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符号点 - Wikipedia

符号ふごうてん(ふごうてん)は、符号ふごう文字もじ集合しゅうごううちの、文字もじあててうる個々ここてんコードポイント (code point)。Unicodeでは符号ふごう位置いち(ふごういち)とやくす。文脈ぶんみゃくによってはたんてん(てん、point)ともいう。

符号ふごうてん文字もじて「うる」てんであり、規格きかくによっては、実際じっさい文字もじてる以外いがいに、エスケープなどの目的もくてき文字もじ以外いがいなにかがてられることもある。

符号ふごうてんのバイトれつ

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符号ふごう空間くうかんは、1次元じげんのこともあれば、多次元たじげんのこともある。そのなか符号ふごうてんは、座標ざひょう相当そうとうする整数せいすうれつ特定とくていされる。Unicodeのように符号ふごう空間くうかん1次元じげん場合ばあいは、ながさ1の整数せいすうれつ、つまり、1つの整数せいすうとなる。Unicodeの用語ようごでは「Unicodeスカラー」とう。

整数せいすうれつは、文字もじ符号ふごう方式ほうしきによりバイトれつ変換へんかんされる。もっと単純たんじゅんなスキームでは整数せいすうれつがそのままバイトれつになるが、一般いっぱんには、じか整数せいすうとしてたものとはことなる変換へんかんされたり、ながさもわったりする。

ぐんめんてん

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符号ふごうてん(このふしでは、以下いかたんてんぶ)とは、整数せいすうれつ(バイトれつではない)を最後さいごまで使つかって指定していされるてんじょう部分ぶぶん集合しゅうごうである。それにたいし、最後さいごから2番目ばんめ整数せいすうまでを使つかって指定していされる、多数たすうてんからなるせんじょう部分ぶぶん集合しゅうごうという。同様どうように、最後さいごから3番目ばんめ整数せいすうまでを使つかって指定していされる、多数たすうからなるめんじょう部分ぶぶん集合しゅうごうめんといい、最後さいごから4番目ばんめ整数せいすうまでを使つかって指定していされる、多数たすうめんからなる部分ぶぶん集合しゅうごうぐんという。

上位じょういからならべなおすと、ぐんめんてんであり、ぐん多数たすうめんからなり、めん多数たすうからなり、多数たすうてんからなる。それぞれを特定とくていする最後さいご整数せいすうを(つまり、最後さいごから4番目ばんめ整数せいすうからじゅんに)、ぐん番号ばんごうめん番号ばんごう番号ばんごうてん番号ばんごう、あるいはたんに、ぐんめんてんという。このような、上位じょういからぐんめんてんとする階層かいそう構造こうぞう以前いぜんISO/IEC 10646のものである(ぐんは2011ねん改訂かいてい廃止はいしされた)。

当然とうぜんながら、符号ふごう空間くうかん次元じげんひく整数せいすうれつみじか場合ばあいには、上位じょうい整数せいすう使つかわない。ぐんめんだい規模きぼ文字もじセットともな使つかわれるようになったものであるが、てんJIS X 0208など以前いぜんから使つかわれていた。

とくにJISなどで、番号ばんごうてん番号ばんごうからなる2つの整数せいすうくみ区点くてん番号ばんごう、あるいはたん区点くてんという。

表現ひょうげん

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てん位置いち)について、ASCIIなどでは、とくにこれといった表現ひょうげん方法ほうほうはなく、オクテットのじゅうろくしんほうなどで「'A'は4116である」といったように表現ひょうげんする。JIS X 0208などでは「xyてん」あるいは「x-y」(xとyは普通ふつう十進法じっしんほう)と表現ひょうげんする。JIS X 0213では「めん」がそのまえくわわる。UnicodeやISO/IEC 10646では、"U+" ののちにUnicodeスカラじゅうろくしんつづけて「U+3042」のようにしてあらわす。

参考さんこう資料しりょう

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Unicodeにかんする用語ようご日本語にほんご表記ひょうきつぎにならった。Unicode Terminology English - Japanese”. Unicode, inc. 2010ねん1がつ1にち閲覧えつらん