「いちにいまる」と呼よび、2018年ねんに愛知あいち時計とけいが創立そうりつ120周年しゅうねんを迎むかえるため付つけられた。期間きかんは3年間ねんかんで、使用しよう料りょうは税別ぜいべつ120万まん円えん。

なお「熱田あつた神宮じんぐう」の名前なまえがついているが神宮じんぐうの敷地しきち内ないにはなく、約やく1,000mはなれた神宮じんぐう公園こうえん内ないにある。公園こうえん内ないには国くにの史跡しせきに指定していされている断だん夫おっと山やま古墳こふんなどがある。

敷地しきち規模きぼ

グラウンド

熱田あつた神宮じんぐう公園こうえんは都心としんの住宅じゅうたく街がいにあり　その中なかに断だん夫おっと山やま古墳こふん・野球やきゅう場じょう・グラウンドが配置はいちされているため、野球やきゅう場じょうの施設しせつ面積めんせきは狭せまい。野球やきゅう場じょうの一塁いちるい側がわ及およびネット裏うらあたりは民家みんかや寺院じいんに接せっしているため飛球ひきゅう防止ぼうしネットが設置せっちされ、三塁さんるい側がわも他たのグラウンドへの飛球ひきゅう防止ぼうしのためネットが設置せっちされている。また、外野がいや方向ほうこうは堀川ほりかわの土手どてになるためグラウンドやスタンドの拡張かくちょうは困難こんなんと考かんがえられる。

設備せつび概要がいよう

ネット裏うら席せき・内野ないや席せきは全すべてベンチシートで、外野席がいやせきには芝生しばふが敷設ふせつしてある。

スコアーボードは、得点とくてんとSBO及および選手せんしゅ名めい表示ひょうじが可能かのうだが、選手せんしゅ名めいのみ手書てがきとなる。

ちなみにこの球場きゅうじょうではストライクを緑色みどりいろのランプで、ボールを黄色きいろのランプで表示ひょうじしている（アウトは赤あかのランプ）。

エピソード

現在げんざい、プロ野球やきゅうで使用しようされることはないが、1986年ねん、中日ちゅうにちドラゴンズのファン感謝かんしゃデー会場かいじょうに使つかわれたことがある（同年どうねんオフにナゴヤ球場きゅうじょうの改装かいそう工事こうじが行おこなわれたため）。

1987年ねんも、ナゴヤ球場きゅうじょうの改装かいそう工事こうじが同年どうねん3月がつまでかかったため、中日ちゅうにちドラゴンズの代替だいたい本拠地ほんきょちとしてオープン戦せんが開催かいさいされた。

2023年ねんは中日ちゅうにちドラゴンズが秋季しゅうきキャンプで使用しようした。

交通こうつう手段しゅだん

• 名古屋なごや市営しえい地下鉄ちかてつ名城線めいじょうせん・西高にしこう蔵くら駅えき下車げしゃ 徒歩とほで約やく5分ふん。
• 名古屋なごや市営しえい地下鉄ちかてつ名港めいこう線せん・日比野ひびの駅えき下車げしゃ 徒歩とほで約やく15分ふん。

駐車ちゅうしゃ場じょう

公園こうえん利用りよう者しゃ用よう、および野球やきゅう場じょう専用せんようの駐車ちゅうしゃ場じょうが利用りようでき、約やく90台だいが駐車ちゅうしゃできる。

関連かんれん項目こうもく

• 日本にっぽんの野球やきゅう場じょう一覧いちらん

外部がいぶリンク

• 熱田あつた神宮じんぐう公園こうえん野球やきゅう場じょう