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社交不安障害 - Wikipedia

社交しゃこう不安ふあん障害しょうがい(しゃこうふあんしょうがい、えい: social anxiety disorder: SAD)あるいは社交しゃこう恐怖きょうふ(しゃこうきょうふ、えい: social phobia)とは、自分じぶん他人たにんからどうられるか、どうおもわれるかを過度かど心配しんぱいすることで不安ふあんかんじるために、社交しゃこう(人間にんげん関係かんけい)を過度かどけたり、えたりすることによって、相当そうとう苦痛くつうがある、または生活せいかつ重大じゅうだい支障ししょうがあるという精神せいしん障害しょうがいである[1][2]対人たいじん恐怖症きょうふしょうとほぼ同義どうぎ[2]

社交しゃこう不安ふあん障害しょうがい
概要がいよう
診療しんりょう 精神せいしん医学いがく
分類ぶんるいおよび外部がいぶ参照さんしょう情報じょうほう
ICD-10 F40.1, F93.2
ICD-9-CM 300.23
MedlinePlus 000957
Patient UK 社交しゃこう不安ふあん障害しょうがい
MeSH D010698

混同こんどうされやすいが、正常せいじょうかつ疾患しっかんではない「内気うちき(人見知ひとみしり)」とは、たんいのいないパーティなどをこわがるといったものである[1]たいして、社交しゃこう不安ふあん障害しょうがいでは、ひとったり、人前ひとまえたりするたびに毎回まいかい動悸どうき下痢げり発汗はっかんふるえ、ときパニック発作ほっさといった不安ふあん症状しょうじょうこる疾患しっかん[2][3]。こうした症状しょうじょうかえこることで日常にちじょう生活せいかつ支障ししょうをきたし、症状しょうじょうけるためとして、ひとうこと、外出がいしゅつけるようになる[2]

2008ねん日本にっぽん精神せいしん神経しんけい学会がっかいは、「社会しゃかい」から「社交しゃこう」へと訳語やくご変更へんこうした[4]以前いぜんのDSM-IVでは社会しゃかい恐怖きょうふ社会しゃかい不安ふあん障害しょうがい併記へいき、それ以前いぜんのDSM-IIIでは社会しゃかい恐怖きょうふである[4]対人たいじん恐怖きょうふ概念がいねんているとする意見いけんがある[4]

治療ちりょうは、認知にんち行動こうどう療法りょうほう優先ゆうせんされ、薬物やくぶつ療法りょうほうでは選択せんたくてきセロトニンさい阻害そがいやく(SSRI)であり、反応はんのう部分ぶぶんてきである場合ばあいにこれらが併用へいようされる[5]子供こども若年じゃくねんしゃでの薬物やくぶつ療法りょうほうや、大人おとなでのSSRI以外いがいくすり推奨すいしょうされない[6]具体ぐたいてき治療ちりょうほうについては「社交しゃこう不安ふあん障害しょうがい#治療ちりょう」を参照さんしょう

ひとから注目ちゅうもくあつめる場面ばめんにおいて、だれしも不安ふあんかんじることがあり、それをあがりしょうんだり、とくにあがりやすいひとシャイんだりする。通常つうじょうは、そういった場面ばめんれるうちにあがりにくくなるものであり、身体しんたいてき症状しょうじょうはあまり発現はつげんしない。

これにたいして社交しゃこう不安ふあん障害しょうがいは、対人たいじん場面ばめん過剰かじょう不安ふあん緊張きんちょう誘発ゆうはつされるあまり、動悸どうきふるえ・赤面せきめん発汗はっかんなどの身体しんたい症状しょうじょうつよ発現はつげんし、そういった場面ばめんにはなかなかれないため、対人たいじん関係かんけいがうまくきずけず集団しゅうだんなか孤立こりつしてしまったり、たとえしなければならないことであっても、対人たいじん場面ばめん次第しだいけるようになり、日常にちじょう生活せいかつ多大ただい影響えいきょうおよぼすてんことなる。

おも症状しょうじょう

編集へんしゅう

社交しゃこう不安ふあん障害しょうがい患者かんじゃつよ不安ふあんかんじる場面ばめんとして、もっとおおいのが「見知みしらぬひとや、すこ顔見知かおみしりのひととの会話かいわ」と「人前ひとまえでの発言はつげん・スピーチ」、いで、「権威けんいがあるひと(社会しゃかいてき立場たちばうえひと)との面談めんだん会話かいわ」、「会社かいしゃ電話でんわをとる」、「受付うけつけ手続てつづきをする」、「人前ひとまえ文字もじく」、「人前ひとまえでごはんべる」、「会食かいしょくやパーティに参加さんかする」などである。

このような場面ばめん社交しゃこう不安ふあん障害しょうがい患者かんじゃには、さまざまな症状しょうじょう身体しんたいあらわれる。つよ不安ふあんかんじる、つよ緊張きんちょうかんじる、あたましろになりなにこたえられない、こえふるえる、こえない、手足てあしふるえ、めまい動悸どうきくちかわく、赤面せきめんする、あせる、がする、のむかつきとう症状しょうじょうがある。

こうしたつよ不安ふあんけるため、またひとられたくないとかんがえるあまり、社交しゃこう不安ふあん障害しょうがい患者かんじゃ周囲しゅうい人々ひとびととの接触せっしょくや、人前ひとまえでの活動かつどうけるようになり、日常にちじょう生活せいかつ支障ししょうおよぼすことになる。また、症状しょうじょう慢性まんせいすると、うつびょうパニック障害しょうがいなどが併発へいはつする危険きけんせいがある。

症状しょうじょうはパニック障害しょうがいているが、パニック障害しょうがいが「」や「精神せいしんてきにおかしくなってしまうこと」にたいするつよ不安ふあんであり発作ほっさてき症状しょうじょう発現はつげんするのにたいし、社交しゃこう不安ふあん障害しょうがいでは「ひと」や「社交しゃこう場面ばめん」にたいするつよ不安ふあんであるところなどがことなっている。

自殺じさつかんがえたことがある」にん割合わりあいはうつびょうひとよりもおおく、実際じっさい周囲しゅういひとおもっている以上いじょう患者かんじゃたちなやんでいるといわれる[7][8][9][10]

生涯しょうがいゆうびょうりつは3 - 13%とわれておりけっしてまれ病気びょうきではない[11]。5さい以下いかなど世代せだいわず発症はっしょうするが、とくに15さいごろ思春期ししゅんきおおく、一般いっぱんてき不安ふあん障害しょうがいなかもっと発病はつびょう年齢ねんれいひく病気びょうきわれている。その一方いっぽう、30 - 40だいあたりに管理かんりしょくにつき、人前ひとまえはな機会きかいおおくなり発症はっしょうするといったケースもめずらしくない。

診断しんだん基準きじゅん

編集へんしゅう

DSMをもとに作成さくせいされた簡易かんい構造こうぞう面接めんせつほう(M.I.N.I.)によれば、以下いかのすべての項目こうもくてはまる場合ばあい社交しゃこう不安ふあん障害しょうがい可能かのうせいがある[12]

  • 人前ひとまえで、はなしをしたり食事しょくじをしたり文字もじいたりするときに他人たにんから注目ちゅうもくされているとおもうと、こわくなったり戸惑とまどったりする
  • それは、自分じぶんでもこわがりすぎているとおも
  • それは、わざわざけたり、じっと我慢がまんしたりしなければならないほどである
  • それによって職業しょくぎょう社会しゃかい生活せいかつさまたげられているか、またはいちじるしい苦痛くつうかんじている

治療ちりょうてき介入かいにゅうするかを評価ひょうかするために社交しゃこう恐怖きょうふ評価ひょうか尺度しゃくど英語えいごばん(SPIN)や、Liebowitz社交しゃこう不安ふあん尺度しゃくど英語えいごばん(LSAS)のような評価ひょうか尺度しゃくど使用しよう考慮こうりょできる[13]

鑑別かんべつ診断しんだん

編集へんしゅう

正常せいじょう内気うちきは、侮辱ぶじょくされるのをおそれたり、いのいないパーティをこわがるといったものである[1]社交しゃこう不安ふあん障害しょうがいとなるのは、相当そうとう苦痛くつうがある、または生活せいかつ重大じゅうだい支障ししょうがあるものである[1]

回避かいひせいパーソナリティ障害しょうがいでは、社交しゃこう回避かいひ早期そうきからはじまって持続じぞくしており、行動こうどうパターンとしてひろくなっている[1]広場ひろば恐怖症きょうふしょうでは回避かいひ社交しゃこう状況じょうきょうだけでない[1]限局げんきょくせい恐怖症きょうふしょう社交しゃこう以外いがい状況じょうきょう回避かいひする[1]うつびょうでは意欲いよく興味きょうみ減退げんたいによって社交しゃこう状況じょうきょうから退しりぞいている[1]

回避かいひせいパーソナリティ障害しょうがいアルコール薬物やくぶつ乱用らんよう気分きぶん障害しょうがい不安ふあん障害しょうがい精神病せいしんびょう自閉症じへいしょう併存へいそんしている場合ばあいがある[14]自己じこ治療ちりょうとしてのアルコールは収拾しゅうしゅうがつかなくなりがちで、こう不安ふあんやく種類しゅるいによっては不安ふあん依存いぞんまねき、離脱りだつ不安ふあんこすような状態じょうたいおちいりうる[1]

治療ちりょう

編集へんしゅう

英国えいこく国立こくりつ医療いりょう技術ぎじゅつ評価ひょうか機構きこう(NICE)の2013ねん診療しんりょうガイドラインにしたがえば以下いかである。

うつびょうエピソード以降いこう社交しゃこう不安ふあんはうつびょう治療ちりょうじゅんじ、社交しゃこう不安ふあん障害しょうがい先行せんこうしている場合ばあい社交しゃこう不安ふあん障害しょうがい治療ちりょうがなされる[15]

社交しゃこう不安ふあん障害しょうがいのための認知にんち行動こうどう療法りょうほうであるクラークとウェルズしきか、暴露ばくろふくむヘインバーグしきによって、やく4ヶ月かげつあいだの15かいほどのセッションである[16]。もし、これをことわ薬物やくぶつ療法りょうほうこの場合ばあいには、認知にんち行動こうどう療法りょうほうことわ懸念けねんについてはなわれる[17]社交しゃこう不安ふあん障害しょうがいでは、曝露ばくろふくんでいる認知にんち行動こうどう療法りょうほうおこなわれ、従来じゅうらいれ(馴化じゅんか)を目的もくてきとしていたがいまではことなる目的もくてきでなされるものもある[18]

薬物やくぶつ療法りょうほうでは選択せんたくてきセロトニンさい阻害そがいやく(SSRI)である。エスシタロプラムまたはセルトラリンであり、反応はんのうがないか部分ぶぶんてきである場合ばあいには認知にんち行動こうどう療法りょうほう追加ついかする[19]。エスシタロプラムまたはセルトラリンに反応はんのうしないか副作用ふくさようのため中止ちゅうしとなったさいには、フルボキサミンパロキセチンベンラファキシン考慮こうりょされるが、パロキセチンおよびベンラファキシンには中止ちゅうしSSRI離脱りだつ症候群しょうこうぐん可能かのうせいがあり、過剰かじょう摂取せっしゅ毒性どくせい自殺じさつのリスクがともな[20]

どもや若年じゃくねんしゃでは心理しんりがくてき介入かいにゅうによって、8~12かいにわたり社会しゃかいてき状況じょうきょうたいする技能ぎのう訓練くんれんする[21]

推奨すいしょうされないのは、どもや若年じゃくねんしゃへの定期ていき服用ふくよう薬物やくぶつ療法りょうほう、あるいは大人おとなでの定期ていき服用ふくようさんたまきけいこううつやくこう精神病せいしんびょうやくこうてんかんやくベンゾジアゼピンセント・ジョーンズ・ワート、またはマインドフルネスベース心理しんり療法りょうほうである[6]

心理しんり療法りょうほう

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認知にんち行動こうどう療法りょうほう

編集へんしゅう

メタ分析ぶんせきによって、社交しゃこう不安ふあんしょうたいする認知にんち行動こうどう療法りょうほう有効ゆうこうせい実証じっしょうされている[22]国内こくないでも、社交しゃこう不安ふあんしょう認知にんち行動こうどう療法りょうほうマニュアル公開こうかいされている。そのおも技法ぎほうとして、動画どうがフィードバック、注意ちゅういシフトトレーニング、行動こうどう実験じっけんがある。

  • 動画どうがフィードバックとは、不安ふあんかんじる場面ばめんにおけるいを治療ちりょうしゃ動画どうが撮影さつえいし、それをもとに「実際じっさいには動悸どうきふるえ・赤面せきめん発汗はっかんなどは、客観きゃっかんてきるとそれほどひどくない(=他者たしゃはひどいとおもっていない)」ということをってもらえるようサポートする技法ぎほうになっている。たとえば、動画どうがとおして客観きゃっかんてき自分じぶん姿すがたると、じつ自分じぶんおもっていたほどふるえていなかった(=他者たしゃからするとふるえがにならない)ということにづくことができる場合ばあいがある。
  • 注意ちゅういシフトトレーニングでは、自分じぶん自身じしん内部ないぶ身体しんたい感覚かんかく動悸どうきなど)にいた意識いしきを、外部がいぶ会話かいわ内容ないよう他者たしゃ様子ようすなど)へとそらすことで、不安ふあん軽減けいげんできるようサポートされる。
  • 行動こうどう実験じっけんとは、安全あんぜん確保かくほ行動こうどうをせず不安ふあんかんじる行動こうどう会話かいわ発表はっぴょうなど)をしたとき、おそれていることが実際じっさいこるか検証けんしょうする技法ぎほうである。これによって、不安ふあんかんじる行動こうどうをしても実際じっさいにはおそれていることはこらないと理解りかいでき、不安ふあんかん軽減けいげんされていく。行動こうどう実験じっけんおこなさいには、あらかじめ患者かんじゃおそれていることを丁寧ていねいにききとり、それが実際じっさいこるかどうかを検証けんしょうする方法ほうほうについて、患者かんじゃ協同きょうどうかんがえていく。また、検証けんしょうさいには、安全あんぜん確保かくほ行動こうどう自己じこ注目ちゅうもくをせずに、他者たしゃ反応はんのう注意深ちゅういぶか観察かんさつできるよう支援しえんする[23][24]

さらに、行動こうどう実験じっけんくわえて、インタビューほう活用かつようすることができる。これは、おそれている事柄ことがら他者たしゃ評価ひょうかなど)について他者たしゃにインタビューをすることで、不安ふあんかんじる行動こうどうをしても実際じっさいには他者たしゃにしていない(わる評価ひょうかをしていない)と認識にんしきできるよう、サポートする技法ぎほうである[25]

また、リー (2016) ・ホフマン (2012) は、認知にんち行動こうどう療法りょうほうアプローチ・心理しんり教育きょういく一環いっかんとして、治療ちりょうさいささえとなるつぎのような認知にんちかんがかた提示ていじしている[26][27]

  • 自分じぶん内部ないぶこっていることや、自分じぶんがどううまくうかということに焦点しょうてんてすぎないようにする。わりに、自分じぶんくわわっている会話かいわで、はなしみみかたむ自分じぶん参加さんかすることに集中しゅうちゅうする(リー,2016,198ぺーじ28-30ぎょう)」
  • 他人たにんは、あなたがどれほど不安ふあんかんじていても、ほとんどづかないかもしれないてんおぼえておく。あなたがかんがえているほど、不安ふあんえてあらわれることはほとんどない(リー,2016,198ぺーじ31-33ぎょう)」
  • 他人たにんは、かならずしもあなたの言動げんどう注意ちゅういはらっているわけではない。かれらは注意ちゅういのほとんどを自分じぶん自身じしんのことにけていることがおおく、みずからのかかえる問題もんだいにこそ関心かんしんがある(リー,2016,199ぺーじ1-3ぎょう)」
  • だれでも不安ふあんになることはある。毎回まいかい会話かいわすべて『完璧かんぺき』に必要ひつようはどこにもない(リー,2016,199ぺーじ5-6ぎょう)」
  • 自分じぶんらしく自然体しぜんたいでいればよいだけであり、ありのままの自分じぶんれよう(リー,2016,199ぺーじ7ぎょう)」
  • 他人たにんよりもはるかに、自分じぶん自分じぶんきびしくしていることをまなびます。だからこそ、ありのままの自分じぶん人前ひとまえなにかする状況じょうきょう完璧かんぺきでないことをふくむ)でいることが大切たいせつです(ホフマン,2012,83ぺーじ8-10ぎょう)」
  • ひととかかわる状況じょうきょうでの不安ふあんかんはとても私的してきな(あなたしかわからない)体験たいけんであることをまなびます。心臓しんぞう高鳴たかなりも、のひらの発汗はっかんも、ひざふるえているのも他人たにんからはみえません(ホフマン,2012,83ぺーじ14-15ぎょう)」
  • 人前ひとまえでの出来できおもっている以上いじょうわるくはないことにもづいていきます。実際じっさい社交しゃこう不安ふあんでないひとでも、あなたよりも社会しゃかいてきスキルがずっとりないひと世間せけんにたくさんいます(ホフマン,2012,83ぺーじ24-26ぎょう)」
  • 不安ふあん自然しぜんるのを体験たいけんできるように、ひととかかわる状況じょうきょう十分じゅうぶんながくとどまる機会きかいをもつようにしていきます(ホフマン,2012,84ぺーじ1-2ぎょう)」
  • ひととかかわる状況じょうきょう最中さいちゅうやその前後ぜんごに、自分じぶん自身じしんただしく勇気ゆうきづけ、方向ほうこうづける方法ほうほうまなびます(ホフマン,2012,84ぺーじ3-4ぎょう)」

なお、近年きんねんあらたに、マインドフルネスアクセプタンス&コミットメント・セラピーれた治療ちりょうほう開発かいはつされてきている[28]。また、社交しゃこう不安ふあん症状しょうじょうのため医療いりょう機関きかん利用りようできていないケースがあることや、認知にんち行動こうどう療法りょうほう実施じっしできる医療いりょう機関きかんすくないことなどから、社交しゃこう不安ふあんしょうたいする認知にんち行動こうどう療法りょうほう自宅じたくけられる、インターネットをもちいた認知にんち行動こうどう療法りょうほう (ICBT) も注目ちゅうもくされている[28]

出典しゅってん

編集へんしゅう
  1. ^ a b c d e f g h i アレン・フランセス 2014, pp. 86–89.
  2. ^ a b c d わたし発達はったつ障害しょうがいかも」の半数はんすう以上いじょう勘違かんちがい…対人たいじん関係かんけいなやんだときにっておきたい「発達はったつ障害しょうがい」の診断しんだん基準きじゅん”. ライブドアニュース. 2023ねん3がつ11にち閲覧えつらん
  3. ^ 『DSM-IV-TR』§社会しゃかい恐怖きょうふ-診断しんだんてき特徴とくちょう
  4. ^ a b c 笠原かさはらさとしぼこSocial Phobiaは社交しゃこう恐怖きょうふか?」(pdf)『精神せいしん神経しんけい雑誌ざっしだい112かんだい7ごう、2010ねん、644-649ぺーじNAID 10028059087 
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  16. ^ 英国えいこく国立こくりつ医療いりょう技術ぎじゅつ評価ひょうか機構きこう, Capt1.3.2, 1.3.13-1.3.14.
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  25. ^ 稲田いなだ 泰之やすゆきくすのき 無我むが (2019ねん6がつ). パニックしょう社交しゃこう不安ふあんしょう恐怖症きょうふしょう患者かんじゃさんのための認知にんち行動こうどう療法りょうほうやさしくはじめから. じほう. pp. 132-133 
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参考さんこう文献ぶんけん

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診療しんりょうガイドライン
医学いがくしょ
  • アレン・フランセス大野おおのひろし翻訳ほんやく)、中川なかがわ敦夫あつお翻訳ほんやく)、柳沢やなぎさわ圭子けいこ翻訳ほんやく)『精神せいしん疾患しっかん診断しんだんのエッセンス―DSM-5の上手じょうず使つかかた金剛こんごう出版しゅっぱん、2014ねん3がつISBN 978-4772413527 Essentials of Psychiatric Diagnosis, Revised Edition: Responding to the Challenge of DSM-5®, The Guilford Press, 2013.

関連かんれん項目こうもく

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外部がいぶリンク

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