縫ぬい線せん核かく(ほうせんかく)とは脊椎動物せきついどうぶつの脳幹のうかんにある神経しんけい核かくの一ひとつである。大おおきく吻側核かく群ぐん、背せ側がわ縫ぬい線せん核かく、 尾お側がわ核かく群ぐんに細ほそ分類ぶんるいされる[1]。睡眠すいみん覚醒かくせい・歩行ほこう・呼吸こきゅうなどのパターン的てきな運動うんどうや注意ちゅうい・報酬ほうしゅうなどの情動じょうどうや認知にんち機能きのうにも関与かんよする。その投射とうしゃは脳のう全体ぜんたいにわたっている。生化学せいかがく的てきにはセロトニンを含ふくむ細胞さいぼうが存在そんざいするのが大おおきな特徴とくちょうである。