黒木くろき勘蔵かんぞう（くろき かんぞう、1882年ねん9月がつ10日とおか ‐ 1930年ねん10月8日にち）は、大正たいしょうから昭和しょうわ初期しょきにかけての日本にっぽん近世きんせい文学ぶんがく研究けんきゅう者しゃ。とくに、浄瑠璃じょうるりおよび元禄げんろく歌舞伎かぶきに関かんする研究けんきゅうに多おおくの業績ぎょうせきがある。
長野ながの県けん諏訪すわ郡ぐん玉川たまがわ村むら（茅野ちの市し）に生うまれる。旧制きゅうせい諏訪すわ実科じっか中学ちゅうがく（長野ながの県けん諏訪すわ清陵せいりょう高等こうとう学校がっこう）、長野ながの師範しはん学校がっこうを経へて、1908年ねん早稲田大学わせだだいがく文学部ぶんがくぶ哲学てつがく科か卒業そつぎょう。師しである高野たかの辰之たつゆきの下もとで、東京とうきょう音楽おんがく学校がっこう邦楽ほうがく調査ちょうさ部ぶで近世きんせい邦楽ほうがくを研究けんきゅう、1923年ねん早稲田大学わせだだいがく文学部ぶんがくぶ講師こうし。1925年ねん東京とうきょう高等こうとう師範しはん学校がっこう教授きょうじゅ。浄瑠璃じょうるりおよび元禄げんろく歌舞伎かぶきを研究けんきゅう。
