石橋いしばし 和かず（いしばし やわら、1873年ねん（明治めいじ6年ねん）6月がつ3日にち[1] - 没年ぼつねん不ふ詳しょう）は、日本にっぽんの内務ないむ・警察けいさつ官僚かんりょう。官選かんせん県知事けんちじ。
福岡ふくおか県けん出身しゅっしん。石橋いしばし伊三郎いさぶろうの三男さんなんとして生うまれる[1]。第一高等学校だいちこうとうがっこうを卒業そつぎょう[2]。1899年ねん、東京とうきょう帝国ていこく大学だいがく法科ほうか大学だいがくを卒業そつぎょう。同年どうねん11月がつ、文官ぶんかん高等こうとう試験しけん行政ぎょうせい科か試験しけんに合格ごうかく。内務省ないむしょうに入省にゅうしょうし土木どぼく局きょく属ぞくとなる[2]。
以後いご、滋賀しが県けん参事官さんじかん、岩手いわて県けん参事官さんじかん、埼玉さいたま県警けんけい部長ぶちょう、埼玉さいたま県けん事務じむ官かん・第だい四よん部ぶ長ちょう、愛知あいち県けん事務じむ官かん・警察けいさつ部ぶ長ちょう、福島ふくしま県けん事務じむ官かん・内務ないむ部長ぶちょう[3]、岐阜ぎふ県けん内務ないむ部長ぶちょう、大阪おおさか府警ふけい察部長ちょう、東京とうきょう府ふ内務ないむ部長ぶちょうなどを歴任れきにんした[1][4]。
1915年ねん1月がつ8日にち、佐賀さが県けん知事ちじに就任しゅうにん[4]。1917年ねん1月がつ17日にち、岐阜ぎふ県知事けんちじに転任てんにん。美濃みの九きゅう郡ぐんの米べい生産せいさん検査けんさ制度せいどを実施じっしし、大井川おおいがわの水利すいり権けん問題もんだいの解決かいけつなどを行おこなう。同年どうねん4月がつの第だい13回かい衆議院しゅうぎいん議員ぎいん総そう選挙せんきょで岐阜ぎふ県けんにおける与党よとう政友せいゆう会かいが振ふるわず、同年どうねん12月がつ17日にちに知事ちじを休職きゅうしょくとなる[5][6]。1918年ねん10月29日にちに依願いがん免めん本官ほんかんとなり退官たいかんした[7]。
