10.5 cmルフトミーネンヴェルファーM15(10.5 cm Luftminenwerfer M 15)とは第一次世界大戦でオーストリア=ハンガリー帝国が使用した迫撃砲である。ルフト(Luft)とは空気のことで、火薬を使わずに圧縮空気の力で砲弾を飛ばす砲である。
圧縮空気の詰まったボンベを使い、一度に15発を発射することが出来た。
最大の利点は音と煙と光がほとんどないため、火薬式の迫撃砲のように発砲したことがわからないことにあった。
10.5 cm Luftminenwerfer M 15 |
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種類 |
medium trench mortar |
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原開発国 |
ドイツ帝国 |
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運用史 |
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配備期間 |
1915-1918 |
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配備先 |
オーストリア=ハンガリー帝国 |
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関連戦争・紛争 |
第一次世界大戦 |
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開発史 |
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開発者 |
Ehrhardt & Sehmer |
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開発期間 |
1914-5 |
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製造業者 |
Ehrhardt & Sehmer |
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製造期間 |
1915-6 |
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諸元 |
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重量 |
126kg |
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口径 |
105 mm |
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旋回角 |
0° |
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最大射程 |
500m |
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ドイツのEhrhardt & Sehmer社によって開発され、1915年7月31日に25門の砲と250本の圧縮空気ボンベと10,000発の砲弾が発注された。性能が不十分で1916年3月には改良型である12cmルフトミーネンヴェルファーM16が開発された。
1916年2月にロシア戦線に10隊の迫撃砲小隊が配備されていた。